さあ、ということで今月はですね、ゲストに湘南しらり学園中学高等学校共闘広報部長の水尾淳子先生をお招きして前4回にわたってお話を伺っています。
今回は第1回をお届けしますのでぜひお聞きください。
それではどうぞ。さあ、ということで今日のゲストはですね、湘南しらり学園中学高等学校共闘広報部長の水尾淳子先生です。水尾先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということでね、今日から4回にわたって水尾先生にいろいろお話を伺っていきたいと思うんですけども、清水さん最初にご紹介をお願いできますか。
はい、では私の方から水尾先生についてご紹介させていただきます。水尾先生は城地大学文学部私学科をご卒業後、城地大学大学院文学研究科私学専攻をご修了。
2008年より湘南しらり学園中学高等学校で歴史や世界史探求の授業を担当されてきました。
2020年から京都先生にご就任。2021年からは広報部長も兼任され、湘南しらり学園の魅力を発信されています。
はい、ということでね、プロフィールご紹介いただきましたけれども、今のお話伺っただけでも、なんかもう大忙しで飛び回ってそうな感じがするんですけど、実際どうですか。
はい、飛び回っていて、明日から北海道に引率で行ったりします。
それはもう北海道ってありまして、北に南に日本に海外にみたいな感じですか。
そうですね、そんな感じです。
なんかでもこうね、パッとこういらっしゃった時はすごく、すごくというか今も落ち着いてらっしゃる感じですけど、結構じゃあもう普段は行動的にはバタバタしてる感じ。
そうですね、海遊魚のように止まったら死ぬみたいな。
なるほど、そんな感じのね、水尾先生なんですけども。清水さん、水尾先生と初めてではない。
はい、初めてではないです。今年の春初めて水尾先生とお話しさせていただいて、ラジオのお話しさせていただきましたら、先生がラジオに出たいと言ってくださって、このような形でもう夏に来ていただけて本当に嬉しいです。
ちなみに湘南白百合学園というのは、これは清水さんにちょっとご紹介いただいた方がいいのかな。
はい、私も先日初めて訪問させていただきました。
場所は神奈川県藤沢市にあります。
大船駅からモノレールで私は伺ったんですけれども、本当に海が近くて、グラウンドから海が見えて、お天気がいい時には富士山も見えるというふうに伺いまして、とても気持ちのいい場所、見晴らしのいい場所に校舎が建っていますね。
伺ってみて本当にその明るさですとか、爽やかさというところを感じました。
またすごく伝統を感じる校舎なんですけれども、新しい部分もありまして、クリエイティブスペースという名称ですね。
すごく綺麗な新しい空間がありましたし、あと生徒さんたちが意見を出されて作られたリリースペースという食堂になりますか。
あれはカフェテリアになりますね。
生徒さんたちがお昼を食べられたり、でもそれ以外のお話をされたり、一緒に勉強をしたりというようなことができそうなスペースにも感じたんですけれども、そういう目的でも使われてますか。
そうですね。生徒たちのラーニングコモンズとして使われているような場所です。
ラーニングコモンズというのはディスカッションしながら学びをされたりとか、調べ物をされたりとか、そんな雰囲気でしょうか。
一人静かにお勉強するというような場所ではなくて、一緒に相談し合ったりというような形で、わいわいとみんなで学び合うような場所にもなっています。
ありがとうございます。このリリースペースもすごく開かれた空間だなというふうに感じました。
なので、伝統と新しさが同居している場所だなというふうに伺って感じました。
ありがとうございます。これせっかくすごくうまく聞いてくださった時に、ちょっとB面的なことを聞きたいんですけど、やっぱり海の近くとかだとなると、僕も高校が富士山の高校だったんで、片瀬の島とかああいうところでちょっとたまに海岸みんな行ったりみたいな。
なんかそういうのはあったりするんですか、生徒と。先生とかが行くことはあんまないかもしれないですけど。
海は毎日相模湾が一望できるんですけど、定期的に行くっていうのは正直全員はないんですけど、SDGsを推進したいっていう有志の生徒のグループのCっていう子たちがいまして、その子たちは片瀬海岸の清掃をしていたりとか、
あと今夏休みの時に海開きで海岸でいろいろアナウンスが流れる時のそのアナウンスも担当したりとか、そんなつながりはあったりしますね。
それはやっぱりその場所ならではですよね。
そうですね。
清水さんいろいろね、この少年白百合さんのいろいろ見てる中で何かキーワード気になるキーワードがあったっていう。
そうですね。先ほど校舎のイメージでお話ししたんですけれども、教育内容もとても外部に開かれているという感じを受けました。
いろいろな大学との連携もされていますし、海外で学ぶ機会もありますし、そのあたりもすごくいいなというふうに思ったところですし、
あと探究講座をされていたり、スティームということも大切にされているところがキーワードとしてすごく気になったところですね。
これスティームっていうのを分かる方も分かんない方もひょっとしたらいるかもしれないんで、これはどういうことなんですか。これは先生に伺ったほうがいいのかな。
そうですね。サイエンスやテクノロジーとかエンジニアリング、アート、マスマフィックスっていうようなことで経験を大切にしながら、そういったことを自分たちで学んでいったりとか、そんな機会が少年白百合にはあったりしますね。
なるほど。その中でやっぱりちょっと今日ね、第一回で一番聞きたいテーマがしみさんあるということで。
そうですね。少年白百合さんが大切にされている教育の中で説明会伺ったときに、知性、人間性、環境というキーワードを伺ったんですけれども、その中で知性は学力、人間力。
人間性のところに心、想像性とともに非認知能力という言葉がありまして、ここを大切にされているんだなというところを理解したんですけれども、
私たち世代が中高で学んでいる年代のときに、なかなか心ですとか、非認知能力というキーワードで生徒に身につけてほしいですとか、学ぶというところでですね、なかなかその非認知能力という言葉は出てこなかったなというふうに改めて感じたんですね。
なので、今の保護者の方たち、小学生や中学生のお子さんをお持ちの保護者の方たちも、学校で非認知能力を学ぶってどういうことなのかっていうことがパッとイメージできない方も多いんじゃないかなと思いまして、そのあたりについてですね、お伺いしたいなと思っています。
なんかそもそも非認知能力っていう言葉、いろんな定義あるかもしれませんけど、水尾先生どう考えられるか。
そうですね、数値では測れない力っていうふうに考えています。なのでテストとかで点数化できるようなものではなくて、やり抜く力とか共同性とか、あとレジリエンスなんて最近よく言われたりしますけど立ち直っていく力とか、そういったなかなか数値化はできないけれども、生きていく上でとても大事になってくる力。
というふうに考えていますね。
それを学校としても、もちろん先生としても、とても大事にしているっていう背景みたいなものっていうのはどんなところにあるんですかね。
そうですね、湘南白百合の目指したい女性像っていうのが、愛ある人として国際社会の平和と発展のために自分から一歩踏み出して、そういった世界の発展に寄与できる女性っていうことになっているんですけれども、
そのためにいろんな人と協力したり、コミュニケーション取り合ったり、やり抜いていくっていう力がそもそも必要だよねっていうところで、昔から大事にしてきた力ではあると思ってます。
いつ頃から非認知能力という言葉を使って、今こういう教育をしてますよというふうに発信されたんですかね。
そうですね、でも本当ここ数年だと思います。世の中でもやっぱりそういう力って必要だよねって、特にコロナ以降とかは答えが見えない世の中っていうのをみんな感じたと思うんですけれども、
その中でいろんな人と知恵を出し合いながら、課題に向き合いつつ、時には失敗してしまうことがあっても立ち直っていって、正解と思われるものを導き出していってっていうようなサイクルがコロナ禍以降みんなが経験したことで、非認知的な能力って大事なんじゃないかっていうふうに言われるようになってきたように感じているので、
そういうふうなことを前から大事だと思っていましたが、言葉がなかったっていうところで、そうかじゃあ私たちが大事にしてきたのってこういうふうに表現されるんだなっていうので、ワードとして使うようになりましたね。
なんか私事なんですけど、この前真ん中の子供、今中1なんですけど授業参加に行った時に、レジリエンスについてみたいな感じで、親子みんな集まって体育館で授業があったので、やっぱりあれですかね、各学校としてもですけど、全然詳しくなくて恐縮ですけど、文科省というかそういうところでも非認知能力とか今のレジリエンスとかグリッドとか、そういうことは少し今力を入れていこうみたいなのあるんですかね。
寺田 そうですね、各学校やっぱりこの先のことを見据えて、世界を見据えて、そういったところに力を入れていこうっていう段階には入っていると思います。
寺田 これ先の見えないコロナのところが一つ背景ってあると思うんですけど、やっぱりそれを契機にはどんどん出てくる中で、ちょうど僕が思ったのはもう一つやっぱり非認知能力は数値化できないっておっしゃってたじゃないですか。だからちょっとこういう解釈で合ってるかわかんないですけど、やっぱり逆に今どんどんAIが出てきて、もういろんな数値とかデータどんどん読み込んでくれる中で、だからやっぱり最後は逆に言うとそこじゃない部分、やっぱり人間が人間でしかできないことってやっぱり人格とかも含めて。
すごく大事になってくるなと思ってたので、やっぱりなんか本当僕が先生を前にしてもらったんですけど、ますます必要重要ですよね。
寺田 そうですよね。AIにはできない人間ならではのっていうところでは本当にこの非認知的なところは重要によりなってくると思います。
寺田 これ実際のところ、じゃあ学校として先生としてやってる部分もあると思いますけど、具体的にこれ聞いてる方、いろんなお子さんお持ちの方いらっしゃると思うんですけど、小学生とかが具体的に親がサポートする必要あると思いますけど、この非認知能力伸ばすためにできることってどんなことがあるんでしょうね。
寺田 そうですね。なかなか日常でできるっていうところに絞っていくと、やり抜く力とかを考えていった時にも、周りのことをついつい小学生になると親も幼稚園生ぐらいの時は元気でいればいいとか、そのぐらいに思っていたのが、
寺田 だんだん成績とかが見えだして、周りのこと比べたり、あるいはさっきの認知的な点数化されたところとかで、こんな点数じゃないかとか、100点だから偉いねみたいな言い方しちゃったりとかあると思うんですが、
寺田 それだと子どもたちも結果重視になって、やり抜く過程みたいなところを褒めてあげるっていうのはとても大事だと思っていて、その過程を重視した声かけ、結果ありきじゃなくて、昨日よりこれができるようになったねとか、
寺田 昨日の自分と比較するみたいな、周りと比較したり、あるいは点数軸で考えるのではなくて、こういうことが昨日より過去よりできるようになって、すごいねっていうようなところを声をかけてあげたりすると、
寺田 子どもも、なるほど、結果じゃなくて、そういう自分のところを見て、お父さんお母さん見ていてくれるんだなっていうところで、その過程も大事に伸び伸びと頑張れるようになるような気がしてますね。
寺田 これでも反省しますね。自分が親になったときって、そうならないようにのつもりですけど、先生おっしゃる通り、小学校中学校とかになっていると気づいたら、当然テストとか見たりすると、頑張ったねとかも言うんですけど、点数がいまいちだったときに、比較とか結果のところにちょっと突っ込んじゃったりするので、
親も人間なんで、1回2回言っちゃうかもしれないけど、それずっと言っちゃうと多分そういうふうになっちゃうと思うので、今のすごくちょっと反省もしたんですけど、清美さんどうですか。
清美 そうですね。つい点数に目が行ってしまうっていうのは、本当にその通りだなと思います。で、過程を重視するというところが、なかなか意識して実践するのが難しいなと思っていて、
例えば、昨日より10点上がったねはOKなのか、そうではなくて具体的に何ができるようになったねっていう声かけがいいのかと、その声かけの加減がですね、グッとするとよろしいでしょうか。
どうなんでしょうね。それもお子さん次第っていうところもあると思うんですけど、いずれにしても子どもをよく親として観察していないとできないことだなとは思っていて、なんか親子さんもすごくお仕事されていたりとか、そのほか家事とかでも忙しいと思うので、つい出された結果だけ見てキーってしちゃったりとかあると思うんですけど、
よく子どもの表情だったりやっていることとかを見て、その子が頑張れそうな、やり抜けるようなサポートになるような声かけを考えて、親自身もそれこそ非認知能力を育てて、一緒に育てていくっていう感じですよね。
じゃあいつも同じ言葉だと、たぶん見てないことになりそうですよね。
そうですね。子どももよく見てますからね。また同じこと言ってるよみたいな感じで、それを言えばいいって思ってるんでしょみたいに思われちゃうと思うんで。その臨機応変さみたいなところは大事なのかもしれないですね。
臨機応変ってところで清水さんちょっと反応してましたけど、今後の光が見えましたか。
そうですね。つい響くフレーズみたいなことを考えてしまって、この子はこう言ったら機嫌が良くなるとか思っちゃいそうなんですけど、じゃなくて先生おっしゃるように、よく観察していれば、たぶんですね、都度都度出てくる言葉が違ってくるんだろうなと思います。
うちの娘のことなどを見ていても、すごく準備をして頑張っていても、うまく結果が出ない時があるんですよね。例えばコンテストとか、なかなかその外部の評価が入るものですね。
それが、いわゆる単語テストのようなものではなく、頑張れば頑張るほど点数が上がっていくようなものじゃないものもあって、でも私から見ていると、こんなにいろいろ考えて努力していたのになっていうふうに思う時もあるんです。
そういう時に、残念だったねだけじゃなくて、あなたはこんなふうにこんなことをしていたよねっていうことを言ってあげるのがいいのかなって先生のお話を伺って思いましたが、はいいかがでしょうか。
そうですよね、そういう本人も気づいてなかったかもしれないところを、お母さん見ててくれたんだっていうのだけでも、すごく子供って嬉しいと思うんですよね。やっぱり私たちはキリスト教の学校なので、愛されているっていう感覚が愛ある人、周りにも愛を向けられる人になっていく、まず第一歩だっていうふうに考えてるんですけど、
自分って大切にされてるんだっていう、そういう感覚って、さっき言ったレジリエンスとかにもつながっていくと思いますし、こういうふうに見ていてくれたんだ、じゃあ今度こうしてみようかなとか、うまくいかなかったけど、お母さんこんなふうに褒めてくれたなっていうのがまた次への糧になるような気がします。
本当に、だからハウじゃないってことですね。愛ある眼差しをこういかに向けてるかっていうのは。
そうですね、あとはそのフィードバックみたいなこともあるのかなって先生のお話を伺っていて思いましたの。自分でも気づかないところを言葉にしてもらえるって、嬉しいとともに次の行動とか次の成果につながりそうですね。
そうですよね、大人でも嬉しいですよね。
確かに嬉しいですね。
なるほど。
初回からいろいろ学び気づきが満載でしたが、また次回以降も引き続き水尾先生にお話を伺っていきたいと思います。
ということで今日は第一回でした。水尾先生また次回も引き続きよろしくお願いします。
お願いします。
さあエンディングのお時間ですが、水尾先生のお話いかがだったでしょうか。
今回は第一回ということで、非認知能力ということでしたけど、清美さん改めて振り返ってどうでしたか。
非認知能力について具体的に水尾先生に説明していただいて理解が深まったというのと、親子での関わり方ですね。
会えたのがすごく良かったなと思います。日々を観察できているかというところは、なるほどと思いました。
これできているようで本当にできていないなというふうに私自身は思いました。
むしろ子供の方が観察している。
観察されている。そうですね。
楽しみながらですけどね、しっかり見てあげるということで、次回以降も楽しみにしていただけたらと思います。
そして、清美さんお知らせはありますか。
お弁当レシピサイトN'sキッチンからお知らせをさせてください。
毎年N'sキッチンではお弁当コンテストをやっています。
9月1日からなので募集はスタートしているんですけれども、10月15日までお弁当コンテストを開催しておりますので、ぜひご応募ください。
お弁当作りをされている方でしたらどなたでもご応募できます。子供から大人までご応募していただくことができます。
すごいこれお弁当コンテストというと、そうするとなんとか賞みたいないろんなジャンルとか何かあるんですか。
はい、いろいろな賞がございますね。
最優秀賞、優秀賞、佳作。
長井みな子さんが毎年、フリーアナウンサーの長井みな子さんが毎年特別審査員で出ていただいているので長井みな子賞、あとは共産者さんの賞もいろいろございますので、ぜひウェブサイトをご覧ください。
そしてこのN'sキッチンがまたさらに充実していくってことですね。
そうですね、皆様からのお弁当アイデアをいただいて、また私たちもさらに進化していけたらなと思っております。
ラジオ先生とひと休みは木曜日22時に新エピソードが配信されます。
Spotify、Apple Podcast、Amazon Music、YouTubeなどお好みのアプリでお聴きいただけます。
番組では子育てに関する素朴な疑問やお悩みを募集しています。
こんな時どうしたらいい、こんな先生の話を聞いてみたいというリクエストは概要欄のフォームからお寄せください。
皆様の声を羅針盤にこの番組を育てていきたいと思います。
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ここまでのお相手は、私学病患研究所の清水陽子とプロインタビュアーの早川陽平でした。
それではまた次回お耳にかかりましょう。