ソウルカンパニー19周年と自身の経験
本日も飲食を言語化するラジオを始めたいと思います。本日は番外編ということで、姉妹店梅柴ソウルカンパニーの19周年について考えたことを言語化してみたいと思います。
私、姉妹店のソウルカンパニーに計6年間勤めていたんですけれども、私にとってはフルスであるソウルカンパニーが19周年を迎えました。4月21日に19周年を迎えました。
まずは、私がソウルクラに来て6年ちょっとですけれども、19年お店を続けるというのは並大抵なことではないなというところで、ありがたいまして梅柴ソウルカンパニーの19周年おめでとうございます。
どうしても思い返すと、そのソウルカンパニーにいた時の6年間というものが、今の私にとって非常に大きな6年間だったなというのがやっぱり感覚としてあって、私が抜けてというかソウルクラに来て約6年ちょい同じ時間が流れたわけなんですけれども、
その6年間というものは何度も思い返したこともありましたが、その都度その都度やっぱりありがたい6年間だったなというのが出てくる思いとしてあった6年間でした。
植物の種まきと苗作り、そして人間の成長
また6年たってちょっと思い返して、もう一度思い返してみると、この6年間って植物栽培における種まきと苗作りみたいなところにすごい似てるなと思ったんです。
何が種まき苗作りだったのかっていうところなんですけど、実はそのソウルカンパニーに来る前の私っていうのはイタリアに1年ほど勤めていた時代でした。
そのイタリアに勤めていた時に最後にちょっと精神的に辛くなってしまって、お店を辞めて、週1回ソウルカンパニーの出勤で拾ってもらったという思いがあります。そして恩があります。
その週1回の出勤を2年間した後に社員として4年間働いたということなんですけれども、この6年間っていうものが種まきと苗作りに似てるなと思ったんです。
というのも、種まきをしてみるとすごく実感するんですけれど、種から出たばかりのフタバという、どの植物にもほぼ共通する2個出てくる葉っぱがあるんです。
芽吹き、芽生えのフタバっていうイメージされる方多いと思うんですが、このフタバの状態というのはすごく弱くて、
例えば急激な寒さ、急激な暑さにも弱いし、根の長さもすごく短いです。
取りに行ける水の深さっていうのもすごく浅くて、乾燥が続くとすぐに死んでしまいます。
フタバが生きていくためにはそれなりに水がある環境を維持してあげなければいけないんですけれども、
いつまで維持してあげればいいかというと、これが悩ましくて、
この根っていうのは一度、蜂床とか植木鉢とか、種をまいて育病する容器の底まで行かないと他の根が出にくいという特徴のものが多いんです。
一度そこまで根が届かないと他の根が出てこないんです。
なので実はこの1本の根がしっかりと底に届くまでの最中っていうのがとても弱くて、
それが1本出た後はさらに新しい根がどんどんと張ってきて、いろんなところから水分を取れる状態になっていきます。
この1本の根が降りるまでっていうのがものすごく時間がかかるし、植物自体も成長しない、
すごく辛抱強く待つようなタイミングの作業でもあります。
ひとたび根が下まで降りれば、次の根が伸びてくるので、どんどん成長が安定してくるので、
ちょっと安心して放っておける時間も長くなるんですけれども、
その後の成長っていうのはすごく安定して大きく、そして地上部といって、
茎と葉っぱが出ている部分もどんどんと大きくなっていきます。
植物の根と人間の内面の類似性
これを人間の成長に例えるとという形で考えるんですけれども、
植物にとって実は根は内臓と言われるんですけれども、
私はその成長確定においての根の存在っていうのは、
人間の内面にすごく例えられるかなと思っていて、
植物はまず根を下ろさないと大きくなっていけない、水を吸えない、大きくなっていけないということなんですけれども、
先に内面である根が伸びて、その後に地上部が大きくなっていくっていう構図なんです。
実は先に内面が来ないと地上部は大きくならないんです。
そうですよね。地上部は水が吸えない。
高剛性はできるけれども、その高剛性に必要なものは水であったり、土の中の栄養素であったりするので、
まず根が絶対に伸びるということです。
この種をまくトレイっていうのは、最初はボールペンの持ち手くらいの大きさなんですけれども、
このスペースを根が降りていって、そこに到達すると次の根が出る。
そしてボールペンの持ち手くらいの体積の場所にいっぱいに根が張ると安定するという状態。
これが一番小さな苗の状態。
少し大きくなった苗を次の鉢に移し替えてあげるという作業をします。
この何本か出た状態で安定した状態の根が少し大きな容量の土に植えられることによって、
この枝分かれした根が一斉に伸び始めるということが起きます。
これによって生育が安定するということなんですけれども、
さらにその安定した根、その大きくなった鉢でさらに根が下まで伸びて、また根がいっぱい出てという構図になっていくと、
さらに大きな次の鉢へということに、少しずつ土の環境を広くしていくというのが実は植物の育て方の定番だったりもします。
こうやって植物は成長していくんですけど、内面が先に成長し、地上部、外から見える部分が成長していくという構図なんですけれど、
ソウルカンパニーでの苗作り期間と自身の成長
人間の成長もすごいこれと似ているなと思っていて、
私がトールカンパニーにいたときの6年間というのは、
この苗作りみたいなものを、環境がソルカンの店主や当時の従業員たち、そして関係者、皆様とかが、
私の内面を育てる時間をくれたんじゃないかなというふうに思っています。
しかもそれは、内面が育たないと地上部、外から見た見え方というのは全然変わっていかないんだけれども、
それを辛抱強く、まず苗作りのような時間をくれたんじゃないかなと思っています。
ソルカンパニーを出てソルクラに来てからというものの時間、ソルクラに来てからの時間というのは、
すごくまた大きなスペースにメインとして店主として立ち入っていくということになりますが、
今度はお店を一つやるということもやっぱりキャパシティってすごく大きくて、
全然根っこが足りていなかったみたいなことが起こったのも事実です。
なのでコロナの期間を使って猛烈なまでのインプットをしたりとかしたことによって、
どうにかお店のキャパシティ、お店の余白というものに対応できる自分が作れていったのかなというふうに今では思っているんですけれども、
当時のコロナ期間の時間というのはすごい私にインプットの時間をくれたのかなと今でも思っています。
人間の成長に必要な苗作りの条件
じゃあ、人間の成長において苗作りを例にどんなことが言えるかなというのをちょっと考えてみました。
まず苗作りに必要な条件というものを考えてみました。
これは生育に適した温度です。
芽が出て植物が成長していくためにはある程度の温度が必要で、
温度がかかると植物に成長のスイッチが入って育っていく。
なので生育に適した温度が必要ということ。
そして実は水をあげっぱなし、濡れっぱなしの環境では、
根はずっとそこから水が取れる状態になってしまって、
実は乾燥と湿度のある状態を繰り返すことによって、根が伸びるということがあります。
乾いたり湿ったりの繰り返しで根を伸ばしていくという条件で植物は成長します。
あとは小さすぎる環境の鉢は乾きすぎるということがあるし、
逆に言えば大きすぎる鉢環境というものは水が保たれすぎて窒息してしまうという性質があります。
そして微量元素、マグネシウム、鉄、軽相などなど、少ないながらも必要な成分というものがあります。
そして窒素、磷酸、カリ、N、B、Kという適切な個酸の肥料が必要というのがあります。
あとは根の周りに実は植物と共生しているキンコンキンというものだったりとか、
またはコンパニオンプランツといってお互いの成長を助け合うような植物もあったり、
またはエキチュウといって植物にとって利益になる虫がいることによって害虫を減らしてくれるという仲間のような存在もいたりします。
これらをすべて人間的な成長に当てはめていってみると、
植物の生育条件を人間の成長に当てはめる
まず生育に適した温度というのは、自分が心地よく感じる価値観のようなものがそこにあるかというものがあるのかなと思います。
弱肉強食の価値観の中で全く違う自分の価値観を持っていたとしたら、
実はそれって成長に吸い寄せる余白が、余力が全然ないみたいなことが起こるかなと思っていて、
イタリアにいた時はちょっと弱肉強食感のある場所だったかなと思っていたので、そう思うんですけれども、
生育に適した価値観ではなかったかなというのが、すごく自分としては相性が良くはなかったかなというものがあって、
飲食店ってやっぱりそういうところが、どんな会社でもそうだと思うんですけど、
自分に適した価値観がそこにあるかというのはすごい大事なことなのかなと思います。
生育に適した温度は、自分が心地よく感じる価値観がそこにあるかということ。
次、間質の繰り返しで根が伸びるということ。
これは根が伸びるっていうのは、重力があるので自然に下に伸びていくんですけれども、
伸びるっていうこと、根を伸ばすということについては、人間はやっぱり成長においては、
自分の能力を伸ばす方向が必要だと思うんです。
これは高めるという言葉だったり、伸ばすということにも当てはまると思うんですけど、
その高める、伸ばすの矛先を持っていることというのと、
そのオンとオフの切り替えというのが間質の繰り返しということの例えになるんじゃないのかなと思います。
例えば、植物にとっての水分って実は根から吸うものであったり、葉から呼吸で出すものだったりするんです。
葉から出すことによってどんどんと土も乾いていく。
つまり間質の繰り返しっていうのは、人間にとってはインプットとアウトプットを繰り返すっていうことなのかなというのが思っています。
つまりどんな情報をインプットして、どんなことをインプットしたから、それをどうアウトプット、
どうにかアウトプットしていくっていうことによって、能力が伸びる、根が伸びるっていうことが起こるのかなと思います。
適切な濃さの比量、質と倫観仮理と比喩表現ができるのかなと思うのは、これは適切なインプットなのかなと思います。
なぜ適切なインプットなのかというと、植物によって適切な濃度の比量っていうものが実は違っています。
花や実を多く付けるものはリン酸という成分が必要だったり、葉や苔のようなものは窒素成分が多い比量が必要だったりと、植物によって適切な比量が違います。
つまり、自分にとって適切なインプットはどんなものなのか、適切な濃さのインプットはどれくらいなのかというのも大事なのかなと思います。
あまりに比量が多すぎると、比量型といって具合が悪くなったりもしますし、インプットもちょっと過剰だと疲れるのかなと思うところはあります。
なので人間の生育、成長には適切なインプットが必要なのかなと思います。
大きすぎる鉢は水が保たれすぎてしまって窒息してしまうということ。
これは成長に言い換えると適切なキャパシティというのはあるのかなと思います。
能力に見合った環境じゃないと、やっぱり環境の強さに溺れてしまったりすることもあるかもしれませんし、
逆にもう能力で余裕で余裕しゃくしゃくで過ごせるような状況だと、ある意味物足りなさみたいなものが生まれてしまって、
ある意味で乾きを覚えて植えていくっていうのもあるのかなと思います。
なので水が保たれすぎたりするという要素には人間に適切なキャパシティという表現で表現できるのかなと思います。
あと微量元素、マグネシウム、鉄、軽素などなどですが、これは人によると思うんですけども、
イベントごとだったりとか、刺激、好奇心だったりとか、趣味、あとはアート、そんなものが対応するのかなと思います。
毎日にないといけないものではないけれども、それらがないとなんだか物足りないし、
あまりに仕事や迫られるものに追われすぎると健康状態としては悪いのかなと、精神的な健康状態としてはあまり良くないのかなと思うので、
そういったイベントごとだったり、刺激、趣味、アートなんてものはすごい大事なことなのかなと思うし、
植物にとっても実は微量元素ってすごく大事なもの。欠乏するとヒョロヒョロになってしまうというものがあります。
あと次はキンコンキンや相性のいいコンパニオンプラント、あとは液柱。
成長に必要な要素の再確認と自身の反省
これって仲間とかパートナーとか、あとは商品を扱っていると、例えば流通上の取引先とかいろんな方がいると思うんですけれども、
子群奮闘しようとするとやっぱり難しいかなと思います。植物もキンコンキンという根の周りにいる菌の力を借りて、実は栄養を補っていたりということもあるし、
相性の良い植物によって成長が加速したりするということがあります。
これはやっぱり人間の生育においては仲間とかパートナーとか、あとは取引先、助けてくれる業者さんとか、こんな方も当てはまるのかなと思いますし、成長にとって必要な要素でもあるのかなと思います。
ということで今日は植物の苗作りにおいて必要な要素というものを考えて、
人間の生育に必要な、人間を苗と見立ててその苗作りに作る、苗作りに必要な要素というのを考えてみました。
自分が心地よく感じる価値観だったりとか、高める、伸ばす、穂先を持つことだったりとか、そのインプットとアウトプット、
そして適切な量、内容のインプット、そして適切なキャパシティ、あまりに能力を超えた仕事をしていないか、能力の中に収まってつまらなくなっている仕事ではないか、
あとは美容元素、イベント音やアート、刺激、趣味、そんなものも必要ですよねという話と、あとは仲間、パートナー、一緒に何かを行っていく、成長を共にしてくれるようなパートナーというのはすごい大事なのかなというところでした。
現在の課題とこれからの展望
ソルクラに来た時はインプットが足りなかったので猛烈にしたということがあったんですけど、梅芝ソウルカンパニーに行った時にはインプットが圧倒的に足りていない部分があったかなと反省してもいます。
それによってやっぱりソルクラっていう場所に行った時に猛烈なインプットが必要になったし、たまたまそこでコロナっていう時間を使える場所があって、それでインプットがたくさんできたっていうのは、そういう側面ではある意味ラッキーだったなと思います。
じゃあ今どんな成分が不足しているんじゃないかっていうのも逆に言えると思っていて、思い当たるのはソウルカンパニーに行った時と同じようにインプットがちょっと最近不足しているのかなと思いますが、これはありがたいことに周囲からおすすめの本とかを聞けたりしているので、そんなインプットもしていきたいなと思います。
あとは根を出す環境を整えているかということなんですけど、植物が根を出して間質を繰り返すことによって根を出していく。そして新しい根を出すことによってさらに安定感が増していくっていうことがありましたが、植物だったり日本酒だったりジン、あとは香りの要素とある意味たくさんの根をそれくらいでも張った状態かなと思いますが、じゃあ次の根をどこに出すか。
そして現在地はどんなところなのかっていうのはある意味考えなければいけないことなのかなと思うし、そういう状態なのかなと思います。
そうやって考えてみても、こうして日々仕事をしていく中、1年間ってあっという間ですけど、この6年間の中でやったことって植物だったり日本酒だったりジンだったり香りだったりっていうのがありましたが、やっぱりこの学びを繰り返すっていうことを19年間するっていうのは本当に並大抵のことではないかなと思うので、本当にすごいことだなと思います。
ソウルカンパニーへの感謝と祝福
そしてもちろん先ほどその成長のために必要不可欠だった仲間だったり、一緒に仕事を進めていてくれるパートナーの存在っていうのもすごい大事だったのかなと思うので、ソウルカンパニーの歴史を感じるっていうのも私自身も感じますし、当時のスタッフと楽しく過ごした時間っていうのもかけがえのないものだなと思います。
ということで改めまして、ソウルカンパニーは4月21日で19周年を迎えました。改めまして19周年おめでとうございます。
今日はしまいてんソウルカンパニーの19周年を元号化するんでした。ありがとうございました。