おそらくですね、質問者の方は最近フランス語を始められて、入門症からスタートということでですね、
まずはようこそフランス語の世界へ。
入門症は一応終えられたっていうことなので、
フランス語ってこういう言語なんだ、男性名詞とか女性名詞があるんだ、関心めんどくさいな、動詞の活用はたくさんあるな、
みたいなざっくりとした概要がね、つかんでいただけたんじゃないかなと思っております。
ここからのステップとしてはですね、絶対これをやれっていうものは私は提示しておりません。
なぜかと言いますと、フランス語でその方が何ができるようになりたいかによって、
この学習のステップっていうのが変わってくると思っているからです。
私はたくさんのフランス語学習者の方の学習内容のご相談とか受けることがすごく多いんですけれども、
日本に住まれている方であれば、例えば簡単にフランス旅行に行って、
そこでちょっとコミュニケーションをとってみたいとか、旅行で困らないようにしたいっていう方も結構いらっしゃいます。
この場合はですね、カフェとかレストランとかパン屋さん、ホテルなどなど、
旅行の場面で想定できる、そこで登場し得るフレーズとか単語をしっかり覚えて練習するのがまずは近道ですよね。
旅行の会話がまず頑張りたいのに、頑張ってめちゃくちゃ集中して文法書を最初から最後まで覚えるみたいなのをやってもいいんですけれども、
ちょっとそうなると遠回りになるかなっていう。
例えば後半に出てくるようなちょっと難しめの文法っていうのは、こういった旅行の場面ではなかなか登場しないので、
それであれば簡単なことを簡単な言葉でしっかり伝えられるっていう練習をするのがいいんじゃないかなと思います。
旅行会話に関して言えば、ある程度パターンが決まっているので、
例えばパン屋さんとか行ってバゲット買いたいなって時は、これください、バゲット一つください、カードで払います、
さようなら、良い一日を、みたいなね。
実際に自分が言いたいことっていうのを想定して、それをすらすら口から出てくるまで練習していただくっていうのがすごく大事になってくるかと思います。
これ旅行に行かれた方は感じたことあると思うんですけれども、
やはりフランスではフランス語でまず挨拶をするとか、フランス語でちょっと話してみようみたいな姿勢が好まれると言いますか、
いきなりね、やっぱり英語で行くよりは最初のボンジューとかをフランス語で言うと、だいぶねグッと印象が変わってきますので、
ここはしっかり自分で言えるように練習していただくとすごくいいんじゃないかなと思います。
次に多いのがですね、フランス人のお友達とかパートナーの方とフランス語で会話ができるようになったらいいなっていうパターンですね。
日常会話を目指すのであれば、日常会話って一言で言ってもめちゃくちゃ幅が広いので、これすごく難しいところではあるんですけれども、
まずは会話のモデル例から学べる教材っていうのをやるのがおすすめです。
具体的にはフランスで出版されている、使っている方も多いと思うんですけれども、
コミュニケーションプログレッシブフランスのシリーズとか、
あと東京外大の言語モジュール、これ無料で使えるツールですけれども、
こういったところに会話のロールプレイができるようなモデルがありますので、
そこで語彙とかフレーズとか学んだりとか、そこに登場する文法っていうのを改めて自分で勉強していただくといいと思います。
こちらもですね、会話ができるようになりたいっていう方は、とにかくたくさん声に出して練習する。
ただ読むだけじゃなくて、自分で話してみる。
自分の体に覚え込ませるみたいな、知っている知識を自分のものにしていくっていうのがすごくおすすめです。
あとはですね、フランス語、別に会話はそんな求めてないんだけれども、
フランス語の文学作品を楽しめるようになりたいなという方もいらっしゃると思います。
こういった方はですね、特にめちゃくちゃ会話に練習する必要はないので、
フランス語学習者向けにレベルごとに作品を書き直されたシリーズっていうのがあるんですね。
そういうのを読みながら語彙とか文法を学んでいくと楽しいんじゃないかなと思います。
すでにね、この作品をこれをフランス語で読みたいっていうものが決まっているのであれば、
思い切って現象を入手していただいてですね、日本語訳の方と読み比べてもらうっていうのもすごくいいと思いますね。
で、本を読むっていうのは結構ハードルが高い作業にはなってくるんですけれども、
もちろん最初からすべてを理解しようとはしない。もうこれ無理です。
日本語でね、一冊本を読むっていうのも結構気力パワーが必要かと思うんですけれども、
それがね、勉強した外国語、フランス語だったらもうそりゃ難しいに決まっているので、
すべてを理解しようとしなくてもいいので、
あ、これ知ってるなーとか、あ、この文章の意味わかるなーとか、
自分の好きなセリフ、好きな場面っていうのをピックアップしていただいて、
あ、こういう風に読んだなーみたいなところから少しずつ原文に触れてみるっていうのもいいかなと思います。
あとは現代ですと、フランスのドラマとか映画とか字幕なしで楽しめるようになりたいみたいな方はですね、
これ私の一押しのツールがあるんですけれども、
Language Reactorっていうツールがあります。
あ、これらのリンクはね、あの後で全部概要欄に貼っておくので、
見ていただけるといいかなと思うんですけれども、
このツール何かっていうとですね、
NetflixとかYouTubeとかそういう動画の字幕を付けることができるんですけれども、
まあNetflix、YouTubeって元からね、字幕自分で設定して付けられるかと思いますけれども、
このツールの何がいいかっていうと、
日本語とフランス語の字幕を両方同時に表示することができるんですね。
なのでいきなり最初にもうフランス語音声でフランス語字幕っていうとちょっとハードル高いかもしれないんですけれども、
そこに日本語が付きますので、内容を理解しつつ、
あ、この場面のこういうセリフはフランス語ではこういうんだな、みたいな確認ができます。
まあNetflixとかだとちょっとこれ、
実際の音声よりは字幕に表示されるものっていうのが出てくるので、
一言一句話している内容が字幕に表示されるわけではないんですけれども、
でも知っている単語とか知っている表現みたいなのが出てくるとすごく楽しいですし、
自分のね、好きな作品であれば繰り返してみることは苦にならないと思うんですね。
なので気に入ったセリフをちょっと真似して言ってみるみたいなのもいい練習になるかと思います。
で、最後はフランス語で特にこれをやりたい、これあれをやりたいっていうわけではないんですけれども、
フランス語そのものを総合的にしっかり学びたいなという方、
こういう方はですね、リーディングとかリスニング問題がしっかり掲載されている総合教材っていうのがおすすめになってきます。
で、ちょっと日本の出版社で出ているものは私もキャッチアップできてないのであんまり詳しくはないんですけれども、
アシェット社っていうフランスの出版社がありまして、ここが外国人向けのフランス語教材をよく出しているんですけれども、
日本展開もしていて、アシェットジャポンっていうのがあるので、日本でも比較的入手しやすい教材かと思います。
この手のフランス語の教材、総合教材っていうのは基本的にはこのフランス語のクラス、教室で先生の指導のもとに使うっていうのが想定して作られているので、
例えばグループでこういう話をしましょうとか、これについてどう思うか話してみましょうみたいなパートもあって、
独学だとちょっと取り組みづらい部分もあるかなとは思うんですけれども、
リーディングとかリスニング問題はよくできていますし、その単元にあったレベル、必要な語彙、必要な文法っていうのをうまく盛り込みながら作られているので、
読む練習とか聞く練習の題材として活用したり、今の自分は大体これぐらいの内容を勉強しているんだな、勉強するべきなんだな、みたいな目安にするにはおすすめです。
こんな感じでいずれにせよ入門書が終わった段階であれば、よしじゃあ次はちょっと難しい文法トレーニングの教科書を買ってみよう、テキストに進んでみようってなりがちかもしれないんですけれども、
今の時点では私はそれ必要じゃないかなと思っておりまして、お持ちの入門書っていうのが文法項目をどこまでカバーしているかにももちろんよるんですけれども、
最初の段階ですね、いわゆるRレベルですね、であれば現在形とか過去形、未来形あたりまでがカバーされていればもう十分です。
将来的にちょっとそれじゃ足りない、もうちょっと先の内容をやりたいっていうので買い足すのであれば、接続法、屈属法現在くらいまでをカバーしているものがあれば、自分で困った時にこうやって見返したり参照したりできるので便利かなと思います。
私がよく使っているというか、大学の時から使っているシン・ルミエールっていう文法の参考書があるんですけれども、これはすごく解説が詳しくて、私も時々こうやって何だったかなって見返すこともあるんですけれども、これは中級以上の方にお勧めしております。