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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。 ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと
ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、最近ですね、風は強いんですが、真冬のようなですね、寒さはですね、かなりね
和らいできまして、春のね、訪れがですね、各地で届いているというふうにね、思うんですけども、暖かくなるとですね、昆虫もですね、
動き出しますし、まあね、 冬鳥はですね、渡り終えてね、日本を飛び立つ鳥もいれば、この時期にやってくる鳥もいますよね。
ツバメとかもそうですし、哺乳類とかも動き出すしね、冬眠からね、冷めてですね、活動を開始するね、生き物もね、たくさんいるかなというふうに思うんですけども、
今日のね、お話につながるんですけども、あのね、みなさんね、野生の動物と遭遇した時、野生の動物はですね、動物の方が人間を怖がっている
なんて言うですね、言葉をですね、聞いたことはね、あると思うんですけども、これね、昔からね、よく言われてるんですけども、長い間ね、それがね、当然だというふうに、私なんかね、思っておりました。
人間見るとですね、なんかこう、競竜旅行った時に、鹿に出くわすとですね、鹿がバーッと逃げていったりとかですね、カモシカとかもね、出会ったことあるんですけども、人間の姿を見るとね、バーッと逃げていくんですね。
で、今日のお話のメインはですね、動物は本当に人間を怖い存在だと思っているのかというね、お話をね、したいと思います。
で、これね、野生動物は人間が怖いから逃げるとかですね、人間の姿を見たらですね、一目散にね、なんかこう、逃げるような行動を見るとですね、怖がっているのかなというふうに思うんですけれども、
去年ですね、非常にね、ヒグマの被害が多かったですけどね、怖がっているのであれば、人間を襲わないと思うんですけども、
なんかね、怖いというふうに思っているかもしれないけども、人間を襲われるニュースを見てるから、なんかこう、もやもやしたね、疑問がありますよね。
で、これね、本当に怖いのかどうかっていうのをですね、ちゃんとですね、科学がね、実験をしています。科学がきちんと答えを出してくれてるんですね。
で、インド理科大学院の研究チームが発表した、まあ興味深いお話があるんですけども、これまでの研究ではですね、人間は他の捕食者よりも遥かに多くの動物を捕獲し、
生態系に強い影響を与えてきた存在というふうにされてきたんですね。つまりですね、動物たちにとっては人間は最強の天敵というのがですね、まあまあ定説ですよね。
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で、でもですね、人間、ホモサピエンスと言ってもですね、みんながみんな狩猟者、狩る生き物ではないと、人間もいろんな生き物いますから、70億人近くいますからですね、みんながみんなハンターじゃないよっていうふうに思う、みんながみんなハンターじゃないですよね。
そこにはですね、観光客もいれば研究者もいますし、道路や集落みたいな人間の存在が環境の一部として当たり前になっている場所もありますよね。
で、動物たちは人間が関わるものすべて怖いというふうに思っているのかというかね、そういうことなんですよ。
で、研究チームはですね、過去30年間に発表された野生動物の行動研究を徹底的に採集し分析したんですね。
注目したのは、動物たちの行動の変化なんですけども、3つに注目しました。一つがですね、採食、ご飯を探したり食べたりする時間がご飯を食べる時間にどれぐらい最低なのかね。
2つ目、警戒、キョロキョロ周りを見渡す行動がどれぐらい記録されたか。
3つ目ですね、移動ということで、行動範囲や動き回る量、これらをですね、ご飯を食べる時間、警戒する時間、移動する時間、移動する量、
この3つの相関環境を見ながらですね、過去に発表された野生動物の行動に関する研究をですね、分析したんですね。
これらはですね、動物が危険を避けることと餌を食べることのバランスをどうとっているかを示す、いわばバロメーターなんですね。
そしてですね、その3つの行動と人間との関わり方を3つに分類したんですね。
まず一つがですね、知識的行動ということで、ハンター、狩猟など命を奪う可能性があるもの。
2つ目、能動的な非知識的活動、観光や研究者の接近など。
3つ目が、受動的な非知識的要因ということで、道路や集落などの人工物ということで。
ここからが本題なんですけども、分析の結果ですね、面白い傾向が見えてきたんですね。
狩猟などの命に関わる活動が行われている地域では、動物たちは警戒を強め、餌を食べる時間を減らしていたと。
それはそうだなというふうに思うんですけども、油断したら命です。鳥ですからね。
保護地域じゃなくて、ここは狩猟してもいいよという地域がですね、日本の山でもありますよね。
そういった地域ではハンターがウロウロしてますから、何かあったら殺されるんだよね。
ここは狩猟される、自分の命が取られるっていうような地域では、やっぱり警戒が非常に高いし、餌を食べる時間も短いですよね。
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餌を食べている時間って多く割きたいんですよ、動物っていうのはね。
でも無防備ですから、餌を食べるときって。その時に飼られたらあかんから。
やっぱり警戒を強める狩猟地域だと、警戒を強めて餌を食べる時間も短いということなんですね。
ところがですね、観光などの命に関わらない活動では、反応がガラリと変わるらしいんですね。
確かに少しは警戒するんですけども、自分とは違う生き物。
直立二足を起こるなんて怖いからね。他の動物にとってみれば、何立ってんのみたいな感じですから。
少しは警戒するんですけども、その効果はとても弱くて、種類によってはほとんど変化がないことがわかった。
奈良公園の鹿とかですね、人間に寄ってくるし、警戒してないですよね。
そういった人間はいるけど、狩猟されるような地域でもないし、
この人たちは襲わへんから大丈夫やなということで、
ほんまに無防備で餌食ってるところがね、非常に多いと思います。
さらにですね、道路や集落みたいなものに対する反応はもうバラバラで、
動物によって反応が違いすぎて単純に怖がるとは言えないことがわかったということなんですね。
なので人工物、家の軒先に巣作ったりとかね、鳥とかもしますから、
ほんと種類によってバラバラということなんですね。
なんでこんな違いが出るのかということなんですけども、ここからがですね、
この研究チームの解釈が非常に面白いんですが、
研究チームによるとですね、動物たちは人間かどうかで判断しているわけではなく、
人間イコール怖いとか、そういうような概念で見てるわけじゃなくて、
その危険がどれくらいヤバいか、どれくらいの確率で危険が起こるかを評価している可能性が高いということなんですね。
人間絶対怖いとかじゃなくて、ここの地域は人間に会って殺されるなとかですね、
ここの人間たちは大丈夫なということで、要は人間を置いといて、
そこの地域住んでるところが人工物とかそういったものが、
自分にとって危険なのかどうか、要はリスクがあるのかどうかということをちゃんと評価して判断しているということなんですね。
狩猟される地域では危険度マックスだし、しかも常にピリピリしないと生き残れないと狩られますからね。
なので、警戒しまくりで餌を食べる時間も減ると。
これはもうですね、生き残り戦略として完璧に理にかなってますよね。
一方ですね、観光客や研究者は確かに鬱陶しいかもしれませんけれども、
基本的には襲ってこないですよね。
研究者はそれを見て研究してるから、死んでしまったら研究できないから、
なのでちょっと鬱陶しいな、ちょっとうろうろしてるなと思うかもしれないけど、
危害はないよねということで、警戒するけども基本的に餌を食べる時間は確保しても大丈夫かなというところなんですね。
しかもですね、行動にあるある程度パターンがね、この研究者とか観光客にありますので、
だったらそこまでビビれなくてもいいかということで判断が働くことかもしれないということなんですね。
中では人間の存在に慣れてしまうね、そういった動物もいるかなと。
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奈良公園のですね、シカとかもそうですよね。
道路とか集落の影響が非常にバラバラだったのは、もっと面白い理由があるらしいんですね。
例えばですね、狼みたいな捕食者が人間を避ける場所では、シカなどの獲物にとって人間の近くはむしろですね、安全地帯になる可能性があると。
ここのところにいればですね、人間は狼狩るだろうから近づいても大丈夫だよね。
こんなこともちゃんと判断できると。
またですね、道路沿いは草が枯られていて、餌を食べやすい環境になっていることもありますよね。
いわばですね、リスクはあるけどメリットもあるという場所なので、
動物によってバラバラと取り入れ方がね、ということが分かってきたということなんですね。
この間、流氷湖にね、北海道に行ったんですけども、シカが増えすぎてやばい。
シュレット湖半島にね、北海道同島には70万頭のシカがいるんじゃないかと言われてるんですけども、
この保護地域シュレット湖とかも、保護地域で生き物殺しちゃダメとか言うようになってますから、
そこの方に逃げるらしいですね。シカとかね、罠とか仕掛けるんだけども、
その国営のところとか、生き物をシカであっても殺しちゃダメっていう地域にうまく逃げ込むらしいですね。
なのでその辺のところもしっかり判断できるから、この研究結果がですね、
最近聞いたね、北海道の同島のシカの江戸時下の行動と当てはまるなというふうには思ってね、
しっかり自分たちのリスクとかメリットをちゃんと判断して行動しろということがわかるということなんですよ。
つまりですね、動物たちは単純に人間がいるから逃げようではなくてですね、
この人間は危険と何パーセントかなということを、
ちゃんとこの場所のリスクとリターンはということをちゃんと考えて行動しているというところなんですね。
この研究がですね、後々発展していってですね、
この人間の地域に野生動物が侵入するのを防ぐときに役立つんじゃないかということになって、
少量の間引きをすることによって有効な手段になり得ると、
ちょっと間引くときにちょっと危険だな、ここはちょっと間引かれるから、
餌食べる時間が短くなっちゃうからここに近寄らんとこうとかね、
そういったね、隅分けみたいな、そういった知見として使えるんじゃないかと、
この研究結果がね、というふうに言われているということなんですね。
なのでですね、この研究から分かることはですね、無条件に人間を恐れているわけじゃなくて、
この人間は危険度どれぐらいなのかということをしっかり判断し、
この場所はリスクあるのかリターンあるのかということをちゃんと判断して、
動物はですね、野生動物は行動しているということなんですね。
頭いいですよね。
なのでですね、我々もですね、何が何でも人間が恐れているわけじゃないと、
なのでうまくこういったことをちゃんとお互い理解があることによってですね、
野生動物と我々も強制の道を歩むことができるんじゃないかというところですよということで、
今日はこの辺にしたいと思います。
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それではみなさん、さよなら。バイバイ。