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英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は3月21日火曜日です。いかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題は、Voicyのトークテーマ 相手に伝わる話し方に参加してお届けしたいと思うんですけれども、
タイトルは【伝えたいことを聞き手に伝えるための極意4点】です。 どうぞよろしくお願いいたします。
今日の本題への前振りなんですけれども、Voicyのトークテーマ企画、今まではですね、毎週お題が決まっているという
ウィークリートークテーマみたいな感じだったんですけれども、 最近はですね、これに上乗せする形でデイリートークテーマ
毎日トークテーマが変わるという、そちらのお題も設定されるようになってきているようなんですね。
私、こちらに参加したことはなかったんですけれども、新しい企画ということで、たまたま覗いてみましたら、今日3月21日火曜日の
デイリートークテーマが、このですね、相手に伝わる話し方ということだったんです。
こちらVoicyのパーソナリティであれば、相手に伝わる話し方について、当然ですね、関心があるかと思いますので、多くのパーソナリティが参加しているんではないかと思われますが、
私もこの相手に伝わる話し方、どうすれば一番良く思いを伝えられるのかという点については、このVoicyのパーソナリティとしての活動を始める以前からですね、
例えば、学会の発表であるとか、それこそ授業であるとか、人に話すという機会が多いので、これ当然ですね、職業柄ですね、
常に関心を持たざるを得ないっていうテーマで長らく生きてきたということなので、多少の考え方っていうのは持っているんですね。
それが実現できているかどうかというのは別にして、目標であるとか、相手に伝わる話し方の極意といいますか、いつも気にしていることというのがあります。
これを今日お話しするチャンスかなと思いましたので、このデイリートークテーマに乗ってみることにいたしました。
話し手のプロのような方がですね、たくさん集まってきているこのVoicyでですね、このようなお話しするのは的確ではないかもしれないというふうにも思ったりするんですけれども、
私もですね、研究者として私なりに研究してきたこと、その研究成果みたいなものをやはりですね、広く伝えたいという思いで、このチャンネルも運営しているということがあります。
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それから私自身がですね、大学、特に大学院というレベルで研究者を育成するという立場にもあるんですけれども、
大学院生ですね、これから研究者になろうという場合に勉強、学業を一生懸命やるということはそうなんですけれども、やはりそれが伝わらなければ意味がないというところを強調しているんですね。
ですが、大学院生、勉強することたくさんあるので、どうしても勉強勉強ということに終わってしまうんですね。
ですが、それをいかにして発表するかということ、こちらにさほど注意がいっていないのではないかなと日々ですね、接していって感じる部分もあったりします。
だけれども、とても伝える技術であるとか、極意、こちらも本当に勉強そのものと同じぐらい大事なんだよということを伝えたい思いっていうのが、今日のお題を選んだもう一つの理由です。
そして3点目なんですけれども、相手に伝わる話し方というトークテーマなんですけれども、これ伝え方の方が多分いいと思うんですね。
というのは、伝える媒体というのは話、話し言葉ということもありますし、書き言葉ということもあります。
特に私は研究者として、ものを書くということも多いので、決して今日の話はですね、話し方に限定されるわけではなくて、書き方にも応用できるはずだというふうに思います。
こういったいろいろな思いから、今日の話題を選定したという次第です。
英語の話題もチラッとは出てきます。
ぜひ聞いていただければと思います。
今日は伝えたいことを聞き手に伝えるための極意4点と題して、私が抱いている話し方論をお話ししたいと思います。
半分くらいは受け売りなんですけれども、そこに私自身の経験であるとか考え方というものを上乗せした形でお話しいたします。
前のチャプターで述べた通り、私自身は公の場で話す機会っていうのが、割と他の職業よりは多いんではないかと思われるんですね。
これは考えてみますと、とても不思議なことでですね、というのは、私、子供の頃から全然おしゃべりではないんですね。
むしろ、なんて喋らない子なんだというふうに家族には心配されていたということなんですね。
周りが喋りすぎたという家庭の事情があったことはあるんですけれども、そんなに喋らなかったんですよ。
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私もこんなふうにですね、今ペラペラといろいろ喋ることになっているんですけれども、不思議といえば本当に不思議な気がするんですね。
こうして職業から仕事から喋ることが多いので、当然喋ったりはします。
それから飲み会の時はおしゃべり楽しいのでします。
だけれども、例えば家帰ってとか一人でいる時にとか、何かおしゃべりな人格があるかというと、多分ないんですね。
これはもう昔からなくて、全然喋らないんですよ、どちらかというと。
人がいれば喋ろうとするということなんですけれども、その意味ではまさかですね、話し方を今日お話ししているわけですけれども、
こんなことを話すことになろうとは思ってもみませんでしたし、そもそもこういうVoicyという声の媒体でパーソナリティとして何か情報を発信するなんていうことは、多分昔は考えられなかった。
そんな人物ではないというふうに自分でも思っていたんですが、話すことに今なっているというのが、これは不思議なんですね。
ただ、それはそれとしてですね、職業的にやはり話して伝えて知ってもらうのが仕事だというような立場についたわけです。
とするとですね、なるべくこれを情報を効果が最大になるようにして相手に届けたいという思いが当然芽生えるわけですよ。
そしてそのための技術であるとか心構えであるとか、そういったものにとても関心が湧くっていうことになりますね。
これまでいろいろな本を読んで研究してきました。
そして、例えばこのVoicyであるとかラジオみたいな話し手さんですよね。話し手のプロがどういう話し方をするんだろうかというのを研究したりするっていうこともできる限りでやってきました。
そしてそれは今実践しながら練習しているっていう、そんなステージなわけなんですけれども。
これまでもですね、影響を受けた話し方論というんですか、話術というほどでもないですけれども、スピーチの仕方とかいろいろなものを本を読んできたんですけれども、いくつかとても心に残っているものがありまして、その一つがですね、ベストセラーとなっている非常に有名な本です。
スティーブン・アール・コビーの7つの習慣。これは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。大ベストセラーですよね。この中で相手に話を伝えるための極意っていうんですかね、3つ述べているんですね。そしてこれがとても私の心に残っている。非常に分かりやすくて、エトス・パトス・ロゴスということです。
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言葉としては、韻が揃っていて分かりやすいということで、一つ一つは説明が必要かと思いますね。エトス・パトス・ロゴス。そしてこの順序が大事だということを、著者のコビーは力説しています。
エトス。これギリシャ語です。いずれもギリシャ語なんですけれども、エトスというのは英語で言うとETHOSですね。エソスという風に英語ではイーサースっていう風に読むんですけれども、エトスとここでは読んでおきます。これはギリシャ語で本質とか既室ということなんですね。
複数形になると、これが習慣とか礼儀、行儀、マナーみたいな意味ですね。そんな意味になってきます。英単語としてはエティックっていうのがありますね。これは倫理的なとか倫理学というときのエティックということです。人間の既室、本質に関わるということで、まあ簡単に言えばですね、人格っていうことです。
これは1日にして人格を作ることができませんので、話し方のですね、第一極意として、エトス、人格と言われてもですね、これ1日で投与することはできませんので、なかなか難しい話なんですが、聞き手の側から考えるとですね、その人の話を内容を聞く前にですね、その人が素晴らしい人物、もう信頼できる人物だとわかっていれば、最初から受け入れの気持ちになるんですね。
なってますよね。どんな話であれ、それを受け入れるっていうモードになるわけですよ。なので、話し方の究極の極意として、一番目にこのエトス、言わば人格に近いものですけれども、これがあるっていうのは大きいですよね。ただ、情報の発信者としては、つまり話し手としては、これ1日で訓練できるものではありませんので、そう言われてもね、ということにはなる。
聞き手にとっては、とにかく一番重要なスタートラインということになります。これが人格という意味でのエトスです。次、2点目ですが、パトスということですね。
こちらもギリシャ語に由来しますが、Pathos、英語風に発音すると、いわゆるペイソスというふうに日本語にもなっていますけれども、これは大元のギリシャ語では苦しみという意味なんですね。
Sufferingという意味なんです。苦しむ、耐えるという意味の動詞から派生した名詞ということになります。
ですので、苦しみとか苦しい感情というのが元の意味なんですけれども、そこから少し意味が広がりまして感情一般ですね。
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感情とか情感、情熱、そして人と人との間にある心の通い合わせ方みたいな一般的な意味になっていますね。
話し方の技術の第2の極意としては、このPathosというのを情熱ぐらいに簡単に理解しておきたいと思います。
つまり、情熱がどのくらいあるか、あるいはその伝えたいことそのものに対する情熱がどれくらいあるかということですね。
情熱がないと伝わらないんだという、これもまあ分かりやすいことを言っているといえばそうだと思いますね。
ちなみに、このギリシア語Pathosですけれども、これに関連する派生語として英語にたくさん入ってきています。
例えば、SympathyとかEmpathyという表現ですね。
なんとかパッシーというのがあります。
それからPatheticであるとかPathologyのような単語もあります。
苦しみとか病気に関する単語が多いですね。
さて、コビーの挙げる第3点目の極意なんですけれども、これがLogosっていうことですね。
これはよく知られています。
言葉であるとか法律という意味もありますし、もちろん論理、思考という意味もありますね。
LogicであるとかLogical。
それから学問を意味する設備字としてAnthropologyとかPhilologyとかSociologyとかたくさんありますね。
論理、学問という意味ですね。
つまり話し方の極意としては論理展開、話の論理展開ということになります。
多くの方は現代、このLogos、Logicですよね。
論理展開がしっかりしていればちゃんと相手に伝わるはずだと思う向きも少なくないんではないでしょうか。
ですが、スティーブン・コビーは第3の重要なんですよ。
重要なんですけれども、あくまで第1位、第2位ではなく第3位の極意として挙げているというところがポイントなんですね。
それよりも重要なものとして、エトスとパトスがあるということです。
人格、情熱、そして第3になって初めて論理ということです。
私は最後に4つ目、テクネを付け加えたいと思います。
これはギリシア語で技術、スキルを意味します。
もちろん英語のTechnologyとかTechnicalの語感ですね。
この4点を極意として挙げます。
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エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日はボイシーのトークテーマ、最近新たに始まったデイリートークテーマの企画に乗る形で、相手に伝わる話し方というテーマについてですね、お話ししました。
半分以上はですね、7つの習慣、スティーブン・コビーのあの名調における話し方の3つの極意、順番とともにですね、エトス、パトス、ロゴスということで、これにあやかる形でお話ししてきましたが、最後にですね、4点目として、そして第4位としてテクネというのを最後に付け加えました。
先ほどのチャプターでは時間が切れてしまいましたので、簡単に補っておきますと、これは本当にですね、技術ということです。
例えば、例えば、しっかりと声を腹から出すということもそうですし、間を置きながら喋るであるとか、重要なところは溜めを作って発声するといったような、いわば小さなテクニック種のことですね。
口を大きく開こうというのもそうですし、伝統的にレトリックと呼ばれているような語法なんかも含めて、こねたとかちょっとしたテクニックのことです。
これはやはりですね、バカにならないと言いますが、第4位と言っても重要です。とても重要なものとして、私も決して軽視していません。
改めて振り返りますと、重要な順番に伝えたいことを聞き手に伝えるための極意という観点から重要な順に4点を挙げると、1、エトシ。人格のことです。
一朝一夕ではできませんけれども、話を聞いてもらうための信頼感というものをまず作り上げるということですね。人格です。
これほど大変なことはありません。これはもう一生をかけて作るしかないというものですけれども、最も重要ということで1番目に挙げているわけです。
2点目、パトス。情熱です。話すことに対して、まず情熱を持っていないと始まらない、伝わらないということですね。
3番目にようやくロゴス。論理展開。プレゼンテーションであれば、その論理展開みたいなものをじっくり練る必要があるということです。
これは多少の時間をかければ、しっかりとした論理構成というものですね。これは作ることができますので、ちゃんと準備できるものです。
4番、テクネーというふうに私が新たに4点目として付け加えました。ちょっとした話の技術ということですね。小ネタであるとかテクニックとまさに言っていいものですね。
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テクネーというふうに呼んでおきたいと思います。これも第4位ではありますが、重要は重要です。
ということで、エトス、パトス、ロゴス、テクネー。これが私が考える、伝えたいことを聞き手に伝えるための極意4点です。私自身も日々これを磨いていこうと、こういうふうに考えています。
話し方が上手になりたいというふうに考えている方々の参考になればということでお話しいたしました。
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私の方に必ず通知が入りますので、なるべくコメントバックする形で反応したいと思っています。
それでは、今日も皆さんにとって良い1日になりますように、ほったりうちがお届けしました。また明日。
すいません。最後に、有料放送のお知らせをさせてください。
このVoicyでは、この3月半ばより、個別の放送会について有料化するというオプションが付け加わりました。
パーソナリティとしましては、正直申しまして、魅力的なオプションです。
この機能変更といいますか、機能追加に関する私自身のスタンスとしましては、
基本的には、この英語の語源が身につくラジオヘルディオは、今まで通り、毎朝6時に1つレギュラー放送として更新するということをですね、
基本と原則としてやっていきたいというのが、現時点での考え方です。
リスナーの皆さんには、今まで通り、毎朝6時に配信されるレギュラー会を聞いていただければ、
そして聞き続けていただければ、英語の語源であるとか、英語詞をお茶の間にということで一般的に広めたいというのが、
私の最大の趣旨ということでですね、今まで通り続けていきます。
それに上乗せする形で追加する形で有料の放送会というのも、これは完全に不定期です。
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思いついた時といいますか、有料に値すると私が考えた話題がですね、提供できるというケースのみということで、
まずは始めてみたいと思うんですけれども、そちらも不定期で追加的にお届けしたいというふうに思っています。
基本は毎朝無料でお届けするレギュラー会を聞いていただければOKです。
プラスアルファ関心を持った方は、ぜひですね、投げ銭ほどの趣旨でそちらの有料放送会もお聞きくださればと思います。
もちろんですね、有料放送ということで、付加価値をつけなければいけないということで、そのあたりは強烈に意識してお話しますけれども、
普段からの通常会でもですね、なるべく価値をつけたいと思って本気で喋っていますので、どちらかというと有料放送の方はですね、
さらに私の話を聞いてみたいというような、ケウな方といいますかね、関心のある方に本当に向けて、少数の方に向けてというような、
そんな会になっていくのかなという感じがしています。あるいはそんな会にしていきたいかなというふうな、そんな思いで有料放送を試しに始めてみたいと思っている次第です。
関心がある方は今後どうぞよろしくお願いいたします。
その試しの有料放送の第1回になりますけれども、実はこれから収録するんですけれども、今日の話に引っ掛ける形で、いわば続編ですね、話し方の話題について追加してお話ししたいと思っています。
今回659回は伝えたいことを聞き手に伝えるための極意4点ということで、エトス、パトス、ロゴス、テクネというふうに挙げました。
これらは聞き手にとってとっても響くポイントですので、話し手としてはこの4つ注意しておきましょうねということだったんですけれども、
では話し手としてつまり伝えたいことのある話し手の立場に立つとどういうことを訓練すればいいんだろうかということです。
つまりエトス、パトス、ロゴス、テクネは重要だというのはわかったけれども、話し手としてどう訓練すればいいんですかということを具体的にお話ししたいと思います。
おそらく今日のお昼くらいに初めてこの有料放送の試験的な意味合いも含めてですね、100円に設定して放送会をお届けしたいと思っています。
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今日の回ですね、関心を持った方、そして続きをぜひ聞きたいという方に限りまして、有料放送をお聞きいただければと思います。
ということで新企画のお知らせでした。改めましてまた明日。