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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、 そして英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。
英語の語源が身につくラジオheldio。 英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、
裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。 本日は7月5日水曜日です。いかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題は ウルフスタンのキャリアとレトリックの変化
小川俊さんとの対談第4弾です。 1日おきに小川俊さんとの対談をお届けしてきました。
1回、2回、3回、そして今日は4回ということで希少転結の結となります。 皆さん数日前にこの第1弾をお届けするまでは
小英語記の生殖者ウルフスタンについてはほとんど何もですね、聞いたことがなかったんではないかと思います。
そもそも名前も知らなかったという方が多いと思いますが、この3回の対談を経てですね、
だいぶんこの人物についてわかってきたのではないかと思います。 本日第4弾となりますけれどもここで完結します。
小川俊さんとウルフスタンのキャリア、そしてそのキャリアを通じてレトリックが変化してきた様子について対談します。
ウルフスタンを本格的に日本に広める対談シリーズとなりました。 私も大変嬉しいです。ぜひお聞きください。
本題に入る前にプレミアムリスナー限定配信放送英語しのはヘルアのお知らせです。
昨日7月4日火曜日ですね7月分の初回のプレミアムリスナー限定放送を配信いたしました。
英語しのは第10回ということですね。 言語は○○のようだ。あなたは言語を何に例えますか?というお題でですねプレミアムリスナーの皆さんに回答いただいてですねたくさん
ブレストです。とにかく数を上げてくださいっていう感じですね。 言語を何かに例えてください。
そしてこれを持ち寄ってですね 次回は7月8日土曜日にちょっと変則的なんですけれども土曜日の夕方7時
夜7時から生放送という形でですね なるべくプレミアムリスナーの皆さんにも生参加していただく形でインタラクティブにお届けしたいと思っています。
原則は毎週火曜日と金曜日の午後6時に配信ということなんですが たまにですねこんな形でずらして何らかの企画ものを行うみたいな形でフレクシブルに運用しています。
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先月オープンしたばかりの新チャンネルなんですね。 こちら有料チャンネルとなっていまして月額800円です。
6月分もですねバックナンバーとしてアーカイブに残っていますのでそちらに 今から登録していただいてアクセスすることもできます。
そして7月の回は7月分としてですね 別途参加していただくことで今後の放送も聞くことができるというようなそういうシステムになっています。
今のところまだ小さいコミュニティというところですね。 かえって小回りが聞くインタラクションがしやすいというところもありますので関心がある方はですね
ご参加検討していただければと思います。 参加にはVoicyアプリから入る方法とウェブブラウザから入る方法があります。
手数料の関係でウェブブラウザから入る方法の方が断然お得となっていますので そちらをお勧めします。
ということでですね7月分は今日明日入っていただけますと土曜日の生放送にも間に合うと思います。
皆さんもぜひですね言葉を丸々に例えてたくさんそんなコメントを投げてください。 それを引き取ってみんなで議論するとそんな計画を立てております。
プレミアムリスナー限定配信放送英語指納はヘルアのお知らせでした。
おはようございます。
小川俊さん第4回目ということでこのシリーズすごいことになってました。
今回過強に入ってきたなっていうところなんですけれども振り返りますね。
第1回何をやったかというとウルフスタンって何者っていうことで皆さん知らなかったんですよ。
今すごい知ってるんですこの人のこと。日本で一番ウルフスタンを広めた人。
嬉しい関係です。
第2回でこの人が生きた時代背景ちょっと長めにね。
ずっと生まれる前からのバイキング時代って重要なんでここを8世紀後半ぐらいから11世紀までさらいました。
第3回でこの人がもしかしたらローという重要単語を広めた超本人ではないかと。
北欧語のローを拾ってきてこれを使いまくったという話だったんですけれども。
振り返ってみると第1回第2回あたりですかね。
この人物ウルフスタンという人が何で重要だったかというと大変な時代に生きたと。
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自分自身の首もかかってるというか命がかかってるような政権交代。
アングロサクソ王朝からデン王朝、北欧の王朝に変わった時に一期続いて官房長官を務めたっていう理由がありましたけど。
これ一発間違えると本当にアウトですよね。一発アウトっていうか消されるっていうようなところで。
なんとか政治的に生き抜かなければいけなかった。
その際の一つの武器が彼の持っている言葉の技術がレトリックだったっていう話はしてね。
その一部としてローっていうのをどうして使ったのか問題っていうのは前回も完全には解決せずに終わったんですが。
小川さんの研究としては彼のレトリックとかその生涯におけるレトリックの変化。
ロンドン時代、アングロサクソン時代からヨーク時代、つまりカヌートのデンマークについてた時代っていう。
そこでレトリックが変わった。言葉遣いが変わったんじゃないかっていう研究かと思うんですけれども。
これについてちょっとロー以外に何か具体的な。
じゃあ何がウルフスターンの中で生涯の中で変わったかってこの辺を今日はお聞かせいただきたい。
そうですね。まずあの一つ彼がいかに言葉を選びっていうのが敏感だったかっていうのを示す事実というか。
今まさに私研究していてまだ論文にもしていないものなんですけど。
すごいですね。これ今みんなに言っちゃっていいっていうか。
詳しいことは言わずに言おうかな。
これみんなウルフスターン知っちゃったんで。
誰か他に先に読み返してしまうかもしれない。
非常に面白いなって個人的に思っているものがあって。
説教と彼はアングロサクソンの王様についていた時とカヌートについていた時にそれぞれの王様の下で法律も書いているんですね。
法律書いちゃってる?
法律書いちゃってる。
ローをまさに書いているんですよ。
なのでそういう意味でも彼としてはなじみのある単語だったのかもしれないですけど。
法律を書いているんですけど、その時にもちろん法律って非常に厳密に言葉を選んで定義をしなきゃいけないと思うので。
法律はね。
どうしてもやっぱり説教とかよりももうちょっと言葉選びというのは厳密になる。
それはそうですよね。
彼が説教なり法律でバイキングのこと、つまり自分の国を脅かしている違う民族のことをどう表現しているかっていうのをちょっと調べたことがあるんですけれども。
敵なんだけど今となっては使えてるのがカヌート、デンマーク人だからこれ気を使うと。
どう表現してるのかなっていうのを見ると説教ではですね。
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説教ってやっぱり中心的にはその場にいる境界とかに来ている人たちに対して直接語りかけるためのある種原稿みたいなものだと思うんですけど。
そういうのってかなり話の内容的にも感情的な言葉も入ったりするでしょうし、こうしなきゃいけないんだよっていうそういう言葉が入ると思うんですけど。
そういう時には私が勝手に思っていることなんですけど、直接的にそういう時にこいつらがやってきたから国がダメになったんだとかって、
もし言ってしまうと本当にその中にこいつらがいたらかなり危険ですよね。
北欧人の野蛮な奴がやってきたからこの国悪くなったんだって言いたいけど。
バイキングが来上がったから国がやられてるんだとか言いたくなると思うんですけど。
ウルスターはどう表現してるかというと、外から来たものとかそういうふうに説教では表現してる。
ユーフィミズム。
遠距離に表現していて。
それ政治的にそっちに行っちゃってるからそうせざるを得ない。
官僚的な?
誰かが分かんないけども察せれば誰か分かるくらいの感じの表現を使ってるんですね。
なのでそこはそういう配慮があったんじゃないかと思うんですけど。
法律になると厳密な表現を使うので、かなり初期の時代から後期の時代もそうですけど、
イングランド人、レイン人、完全に明記してるんですよね。
法律ではきっちり分けるけれども、説教になるとちょっとそういう感覚的なものが入る時には遠距離的な表現をしてるっていうのが意外に面白いなと思うんです。
立場だよね。
多分そういうのはあるんじゃないかなって思うんですよね。
それはやっぱり彼がいかに言葉とかその言葉を聞いた人間がどう思うか、そういうことに対してどれだけ敏感だったかっていうことを示してるんじゃないかと思うんですけど。
なるほどね。
だってそれって間違えたら本当に一発で飛ぶ問題だから、そういう養殖についてるって気を遣わざるを得ない?
そうですね。
逆に言えばそれができたから生き残ったという言い方もできる。
そう言うかもしれないですね。
そうですよね。
そうなんですよね。
それぐらい敏感だったんじゃないかっていうのは大前提としてあるということですね。
それはキャリアの前半というか、カヌーとは別についていなくて、北欧側進歩というような位置づけでもなかった時代にはそんなに神経質じゃない感じはあるんですか?
そこはですね、これこそ研究をもうちょっと進めたいんですけれども、そこまではちょっと今の私の感覚だと見込めていなくて、今の段階だと説教と、本当に語りかける説教ときっちりバンとなかなかできない。
ジャンルの違いというか立場の違いね。
で、言葉遣いが変わっているということなんですけど。
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でも、ちょっと他の側面を見ると、初期と後期で言葉遣いが違うなっていうものもあったりはしますね。
人生のキャリアの初期と後期。
例えば。
例えばですね、いろいろあるんですけど、例えば相手の立場上こうしなさいっていうことってたくさんあるんですけど、その言い方が後期の方がより遠距離的というか説明的な言い方になっているんですね。
例えば、前期の方で言うと、現代語で言うと、shouldとかmustとか、そういう助動詞を使って、我々はこうするべきだとか、あなた方はこうするべきだって言ってるんですね。
まあまあ直接的にね。
後期になると、こうする方が我々には望ましいんだみたいな、そういう表現を多用するようになっているんですね。
やっぱりなんかすごい、今直感的に官僚的になった。
お役所的になった。
そうかもしれないですね。
立場が高くなるし、いろいろ配慮しなきゃいけないことが多くなると、そんなね、言いたいこと言えないじゃん。
そうですね。
まさにそういうのが立場の背景として言葉遣いに現れているっていうのがあるんじゃないかなと。
それ具体的に、今のね、現代語で例えてくれましたけど、小英語でも同じなんですが、つまりズバッと言う時には助動詞みたいなmustとかshouldに相当するものを使っていた。
そうですね。小英語の時代だとシューロンとかシャールとか、形は変わりますけど。
シャールに相当するような、しなさいと結構強いですよね、すべきだみたいな。
それが後期は、現代語で言うと、it is to be desired thatとか、we wantto do something何々とか、我々はこうしたいんだよとかそういう風に変わるっていう。
割と柔らかめの。
説明的にちょっとこう変わるっていう。
なるほど。それはやっぱり、成熟もありますよね。人生として大人になっていくわけですから。
だし、立場としてもすごい偉くなっていくし、配慮しなきゃいけない立場になるし、っていうところで言葉遣いの変遷が見られるってことですね。
そうですね。それが今までウルフさんはちょっと変わってるってだけでしか言われてなかったんですけども、実はそこには人生の中でいろんな言葉の変化があるんだよっていうのが私が考えていることです。
めちゃくちゃ面白いですね、それね。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
小川さん、今日もありがとうございました。
第4回って、これ初めてだと思うんですけど、第4弾って言って。
最初からこういうつもりじゃなかったですよね。
そうですね。1、2回くらいかなっていう感じでした。
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そうですね。だんだん構想ができてきて、起承転結で行こうみたいな話になって、4部作になってしまって。
この4回振り返りまして、いかがでしたでしょうかね。
いやーもう一言で言うと、本当に楽しかったっていうぐらい。
ありがとうございます。
本当にいろいろ聞いていただいて。
だけどね、最初思えばウルフスタンって食べ物みたいなところからちょっとやろうかみたいなことだったんですけど、
皆さん、このウルフスタンという人をね、僕も本当学びましたけど、今回の4回で。
ちょっとね、人物像っていうか、背景もね、合わせてこういう時代に、激動の時代に生きた、
1、生殖者。で、1、最後の方はね、1官僚っていうか。
なんとか、クレース感近いよね。
で、レトリックを駆使し、やっぱり言葉巧みなっていうか、感じで生き延びたっていうか。
あ、最後はじゃあもう穏やかに亡くなった方なんですか、この方は。
わかんない。
最後の、本当に最後はわからないですけども、
ちゃんとこう、遺体もしっかり、ちゃんとした場所にイギリスに送られて、
手帳には扱ってもらえたっていう記録はありますね。
じゃあまあ、ちょっと生き延びるの成功したタイプのね、感じですよね。
いや、絶対こんな時代ね、生まれたくないっていうか、大変ですよね。
もうハゲちゃうぐらい。
そこもわかってない。
いや、わかってない。さすがにそれはもう愛着があるんですけどね。
さすがに要望まではちょっと。
だけどね。
まあ、実績としてはね、もう結果論としてですけど、実績としては第3回にお話ししたいのはローをね。
もしかしたらこれやっぱり定着させた立役者じゃないかっていうことをお前さんは考えているっていうことですよね。
そうするとやっぱりローって、やっぱり一つのね、現代のっていうか、歴史においてもキーワードで、
しかも英語という言語でローっていうことが固まった。
で、今、世界中に通じるわけですよ。
法律ってローだって。
で、これが本来の英語では間違う単語だったらだったっていうところも含めて、
こんなね、重要なキーワードをよくこう、
使い込まれた結果論ですけど、これがね、今定着してるっていうのもなんかやっぱり歴史の面白さが不思議ですよね。
あれがいなかったらどうなってたんだろうって。
だからね、あーとかなって。
なんかよくわからなかったんだなみたいに、なんとかかもしれないっていうことですね。
そうですよね。
このウルフスタンっていうね、人物も、
このボイシーのヘルディオでも今まで1回か2回、小英語の話はたまにしてるんで、
出てきたことはあったかもしれませんが、
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小英語のね、人物誰かあげてみろって言われたときに、
一般の日本人があげられる人って、
ほとんど、歴史を勉強していて世界史?アルフレット大王?
あとはベオウルフ?
これは小英語の人物かみたいな。
これもね、ベオウルフは食べられるかで1回やりたいと思うんですけど。
面白いね。
やりたいと思うんですけど、先にね、ウルフスタンが出てしまったんですけど、
我が国で、小英語、アングロサックス、オールドイングレスの人物として、
もしかしたら今回のね、4回の放送で、
1位か2位に躍り出たかもしれない。アルフレット大王次ぐらい。
なんだこいつだって。
後でいないもんね。
いないんじゃないですかね。
本の媒体でもなかなかウルフスタンをこれだけの分量で書いているっていうのは、
なかなか見たことがあんまりないような気がします。
これは本国イギリスでも、あまりウルフスタンという人物は取り上げられない。
そんななんですか?
これだけ重要なというか、政治的にも英語史という長い文脈でも重要な人物なんですけど、
なかなかこれまで研究もされてなかった人物なので。
逆に言うと、なんでそもそもこのマイナー人物に注目さず、
もっと有名なベオルフさんとか、アルフレット大王とかの方が売れそうで、
絶対ウルフスタンは売れなさそうじゃないですか。
なんでこの人に注目さず。
それはやっぱり、これまでの4回の中でも少しお話ししましたけど、
やっぱりこのワイキングという人たちと、もともとイングランドにいたプロサクション人たちとの衝突というのがもともと関心があった。
そこがあるかもしれないですね。
その時にキーパーソンとして浮上したのが、ウルフスタンだったということですね。
狼石。
そうですね、狼石。
これはね、たぶん初めてウルフスタンを日本語でラジオで紹介した初めての番組。
しかも4回にわたってだと思うので。
記念碑的な。
記念碑的に私もちょっと胸を張って、狼石を振りたいと思いますね。
またこれを機にですね、この番組いろいろ出演していただければと思います。
ぜひぜひ。
本当に楽しかったです。岡田さんありがとうございました。
ありがとうございました。