00:00
裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は3月30日、木曜日です。いかがお過ごしでしょうか?
本日お届けする話題は、「朝日カルチャーセンター講座のお知らせ」です。
朝カル講座の新シリーズ「文字と綴字の英語史」が4月29日より始、です。
どうぞよろしくお願いいたします。
翻訳書「スペリングの英語史」の紹介
本題に先立ちまして、私がですね、かつて訳した翻訳書のご紹介なんですけれども、
こちら、スペリングの英語史というタイトルで、2017年に早川書房より出版されています。
これ、元はですね、サイモン・ホロビン氏の「Does spelling matter?」という現代英語で書かれた本ですね。
スペリングの英語史というような趣旨の本なんですけれども、これがオックスフォードの出版局よりですね、2013年に出ています。
2013年にこの原著が書かれまして、2017年に私がこれを翻訳して早川書房から出しているということなんですね。
スペリングの英語史というタイトルで、冊子版そして年史版ともに出ています。
詳しくはこちらのチャプターにですね、関連する記事へのリンクを貼り付けておきますので、そちらから見ていただければと思うんですけれども、
著者のサイモン・ホロビン氏はオックスフォード大学の教授で、英語史の専門家ということです。
そして、とりわけですね、このスペリングについても非常に造形が深いということで、この本を一般向けに、専門書じゃないんですね、これ。
一般向けに表した、それを私が翻訳させていただいたということなんですが、
英語のスペリングの話を日本語に翻訳するというのは結構大変な作業でして、
つまりですね、説明する際にスペリングをいっぱい出さなきゃいけないんですよ。
当たり前なんですけれども、なのでまあ横書きの本っていうかね、翻訳書になっているんですけれども、
その際に、やっぱりですね、日本語で説明するだけではうまくいかない箇所がいっぱいあって、
英語のスペリングならではの問題っていうのがあるので、なかなかこれ翻訳にはですね、厳しい部分っていうのがいろいろとあるんですけれども、
そこをなんとかですね、編集者の方の協力で解決しつつですね、一冊の日本語の本として出したわけなんですけれども、
英語のスペリング一般について関心のある方はですね、例えば英語の先生であれ、英語の学習者であれ、英語の専門家であれですね、
この英語のスペリングの歴史をざっ外観しておくということはですね、いろいろな意味でメリット、報いがあります。
英語のスペリングって本当にめちゃくちゃなんですよ、一見すると。で、このめちゃくちゃなもののめちゃくちゃなりにですね、英語が得意な人ってやっぱり暗記して覚えてきたんですよ。
ですが、なんでこんななのかということをですね、一回習得してしまうと、かえって疑問に思わなくなってしまうっていう節があるんですが、
多くのこれから英語を学習する日本人の生徒、学生はですね、これにやはり我々と同じように一回必ずつっかかるわけですよ。
その時にどういう説明ができるか、あるいは説明しないまでも大きな視点から、すべてを知っているという視点からどうやって温かく見守れるかというような、そのあたりが結構重要なポイントになってくるのかなと思うんですよね。
世界語となっているんですけれども、めちゃくちゃ問題がある。このスペリング、あるいはオーソグラフィーですね。正書法という問題。この問題について改めてですね、考えるためには、この本っていうのはおそらく私が知る限りですよ。専門書としてではなく、一般書としては最適のそして最新の書です。
こちら、ぜひですね、日本に翻訳したものがありますので、覗いてみていただければと思います。
ということで、今回は本当に包み隠さず宣伝ということなんですけれども、ちょっと埋もれてる感があるんですよ、本当に。全然売れてない。
これ、翻訳するからにはいい本だから翻訳するんですよ。選んで翻訳してるんで、やっぱり読んでほしいということで翻訳しているんで、宣伝広告うるさいという声はあるかもしれませんが、これは本当に真剣に訳して本として出しているものですので、ぜひ関心のある方はですね、この方面に関心のある方は、
ベストな本として強くお勧めします。
早川書房、スペリングの英語誌、こちら手に取っていただければと思います。
朝日カルチャーセンター新講座「文字と綴字の英語史」告知
今日の本題なんですけれども、朝かる講座の新シリーズ、文字とつづり字の英語誌が4月29日より始まります。
ということで、新シリーズのお知らせとなります。
朝日カルチャーセンター新宿教室で、もう何年になりますかね、5、6年以上になると思うんですけれども、
シーゾナリーで3ヶ月に1編ぐらいということで講座を持たせていただいてるんですね。
そして大体年度区切りということなんですけれども、昨年度は世界英語ワールドイングリッシーズの話題で、春、夏、秋、冬と3ヶ月に1編ぐらいですね。
講座を開いてきたということなんですけれども、新年度です。
2023年度4月からですね、春、夏、秋、冬と4回をかけて、何をやろうかなと考えた結果ですね、文字とつづり字の英語誌と題して、いわば書き言葉ですね。
書き言葉の歴史、特に英語の単語のつづり方に注目して、4回にわたって講座を開くということにいたしました。
シリーズ名は文字とつづり字の英語誌ということでですね、第1回は約1か月後です。
4月29日の土曜日なんですけれども、午後3時半から6時45分という、3時間15分ですか、90分、そして休み90分ということで、いわば講義の2コマというような時間割でですね、
土曜日の午後に第1回、シリーズの第1回となる講義を行う予定です。
こちらすでに朝日カルチャーセンター新宿教室のホームページにてですね、案内が始まっています。
第1回、4月29日、もうほぼ1か月後ということになりますけれども、シリーズ文字とつづり字の英語誌の第1回が開催されます。
第1回のタイトルは文字の起源と発達、アルファベットの広がりと題してお話しします。
これはですね、英語が英語になる以前の実は文字の話です。つまり英語を今記載しているローマンアルファベットですね、いわゆるAからZまでのあの26文字ということですが、このアルファベットの起源という、いわば前詞ですね、英語前詞の話に集中することになると思います。
これが春4月29日の回ということなんですね。
そして第2回以降、タイトルはもうすべて決まっていますので、ここでご案内しますと、第2回は夏です。
まだ日にちは未定なんですけれども、小英語のつづり字と題しまして、副題としましてはローマ字の手名付けということで、いかにして英語がアルファベットを自分の言語を書き記す文字として手名付けてきたかという過程についてお話しします。
ちょうど日本もですね、漢字、中国の漢字、大陸の文明を体現する漢字というものを取り入れてから、それをですね、日本語を書き記すのにアレンジするというところで、実は数世紀の時間を費やしてるんですね。
小英語も一緒で、もともとラテン語を書き記すために発達したローマ字というものを、全く別言語である小英語、英語という言語を書き記すのにどんな工夫をして、どんなアレンジをしてきたのかということですね。
このあたりが第2回の中心的な話題になります。
そして秋のシーズンにはですね、第3回として中英語の綴り字に移ります。
ここでは標準なき繁栄と副題を付しまして、いかにして中英語という非常にバリエーションの多い、つまり方言の激しい時代の英語が綴り字によって書き記されてきたのか。
この26文字プラスアルファなんですけれども、この少ない文字で書き表されてきたのかということを議論します。
この中英語の綴り字問題っていうのは本当にですね、いろいろな小ネタがたくさんあります。
最も面白い回になるという予感が今からしていますね。
これが秋の回です。
そして最後に第4回として冬の回ですね。
近代英語の綴り字、標準化を目指してということで、現代の我々が知っている英単語の綴り方、いわゆる正書法、オーソグラフィーと言われるものが成立して、そして定着するのがこの近代英語以降の話なんですね。
ここにも様々なドラマがあります。
ルネサンス期のラテン語、ギリシャ語に模した綴り字を採用したいっていう思いであるとか、標準化あるいは規範化が進む中で辞書というものが現れてくる。
そして辞書の見出しっていうのは単語の基本的な、規範的な綴り字をある意味確定する場所ですよね。
辞書に記されている綴りっていうのは一番正しいんだという発想が湧き上がってくるっていうのが18世紀以降なんですね。
この辺りの事情を踏んだ上で、現代なぜこのような複雑な英語の綴りになっているんだろうかというような問題。
4回を通じて英語の綴り字の複雑さの根拠、歴史的原因を明らかにするということをまず第一の主眼として置きながら4回をかけてシリーズ講座を始めたいと思っています。
講座の概要と特徴
今回の講座のおそらく最大の特徴と言いますかねユニークなところは英語の歴史を狭い範囲で見ずにアルファベットの歴史という非常に大きな視点から考察し、
そしてそれをですね4000年スパンという時間の流れということをまず前提として置きながら、今どうしてこんな風に英語の綴り字はめんどくさいことになっているんだろうかということを考えるということです。
シリーズ全体の概要を遅ればせながらではありますが、こちらで読み上げたいと思います。
アルファベットは現代世界で最も広く用いられている文字体系であり、英語もそれを受け入れてきました。
しかしそのような英語もアルファベットとは歴史の過程で出会ったものに過ぎず、綴り字として手名付けていくのに1000年以上の年月を要しました。
本講座では英語が文字や綴り字と格闘してきた歴史をたどります。
こういうことなんですね。
1年間かけまして4回の講座というシリーズでお届けします。文字と綴り字の英語史という講座になります。
関心のある方はぜひこちらに関連するリンクを貼っておきますので、そちらから詳細を得て申し込みいただければと思います。
基本的には講義の形式はハイブリッドになると思います。
新宿教室での対面での授業講座という形で基本的に行われるんですけれども、それをZoomのウェビナーという形で配信します。
しかもリアルタイムで対面でもあるいはオンラインでも参加できないという場合には無効1週間講義をレコーディングしたものを見ることができるという仕様になっていますので、ご都合の良い形で参加できると思います。
私もこれまで講座であるとか授業であるとかいろいろな形でこの綴り字の話題ですね、私の専門でもありますので語ってきたことはあるんですけれども、文字の歴史も含めながら英語の綴り字にまで持っていくという今回のテーマ、文字と綴り字の英語史。
これは初めての試みということですね。私もしっかり準備して臨みたいと思っております。
リスナーへの呼びかけとエンディング
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
英語のスペリング、これ私の専門領域の一つということで、今回も朝日カルチャーセンター新宿教室で無効1年にわたって講座を開くということで、今日ご案内させていただきました。
このヘルディオでも綴り字の話、いろいろしてきたと思うんですね。
そしてこれからですね、この朝日カルチャーセンターでの講座を開くということで、ますますですね、綴り字関係の話題ってきっと多くなってくるのかなというふうに私思っています。
やはり自然にですね、講座のために用意している話題とあるいはそれに関係する話題をこのヘルディオでもあるいはヘログ、ブログの方でもお話しする、公開するということが増えてくるのではないかなと思いますので、ぜひですね、この講座にも都合がつく方はあわせてご出席いただければと思う次第です。
このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、あなたからのご質問、ご意見、ご感想をお待ちしています。
Voicyのコメント機能を通じてお寄せいただけますと幸いです。
各放送につきまして、TwitterとSNSでのシェアもよろしくお願いできればと思います。
それからですね、リスナーの皆さんには関連過去回リンク共有プロジェクトの提案と言いますか、お願いというのをしております。
これは何かと言いますと、例えば今日の回ですね、スペリングに関する回ということで、過去に関連する放送というのですね、たくさん実は話してきていると思うんですね。
そして関連過去回というのは、パーソナリティの私としても皆さんに毎回お伝えしたいところがあるんですけれども、やはりですね、全部あげるわけにもいきませんし、私自身は忘れているということもあるので、
皆さんが今日の回と関連して、特に古くから聞かれている方はですね、この回が実は関連深いということがありましたら、ぜひですね、コメント欄でその関連回の番号を投げていただくだけでも結構です。
これシェアできますので、聞いているリスナーの皆さんと共有できるということになりますので、こちらが関連回だよというふうに知らせていただければと思います。
これがですね、いろいろと集まると、結果的に放送会間のネットワークができる、リンク貼りができるということで、それをですね、目標に皆さんにもしお気づきの過去回があったらということで構いません。いただければと思います。
それでは、今日も皆さんにとって良い1日になりますように、おったりうちがお届けしました。また明日。