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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。 ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、
昨日一昨日とね、非常に天気の良い週末でしたので、皆さん花見とかね、行かれましたかね。 もう非常にね、花見日和でしたよね。全国的に見てね。
私はですね、2日ともゴロゴロしてたので、花見はしてないんですけども、桜ね、やっぱ綺麗ですよね。という感じですかね。
はい、今日のお話はですね、クリオネについてお話ししたいと思います。 クリオネです。クリオネ。皆さん知ってますかね。
流氷の天使とかね、氷の海のエンジェルとかね、いう言われ方をしますけども、あのクリオネね、もう非常になんかね、可愛らしいというかね、愛らしい感じでね、
キャラクターかもされておりましてですね、キーホルダーとかね、 ストラップとかですね、お菓子とかね、まあそういったね、クリオネを模した
キャラクターかもしておる感じで、非常にですね、人気のある、水族館でも人気のある生き物なんですけども、このクリオネのね、
まあその可愛らしいところとか、どんな生き物なのっていうところと、 流氷のエンジェルとは言い難いね、ところもありますので、ちょっとね、あの皆さんと一緒にシェアしたいと思います。
このクリオネなんですけども、標準和名はですね、 裸カメガイって言い方をします。
で、このカメガイってついているので、何かというとですね、貝の仲間なんですね。 実はマキガイの仲間でですね、成長すると貝殻を失うマキガイの仲間っていう感じなんですね。
で、カメガイっていうのもいてですね、貝殻を脱ぎ捨てて、水中をふわふわ漂うので、カメガイが裸になったという意味で、裸カメガイって言い方をするわけですね。
で、この発見されたのが初めてクリオネっていう存在をですね、発見した人がですね、フィリップ船長という方なんですけども、
1773年ですね、クジラの観察のためにグリーンランド海域を航海していたですね、そこでクジラの観察をしてたんですけども、その時にこのクリオネを見つけたと。
で、このクリオネっていう名前なんですけども、ギリシャ神話に登場するクレイオーという女神に由来しているということなんですね。
クリオネの姿を見たことある方はわかると思うんですけど、本当に天使のように翼をふわふわ畳めかせながら泳いでいる姿が非常に女神みたいだ、エンジェルみたいだということで、龍氷のエンジェルとか氷の海のエンジェルとかいうふうに言われております。
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非常に体が透明で内部の消火器が透けて見えるという感じで、キャラクターにしやすいんですよね、腕みたいに見えるから翼みたいな、浴足って言うんですけど、それが非常に手足みたいな感じで、本当に漂っている天使のような感じを受け取れるから非常に人気があると。
日本でですね、北海道を中心なんですけども、オホーツク水族館、そもそもオホーツク水族館、2002年に閉館しちゃったんですけど、淡路市にあったオホーツク水族館で初めて飼育に成功したということで、日本がパイオニアみたいな感じなんですね。
オホーツク水族館は場所が変わりましたけど、北海道立オホーツク流氷科学センターって名前変わりましたけども、そことか、小樽水族館とか、サンピアザ水族館、これ北札幌なのかな、新札幌か。
サンピアザ水族館とか、のぼり別マリンパークニクスなど、そういった北海道の各所で見れることができる。流氷に乗ってやってくるので、そういったところで北海道が多いのかなという感じで、日本でも北海道中心ですけども見ることができる。
生きたクリオネを見ることができるということなんですね。クリオネと呼ばれる生き物は5種類くらいいて、2017年に富山湾で新種のクリオネが発見されておると。
グリーンランドなので地球の北部、北極圏に近いところで発見されているんですけども、そこのクリオネは非常にデカい。8センチくらいある。日本でよく見られるクリオネは裸カメガイは3センチくらいなので非常に愛らしい感じで可愛らしい小さいんだけど、8センチくらいにもなると可愛らしいを取り越してゴツい感じで、流氷のエンジンなの?みたいな感じのリアクションになるかもしれませんけども。
非常に裸カメガイは非常に可愛らしいということなんですね。この可愛らしい流氷のエンジンが実はある時に、エンジンっていうかもはや悪魔みたいな時があるんですよ。
それがどういう時かというと、餌を食べる時、捕食シーンというか捕食の時がもう末恐ろしいんですね。先ほど言ったように透明になっております。体がね。その透明の体内、内部から6本の触手を伸ばして、バッカルコーンって言うんですけど、バッカルコーンっていう恐ろしい悪魔の手みたいなものが体の中からブワンと出てくるんですよ。
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その頭の頭部のところからブワンと出てきて、他の獲物をガッチリ掴んで、中に引き込むみたいなね。もう本当にエンジンとは言えないみたいなね。天使と悪魔という言葉がありますけどもね。表裏一体ですからね。
そういったところからバッカルコーンという6本の触手が伸びてきて、捕食シーンとかYouTubeでたくさん見れますから見てみてください。もう末恐ろしいです。バカンと食べてですね、体の中に引き込むというのですね。
食べている獲物は動物性なので肉食なんですよ。クリオネってね。そもそもね。バカンと何を食べるかといってミジンウキマイマイと呼ばれてですね、同じ貝の仲間を食べるという感じなんですね。
さらに怖いのが、ミジンウキマイマイという貝の仲間をですね、バッカルコーンでガッチリ掴んで、中だけ取り出すんですよ。貝殻はね、やっぱりね、消化しにくいから、中の軟体動物のところもグリーンと取り出して、それをね、むしゃむしゃ食べて消化するっていうですね。
非常にね、エンジェルとは程遠いぐらいえげつない食べ方をするっていうのもですね、クリオネの特徴なんかなということなんですね。
でもね、これね、めちゃくちゃいっぱいね、バッカルコーン取り出しね。ところせましと、もう手当たり次第に食べるわけじゃなくて、食べたらですね、それをちょっと食べたら半年から1年ぐらいに1回食べれば生きていけるんですよ。
これすごないですか。めちゃめちゃコスパいいですよね。クリオネの寿命がそもそも1、2年とかいう話もあるんだけど、まだ詳しいことが全然わかってないので、何とも言えないらしいですけども、だから生涯で1回捕食すれば、1回悪魔になれば生きていけるみたいな、それぐらいのコスパのいい部分もあるってことなんで、その点はちょっと割と天使かなみたいなね。
アイドルとか天使とかも、人には見せれない部分ってあるじゃないですか。信じたいみたいな。ずっと天使は天使で信じたいみたいな部分あるから、そういった部分は本当に生涯で1回しか見せないみたいなね。
本当にアイドル的な存在ですよね。そういった生きる姿勢もね。一生に1度ぐらい食べれば十分っていうところも、それも含めて愛らしいのかなという感じですかね。ということで、今日はクリオネをご紹介いたしました。
クリオネって言っても、皆さんがよく知っているクリオネは裸カメガエっていう可愛らしい種なんですけどね。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それでは皆さん、さよなら。バイバイ。