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言葉がわかっても共有できないもの。フランスで皆既日食を見に行った話 #97
2026-08-15 17:38

言葉がわかっても共有できないもの。フランスで皆既日食を見に行った話 #97

フランスで皆既日食を見に行った日の話。言葉がわかっても共有できないものあるよね。



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みなさんこんにちは、フランス語サポーターのShokoです。 このラジオでは、フランス語や語学にまつわるお話、パリだけじゃないフランス語圏の生活の気づきを楽しくゆるりとお届けしています。
はい、みなさんいかがお過ごしでしょうか。 今日はね、ちょっとフランス生活話ということで、先日
水曜日かな、フランスでね、怪奇日食が見れたんですよ。 怪奇日食、日食フランス語でエクリプスソレアというふうに言いますけれども、ヨーロッパにね、お住まいの方は見た方多いんじゃないでしょうか。
なんとフランスではですね、前回の怪奇日食が1999年、次回は2081年、55年後ということでですね、日本では2035年、9年後、10年後に見れるらしいんですけれども、フランスで次見ようと思ったら
55年後にちょっと生きているかどうか、ちょっと怪しいかなって感じなので、今回は見ておきたいなと思いました。
数週間前ぐらいから、一応日食あるらしいよ、みたいなのを周りで話してたんですね。
ただ、なんとなく日付はスケジュールにメモはしてたんですけれども、2日目ぐらいになって、あ、明後日じゃん、みたいなのを見始めて、怪奇日食ってさ、直接、太陽ってほら、直接見たら目に良くないから、メガネが必要だよねってなって、あ、メガネ買わなきゃってなったんですよ、もう2日前、ギリギリでいつも生きてるんですけれども。
明後日なんでね、アマゾンとかネットで買ったらちょっと間に合わなくないっていう話で、そしたら横からスッと私のパートナーがですね、いや任せて、俺アマゾンプライム会員だからっていうことでですね、一緒に彼のアカウントで見たんですけれども、残念ながら最短の配送日っていうのが14日金曜日、もうとっくに終わってますよ。
終わってるのにね、メガネ持っててもどうすんねんって話なので、全然間に合わないじゃんということで、もうネット配送に頼れないならば、じゃあ物理的にね、お店で探しに行くしかないと、わざわざ自分の街を歩いて回ったわけですよ。
で、どうやら薬局、ファーマシー、またはメガネ屋さん、ロペティシアンって言いますけども、この2つで主に取り扱いがあるっていう情報を手に入れまして、暑い中エサラホエサラと我が街にある薬局2軒とメガネ屋2軒をね、どこでもあるわけです。
で、彼はね、暑いから嫌だって言って家に行ったんで、私一人で行きまして、こういう時の聞き方、せっかくなんでフランス語もご紹介しておきますけれども、
03:07
ボンジューと言いまして、
日食用のメガネまだありますか?
まだ残ってますか?みたいなニュアンスがあるんですけれども、
そういうふうに質問しましたら、もうほぼ100%の
という回答をもらいまして、
もう〜ない、前はあったけどもうない、みたいなニュアンスで使われます。
言われまして、
まあそうですよね。
で、ブライム・カインのね、結局意味を成していないブライム・カインの彼がですね、
サイエンスの雑誌を探したらいいかもねっていう。
で、あぱらもん、いそんボンジューあべくレルネット。
メガネと一緒に売られてるらしいよっていう情報を入れましてですね、
なるほどと思いまして、再び近所のタバコ屋さんに、
タバコ屋で結構こういう雑誌とか売ってるので行ったんですけれども、
もうこれはね質問投げかける必要もなく店先にパーンと張り紙がありまして、
2色メガネ在庫切れ、でかでかと貼っておりまして、
みんな早いね、すごいね。
私たちが行動遅いだけなんですけれども、完全に先起こされまして、
で、どうしようかなってネットで見てたら、
どうやら隣町に在庫があったみたいな、
ヤフー知恵袋的なQ&Aのサイトに基準をつけまして、
じゃあもうそこまで行くかって隣町、今度は車で行ったわけなんですけれども、
そこも2日前になくなったよっていうことでした。
完全にね、私日食という弁当を舐めておりまして、
日食って結構大きい弁当でしょ?
次なんか55年後ですよ。
さらに言えばヨーロッパ全体の話じゃないですか。
だからこういう日食メガネって絶対需要あるんだから、
全国民に出回るぐらいストックに余裕あると思ってたんですよ。
なのにない。どこにもない。
で、SNSでもメガネ売り切れみたいな状況がすごい色んなところでシェアされてて、
パリだったかな?結構大きい町なんですけれども、
薬局の前でメガネを購入するために店頭2時間待ちみたいなニュースもあって、
いやもう本当にメガネなんですよ。
なんか日本だったら日食フェアみたいな感じで、
お団子とかドーナツとか、
06:02
そういう食べ物とかとセットで販売するとか、
マクドナルドで月見バーガー、日食バーガー、ハッピーセット、
メガネ付きみたいなそういうのをたくさんやってそうだなと思ったんですけれども、
フランスでは特にそういうのがなくてですね。
需要に供給が見合ってないっていう。
彼に関しましては、
日食とかどうでもいいしみたいな感じで、
さじを投げるというか、酸っぱいブドウムードみたいな。
入ってしまったわけなんですけれども、
諦めたら試合終了ですよ。諦めてはいかん。
何か方法はあるはず。
なんとなくインスタを見ておりましたら、
ちょうどフィード流れてきたところに、
っていう投稿があったわけです。
インスタのアルゴリズムすごくないですか。
なんで私が日食メガネ見つからないことがバレたのかって感じなんですけれども、
その記事によるとですね、
どうやら靴の販売してる靴の箱とか、
シリアルの箱とアルミホイルを使うことで、
日食の観察用ボックスが自作できるよっていう記事だったんです。
これだったらうちでもできるじゃんと思って、
早速家に転がってたシリアルの箱を取り出して作成したわけですよ。
今ちょっとビデオで見てくださっている方には、
私の作品を見ていただきたいんですけれども、
こんな感じでね。
このシリアルの底の部分に2箇所穴を開けて、
この1箇所の方はアルミホイルで閉じて、
真ん中に針で穴を挿すんです。
この太陽を背に向けて、これを持って、
この穴から覗くとピンホールに入った太陽の光で、
この箱の中に太陽の形が投影されるよっていうシステムなんですけれども、
夏休みの自由研究みたいでしょ。
ちょっと楽しくなっちゃいまして、
ついでに家に黒いファイル、
しかも折りたたみ式のファイルがたまたま家に転がっておりまして、
これを貼ったらより中が光が入らないようになるし、
ちょっとこれ普通にシリアルの箱で恥ずかしかったんで、
黒くやったりとかして、結構楽しかったんですよ。
最近、夏よく我々が通っている人が少ない穴場の川スポットっていうのがあるんですけれども、
そこで暑いし泳ぎつつ、アペロとかも持参してピクニックしながら、
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日食観測したらめっちゃいいじゃんっていうので、
私のマイボックスを小脇に抱えて行ったわけなんですけれども、
その川がある町はちょっと家から距離があるので、さらに田舎なので、
もしかしたらお店にメガネ余ってるんじゃない?っていうので、
ダメ元ですけど薬局に言ったんです。
これまで幾度ともなく繰り返してきた質問、
イルフライストンコでルネッツっていう質問を投げかけましたら、
イニヤプリオキンペイデルネッツ、
いやそんなな、どうせ見る。
このメガネは存在しません。
この町で持ってる人もほぼ誰もいないと思います。
みたいな回答が返ってきましてですね、
この町の住民、日食に一切興味ないのかなっていう、
ちょっと謎な感じだったんですけれども、仕方ない。
最悪ね、私には箱があるから、
私のマイボックスがあれば最悪観測できるので、
それでいいかなと思いまして、
日食の始まる夜7時20分頃、
まだまだ全然明るいんですけれども、
私のマイ箱を小脇に抱えながら、
どこがベスト地かなみたいな感じで、
川のほとりをうるうるしていましたら、
あることに気づきます。
というのもですね、
この地域、私の住んでる地域って、
ちょうど西側にジュラ山脈っていう山がありましてですね、
夕方の時間はちょうど太陽が山の向こう側に隠れてしまうんですよ。
っていうのを、まじでこんなギリギリに気づくっていう、
初歩的なミス。
逆にね、私の町に住んでて、
メガネ完全売り切れだったじゃないですか、
あの人たち一体どこで観測してたんだろうっていう疑問なんですけれども、
たぶんね、自分家から観ようと思ったら絶対観れない。
山に隠れちゃうんでね、と思うんですけれども。
っていうので、やばいじゃんと思って急いで、
近場のね、山のちょっと高台になってるところないかなって探して、
車で行けば20分くらいで、
いい感じの高台があるっていうのがわかったので、
急いで車に乗って、
マイボックス、小脇に抱え急いで向かったわけなんですけれども、
日食のピークっていうのが、
大体8時15分、20分頃だよって言われたので、
ギリですよ、もう19時20分で始まってますからね、日食。
っていうのでめちゃくちゃ急いで行って、
で、なんとかGoogleマップが示す場所に到着したら、
今度はなんか駐車場のね、止めようと思ったところで、
カップルが向こうから戻ってきて車に乗り込もうとしてたんですよ。
で、その人たちが私たちを見て、
12:01
日食見に行くの?っていうふうに声をかけてくれて、
もうここ無理。
フィチューってもう無理って意味なんですけども。
で、私たちはさらに上まで行くよっていうのを言われまして、
まだまだ太陽との追いかけっこが続くのかっていうことでですね、
カップルの車を私たちも追いながら、
さらに山の上に登りまして、
20時過ぎた頃にやっと開けた高台に到着しましてですね、
結構広い草原で何組かファミリーがね、
もうすでにピクニックモードでお酒飲みながら、
ピザとか食べながら観測中だったんですけれども、
なので私も箱を抱えてベスポジを探して、
うるうるまたしておりましたら、
なんかその姿がですね、みんなちゃんとメガネ持ってきてるんですよ。
変えてるんですよ。
で、こうメガネをかけて太陽を見てるんですけれども、
私のマイ観測ボックスはですね、
太陽から背を向けてその光を箱の中に入れて、
箱の中で影を見るっていうスタイルだから、
完全に太陽に背中向けて、
シリアルの箱を覗き込みながらやってる不審者みたいな。
だいぶね、外側から見たら結構コッケーだったらしくてですね、
彼もちょっと違う、
私この人知らないみたいな距離を取られてたんですけれども、
近くにいたファミリーもね、
多分本当に哀れだなって思ったんだと思うんですけれども、
ブブレでルネ?
あのメガネいります?
オヌネアセプヌ?
私たちの分足りてるからっていうので、
1個メガネを分けてくれましてですね、
優しいよね。
そう、ていうので私も何とかメガネでね、
ちゃんと見ることができました。
いや本当ね、みんなどこで手に入れたんだろう。
準備いいですよね。
ていうので準備不足すぎてですね、
直前でもドタバタだったんですけれども、
無事に日食、ちゃんとこの目で観測できることができて、
本当大満足でございました。
でね、この話しながら感じたことなんですけれども、
以前数年前かな、
ラムードフっていうフロンスファイアシビルが主演の
フランス映画を見に行ったことがありまして、
その映画の前半部分っていうのが、
主人公と恋人の10代の頃を振り返るみたいな回想シーンがメインだったので、
ちょうど90年代を振り返る、
なんかすごいエモい感じの回想シーンがあったんです。
で、その中にまさに1990年の日食を、
みんなが当時、眼鏡をかけてビーチから眺めてるみたいなシーンがありまして、
15:03
その映画が終わった後に、
私の同年代、30代とか40代のフランス人たちは、
すごいエモかったね、懐かしかったね、日食あったよね、
あの時どこいた?みたいな思い出話で花を咲かせていたんですけれども、
当時、私平成日本女児ということで、
同じタイミングで日食ってなかったですし、
私にはその思い出がないっていうので、
話になかなか混ざれなくてちょっと寂しいなっていう気持ちがあったんですよね。
外国語を話して、地域の人とかネイティブの人と話していると、
こういうことが時々起こると思うんですけれども、
みんなが何を話しているのか、何の話題をしているのかっていうのは、
言葉として理解はできるけれども、
育ってきた環境とか、見てきたものとか、
それぞれが共有している記憶っていうのが違うと、
どうしても同じスタンスで、同じ感覚で分かり合えないことってあるんですよね。
なので、今回はそのリベンジが果たせたなっていう気持ちでして、
99年の日食は見れなかったんですけれども、
2026年に私にとってもフランスで日食を見たっていう思い出ができたのは嬉しかったです。
次回はね、55年後ですから、もし生きていたとしたらですね、
あの時ね、みたいな、眼鏡全然買えなくてね、シリアルの箱を抱えて山登ったんよね、みたいな、
そんな思い出話に花を咲かせられたらいいなと思っております。
日本ではね、2035年なので、
これもね、なんか日本で見れたらいいなと思っているんですけれども、
はい、皆さんはそういった思い出はありますでしょうか?
またよかったらコメントなどで教えていただけると嬉しいです。
というわけで、今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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もし気になるなという方はぜひチェックお願いいたします。
ではまた次回お会いいたしましょう。
Merci d'avoir écouté cet épisode.
Je vous souhaite une belle journée et à bientôt!
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