1. Cra出しRADIO 工芸とカルチャー
  2. S3 ep30 人と馬との五分五分な..

青森県五戸町発のブランド「五分」岩井巽さんをお迎えするゲスト回最終回。ブルネロ・クチネリ社での体験、東北のものづくりの現場をデザイナー/バイヤーとして訪ねてきた経験を経て、いかにして自ら故郷の町で新しいブランドを立ち上げるに至ったのか。その足跡とこれからのビジョンに迫ります。


岩井巽さん

モノ・コトを包括し、ローカルから新しい運動を生み出すデザイナー。2016年、東北経済連合会主催「東北から未来を創世する若者10名」に選出されブルネロ・クチネリ社へ留学。株式会社良品計画を経て、株式会社カネイリにデザイナーとして入社。同社が運営する東北STANDARDプロジェクトのディレクターとして、東北の伝統工芸職人とともにプロダクトを手がけ、様々な展示会や催事に出展。2023年、自身のブランド五分を立ち上げる。「伝統工芸品だけではなく、新たに生まれた東北のモノもいつか伝統になるように」という想いを原動力に、商品開発・デザイン・取材執筆・WEB制作など、百姓のように幅広く東北のものづくりに携わっている。


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パーソナリティ:岩田篤 蔡海 福原志保

00:01
CRA出しRADIOは、使わなくなった大切なものを、様々な手法で生まれ変わらせるコレクティブ。
ConCRAのメンバーが、工芸を軸に、物と人との関係、物を作ることについて、皆さんと一緒に考えていく番組です。
ConCRAの四方です。
海です。
岩田です。
そして、今日もこの方をお招きしております。
はい、達美です。よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
最終エピソードになりましたが、パーソナリティ3人がゲストを難しい質問で詰めるというところで、前回エピソード終わりましたけど、
ちょっと休憩中も別の雑談をしてたので、その答えが出たかどうか。
前回のエピソードの最終で言ってたのは、デザイナーっていう仕事もものづくりをしてるんじゃないかというものですよね。
そうですね。だから達美さんのお話で、GOVEっていうブランドを立ち上げるにあたって、デザインとかよりは実際に物を作りたいというお話があって、
デザイナーって物を作っとらんかったんだというところから今回のエピソードになってます。
確かにな。自分で聞いといて言うのなんだけど、物を作るっていうところの、作るっていうのがどこからなのかっていうのをどう考えているかを伺いたいなという質問だったんですよね。
作るは作るで、デザイナーも作ってますし、ハンドメイドも作ってますし、どっちも作ってると思うんですけど、
多分質問の斜め上になってしまうかもしれないんですが、作るは共通してるけど、僕はブランドをやってみたいっていうのは一部じゃなくて全部やってみたいみたいな。
全部を作ってみたいっていう動機かもしれないですね。
会社員としてのインハウスのデザイナーみたいな。
インハウスじゃなくても例えばグラフィックデザイナーさんとか、とあるブランドのポスターを作るみたいなことじゃなくて、ブランド全体を作ってみたいっていう動機ですかね。
あとは素材からっていうのもあるんですよね。
テディヴィラのユキさんを追い出したんだけど、彼女はもう自分でね。
葬るところまで想定して全部天然素材ですよ。
中に入れる綿も自分の庭で苗木を植え始めましたよっていう結構ラディカルな方がおられましたけど、
全部をやられたいっていう、その百姓っていうお話もありましたけど、そんなお話ですね。
03:03
百姓っていうキーワードもつながりますよね。
ゴブというブランドを立ち上げられて、
ちなみにこの最終エピソードの配信が3月の末になるんですけど、
その時点でこれまたウェブサイトはありますし、またリンクを貼っておきますけど、
その作ったものは買えるんですか?
リリースは5月頃予定しています。
あと6月にも一つ展示会が決まっているので、その情報もまた追い寄りと思ってました。
一番最初のエピソードでチラッと故郷の五之辺の馬肉の文化っていう話はご紹介がありましたけど、
その馬肉を食べるために解体した馬の皮を使うっていうことですよね。
これも消去法なんですけど、もともとそろそろ30歳を超えたし、起業してみたいと思っていて、
最初は実家がリンゴ農家なので、リンゴのブランディングをやりたいみたいな話を親族にしたんですけど、
そのタイミングで祖父が亡くなっちゃったりとかして、難しかったんですよね。
そこから五之辺でできそうなことを探していて、
そういえば馬肉とか、毎年お正月に馬肉鍋食べてるなとか思い出して、
でも馬肉ってことは皮どうしてるんだろうみたいな。
10年前に戻るんですけど、もともとレザークラフトやってたので、
もしかして皮んだらレザーブランドとかいいかなみたいな感じでしたね。
馬肉ってもともと市場にあるけど、お肉屋さんに行って買ったりしてたんですよ。
そうなの?馬肉を売ってるお店がある?
東京にも少ないんだけどあるんですよ。
どこのお肉屋さんに必ず馬肉があるかっていうと、電話して予約してるんですよ。
馬刺しとかちんみっていうね、そんなイメージでしたね。
馬肉の料理専門店みたいな感じのところで食べるっていう。
ちゃんとどこから買えるかって分かってないとなかなか取れない。
今ジビエに入るんですか?馬肉。
ジビエは鹿とかは害獣駆除っていうものの副産物として食べるみたいなことをジビエって呼ぶので、
馬肉はちょっと違うかもしれなくて、牛とかを加工する職肉センターのような場所で職肉になってるので、少し違うかもしれないです。
06:00
サラブレットの競争馬の引退した馬とかそういう感じ?
そこら辺結構複雑なんですけど、本当にことの発端は自分が起業してみたいみたいなところから消去法で川にたどり着いたんですけど、そこから調べだしたんですよ。
馬肉産業は今この部屋では本当にメインの特産品になっていて、馬の町って呼ばれたりしてるんですけど、実際馬肉屋さんってここ50年くらいの歴史がメインになっていて。
50年?
だいたいです。
そうなんですね。
だいぶ浅いですよね、50年って。
暮らしが目立ちて。
元京都時代から。
なんでそうなったかっていうと、それこそ競馬が始まったのが100年前で、その前はこの部屋町内でも南部藩と呼ばれる森岡から青森のエリアでも基本的に馬乗ってたんですよね。
もちろん東京でも京都でも馬乗ってたと思うんですけど、そこから自動車が発展した中で馬の役割が減ってしまって、競馬産業が100年前にできると。
そこで走れなくなってしまった馬がサラブレットを含めて馬肉になったりとか、サラブレットは実はあんまり馬肉に適さないというか脂肪が少ないので、
毒フードとかになったりとかもするんですけど、
ただこの辺の牧場さんはサラブレットもちゃんとおいしくして、赤身として出したりとか工夫してるんですけど、
食べる文化っていうのも結構最近のことらしいです。
お正月で、結構岩井さんのご実家じゃなくて、結構いろんなところがお正月に食べたりする感じなんですか?
この辺ですか。この辺だからだったらそうだと思いますね。
そういう馬との関わりが感じられますね。
お正月で食べるってことは一応お祝い用の食事というのはあるんですね。
そうですね。そうだと思います。
そんなにしょっちゅうしょっちゅう…
仙台の人は牛タン屋は別に普段行かないって言ってた。
前回のエピソードでウルシの話しましたけど、岩手のウルシとかは天然のウルシがありますよ、昔からありますよ。
今、馬肉を処理しようと思ったら、
例えば北海道とか、正直青森に競争馬を育ててるみたいなイメージではないんですけど、
やっぱり競争馬を育ててるというか、ところからこの辺に馬が連れてこられてみたいな感じなんですか?
競争馬の牧場は今は北海道が一番多いと思います。
僕がお世話になっている鮮肉店は、もともと競争馬の牧場だったんですけど、途中から馬肉専門になったと聞いてます。
09:05
へぇー。それだけ馬肉料理が浸透していったっていう理解。
一時、ユッケがダメになったんじゃない?でも馬だったら大丈夫って言うので、さくら肉って呼ばれます。
それとは関係あるんですか?
さくら肉としてのファンは多いんじゃないですかね。ユッケの時期のことは分からないんですけど。
馬肉専門店は最近だよね。あまりそんなに昔からあったかもしれないですね。
イメージとしてはヘルシーってイメージがある。脂肪分が少ないから。
あっさりしてるイメージがあるんですよね。
食肉と皮の処理っていうのは、もともと結びつくものとしてあった?
いや、そこが結びついてなくて、古くは胸豚の太鼓の叩く部分とかが馬皮だったんですけど。
じゃあ丈夫ってことですか。太鼓にもできるぐらい。
ただ、レザー産業としてはあまりやってる人がいなかった。
じゃあ、皮の部分は廃棄されたんですか。
そうだったんですよ。
もったいない。そうなったんだ。
廃棄されちゃう理由は、そこからプロダクト作ろうと思いつかなかったからっていうのが一個理由としても、
なんでそんなに活用されなかったんだろうっていうのが気になる。
そもそも日本はレザー産業じゃなくて、たぶん毛皮を着る文化だったんですよね。
1930年ぐらいの資料に青森の人が犬の毛皮を着てるスケッチとかがあったりしますし、
股着とかありますし、毛皮として舐める産業だったんですけど、
ヨーロッパの方がやっぱりレザーとして皮の品質を保持する技術が発達していたと思うんですね。
今も皮を利用することはないので、結構僕は皮にする過程で腐らしてしまったりとか、
うまく品質管理できないみたいな、そこのハードルが大きかったですね。
担任とかの塩梅なんですかね。
保管ですね。冷蔵しなきゃいけないとか。
今ちょっと浮かび上がってきたんですけど、そっからやってんのっていうのは。
さっき難しかったっていう皮にするのは、までに時間がかかったように聞こえたんですけど、
12:06
思いついて、じゃあお肉屋さん行って皮もらったけど、そっからどういう苦労があったのかっていう。
そもそもお肉屋さんで捌いてるわけではなくて、国の指定で各県に一箇所しか特畜場みたいなとこはないので、
紹介していただいて電話して、そしたら刑捕られ取りに来れるみたいな。
言われて、ちょっと難しいなと思って、文言曲説ありまして、なんとかなってるんですけど、
実際その皮の時点で最初は生身の肉みたいなものなので、40キロぐらいあるんですよ。
それをなんとか日本の中では馬のタンナーって兵庫県に密集したりするんですけど、
そちらの工場に送るみたいなところがまずハードルでしたね。
だって生肉です。
そうなんですよ。
黒猫山とか急便を何箱も何箱もみたいな感じな。
コスト的にしんどいですね。
しんどいよね。
ちなみにどうやって送ったんですか?
今のところクールで送ってます。
食品扱いみたいな。
ただ本当はちゃんとやるのであれば、日本だと豚肉とかは、
ちゃんと隅田区のほうでほぼ100%皮になっていて、
そういった量がちゃんと確保できれば、
デコトラの話もありますけど、
デコトラみたいなチャーター瓶で、冷蔵瓶で送るみたいな。
のが将来的にはできたらいいなと思ってます。
ちなみに皮をなめしたりとかするっていうのは、
青森とか東北ではやってないっていう。
やってないんですよね。
特性から仕組みづくりの片鱗を感じさせる辰美さんが、
そこでも仕組みづくりから入ってるっていう感じですね。
昔はあったんですか?
今なくなったとかではなくて、最初からないんですか?
ないですね。
日本だと兵庫、ほぼ兵庫ですね。
そこも知人の方に紹介していただいて、
僕は外獣を駆除しているGBAの専門のレザー工場さんにお願いしていて、
なるべく土に戻るような加工法でやってます。
化学物質の染料を使わない。
なるべくですね。
さっき墨田区で豚はほぼ100%レザーになっているという話でしたけど、
兵庫に密集しているのは牛とか豚以外の犬?
馬とかの工場さんが多いですね。
あるはあるんですね、工場は。
工場もできるといいですね、将来的に。
雇用にもなるし。
やっぱりCO2少なく。
15:02
輸送を減らしてね。
輸送を減らしてフットプリントを軽く。
それはね、食肉やっている横でね、全部できてるんですよね。
道筋を作れそうな雰囲気はありますけどね、そのうち。
多分、五分の社用車で運搬用のデコトラが出て、
デコトラ前提。
装飾するかわからない。
やりたいだけでしょ、装飾。
でも結局自社で流通をやるってなったら、そういうこともあるのかなって一瞬思いましたね。
真面目な話、デコトラ業者さんに、デコトラ業者っていないですけど、魚の業者さんにお願いするとかあるかもしれないですね。
そういえばさ、話ちょっとごめんなさい、でももしかしたら役に立つかもと思うんで、
新宿山頂面にバスあいのりっていうカフェがあるんですよ。
その名前すごいなと思って、あいのりっていうの番組かよって思っちゃうんですけど、そうじゃなくて、
そういう遠距離バスっていうの、高速バス、普通に人間が乗るバスあるじゃないですか、
あそこの下のスーツとかケースのところとかが空いてることが多くて、
そこに野菜とか食べ物とかを詰めて、あいのりして来るっていうので、
全国からの野菜とかお肉をそこでバーベキューしたり、焼いたりとかできるのが、
新宿山頂面にいきなりオープンエアであるんですよ。
そういうあいのり系に、
区区民的な機能があれば、意味を成しますね。
あり得るよね、そういうの。
あるんですよ、しかも。
冷凍のところが、お土産とか、あと船にもあるしね。
最近気づいたんだけど、
やっぱり食べ物、お土産買ってさ、冷凍で持って行きたいって人がいるから、
冷凍のロッカーとかも、船とかにもあるし、
バスにもちゃんと冷凍機能がついてるやつがあるから、
でもそれが活用されてないと、あいのりっていう。
確かにね。
いろいろと試行錯誤されてることと想像しまして。
でもその場でできたら、一応ちゃんと地産地消のフルサイクルができるから、
これは女性菌東北のどこかの偉い人、聞いてほしい。
そもそも生の皮を置いておくだけで、
法律に違反してしまうので、結構ハードルが高いってことは分かっていて。
その生の肉を置いておくのはダメっていうのは?
18:01
ダメなんですよ。
冷凍しててもダメ?
ちょっとそこまで詳しくないんですけど、
化成法っていう法律があるらしくて、
今青森県内だと津軽の方に一箇所、
その加工センターがあって、そちらから経由して皮になってるみたいなルートになってますね。
新設するのは結構ハードルがありますね。
経済理由だけじゃないルールのハードルがありそうですね。
実際に馬の皮で作ったカバンを最初のエピソードでみんなで触らせてもらって、
しっとりして柔らかくて軽くてみたいな感じの印象でしたけど、
その馬の皮の特性みたいなことも調べながら分かっていったみたいな感じですか?
それこそレザーの加工屋さんにすごくお世話になっていて、
やっぱり固くしてみたいって最初は言って、
竜皮に近づけたんですけど、ちょっとこれもったいないんじゃないかみたいな話になって、
昔ながらの白なめしという技法を使っていて、
昔は皮の水で塩と油だけでなめすみたいな技法だったものを応用していて、
よりナチュラルでそれこそネブタの太鼓の膜みたいな真っ白のものを一回作ってから色を入れるみたいな手法で、
柔らかさを引き出すっていう方向に振ってみて、
僕はそのタッチのほうが良かったので、そっちで今プロダクトを考えてます。
皮で作りたいプロダクトありきでは全然なくて。
先に皮の魅力を生かす製法を研究して、バッグの形をそこから考えてますね。
確かにブタのとかだと最初半透明。
そうですね。
半透明?
そうなんですか。
一回コレクションで見たことがあるんですが、エルメスのカバンが半透明でびっくりして、
何ですかこれって言ったら、本当はなめすと最初はこう半透明で中が見えるんです。
普通半透明の楽器でもあるんでしょうね。
半透明の太鼓の皮が。
それは面白いよね。
私たち皮って言うと動物の元々の色があるってイメージがあるんじゃない?
ちなみに皮もそうなんですけど、私の母がずっと馬油を顔に塗ってて、
私の場合はツヤツヤしてるんですけど、馬油結構良いよなと思ってて。馬油シャンプーとか。
馬油って読むんじゃない?
馬油なの?
知らない。
あれね、鼻の入り口に塗って寝ると鼻の通り良くなる。
そうなんですか?やってみよう。
21:01
僕は枕元にソンバールみたいなの置いてます。
最近可愛いパッケージの馬油も薬局で売り始めてたから、気になってるんですけど。
タツミさんのデザイン百姓の話を聞きたいんじゃない?
馬油とかはやらないんですか?
実は考えてて、馬油を作っている方も身近にいますし、まだ提携はしてないって一緒に考えてないんですけど。
あとは馬の毛。毛も地元では農綿の髭に使われてたりするんですけど、毛も今ちょっと研究をしていて。
それこそ一回松原組紐さんに組紐にしてもらったりもしたんですけど。
そういうもの全てをうまく活かせたらいいなと。
組紐にするってそんなに長いんですか?
1メートルくらいですかね。
実は昔、馬の尻尾のネクタイ買ったことがある。
大変なんですよ。
私のせいなんですけど、静電気が溜まりやすい。髪の毛とか服がフワーってなっちゃって顔についちゃうんで。
顔についちゃうので、友達にあげましたが。
今、ありとあらゆる馬から獲れるような産物を含めたブランドのトータルのデザインは?
ゆくゆくはそうしたいですし、先ほど言ってたサシコやる方もいっぱいいて。
糸は全部草木染めなんですよ。りんごの木とか。
なので草木染めの皮も研究したいなとか思っていて。
ブランドのゴブの名前にもつながるかもしれないんですけど、
僕はアイヌ民族の文化がすごく好きで、
愛美市とか東北とのつながりで調べたりしてるんですけど、
人と動物や自然の異形の念みたいなところに興味があって。
そのゴブってブランドと馬側を始めたときに、
そういえば馬のお墓行ったことあるって言われて、
その精肉店から歩いて行けるところに馬の神社があるんですよ。
馬礼碑っていう馬の石碑が建っていて、
ここに馬のお祈りをしていたみたいな。
とかを聞いて、すごく文化も含めて面白いので、
そういったカルチャーも伝えていけたらいいなみたいな。
ひずめとかも使えそうだけど。
イギリスとか、ひずめってラッキーチャームでよく、
ひずめじゃなかった、逆に馬につけていた金具?
定鉄。
定鉄?あれ家の門のところによく飾られてるんで、北イギリス行くと。
24:05
ついでにおまじないの家があったんですか?
なんかラッキーチャーム。
行ったことあったんですけど、何の馬関係の人なのかなぐらい。
馬関係じゃなくて。
でも実際、東和田市という蜂の部屋の北部にあるところの美術館で、
馬の資料だけ集めてる博物館があるんですけど。
そうなんですか。行ったことはあったんですけど。
本当ですか。すごいとこがあって。
結構マイナーな博物館なんですけど、
馬が踏んだ跡がある石が縁起貝って展示されてたりとか。
確かめにくそうですね。
あと馬に猿が乗ってると縁起貝みたいなのがあって、
馬の神社に猿の頭蓋骨があるとか、
馬や猿信仰って言うんですけど、そういうのもありますね。
今は馬って日常で乗馬と競馬とかじゃないと登場してこないけど、
昔は本当に大事なものだったと思うんです、馬って。
馬なかったら流通ないし、日本って面白いのが車が登場してきたのがすごい遅い。
馬車すら開発しなかったですかね、日本は。
街道整備して江戸時代に。
ひたすら歩くっていう。
義車はあったよね、江戸時代から。
みやみな乗り込み留まり、馬車すら作らなかった日本人ですけど。
多分神聖な意味があったからなのかなと思ってて、
自分に身近な、乗るっていうことは自分に身近な相棒だからさ、
家族みたいなもんなんじゃないのかな、当時は。
お話でちょろっと出かけた、ゴブっていうブランド名をつけた思いみたいなのを、
1話目で聞きそうになって。
結構難しくて、馬肉屋さんももともと競馬を育てていた牧場さんなので、
できれば食べるよりは別の方法でと考えている方で、
それもあって、すごく豊富な馬種を育てているんですけど、
次の世代に種を残すために。
ただやっぱり4歳くらいでお肉にしてないと赤字になっちゃう。
本当は寿命は30歳くらいまであるんですけど、
すごく複雑な世界なんですよ。
40年も生きてたら賢くなるよ、だいぶ。
30年の馬を4歳でな。
なんていうか、馬って野生はもう絶滅してるんですけど、
かといって野生が絶滅している犬みたいに気軽に飼えないじゃないですか。
すごく難しい状態に今ある生き物で、
27:01
何ならこの辺の中でも小さい集落でおばあちゃんとかに聞くと、
うちでは馬食べないみたいな人もいます。
進行してるから。
そうなんですね、この辺の中でも。
だから僕もレザーをやるのは最初はやるんですけど、
いずれレザー辞めるかもしれないですし、
そういうことも含めてこの5部の中で考えていきたいなと。
そうですね、差子の話とかまで考えられてるのをお聞きしたら、
レザーブランドだと思ってたんで、5部っていう名前で、
レザーブランドを立ち上げられるんだっていう認識だったんで、
そういうことじゃないですよね。
最初でもキャッチーさも大事と言いますか、
ちょっと僕は概念的すぎるので、いろいろ考えはあるんですけど、
最初は柔らかいレザーというところでやってみたいなと思ってるんですけどね。
デザインはご自身でやっていますか?
そうですね、デザインは実は最初は自分で始めてみたんですけど、
ハンドメイドで今回作るものではなくて、
ちゃんと柔らかい素材を生かすためにミシンで縫わないといけないので、
自分で作家としてやるわけではなく、プロダクトにするために、
ミシン工場さんともパートナー結んでますし、
デザイン自体も自分で作ってたものの、
自分で何を作りたいかだんだん分からなくなって、
当時の大学の親友に今頼んで一緒にやってます。
素材としてはなかなか手に入らない素材だから、
デザイナーも楽しそうだよね。
たまたま手に入ったからやれるっていうのが今までだったんじゃないかしら。
工場も別にそんなにいっぱいあるわけじゃないからさ。
5部のサイトをずっと見てるんですけど、
写真で馬の皮を保管してる。
いい写真ですよね。
ちょっとさっきの僕も分かりきってないんですけど、
これは舐めした後の皮で、
その写真は舐めした後ですね。
そうですよね。
こういう感じじゃないと保管ができないっていう。
舐めす前のも多分サイトのどっかに載ってるんですけど、
毛が付いた状態。
ありましたよ、黒いビチャッと。
上かな、多分上にあるかもしれないです。
ちなみに5部っていう、
5は土地にちなんでるけど、
半分っていう、
50-50っていう意味があるんですか。
5部にしたのは辞書を見ててだったけれど、
他にもあるじゃないですか、5つ付いてる言葉。
30:03
種も仕掛けもないって言っちゃうんですけど、
ピンときたっていうのが理由なだけなんですけど、
そこで遡って考えると、
農家をずっとやってた百姓だった祖父は、
鶏を飼ってて、
たまに鶏を占めて、
鶏鍋を出してくれたりとかしたんですよ。
そういうことがナチュラルにできる人が、
自分の祖父らってのもすごくいいなと思っていて、
それもすごく5部5部の関係性というか、
そういう片鱗が残ってる街だと思ってるので、
そういうとこは好きですかね。
生き物と人間の距離が近くて、
50-50って英語で平等っていう意味性もあるし、
人間と他の植物とか動物との距離が近くて、
レベルが一緒みたいなっていう意味性。
自分がそういう生活をしてますとか、
そんな大切なことじゃなくて、
そういうのいいなみたいな感じなんですね。
それがブランドとして名前として決まったってことなんですね。
あとはやっぱり今回辰巳さんのお話をお聞きしていく、
最初の導入のところでブルネロー口伝いのお話がありましたけど、
やっぱりこの辺っていう街で、
人が働いて、そこから物が生まれてみたいなことの、
ストーリーテリングとか。
ストーリーテリングというか、もっと長いスパンで見たときに、
そういう生態系みたいなものが生まれるっていうところは目指しているポイントだったり。
そこまでいけるか分からないですけどね。
今はもうお一人で基本的には動かれてるって感じですかね。
そうですね。
で、その都度仲間とかパートナーを見つけながらってことですよね。
めちゃめちゃお忙しいんでしょうね。
本当に素人じみた感想で恐縮なんですけど、一人で。
大変だよね、このディレクション東北スタンダードのこともやりつつ、
自分のブランドもやるっていう。
言うよね、専業になっていくっていう様子の中で。
東北のいろんな産地を回っている中でのネットワークみたいなものもあるのかなって思うんですけど。
33:03
あと、どうして馬の川に知ってみたいと思ったかというと、
やっぱり技術は優れてる人はいっぱいいるんですけど、
どうしても素材から作ってる人がいないっていうのは一つ思っていて。
それでレザーっていうものが結構世界にも発信できるものなんじゃないかみたいなのもありますかね。
共通言語、世界と繋がるための共通言語を探り始めたっていうレザーってことですよね。
確かに日本製の馬の川のバッグっていうのをヨーロッパで売るっていうとまたすごい意味が変わるかなと思うんですよね。
やっぱりレザーといえばスペインかイタリアみたいな勝手な、みんな思ってるじゃない。
それがメイドインジャパンっていう昔はいい響きだったメイドインジャパンが少なくなった中で、
馬の川っていうところで出てくるっていうのはあっても面白いかなと思います。
ヨーロッパで馬のレザーを売るってことに関して言うと、
僕はその伝統工芸を見てきた中で、伝統工芸も最初から伝統じゃないってことに気づけたのが大きくて、
例えば東北の中だと赤べことかそういったものってだいたい江戸時代に発祥してるんですよね。
200年くらい前。
それは江戸時代に天然痘っていうウイルスが流行って、
それが治らないっていうことに対して眼かけで始まっていると。
だから赤べこは黒い反転があったりとかするんですけど、
そういうエピソードがしっかりとあるものがブランドになるべきだと思ったんです。
僕の地域で最初は本当に消極的な理由で自分で起業したいものっていうのを考えていく中で、
馬のレザーって出会ったのがたまたまなんですけど、
調べていく中で、例えば蜂の日にはヤブサメ毎年やってたりとか。
ヤブサメ。
弓で馬に乗って走りながら。
手綱を持たずに弓で打つ。
もっと遡ると、なんで平安になって馬山地になったかっていうと、
戸羽田湖が噴火してるんですよ。平安時代に。
平安時代か。
最近。
カルデラ湖なんですね、戸羽田湖は。
2000年の歴史の中で700年の戸羽田湖噴火が一番大きいんですよ。
それで火山灰が積もって南部平安になったみたいな。
相当な噴火ですね。
そうですね。
だいぶいろんな被害があったはずでしたね、当時。
なので、そこで南部藩が五の辺とか八の辺っていうのは、
36:00
の辺っていうのは牧場の区分で。
そうなんですね。
何々の平った位置どころっていう。
ちなみに僕、五の辺っていう地名を、それこそ辰美さんとお会いするまで知らなかったんですけど、
一から八まである。
そうですね、一の辺二の辺みたいにいっぱいあって、四がないんですけど。
四がないんですね。
不吉な。
なんかね、言われがいろいろあって。
で、八で終わりですか?
八の辺、九の辺もあります。
十の辺はない。
戸羽田なのかなと思うんですけど、ちょっとわかんないんですけど。
まあそういう意味で火山灰から戸羽田から和産地になって矢草目もあってみたいな、
工芸っておそらくすごいちゃんと発祥が遡れて、土地と密接に関わってる。
漆とかも温泉が湧いて肌荒れを治すから。
確かにそれなかったらね、大変だな。
そういうのが後付けではあるんですけど、調べていく中で結構出てきたので、
馬のレザーをやっていく意味があるなって、必然性を感じれたのが、多分モチベーションにつながってます。
そういう意味でヨーロッパとかにも文化として発信できたら嬉しいなみたいな感じですね。
イタリアとつながりそうな気がするけどね。
馬ってやっぱりブランド的にも、馬の革を使っているブランドはそんなに少ないけど、
ヨーロッパ人にとっての馬は日本人にとっての馬と同じくすごく神聖で、自分の身近に大事なものだし、
エルメツの話でバグからスタートして、でもやっぱり馬から離れてはいけない。
これからは人間は旅行に行くであろうっていう、馬に乗って旅行に行って、
だから鞄がスーツケース、旅行スーツケースが必要になるよねっていう、
二人のエルメツ兄弟がやってたっていうのが話なんですけど、
そういう意味ではストーリーがちゃんとあるっていうことが、ブランドが長く続いた理由かなと思うので、
ぜひとも足を運んでほしいよね。自分の鞄がどこから来たのかとか、
この辺まで足を運んでほしい。
鞄を手にたまたまお店で出会ったらこの辺まで行って、馬がどういう環境で育っているのかとかを見てほしい。
そこを見てほしいですね。
次はこの辺からお送りしないといけないですね。
ついにやってきました。
我々が行って、馬乗らないとか。
たまたま京都の用事があって、京都までお越しいただいてっていうタイミングでお話をすることができたんで、
39:04
ありがたかったんですけど、
辰巳さんには去年の夏ぐらいに初めてお会いしたときにお話をお聞きして、
ぜひ詳しくお聞きしたいということで、出演のオファーをすでにあった日にしたんですけど、
早いな。
話聞くからにはこの辺に先に行かせてもらった方がいいんじゃないかっていうことはちょっと考えたりはしたんですけど、
ちょっとそんな時間も取れず。
でもこれはぜひ今回お話をお聞きして、いかんわけにはいかないですからね。
馬乗ったことあります?二人とも。
馬乗ったこと、本当にトラック一周回るみたいな。
僕も同じですね。
森を越えて海辺っていうツアーをさっきから出てくるフランスの友達がやってくれたんですけど、
フランスで?
すっごい馬にバカにされて、
たぶん一番年の上の頭のいい馬を当てがわられたんですよ。初めてだから。
最初からバカにされてるの分かるの。
どんな感じなんですか?
わざと木があるところ、私が頭を下げないといけないところすれすれを攻めていったりとか、
言うこと聞いてって言うと聞かないくせに自分でちゃんと走っていくとか。
頭の良さが意地悪な方向にいっちゃってますね。
それで言われたの。やっぱり馬は人を選ぶよって言われたの。
本当にそうで、博物館に行ったら馬と人の相性表っていう書物があったりします。
完全に私なめられの幕に入りますよ。
相性なんだ。
たぶん若いの乗っちゃってたら振り落とされてると思う。
しょうがないから乗せてやるぐらいの雰囲気感じたもん。
しょうがないから乗せてやるっていう性格を選んでもらったってことですよね。
乗せてもくれないという。
向こうの方が上手なんで。
昔広告の仕事で競馬の仕事をしてた。
3文字のところですから。
それでしかないですよね。
府中の競馬場とかの馬のところまで行ったんですけど。
あそことかでも見ても性格の違いとかが素人目にも分かるというか。
そういう意味で言うと、この辺で僕いざ行ったら心配なのは
馬から性格を見透かされてるような気持ちがしそうだなと思って。
今から心配です。
馬のちゃんと生きて亡くなる最後、
42:02
ちゃんと日本人の子供たちが生きて、
亡くなる最後、ちゃんと日本人のすべてを使いましょうという文化。
昔鯨とかも全部ヒゲから油から全部使って命をいただくという文化があるじゃん。
馬でそうした方が本当にいいと思うのに、
今まであまりそういうチャンネルがなかったっていうのがあるんだね。
習慣も含め。
そうですね。
ゴブっていうブランド名の裏みたいな話のコンセプトになりますけど、
それこそ馬と人ってミラーリング効果があると言われていたりとか、
歴史的にも経済発展と一緒に馬の活用法がなくなってしまうみたいな
結構象徴的な生き物で、
僕自身ここまで、今日も新幹線で来ちゃったので、
馬より早い、とても早いスピードで来ちゃいました。
馬で来たらちょっと感動的。
200キロでまさか。
京都に戻ってきた伝説になる。
そこまで自分も含めてうまくできないところもあるけど、
ただやっぱり少し人間自身を見返す意味で、
馬っていう動物のテーマをもうちょっと知りたいですし、
それを共通言語で広がっていく、つながっていくってことの方が興味があるかもしれないですね。
すごい考えさせられる。
牛って結局、今牛のゲップが2、3カメタンガスを出すから、
牛じゃない動物食べていきましょうね、みたいな風に子どもたちが教えられている。
社会の授業とかで。
じゃあいきなりマッサージ受けられてビール飲んで、
ふにゃふにゃになった脂肪たっぷりの肉を美味しい和牛だ、とろけるっていうのから、
どうやってそういう違う、食べるっていうのと生産する、消費するっていうサイクルの中で、
ちょっとやっぱり牛と人間っておかしくなっちゃった感じがする。
そもそもだってそんな下振りじゃなかったんだと思う、牛だって。
やっぱり馬を実際に食肉用に育てますよってなった時に、
牛で学んだ失敗とかをもう一回ちゃんと関係性を作り直すっていう意味で、
やっぱり後でちゃんと物にして身につけて大事にケアして持っていくっていう。
そういう意味で言うと、ゴブゴブっていうブランド名がすごくメイクセンスするというか、
45:01
ゴブゴブだっていう風に思ったら、牛のようにって言うと、申し訳ないけど、
でも実際に牛の今の育て方みたいなこと言うと、ゴブゴブって感じじゃないですからね。
そうなんですよね。国によったら牛神様だからね。
インドとかね。
そうそう。
食べれないのはそういう理由もありますけど。
でも映画で物がどうやって作られているかと、オーストリア人が作ったような。
その話よく出てくるんですけど、いまだにちゃんとタイトルを教えてもらってないから。
30巻もあるんですよ。
3回くらい出てきますよ。
思い出せないのもちゃんと。
気になりますね。
タイトル思い出せない。
思い出せない。検索します。
また思い出せない。タイトル思い出せないのにどうやって検索まで何のワードで入れるの。
ちゃんとオーストリアで、その人日本でも制作してるんですけど、
何々の食べ方だったか、命の食べ方だ。やっと思い出しました。
じゃあちゃんとリンク貼りますね。
それを私3回見てて、3回とも寝落ちてしまってから、全部は実は見切れてないんですけど、
3回チャレンジしてる。
その入眠効果がある。
そうなんだよ。なんでかっていうと、やっぱりそういう。
寝るのが正解なんじゃないですかね。
そうだね。どっちかっていうと脳に近い雰囲気。
あの世とこの世じゃないけれど、
でもそういうことなんだ。
淡々とした視点で撮ってて、距離感も。
やっぱり命を食べるために作ってる工場とかに牛とか豚がガチャンガチャンって機械的に扱われてるのを、
すごい定点視点で撮ってるんだよね。
やっぱり気持ちよくて寝てしまうんだけど、かなりムゴイシーンとかも見てるわけ。自分で。
なんだけど何かが、そこには非現実的な雰囲気感も出てて、
でも実際にその場にいたら絶対に違うことを私は感じてるはずなんだよ。
匂いとかね。
そうだし、空気感もあるしっていう。
そういうところでもう一回立ち止まって、
なんかこう、私は別にじゃあみんなで装飾主義者になりましょうっていうことを言いたいわけではないんだけど、
どういうふうに物が出来上がっていくかっていうのを、
食べ物、持ち物からもう一回見直さないとっていう、
今さ、サステナビリティって、サステインって、
リサイクルするだけじゃなくて、作ることの作り方で倫理観とか、だからちゃんと考えようと。
48:02
あるいは作るもそうだし、買うもそうだけど、そもそも僕らがどういう環境でどういうふうに生活するのかという態度みたいなのがありますもんね。
そうですね。ちょっとオフレコっていうかカットのほうがいいのかもしれないですけど、
二つ話したいことがあって、一つはゴブンの販売方法のアイディアなんですけど。
どこまで巻き戻せばいいんだ、この場を。
ちょっと今すごくいいお話をカットさせてもらったんですけど、いろいろ事情がありますので、
ちょっと今空白の時間が聞いてるかもしれない。
これでも僕らがこの辺に行く頃にはちょっとお話できることがあるみたいな。
楽しみにみなさんもしてもらいつつ、
実際、命の話のちょっと戻しちゃうと思うんですけど、
実はバイオの研究をやっている人も同じ問題をいつも抱えていて、
ものすごい数の動物実験をやってるわけじゃないですか。
モルモットなりを。
とかネズミとか。
実は私は瀬田大学に一応ちょっと所属させてもらってるんですよね。
毎年ちゃんと居例をやるんですよ。
実験で使った。
実験で使った動物の。
その動物だけじゃなくて植物、バクテリアも入れようよってなって、
この話何回かしてるかもしれないんですけど、ちゃんと何頭って書くんですよ、何匹とか。
で、ありがとうございましたと。
人間の理解、人間の命を守るためとか、人間知識のために命を捧げてくれてありがとうってことで、
東京大学医科学研究所には馬か動物の遺霊、実験動物の遺霊碑が置いてあるし、
実はそのバクテリアの遺霊碑は茨城に瀬田の先生で岩崎さんという方が作ってるんだけど、
無数って書いてあって。
数えようがない。
数えようがないからバクテリアは。
毎年無数って書いてて自分でクソって思ってるんだけど。
ちゃんとそういうルールが実はあるんですよ、何秒で痛みなく殺すっていうちゃんとルールがあって、
実験するのに長く拷問みたいにゆっくりやっちゃダメだよっていうのを、
ちゃんと科学者は、科学者になる前に習って、どれだけストレスなく早く痛みから解放してあげるかっていうのをちゃんと勉強するんです。
51:13
話それたけど、だから結局はなんか食べ物だけじゃなくて、我々はそういう科学の中でもそうやって。
命とどう付き合っていくかっていう話。
そうやっているよということを忘れないでほしい。
研究室でもイオマンテ的なものがあると。
あります。そうしないと多分頭が麻痺してきちゃうぐらい。
僕はデザイナー気質があって、かといってそういう新しい文化を自分が本気になってこのお祭りやりましょうとか、
新婚仕立てましょうっていうのは多分やれないなみたいな。
なんかちょっと申し訳ない気持ちになっちゃうっていうか。
よりは今まであったこの街の文化を広めたいみたいな。
どの方が強いですかね。
だってもうありますもんね。馬のスレに。
バルバレイヒ。
バレイヒが。だからそれはもう文化としてあるわけだから、
もしも何かそういうことを気にされるっていう人がいたとしても、
ちゃんと物語としてこういう馬と人間のリスペクトされる歴史があって、
だからこそ今の馬っていうのがあるんだっていう。
牛とか豚のような関係性とはちょっと違った、
特殊な生き物、特殊というか人間にとっては特別な生き物になっているんだよっていうのは、
なんかやっぱり作ってて、お仕事でその東北のストーリーを伝えているっていうのもあるから、
そうできるんじゃないかと思いますね。
自分の作ったものがいいっていうよりは、感覚的にはこういうことをやっている人がいていいんですよみたいな。
あの方が好きなんですよね。
そうですね。なんかスタンスとしてずっとつながっている気がしますね。
楽しみの展開が。
なので、このまだポッドキャストを配信している間は、
皆さんがお手に触れられる機会はもう少し待ってもらわないといけないんですけど、
5月、6月あたりには。
5部の動きをチェックしていただいて。
ちょうどいい気候の時ですよ、しかも。
暑くなる前にあん森の方に。
いいですね。
展示会をされるってさっきおっしゃってましたけど、
もうそれは情報公開はできます?
そうですね。一応仙台メディアテイクと森岡のとある場所で展示会に出展しようと思っています。
行かないと。
行かないと。
この間すごい話、ちょっとそれながら戻るんですけど、
54:05
ニュースウィークの外国人の記者が森岡激推ししてたんですよね。
そうなん?
そうなんですよ。
昔の飲み友ですよ。
そういう意味で言うと海外とつながりやすいかもしれないポジションで発表会をされる。
テレビ、ニュースにたまたま取り上げられてて、
どうもニュースウィークに森岡が取り上げられて、
世界で行くべきトップナンバーへのうちに森岡が入ってた。
例名とかの話だけじゃねえぞみたいな。
街並みが素晴らしいって言ってたね。
みたいな。
そういうのを求めてみんな京都に来るんだけど、
それとまたちょっと違う。
時間をかけて自然に作られてきた日本の風景っていうところ。
じゃあ小倉で東北旅行、ちょっと京都に来た。
5月に行きたいね。
今日岩井達美さんをお迎えしたゲストシリーズで東北のリスナーも増えていただければ。
入るといいなと思います。
ちょっとどうしても拠点というか、僕がですけど京都にいて、
ゲストの方にお声掛けしてみたいなことがずっとやり続けているので、
わりと京都の話題が多めになっているかもしれないですけど、
ちょっといろいろ地域的なところも広げながらやっていきたいですね。
そんなところで長い時間お付き合いいただいて、
喉の調子も悪い中で本当に。
こちらこそお付き合いいただいて本当にありがとうございます。
次東北の方紹介したいです。
いいですね。
いいと思う。
いいと思う。
それお願いします。
というわけでゲスト回3エピソードありがとうございました。
ちょっとまた我々も東北にうかがいますので。
今後の展開にご期待ください。
というわけで来週はまたこの3回を振り返って3人でお話しましょう。
というわけでまたお聞きください。
倉田氏ラジオは月曜の深夜、火曜の0時に配信しています。
何を言い出すのかなと思った。
一瞬、え?とか。
閉じてく感じかな。
そうなんだけど火曜日だよ火曜日。
まあまあ月曜深夜。
月曜深夜火曜の0時。
はい。
57:01
感想、質問はハッシュタグCONCRAで受けています。
フォームも受けています。
今日本当にいろんななんかまだまだお話たくさん聞ききれてない気がするんで
質問とかこういう話を聞きたいという
辰美さんから聞きたいという質問があったらフォームにあげていただければと思います。
あとは東北のなんかおすすめとかこれも見てくれっていうご意見もお待ちしてます。
もう普通に東北から聞いてますってコメントだけでもいいですけどね。
めっちゃ嬉しいですね。
はい、というわけで辰美さんありがとうございました。
またお会いしましょう。
ありがとうございます。
57:55

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