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【ゲスト:大童澄瞳先生】前編「どうやって生きていけばいいのかを考え続けてきた」
2023-10-05 34:34

【ゲスト:大童澄瞳先生】前編「どうやって生きていけばいいのかを考え続けてきた」

ゲストに「映像研には手をだすな!」の著者・大童澄瞳先生をお招きしインタビュー!前後編に分けてお届けします!大童先生が今、どのようなことを考え生きているのか、映像研を描いていく中で起こった変化など、作品を楽しむ視点でも、生き方のヒントにする視点でも発見がたくさんある濃密な内容となりました!ぜひお聴きください!<目次>最近感動したことは?/ともだちなんて別にいらない/描いていく中での変化/桜田が想像に参加できなかった理由/すべての経験は自分の糧になる/自分の中にいるそうじゃない自分も救いたい/今まさに、自分の中にある葛藤を描く/メディア化後の休載/メタ認知とビオトープ/自分たちがどうやって生きていけばいいのかを考え続けてきた「映像研には手を出すな!」第一話を読んでみる↓https://bigcomicbros.net/work/6227/大童澄瞳先生 X(Twitter)https://twitter.com/dennou319

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神奈川に縁のある漫画家をゲストに招き、作品から多大なる影響を受けてきたノルオブがロングインタビュー。辿ってきた道のり、現在までの地図をほんのちょっとのぞき見。人気作品を世に送り出す先生方の「過去のおもしろがり方」を学び、「生き方のヒント」を探っていく番組です。30代に突入し、これからの生き方を模索中のノルオブとともに、さまざまな先生の地図を収集して、自分だけの地図帳(=アトラス)をつくっていきましょう!

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■ノルオブ海と山しかない町に生まれた音楽と漫画をこよなく愛する気さくな⻘年。ラッパー。ラップグループ「JABBA DA FOOTBALL CLUB」に所属。FMヨコハマで毎週日曜10時から放送している「まんてんサンデーズ」のDJも務める。・X(Twitter):https://twitter.com/jiro_no_musuko・Instagram:https://www.instagram.com/handsome_kanemochi/
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コミックアトラス。 皆さんには耳なじみがない言葉じゃろう。
これは様々な漫画家先生の巡ってきた道のりをお聞きし、現在までの地図をノルオブとあなたが、ほんのちょっとだけ覗き見させてもらう番組じゃ。
彼らが紡ぐ物語のように辿ってきた道のりの面白がり方を知れば、あなたの世界の見方が変わるかもしれんぞ。ノルオブと共に様々な世界の地図を収集し、自分だけの地図帳、アトラスを作るのじゃ。
今回のゲストは、映像研には手を出すな、の著者大童澄瞳先生。
彼らの地図を覗き見する旅へ、さあ行くもじゃ。
本日は大童先生にゲストにお越しいただきました。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。大童澄瞳と申します。
よろしくお願いします。
今回リモートでお話しさせてもらってるんですけど、
大童先生、最近なんか感動したことあります?
感動したこと。
心が動いたものって、最近なんかありました?
そうですね。結構、心動かされがちなんですけど、
頭のいい人というか、冷静な人に出会ったりとかすると結構感動しますね。
冷静な人?
感情がバーッと盛り上がってしまうというよりは、ちょっと引いた目線を持っててみたいな。
物事を冷静に捉えられるなみたいな。
誰かが怒ってたとしても、その人がなんで怒ってるんだろうみたいなことにちゃんと注目できるとか。
なるほど。
社会が結構混乱したりとかすることを最近目につきやすくなってると思うんですけど、
その総量は変わってないかもしれないけど目につきやすくなってる中で、
SNS上とかでも結構冷静でいられる人っていうのを見ると、なんか嬉しいなみたいな。
確かに。
そういうのありますね。
最近ちょっと目につきますよね。
そうですね。触れる機会は多くなって、
なんか今まで繋がらなかったタイプの人同士が繋がったりとかすることで、
そこでちょっとトラブル起きたりとかあると思うんですけど、
知らないものに触れたときでも冷静でいられる人とか、
そういうのにちょっと感動しちゃうみたいな。
そういうのありますね。
ちゃんとその相手というか、意見とか実証に対してフラットに見てるって感じる人ってことですかね。
そうですね。
03:01
それはSNS上でですか?
僕自身、直接人と触れ合うみたいなのがおっくなタイプなので、
結局SNS上になっちゃいがちですけど、
でもやっぱりそれは人としてあんまり変わらないかなっていう。
直接会ってもそうだし、SNS上でも分かるかなっていう。
逆に極端に見えますもんね、そのSNS上と。言葉も短いですし。
そうですね。その難しさも分かってる人多いのかなって、僕が。
すごいな、こんな人って思う人。
具体的にどんな人とかっていうのはいらっしゃるんですか?
そうですね。でも結構各社全般というか、いろんな人いますけど、
データに基づいてとか、あとは僕最近生物とか生き物とか昔から好きなんですけど、
最近そういうの学術方面に触れる機会があって、
本とかもそういうビオトークとかを家で作るみたいな、
そういう本を手伝わせてもらったりとかしてるんですけど、
そういうところだとやっぱり環境問題って人の社会の問題でもあるので、
そういうところで結構いろんなところのすり合わせみたいなものを
大切にしないといけないって実感してる学者さんたちが多いんですよね。
例えば農薬とかっていうのはすごい分かりやすいですね。
森林伐採とかそういうのって、
お昔から結構そういう環境問題のワードとしてありますけど、
そういうのをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれないですね。
そういうので木は切らないほうがいいとか、例えば。
あとはもうちょっと手入れをしたほうがいいとか。
農薬の使用であれば、農薬使わないとみんなの植生復活守れないよとか、
農家さんの経済的な問題負担が増えるよみたいなことと、
一方で虫とかにたくさん影響を与えてしまうよみたいなことが、
やっぱり競合するところが少しあるんですよ。
そういう競合してしまうけど、みんなの価値観とか、
みんなの幸せのために調整していかなきゃいけないっていう学者さんたちは、
やっぱりフラットに物事を見ないとやっていけないっていう。
そういうのに最近触れる機会が多いですね。
本当に俯瞰して物事を捉えるというか、バランサーなのか。
だから冷静にいなきゃいけない。
そうですね。どっちの立場でもないというか、
結構最近それはどうなのって思っちゃうような環境活動家みたいなっていますよね。
なんかペンキで塗っちゃったりとか、手を絵画に貼り付けちゃったりとか。
本当にそれがいいのっていうのもあるし、
そういうどっちの過激さにもあまり肩入れせずというか、
そういう視点があって、別にどっちかが勝つとかじゃないわけですよね。
06:00
みんなご飯は食べたいし、でも生き物の多様性みたいなものがないと。
今度は環境ではよく例えられるんですけど、
お寿司のネタ1個ずつ減ってきますよっていう。
いろんな生物が多様に生きていないと、お寿司のネタも1個ずつ減ってっちゃうんですよ。
かなりわかりやすい例えですよね。
そうなんですよね。やっぱりそういうところに行き着いてるっていうのもありますよね。
いろんな人に説明する中で、そういう例えとかを。
多様性が失われるだけじゃ、自然に入ってこないから、
お寿司のネタなくなりますよって言うと、
え?って。
自分の体験に落とし込みやすいってことですよね。
なんかビオトープ作ってらっしゃるじゃないですか。
本も読ましてもらって。
その中ですごく面白いなと思ったのが、エコトーンっていう場所だなって思ったんですよ。
それは陸地でも、湿地でもない場所。
ちょうど間の場所が。
そうですね、中間層。
それが多様性を作ってる場所で、読み進めていくと、
3年くらいでやっぱり陸地化しちゃうんですよね、みたいな。
それすごい面白いなって思って。
それをキープすること自体が、維持ってことは難しくて、
またその時は手入れをしなきゃいけなかったりとか、
意図しない何かが起こることによって、
エコトーンっていうのが守られていくじゃないですけど、
形を変えて存在していくみたいなことを見て、
これはすごく面白いものだなって。
人間か自然かのどっちかみたいなことじゃなくて、
両方影響し合ってるというか。
自然界だとエコトーンっていうのは、台風が来て氾濫したりとかすると、
川が一回溢れて、また元にシューッと一本の川になった時に、
一回溢れた部分が湿地帯というか池になったり沼になったりするみたいな。
そういうことで格乱を繰り返してるんですけど、
人間が作ったエコトーンっていうのは、
やっぱり自然の設備でいくと、だんだん陸地になっちゃうんですよね。
それを人間がまた手に入れて、
湿地帯のままというか浅瀬みたいなものをずっと維持していくみたいなことが必要っていうことですよね。
それが自然の作用じゃないかっていうと、
やっぱり人間もそういうところに自然の一部として介入していくっていうことがまだできる余地があるみたいな。
そういうのが面白いですね、本当に。
なんか先生の漫画の中で、映像研の中で、
7巻?8巻?映像研に突入してこられて、
関連する部が、とか同好会が周りに集まるシーンがあるじゃないですか。
あるじゃないですかっておかしいんですけど。
それは自分はなんとなくその感覚に近い現象だなって思ったんですよ。
09:04
今回作品を見ていく中で、
先生のある意味人同士の関係としても、
そのエコトーンみたいな考え方っていうのがあるのかなと思って。
決してウェット過ぎずドライ過ぎずというか、
もちろん利害関係があったりするから集まってるのかもしれないけど、
必ずしも利害関係だけでシーンが生まれたわけじゃないんだろうななんて考えたりしたんですよ。
そうですね。
映像研を描く中で、最初期からあるキーワードとして、
友達なんか別にいらないっていうのがあって。
僕、あんまり友達がいなくて。
最近友達必要だなって思い始めてるんですけど。
漫画とかってポジティブなものを伝えたりするシチュエーションが多かったりとかして、
もちろんネガティブなものをテーマにしたりとかもちろんあるんですけど。
学園物っていうとやっぱりポジティブな方が多いのかなみたいな中で、
それに反発する意識みたいなのがあって。
自分はそんな友達とかいないし、
確かに友達が欲しいと思うこともよくあるけど、それでも友達ができないみたいな。
その中でもなんとか生きてきたし、
それ自体を否定することなく肯定したいみたいな気持ちもあって、漫画を描いてて。
主人公の浅草氏とか友達いないし、
友達がいないとか友達を必要としないキャラクターは1人いればいいかっていうと、
そうでもないなと思って。
それで同盟騎士っていう恩教部の子を作って、
その子も別に友達を必要としてないっていう、
別にそういう関係性みたいなのも必要としてないよみたいなキャラクターを複数出してもいいじゃんみたいな、
そういうベースがまずあって。
それでも関係し合ってるというか、
友達同士じゃないけどお互いに影響を与え合ってるみたいな、
そういうのはだんだん描き始めてるっていう感じがするんですよね。
書いていくうちに育っていったっていう感じなんですかね。
そうですね。
別にそれぞれキャラクターが仲間とか友達みたいなことで、
お互いに本当に近い位置関係で支え合ってるとかではなくて、
知らんけどあいついるから仕事来てるみたいなこととか、
遠く離れててもそうですよね。
別に新宿駅の駅長さんに直接感謝の気持ちが湧いたことはないですけど、
12:00
駅長さんいないとやっぱりなんか困ってるんだろう、困ることあるんだろうなみたいな、あるじゃないですか。
駅長がいらなくて、ただ各電車に運転手さんいればいいかっていうとそういうこともないみたいな。
遠く離れた誰かに助けられてるとか、やっぱり自分の生活に影響を与えてる人っているんですよ。
そういうのと別に友達じゃないし、だから生物のお互いの支え合いというかつながりみたいなものも
別に生き物同士友達なわけじゃないですよね。
っていう感じになぜか自然と漫画の中ではなってきてるのかなっていう。
だから映像研八巻の映像研の中に教師たちが突入してきたりとか、
生徒会が突入してきた時もありますけど、なんかそういう風に映像研のピンチみたいなものを
なんとなく別に友達でも仲間でもないような周りの部活の人がなんとなく気にしてるというか、
周り回って自分たちの部活動にも映像研の活動っていうのが影響してるってみんなわかってるみたいな、
そういうシチュエーションを描いてる数年もあるかもって考えた。
なんかそんなに描いていく中での変化っていうのは、先生自身が関わる人も増えてきてると思うんですよ。
実際に制作する現場に人がいるとかじゃなくて、この作品にいろんな形で関わる人が増えてきて。
そうですよね。グッズ制作の部職であるとか、実際の個々のグッズを制作販売してるメーカーさんとか、そういうところも含めてですね。
そうなってきてるっていうことなんですかね、その流れに。
そうですね。
なんか桜田っていうキャラクターがすごく自分は読んでいて、結構ハッとすることが多かったんですね。
それは映画では当たり前にその3人と仲間たちでやってきた世界を、一人のキャラクターがこれ何やってんだみたいな視点で見始める。
特にその場に人たちで想像することを一緒に共有している場面っていうのが特徴的な場面だと思うんですけど。
そこだけ桜田だけ何やってんだみたいな。
この人たち今何やってんだみたいな。
なんかそこがすごく印象的で、彼女はなんでそこに参加できなかったんだろうって最初思ったんですよ。
意図的に桜田は参加できなかったんですか、あれは。
そうですね。作品の製作の骨組みを作る上で結構ドライな視点ですけど。
例えば1個目分かりやすい話で言うと、その熱い映像研オタクの方々気づいてくれてるんですけど、
15:05
金森氏なんで参加できるのかっていう話があって。
金森氏ってクリエイティブ側の人間というよりはプロデュース側の人間なんですね。
それでも浅草市の妄想みたいな、その妄想する世界みたいなものに一緒に登録する形で参加してくれてるんですよね。
で、それって実は金森氏の中にそういう能力があるというか、
そういうところに一緒に乗っかってあげられるだけの余力があるみたいな、そういう描写なんです。
で、それをより明確にするのが、桜田氏が逆に乗れないっていう描写でもあって、
乗れない人もいるんだ、乗れない人もいる中で金森氏は乗れるんだっていうようなそういうことにもなるし、
桜田が乗れない理由っていうのは、やっぱりその桜田の人生に何かあるっていうことなんですよね。
親が天才とされるような映画監督で、結構金持ちの家みたいなのが描写されてて、
そういうのは若干水崎氏と似てる境遇ではあるものの、
自分は小説家志望だけどあんまりうまくいってないみたいな描写があって、
なんかこうちょっと拗ねちゃった人間としてキャラクターを作ってるんですよね。
そういうところで、やっぱり自分の中に抵抗があると、
そのはしゃいでる人たちとかにあんまり乗り切れない気持ちとか、
そういうのがあるのかなみたいな感じでキャラクターを作ってるので、
あのシーンは明確に乗れてない。
ただ、あのシーンで若干その救いみたいな部分になってるのは、
乗り切れてない桜田の脇に桜田用のヘルメットがポコンって置いてあるっていうシーン。
そういうカットがあって、あれは明確にお前も来いよってことなんですけど。
準備されてるし、自分用のヘルメット。
世界にトリップしてるときは必ず全員ヘルメット買ってるんですけど。
そういう招かれてることや、自分の中にもちょっとした準備みたいなものがあるっていうことを
ちょっと描写したりとかしてるんですよね。
あのシーンはハッとされましたね。
本当ですか?
あれってみんなができることじゃないんだって。
なんか変な、読んでる側からするとそう思っちゃってた部分があって、
まさに金森氏がなんでじゃあできるんだって考えるようになって、
もう一回読んでみると、あれこの人やりたいことが決まってるかなとか、ある意味。
なんかそんな勝手な推測も生まれてきて、すごい楽しめました。
そうですね、金森氏はちゃんと奴らがやることについて把握しておこうという気持ちがあるんですよね。
なるほど。
18:07
桜田っていうキャラクターが、これはかなり推測なんですけど、
映像研を書いてメディア化もして、いろんな人が見ていく中で、
俺もやりたいよって本当は思ってるけど、
俺も作ってみたいなとか思ってるけどっていう、
もう一押しがない読者みたいな存在なのかなって勝手に解釈をしたんですよ。
なるほど。
ある意味、すげー映像研めっちゃ面白いって言って、
やりたいことをまだ表に出してない人みたいな存在なのかもっていう風にちょっと考えながら見てて。
なるほどね。
これはかなり推測なので、あれなんですけど。
なくはないと思います。
それが先ほど先生が話してた、こうやっていく中で関わっていく人が増えていく中の関わってるうちの一員なんじゃないかなっていう風に思って、
関わる人たちへの責任までいかないと思うんですけど、
自分のことだけじゃなくて、その次とかちょっと広い所への気持ちというかがあるのかなっていう風に想像したんですね。
なんかその映像研書室で結構彼女たちと同じようなことに参加できる人ばっかり書いてるなっていうのがあって、
そうじゃない人もいると思うんですよね。
天才肌が結構集結してるみたいに書いてますけど、
努力家とかもいてもいいし。
僕の人生の経験というか、別に大した人生を送ってないような気もする。
いや、大した人生だなとは思いますけど。
驚きですけど、まさか自分が漫画家になるとは思ってないです。
人生経験豊富ではない、ちょっと偏ってるなっていう視点で。
僕は絵画家で絵画を勉強してたんですよね。
18から20か21かそのくらいまでやってたんですけど、
それをやる時点でも自分は絵を描く人間にならなくていいと思ってたんですよ。
思うようにしてたというか。
全ての経験は自分の糧になるし、何か少しでも絵画を描けるようになれば、
例えばスーパーマーケットの店員になったとしてもポップを担当できるんじゃないかとか、
ポスターを発注する時にそのラフとかで結構的確なラフを作れるんじゃないかとか、
21:02
本当にいろんなことがあるなと思って、それで人生はいいんだと思ってたんですよね。
なので、イフのルート、自分がそうだった場合、絵に携わらなくても、
なんとなくそういうところを掠めてきた人生だったとしたらみたいな。
そういうのを考えた時に、そうじゃない人も、自分の中にいるそうじゃない自分も救いたいみたいなのはちょっとあって。
そうすると、僕はずっとアニメ業界とかを志してたことがあるんですけど、
未だに別に諦めてるとかではなくて、アニメっていうのは一人で作れると思ってるのでやりたいなと思いますけど、
そういうところで、漫画とかアニメとかが好きで、でも自分は絵を描く力はあまりないとか、
お話を作るということではあんまり参加できそうにないけれども、
グッズのデザインはしたいとか、とにかく業界に携われたらそれで幸せみたいなこととか。
あれは消去法でもいいんですよ、もちろん。
どれもあんまり興味ないけど、働くんだったらアニメとか好きだし、
それに近ければちょっと面白いかなみたいな、もちろんそういうのでもよくて。
そういうので参加してきてる人たちのことも、
やっぱりあんたたちは映像研とは違う人間だよみたいなことはしなくないというか、
やっぱりみんなこの世界にいてほしいっていうのはあるっていう感じですね。
6、7、8巻が特にその感覚があって、
その自分が今感じていることとかをダイレクトに作品に込めているということなのかなと思って。
自分の葛藤、今まさに自分の中にある葛藤を映像研の中に描いていることはありますね。
しょっちゅうですね。
描きたいものを描けみたいな。
今その瞬間自分が映像研で直面している問題だったりしてるっていうのは本当にありますね。
浅草氏が特に自問自答して解決をするシーンって2、3度あると思うんですけど、
すごくそれは関係の中で気づきがあって、
あれもしかしてこれこういうことなのかって言って、
その浅草氏自身が自問自答してこうだって行き着くタイミングがすごく気持ちいいなと思うんですけど、
あれは大村先生自身みたいな感じなんですかね?
そうですね。卵が先か鶏が先かみたいな。
本当に意味わかんねえなと思いながら描いてる。
自分で作り上げた問題じゃないかと思いながら描いてるんですけど。
でも本当にそうですね。
やりたいことをやりたいようになるっていうのもそうだし、
新規くさい話は嫌だって新規くさくなっちゃうみたいな。
24:02
自分の話だし。
伝わらないものになってるんじゃないかみたいな。
伝えなきゃいけないんじゃないかみたいな。
これも自分の話だっていう。
それがもしかすると作ってる人間だとか表現してる人間だとか、
もちろんそれに留まらず、
社会生活してる人に共感されてるポイントなのかもしれないなとも思いつつ、
先生自身は一時期休載、お休みされてた時期があったじゃないですか。
そうですね、今もそうです。
一回休んで、また今休んで、
そろそろ明日からすぐ。
明日からまた再度準備していったんです。
自分が描いてる世界っていうものがどんどん広がってきて、
想定してないことがたくさん起こるわけじゃないですか、
メディア化とかすると。
その時に先生はもうそれを考えられないくらいの状態になったって感じなんですかね。
作品でこの自分に織りかかってる問題とかを消化するにもちょっと難しいかもしれないっていう。
そうですね、直接的には単純な忙しさでしたね。
自分のキャパシティーをまだ分かっていないっていうのがあって、
それでキャパ越えて元から結構忙しさとかに弱いタイプだったので、
その自覚はあったので、予定がバタバタっと入って、
やっと休めるっていう頃に歯が痛くなっちゃって、
むしばら病院に行かなきゃ、予約しなきゃみたいなので、
ぶっ倒れちゃったというか、動機と吐き気みたいなので、
数日間横になって、5日間ぐらいは一切動けないみたいなので、
どこの寝床にいたら自分が一番精神的に安定するかみたいなので、
本当に数分おきに2階行ったり1階行ったりとかして、
各部屋に寝られる場所を作って、いろんなところで自分の気分転換してみたいなのが、
それでなんとか乗り切った感じですね。
幸い、ちょっと浴室状態とかに関する知識はあったので、
それで乗り切って、その後精神科行ったりとかして、
治療始めたりとか、そういうこともできたんですけど、
無理やりこじつけ入れるわけじゃないですけど、
自分に降りかかってくるいろんな事柄で、
自分の知らないところまで作品の影響がいくっていうのは、
ストレスの一つにあったといえばありますかね。
本当に自分が想定しないような人まで届いてて、
その人たちの文化で批判されるみたいなこととかは受けたりしたので。
27:08
自分は先生が自分自身のことを別の生物として見てるというか、
メタ認知っていうやつですかね。
自分自身の心境の変化とか、これが原因なのかなっていう分析が、
すごく丁寧な印象があるんですよ。
なるほど。
特に変化とかに対して物語をつけすぎないというか、
冒頭でおっしゃってたように学者的見方をしてらっしゃるのかなと思ってて、
病棟簿を作っていくことにも1個つながる感じもするというか、
それが世界の捉え方、自分自身の生き方の軸というか、ベースになってるんですかね。
そうですね。それ間違いないですね。
例えばビオトープの話でいくと、なぜビオトープかっていうと、
僕はビオトープを管理しなきゃいけないものの、
水槽とか結構管理できないタイプなんですよ。
生き物の世話とか本当に苦手で忘れちゃったりとか、
バイスタイルの忘れるとか、水の交換できないとか、
水減ってきてるみたいな、水が濁ってるみたいな、
いちいちなんかやるっていうのは結構苦手なタイプで、
ある程度自然環境任せだったらたまに覗いてみたりとか、
あるいは雨水溜めてるタンクの蛇口ひねるだけで水が追加されるみたいな。
からくり作ったりとかするのが好きなので、
ホースでタンクから池まで引いてみたいなことはもうすでにやってあるんで、
そういうのちょっといじればいいだけみたいな、
そういうシステムを組むっていうのは結構できるみたいなことで、
そもそも自分が管理が卒位だからっていう、
年出から始まってたりとかすることもありで、
そうですね、ちょっとそれがまた医学的な話になるんですけど、
精神療法みたいなものの中に認知行動療法っていうのがあって、
自分がどういう認知をしているか、
物事をどういうふうに捉えてるのかっていうことを客観的にまず見つめ直す。
それに対してちょっとアクションを起こしてみるみたいな。
一番わかりやすいのだと、
僕は車の免許の供収所に行くのが怖かったっていう時期があって、
19歳ぐらいの時に免許を取ろうとしてたんですけど、
その時に受付に行って何を言われるのかわからないみたいなことがすごい怖いんですよ。
例えば僕の頭の中では、
受付に行きます、免許取りに来たんですけどって僕が伝えると、
受付の人が、は?みたいな。
あ、もう免許は合格されたんですか?みたいなこと言われたらどうしよう。
いや、違うんですけど。
30:03
自分が何を言ったらいいのかわからない。
相手が自分に何をしてくれるのかわからないみたいなことが怖いっていう。
自分が知らないことが怖いみたいなそういうのがあって、
それってなぜなんだろうって考えるのが、まず認知の部分なんですよね。
自分が怖がってるのは、客観的に見れば、
受付の人はそういう人を今まで何百人何千人と対応してきたんじゃないか。
だとすれば、自分が行ったところで、
え?この人何言ってんの?みたいなこと思われるはずはないみたいなことを
冷静に分析して、とりあえず行ってみて、わからなかったらすいません、
じゃあまた来ますと一言だけ言って帰ってきちゃえばいいじゃないかみたいな。
そういうところまで自分の逃げ道とかも考えながら、
徐々に調整していく、慣らしていくみたいなことをするっていうのがあって、
うちの母親とかも含めて、うちの一家4人なんですけど、
全員障害者手帳を持ってて、確定診断っていって、
ちゃんと医者に診断されてるのが3人で、
一般的に家庭的に見れば、4人全員そうなのかと思う。
母親は片足の欠損で身体障害者なんですけど、
そういう障害者に触れる機会とかすごく多くて、
自分たちがどうやって生きていけばいいのかみたいなのを、
常に考えながらじゃないと生きていけないような過程だったんですよね。
そういうので、学校に行けない不登校の時期とかもすごく、
うちの兄弟もそうだし、僕自身もそうだしあって、
そういうところでいろんなところで医者にかかったりとか、
親もそういうことについて本を読んだりとか、
医者に聞いたりとかしながら勉強する中で、
そういうことにだんだん詳しくなってきたという土台があって、
そこで自分がどうやったら、
いわゆる普通の人というか、平均とされる数字の値だと思うんですけど、
普通の人というのはいない、結局いないとしても、
これが平均という数字に自分が当てはまらない場合、
どうやって生きたらいいだろうみたいなことはずっと考えてたので、
同時に相手のことも知らないよねっていう、
相手がどんな人かも知らないよねっていうことで、
とにかく客観的に見る、相手がすごく不安定でも、
その人が悪い人かどうかとか、
あるいは本当に相手が犯罪を犯してたとしても、
それは何でなんだろうね、みたいなことまでちゃんと考えなきゃ生きていけないよって、
そういうのが確実に土台なので。
なるほど、なるほど。
いわゆる頑張るとかで解決できる問題じゃないから、
33:01
これを解決するには自分で考えて考えて行動していく。
場合によっては逃げましょうみたいな。
その道は自分はいけませんみたいな構図とかもですね。
習慣としてあるからってことなんですね。
インタビュー前半はここまで。後半は次回更新いたします。
ハッシュタグコミックアタラスでぜひ感想を待っています。
チャンネル登録してお待ちください。
次回更新もお楽しみに。
34:34

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