ありがとうございます。
戸田建設としても今Massive Cの活動でスタートアップ企業様への投資だとか競争活動について
非常に積極的に力を入れている時だったんですね。
その中であまり建設テックだとか建設DX文脈の会社様に直接出資するってことはあまり実はしてないんです。
なぜならば結構戸田建設さんとコインにある会社だよねってなっちゃうと、
他の人間がやっぱり近づきづらくなっちゃうので、
それってやっぱりその会社さんにとっていいことなのかどうかっていうのを考えると、
ポジティブな側面も当然ある中で、そうでない側面も当然あるということで、
いろいろ慎重になっているところはありました。
そんな中で何で空人さんは投資を検討させていただいたかといいますと、
県基レンタル会社さんも大きな意味では建設業を支える重要なプレーヤーだと思ってまして、
これに対して今後働き手が減っていく中で業務が行き詰まってしまう。
そこに対してタービスを提供して貢献していく。
変革を促していくというのが空人さんの立ち位置として理解しておりまして、
そこはまさに産業の発展に寄与できるところでもありますし、
これは我々が応援させていただいて、
一緒に産業発展させていただけるパートナーになるんじゃないかというのが思ったところになります。
それが一つの理由ではあります。
あと2つあるんですけど。
あと県基レンタル会社さん向けに当然サービスを提供されていますので、
当社のような建設会社が株主として参画させていただくことっていうのは非常にポジティブに働くだろうというふうに思ったわけですね。
建設業も期待している会社ですということが、
あとが県基レンタル会社さんに少しでも検討を、
これまでの紙だとか電話だとかのプロセスを見直すためのシグナルとして一つ機能するんじゃないか。
それで産業の発展だとか持続可能性についてポジティブな影響を及ぼせれば、
それはそれで一つの価値だなというふうに思っているところになります。
追加で言うとその空人さんに関してで言うと、
現場点検とか、あとアイレンタル注文とかですね、
ゼネコンが県基を注文するプロセスに関しても、
これまでのアナログなやり方をどうデジタルに置き換えていくかということにも注力してくださっておりまして、
当然その建設現場でのオペレーションに対してもデジタル化が進んで効率化して管理が楽になるという側面もすごく期待できました。
特にすごく面白い話なんですけど、
何が起こるかと言うと、建設現場ってですね、
本当に何十台、下手したら何百台という県域を連絡するわけですね、一つの現場で。
後期も数年間あって、フィールドも非常に広いとなってくると、
どこに何があるか、管理しきれないという問題も当然あるわけ。
使ってないけどなんかずっと置かれてて、見えないところにずっとあるんだけど、
ちょっとないから追加で注文してよみたいな感じで注文しちゃう。
結構あるんですよね。
そういった非常にもったいなくて、
でもちゃんとそれがデジタルで管理されてたら、そういった管理ができてない状態っていうのを是正できると、
当然そのポストの削減にもなりますし、
合理化だとか効率化、探しに行く手間だとかも減る部分もありますので、
それは現場としても非常に貢献してくれるようなことが見込めたというところがあります。
3つ目は本当に青木さんのお人柄というか、
ここまで聞いてくださった方は非常に共感する部分じゃないかなと思いますけど、
目の前で困ってる人をほっとけないみたいな、
市場をどう捉えてみたいなところからビジネスを組み立てるのではなくて、
目の前の困ってる方に対して真摯に向き合って事業を組み立てるっていう姿って非常に共感を呼びますし、
あとソラビトさんのビジョンですね、
働く機械のエコシステムを競争するというビジョンに対しても非常に共感できる部分がありましたと。
建設業界とか建機レンタル業界は本当に変化が非常に遅い業界ではありますので、
あと粘り強くないとやっぱりなかなか定着していかずに、
デファクトスタンダードみたいな世界にはなってこないという中で、
我々も青木様のこれまでの取り組み、粘り強さっていうのをすごくよく本当に理解しているつもりではいるんですけど、
そういったところで建設業界で恐らく成功する疾走を持ちだろうということも少しさせていただいたりして、
そういった話を社内とかでも議論させていただきまして、
ソラビトさんの目指す世界観を一緒にお手伝いさせていただくということで、
出資させていただいたということになります。
ありがとうございます。
1点、斎藤さんから最初の方に出てきていた、
戸田建設さんと仲良くしているところだよねっていう、
いわゆるスタートアップでいう色がつくつかない問題みたいな話って、
逆にソラビトさんとしてはどう捉えてらっしゃったというか、
結構この辺りって資金調達の時に誰から調達をするか、
その業界の中のプレイヤーから調達する是非みたいな話って、
結構論点として上がりがちだなと思うんですけど、
その辺りってその当時どう考えられていたんですか?
そうですね。やっぱり人だと思うんですよ。
会社はもちろんいろんな会社がありますけれども、
その中でもどういう方に担当してもらえるかとか、
どういう思いでやっているのかとかってすごい大事で、
僕らとしては戸田建設さんだから色がっていうよりは、
斉藤さんと出会ってすごい話が盛り上がって、
すごい迎え合ってくれるしっていうところと、
やっぱり戸田建設さん全体のスタンスとしても、
うちだけじゃないですよみたいな。
業界全体として良くなればっていう話も、
やっぱり真剣に考えていらっしゃったってところもあるし、
僕らとしては一緒になって取り組んでいくことによって、
もっと良いサービスに進化していけるんじゃないかってことがあったんで、
やっていきたいなって思いがもちろんありました。
一方でよくある、僕らじゃなくてですね、
他の会社さんとかで言うと、
先に出資したから同業他社は出資やめといてね、
みたいな考え方ってあったりはするんですけど、
僕らもそういう気は今のところないというか、
そういうあれなんですけど、
ただやっぱり戸田建設さんも、
墨戸庄司さんもそうなんですけれども、
別に業界全体としてどこか競合で、
ここと一緒にやりたくないよってこともなくって、
やっぱりこの課題って日本全体の課題だから、
オールジャパンでいこうよっていうのは、
結構賛同していただいている会社さんが多かったりしていて、
それで僕らとしても、
そういう考え方を持っていたので、
よかったのかなっていうのはあります。
ありがとうございます。
今までの空道さんがやられてきたことだったりとか、
事業の積み上げてこられた歴史といいますか、
そういったところも含めて、
業界へのインパクトをちゃんと追いかけていくんだっていうところは、
たぶん新たに入る株主も、
昔からいた株主もすごく共感しやすいというか、
そういうところもあっての業界インパクトを捉えて、
一緒にやっていきましょうっていう、
何か体制が作れたっていうのが大きかったんですね。
業界全体を日本全体をよくしていこうという思いの中での、
趣旨だったりとか、
僕らとしては今日も一緒にやっていこうという話なので、
その全体、こっちの思いがみんなと一緒だったらとか、
僕らも発信できていたらいいかなっていうのはあります。
業界内でも結構ありますね。
やっぱりその、
かかりこもうとされる方も中にはやっぱりいらっしゃるので、
そういった方だととってもなかなか、
スタートアップさんとしても成長発展性が見づらくなってくるので、
そういった考えとは違う、
考えを持った会社とやっぱり話を進めていく方が、
スタートアップさんにとっては非常にいいことじゃないかなと思います。
余談なんですが、
ソラビットさん以外にも実は、
他の会社にも建設テックに近い領域の会社さんに、
投資させていただいておりまして、
そこの会社さんに投資するときもですね、
他の他社、ゼネコン5社、6社ぐらいにはお声掛けして、
一緒にこう出資しませんかみたいな、
そういった相談をさせていただきながら、
実際他のゼネコンさんと一緒に投資もさせていただいたりしてですね、
逆に言うとインクルーシブにしていって、
建設業界がこの会社応援してあげてるよっていうスタンスを示すことは、
ゼネコンとしてはスタートアップさんにできる唯一というか、
数少ない貢献のやり方なのかなというふうには思ってまして、
なるほど、ありがとうございます。
なんかその現場の声をしっかり聞ける状態になるって、
スタートアップとしてはすごく大事なことというか、
大事なことだけど、
たぶんその関係値を構築するのが非常に難しいっていうところが
一つあるかなと思うので、
そこのタッグが組めてるっていうのは、
なんか肌から見てすごいなと思いました。
まあでも佐々木さんは、
それ以前にもいろんな現場に変われていて、
いろんなZENECONさんの現場でヒアリングされているので、
より本当解像度すごく高いです。
いやそうです。
現場のことをよく研究されていらっしゃるんで、
そういった意味ではそれほどお役に立てる場面はあんまりないかもしれないんですけど、
逆に言うと、なかなか現場に行けないようなスタートアップさんとかがいらっしゃれば、
そういったZENECONの担当者を見つけてきてですね、
一緒に現場に行ったりとかする機会があると、
一気に解像度も高まるような、
そういった関係性が構築できるような気がしますね。
ありがとうございます。
最後に、今時系列で過去から現在に遡ってくるような形で
お話を聞いていたんですけど、
直近のお話をもう少し伺いたいなと思っていて、
直近で言うと決済周りのところだったりとか、
あとは安全点検に関するサービスだったりとか、
そういった、ある意味今までだと検機の
本当に直接的に周辺になるようなところが
中心にサービス展開されてたのかなと思うんですけど、
そこから少しちょっと経路が違うところにも
今広がっていってるのかなっていうような印象を持ったんですけど、
この辺りの決済だったりとか安全点検みたいなあたりって、
なぜこのタイミングで拡大していくっていう風な感じになったんですか?
全部実は同じビジョンの中に
包含されている狙いがあるんですけれども、
ちょっとどこまでビジョンに直結しやすくは別にしても、
決済サービスに関しては、
多分セドンさんが入っていただいたタイミングで
建設業のことをやっぱり盛り上げていきたいっていう思いが
セドンさんにはありましたと。
僕らとしても建設で働く方々の、
特に現場の方々ですね、
自分たちが直接得点が得られるような
サービスってなかったりするので、
そういったのってやっぱりやっていきたいなと。
自分自身も高校中学校とかの頃から
一緒に働いている方々、職人の方だったし、
そういった方が何かしら幸せを手にできるような、
ラッキーを手にできるようなものないかなということで
お提案とかもいただいてですね、建設スマートカードをやっていくと。
これは将来的にはビジョンの方につながっていくんですけれども、
現時点では当時の課題背景なんかもあって、
リリースしたというサービスになります。
その直後ですね、リリースしてよかったのかなというふうに思うんですけれども、
ちょっと専門的な話になっちゃうんですけれども、
建設業の中で働いている技能者とかですね、
事業者っていう方々のために建設キャリアシステムっていうのがありまして、
それはちょっとなんか表現があれですけど、
建設版のマイナンパーカードみたいなもので、
建設業で働いている人が1人1ITを持って、
それを現場に入るときにピッてやったりすると、
就労履歴が知的されていくっていう仕組みなんですけれども、
なかなかこれに対して、国っていうよりは独立したところがやっているので、
参加にお金がかかったりとか、
なかなかちょっと導入ハードルが高かったりする中で、
それが少し加速する仕組みの一条としてですね、
建設スマートカードを作れたらいいかっていうところで、
100万人を突破して、いよいよ次の200万人に向かってのタイミングで、
キャリアシステムCCUSって言うんですけれども、
そことコラボレーションをさせていただいて、
そこと建設スマートカードっていうところで、
今連携をしながらCCUSに登録する方って、
4900円お金かかっちゃうんですけれども、
それを僕らが全額キャッシュバックをすることによって、
登録者っていうのを増やしていこうというか、
自然とハードルなく入れるようにしていこうという動きをやろうとしたのが、
これが将来的につながってはいくんですけれども、
今はそこの段階にしていると。
次に点検サービスですよね。
これに関しては、これも狙いはもちろんあるんですけれども、
順番で言うと、僕らアイレンタル点検っていうサービスをやっていて、
アイレンタル点検は、
県基レンタル会社が所有している大量の機械の入庫点検、
出庫点検、日常点検、定期点検っていう形で、
あらゆる点検が機械のためにできるサービスだったんですけれども、
これをいろんな会社に導入していく中で、
建設業の方がそれにちょっと興味があると、
これをもし建設現場に対して、
点検票としてデジタル点検で使えたら助かるということで、
何社か同時にご要望いただいて、
当時は展示会か何かに参加している時だったんですけれども、
この仕組みを建設現場内に応用させて欲しいということで、
一緒になって取り組みましょうかということで、
アイレンタル点検をベースに建設現場にフィットするように、
アイレンタルって機械だけなんで、
機械だけじゃなくて足場とかですね、
アイレンタル点検をベースに取り組みましょうかということで、
機械だけじゃなくて足場とかですね、
あらゆる点検、人の体調管理とかってありますので、
実は業界でもトップクラスだと思うので、
いろんな種類の点検がそこに入っているんですけれども、
オールインワンで、しかもさらに追加できるというサービスとして、
現場点検というのを作りまして、
そうすると現場の中でそれぞれだけあればですね、
安全点検に関するものが整っちゃうということで提供したという流れがあります。
その時もアイレンタル点検を見ていただいて、
アイレンタル点検という人のご要望から現場点検というのを作って、
今でもいろんな全国の数百の現場に活用していただいているというところになっています。
これが去年の5月ですね、
展示会のタイミングで正式リリースという形にさせていただいて、
そこからいろんな全国回って使っていただいているので、
今でもご要望いただきながらアップデートしていますので、
今でも使いやすいサービスとなっているんですけれども、
もっともっと進化させていくようなものになっていきます。
これが最新のサービスだと思われている方が多いんですけれども、
すみません、そう思ってました。
もう一個ありまして、これはまさに今ガッと広がっているサービスなんですけれども、
もう一個、実はカインズさん、ホームセンターのカインズさんと一緒になって取り組んでいるのが、
ホームセンターの中で現金レンタルをしたい方がいていらっしゃるという中で、
ホームセンターに来れば資材も機械も手に入ると、機械もレンタルして手に入るというところがあれば、
現場に直行するということができますので、そういった場所にしようということで、
カインズさんにご依頼いただいてですね、全店舗のレンタルというところをサポートしてくれないかということで、
今やって430店舗くらいになりまして、これが広がり説ありますと。
一方で、こういった形で建設の方々が通う場所にはなってはいる一方で、
現金レンタルというのを提供できたらいいなという方は、カインズさん以外にもいらっしゃったりするので、
僕らとしてもこういった形で、ちょっと異業種っぽくないですけど、異業種になっちゃうんですけれども、
という方と現金レンタルの可能性を高めていって、より建設業界とか、もしかしたら建設業界を少しだけ飛び越えて、
地域で暮らしている方々に何か貢献できるような形に、現金レンタルというのが進化していくんじゃないかということで、
そういった希望を持ちながら取り組んでいるというのが、今もう1つやっていることだったりします。
これも全て、働く機械の自己システムを競争するということによって、
誰でもいつでもどこでも機械が自由に使うことができるという状況を作るためにやっている。
それを共に作る競争の方で、手を合わせながらやっている、そんな中でございます。
ありがとうございます。
本当はもっと聞きたいお話があったんですけど、僕が時間の配分をミスったなと思いながら、
時間がもう来てしまったので、最後に建設テックの領域でも既に起業されている方であったりとか、
あとはこれから建設テック領域でチャレンジしてみようかなと思っている方に向けて、
最後一言メッセージをいただければと思っているんですが、お願いできますでしょうか。
ありがとうございます。ちょっと2つの観点がありまして、起業したいというところとか、起業しているというところに関しては、
やっぱり何かしらの発見があって、その課題をクリアしていきたいという思いがあってやっていることなので、
本当にチャレンジしてほしいなと思っているし、建設ってどこまで行ってもやっぱり工事現場というところもあれば、
オフィスにいる方も含めて建設って全部で成り立っているので、いろんな現場があるんですよ。
そこにやっぱり聞きに行っていただいて、デスクだけじゃなくて、その直面して課題を見て解決するということを突き詰めていけば、
成功の形に持っていけるんじゃないかなというふうに思っているので、いろんなハードルがあるんですけれども、
諦めずやっていただけたらすごくいいのかなと思うし、何か悩んでいることとかですね、壁があってちょっと難しいなってあれば、
僕ら全然実は相談乗っていて、実はソラビ島と創業が10年も経っちゃってはいて、
いろんな業界、建設もレンタルもメーカーさんとかいろんなところにつながっているので、
実は結構建設テクの方から起業相談とか、起業後にちょっといろいろ連携していきませんかとか、
こういう相談があるんだけどというのを受けたりしているので、全然そこは僕はオープンにしてやっていこうかなと。
軽機レンタルって結構、例えば施工管理とかいろんなサービスがある中でも全然競合しないので、
むしろ競合してもいいんですけれども、一緒になってやっていきましょうと。
もう一個方で、建設業界で建設のテクの企業を参加したいとか携わりたいとか興味がある、
まだ起業まではいかないんだけれどもっていうところに関してちょっとだけ最近思いがあって、
これが小さな単位というか1人だったり2人だったりとかで分散しちゃうと、
いろんな会社が生まれちゃうから、いろんな課題は解決できるかもしれないんだけれども、
やっぱりせっかくこの業界の課題解決に興味を持った方が、
力が集結せずに一方でその課題が乗り越えられないっていうタイミングもあると思うんですよ。
それは僕らも一緒で、僕らも今一番すごい大きな課題に取り組んでいるんですけれども、
やっぱり人が足りない状態が慢性的に続いていて、
それは他の建設テク業界も同様だったりするんですと。
中で、よかったらなんですけれども力を貸していただきたいと。
分散してしまうと、本当にせっかく優秀な方が確かに起業してうまくいくっていうケースもあると思うんですけれども、
大きな課題についてはやっぱりある程度の人数で取り組まなきゃいけなかったりする中で、
そこまでの蘇生時間が長くなってしまったりするので、
もしよかったら、そういう現場への熱い思いもあるし、
実はまだビジョンとして、僕らとしては日本一だけじゃなくて、
世界一のこの領域のスタートアップになれると本当信じてやっているので、
そこのチャレンジに参加していただける方がいたら、
僕らのところにおいて学べることもあると思うので、
企業と同じくらい、ちょっと一緒にやってみて面白いんじゃないかなというスタンスでいただけたら嬉しいなと思っているので、
全ポジション報酬しているので、ぜひですね、
うちも対象に入れていただけたら嬉しいなと思っていますという感じですかね。