アメリカで本当に起こった悲喜劇です.サイモン・ホロビン(著),堀田 隆一(訳) 『スペリングの英語史』 早川書房,2017年.の p. 210 をご覧ください.
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▼パーソナリティ、堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ。
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サマリー
アメリカ・ペンシルバニア州の都市Pittsburghについて、語尾を「-burgh」とするか「-burg」とするかをめぐる綴字論争が語られます。19世紀アメリカでは地名の綴りが揺れており、1890年設立の合衆国委員会が、綴りから発音を推測しやすくする標準化を進めました。委員会はboroughをboroに、burghをburgに簡略化し、ゲティスバーグやウィリアムズバーグではHを落とす方針を採用しました。しかしピッツバーグ市民は伝統的なHを残す綴りを要求し、1911年に委員会は同市だけ例外としてGHを認めました。その結果、PittsburghはGHで綴る一方、他のアメリカの多くの地名はGで終わるため、かえって綴り間違いの多い地名になったという皮肉が紹介されます。
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