#1883. 「青椒肉絲の美味しい店」 by ari さん
2026-07-26 16:40

#1883. 「青椒肉絲の美味しい店」 by ari さん

【今日のひとこと】

heldio/helwa コアリスナーの ari さんによる青椒肉絲論

【ハッシュタグ】

#heldio #helwa #hel活 #青椒肉絲 #オープンマイク

【参照URL】

https://voicy.jp/channel/1950/premium


▼パーソナリティ、堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ。

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼2026年6月10日に本が出ました。発売前増刷決定。Amazon 新着ランキング「語学・辞事典・年鑑」「英語」「新書」3部門で第1位を獲得しています。

📕堀田 隆一 『英語史で解く 英文法の謎 --- なぜ「3単現の s」をつけるのか』 NHK出版〈NHK出版新書〉、2026年。

関連情報はワンストップで著者公式特設HPからどうぞ👇

https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/nazesantangen/index.html

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第20号が公開されています

- 第20号(2026年5月28日):https://note.com/helwa/n/nbcb5d662f7c3

▼2026年2月25日に、一押しの伝説的な教科書が新装復刊されます

📕市河 三喜、松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社、2026年。

- 本書の公式HPよりどうぞ:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html

▼heldio 入口プレイリスト 最新版(上位10本)

1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
3. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 https://voicy.jp/channel/1950/hzowkzzoaq
4. 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」 https://voicy.jp/channel/1950/eg1ffa2pn2
5. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 https://voicy.jp/channel/1950/fmstk5sb6g
6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識、非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています

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▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページが2025年10月18日よりオープンしています

- https://user.keio.ac.jp/~rhotta/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです。毎日複数回更新されています。
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サマリー

本エピソードでは、コアリスナーのariさんが「青椒肉絲のおいしい店」というテーマで、自身の体験を語ります。単に料理が美味しいだけでなく、客同士が交流し、時には店主と共に料理を作り上げるような、独自の文化と温かい雰囲気が育まれた店についてのエッセイです。この店は、参加者一人ひとりが新しい価値を見出し、共に挑戦する場となっており、真の学びとは何かを問いかけます。

オープニングと企画紹介
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜ、の著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版新書、英語史で説く英文法の謎、なぜ三単元のSをつけるのかが発売されました。発売前増殺がかかり、全国実裏裏にてご好評いただいています。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ、英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく毎朝6時に配信しています。本日は2026年7月26日、日曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
もう夏休みに入っている頃でしょうかね。だいぶ熱いと聞いております。今私はアイルランドダブリンにおりまして、この夏はヨーロッパも熱波ということなんですが、少し気温は落ち着いてきていて快適なヨーロッパの夏という感じですね。
最高気温が20度ちょっとという日が多いですかね。本当に快適です。
さあ今日は日曜日ということで、面白いお話をお届けしたいと思います。
この7月下旬より、私このヘルディオにて、ヘルディオオープンマイクなる企画を始めております。
これはですね、パーソナリティを務めております。私、ホッタリュウイチが本編をお話しするのではなく、コアリスナー、ヘルメイトの方々がメインで本体をお話しいただく、そんな企画です。
ヘルディオオープンマイクと呼びたいと思うんですけれども、昨日まさに川上さんと海塩さんの対談、インタビューということでマイクをお渡ししました。
本日もですね、コアリスナーでヘルメイトの有さん、なぜ3単元の発売前からですね、英語3単元企画と言いますかね、4コマ漫画を展開して本書の広報に奔走していただいた後もですね、
発売後ももう独立して英語3単元なる4コマ漫画が主にですね、有さんご自身のノートであるとか、X上で展開しております。このように様々な形でヘルカツに貢献いただいているんですが、
ノート上で有さんが7月13日にチンジャオロースのおいしい店と題する記事を書かれました。私、痛く感動いたしまして、そして他に感動している方多数ということなんですが、
こちらをですね、有さんご自身の肉性でノートを読み上げると言いますか、アレンジを加えて音声バージョンとしてですね、お届けいただけないかということを先日打診いたしました。
すぐに収録して音源をいただきまして、今日皆さんにご披露するという次第です。ノートでの文章版、記事も良いのですが、有さんの肉性で聞くチンジャオロースのおいしい店、このバージョンもですね、とってもいいんですね。
日曜日にふさわしいアレゴリーです。メタファーとしてお聴きいただければと思います。それではマイクを有さんにお渡しします。どうぞ。
青椒肉絲のおいしい店のエッセイ
こんにちは。有事有島です。近所にね、チンジャオロースのおいしい店があるんですよ。この間エッセイに書いたんですけど、その店の名前書かなかったらみんなから教えてくれって言われてね、今日はその話をしてくれって頼まれたので、ちょっとやってみます。
あの店ヤバいんですよね。ロースだからシースみたいだけど、普通のチンジャオロースのロースのことですけど、肉がちょうどいい感じに細くてピーマンも色鮮やかでね、タケノコがシャキシャキときちんと歯ごたえを残していて、ほんとヤバいんですよね。おいしいよ、あそこ。
で、味が濃すぎないんですよね。で、白いご飯がまたよく合うんですよ。もう食べるとね、ハッハッハってね、もう言っちゃいたくなる感じなんですよ。ハッハッハってね、もう笑っちゃうしかない。もうおいしいんですよ、あれ。
で、あの店のチンジャオロースなんですけどね、チンジャオロースはね、ピーマン炒めプラス肉みたいな感じでね、なりがちなんですけど、やっぱりその店のチンジャオロース違うんですよね。
肉もピーマンもタケノコもね、それぞれが自分の役割を理解しているというか、皿が運ばれてくるとこっちも黙って背筋をピーンと伸ばしたくなる、そんなお店なんですよね。
最初はね、誰もがね、そのチンジャオロースを目当てにやってくるんですよ。店主の人柄が良いとかね、店内の雰囲気が落ち着くとかね、そういう面もあります。でもね、そういう面もあるんですけど、うーん、料理店なんだから、まず料理がね、おいしくなければ始まらないんです。
店が綺麗かどうかはね、胃の次。まず料理。これがね、さっきから何度も言ってるんですけど、おいしいんですよ。ところがこの店にはね、少し変わったところがあるんですよね。何度か通ううちに分かってくるんですけど、客同士が仲良くってね、よくチンジャオロースについて話してるんです。
今日はこれ味がいいねとかね、お前のやつの方がピーマン太くないか、肉はそっちの方が大きいなーなんてね。中には料理辞典に載っている古い作り方を最初から読んでる人もいてね、その辞典の読み方講座も始まったりとかね、不思議な店なんですよね。つまり常連客が仲良いんですよね。口が上手い人も多くてね、冗談が上手い人も多いんですよ。
店主ね、迷惑なんじゃないかと思ってこっそり見てるとね、意外にも店主にニコニコしながら聞いてるんですよ。
そのうちね、厨房にいる店主にね、「もう少し調味料を入れた方がいいんじゃないですか?」みたいなことを言う人もいて、でも店主もね、「意外とやってみましょうか?」なんて返しちゃったりして、いつの間にか気が付くとね、客が包丁を握り始めてるんですよ。
衛生管理上大丈夫な店なのかな?とか思うんですけど、割とよくある光景みたいなんですよね。最初の一人が始めちゃうとね、次の人にも加わってくるんですよ。始まっちゃうんですよね。
それなら鶏肉の方がいいんじゃないか?とかね、牛肉だろう?とか、タケノコの代わりにナスを入れた方がいいんじゃないか?ピーマンの代わりにナスだろう?
でもね、チンジャオロースのチンジャオってピーマンのことだから、ピーマンをナスに変えたらチンジャオロースじゃなくなるんじゃないか?とかそんなことを心配したりするんですけど、別にチンジャオロース定義委員会とか設置されてるわけではないから、みんな中華鍋を囲んでね、「ああでもない、こうでもない。」って言いながら勝手に料理もしちゃったりしてるんですよね。
でね、店主はそれを止めずにね、火が強かったらちょっと弱めちゃったりとか、包丁の持ち方が危ない人もいるんでね、危なければちょっと声をかけたりとかしてるんだけども、自分のレシピを別に教えたりしないんですよね。
料理人としては自分のチンジャオロースの方がうまいってわかってるはずなんですけど、少し離れたところでニコニコされてるんですよ。でもね、よく見ると時々目が光ったりしてますからね。あれなんですかね。
もちろんね、お客さんたちが作る料理は店主のチンジャオロースに及ばないんですよね。見た目が悪かったり、味がぼんやりしてることもあると思うんですよね。
かなり厳しい評価がね、自分たちの中でね、されることもあるんじゃないかなって思うんですけど、でもね、そういう時のお客さん見てるとね、店のチンジャオロースと食べてる時とはまた違う顔をされてるんですよね。
食べ終わってもね、話が終わんないんですよ。完成度だけで言えば、もちろん店主の料理の方がうまいんですけど、でもお客さんにとってはね、自分たちで作った料理には特別な価値がある気がしてね。
料理そのものは大したことがなくても、本人たちにとっては新しい価値を持った一皿になるんだなって感じた一見でしたね。
そんなことが何度も続いていてね、店の雰囲気もね、やっぱりいい雰囲気なんですよ。
オープン直後からね、実は通ってるんですけど、最初の頃はね、だいぶ店主もね、いらっしゃいましたよなんてね、緊張されていてね、最近とはだいぶかなり違う感じでした。
でもね、今ではね、店主が新作発表ですって言えばね、もうみんな集まりますね。
また店主がね、今度みんなでちょっと一緒に作ってみますかーなんてね、こう書ければもうあっという間にね、人が集まるんですよ。
学校じゃないからね、出席票とかあるわけでもないんですよね。
でも何か始まりそうだとわかると自然と集まってきちゃってね、この店で次何が起こるのか楽しみにね、されちゃったんですよね。
皆さんの笑顔がね、またそれを物語っちゃっててね、これがいいんですよ。
で、もちろんこの人がね、たくさん集まるっていうのは、店主の人気っていうのもね、あると思うんですよ。
でも、それだけでもね、ない気がしますね。
なんかあの、新しいことをね、始めても大丈夫とかね、途中から加わってもOK、失敗しても大丈夫、誰かがね、新しいことを始めたら自分も真似しても大丈夫、そんな雰囲気がね、あの店にね、あるんですよね。
でもこれ別にね、店主が一人で作った空気とまでは言えないんじゃないかなと。
なんかお客さんが集まって、みんなでワイワイガヤガヤ、一緒に食べたり飲んだりした結果ね、生まれた空気じゃないですかね。
だから初めてのね、客はね、びっくりされてんじゃないですかね。
でもね、あの店主のチンジャーロス頼んでね、またその味びっくりしてね、まあ美味しいからね。
うーん、こうやって振り返ってみると本当独自のね、文化というか雰囲気というか。
なんか自由にね、料理してくださいって壁に書いてるわけでもないんですよね。
まあそんなね、書いてあっても誰も包丁握らないと思うんですけど、あの店違うんですよね。
失敗しても笑わないし、変な提案してもね、あんま聞いてもらえるしね。
で、そんな小さなことが振り返されるうちにね、その店らしさが生まれたんじゃないかなって思うんですよね。
まあもちろんね、全てはね、あのヤバいね、チンジャーロスから始まったんですよ。
魅力的なね、料理があったから人が集まって、人が集まったから会話が生まれてね、会話が続いたから店の雰囲気ができたんじゃないかって思うんですよね。
チンジャーロスがあってから、あってこそのね、お店なんですよ。
でもその料理だけを守っていてもね、次の料理は生まれないっていう面もね、やはりあるんじゃないのかなーなんてね、感じたりしますね。
店の雰囲気と学びの場
最近ね、職業から学びの場について考えることもあるんです。
その時にね、この店のことをよく思い出すんですよ。
なんかね、本当の学びってね、学ぶ対象があればいいわけじゃないってしみじみ思いますね。
だからこの店もね、チンジャーロスさえあればいいわけでもないんだろうなって。
材料揃えて切り方を整えてね、誰が食べても一定のおいしさになるようにするのはね、本当大事です。
でもね、人が集まった後のことはね、案外考えられてないんですよね。
同じものを出されてね、同じ感想を依頼で書いて、それで内容は学んだかもしれないんですけど、
客はね、最後までそれじゃあね、客のままなんですよ。
それでいいのかなーなんて思ったりしますね。
なんかそこではね、みんなが笑い合う風景って見られないですよね。
心がね、あんまり動かないんですよ。
一方この店だよね、チンジャーロスが人を集めるんですけど、
その集まった人々がね、新しい料理を作ったりね、
料理を作る習慣がね、店の雰囲気、文化になっていってね、
何か新しいことが始まって、誰かの新しい挑戦がある、そんな雰囲気があってね、
うわーちょっとここ自分も参加したいって思うんですよね。
この違いって何なのかなって本当に思いますね。
この店の看板メニューっていうのは確かにチンジャーロスなんですよ。
そのはずなんですけど、最近のGoogleの口コミにはね、
チンジャーロスのこと書いてる人がね、割と少ないんですよね。
逆にね、あの人があんな良いことしてくれたーなんてね、
エピソードが多くなってきて、例えばチンジャーロスの写真を撮ろうとしたら、
そんなところで撮るんじゃなくって、
このもっと見栄えがいい皿に入れましょうってね、
その方が映えるじゃないですかーなんてね、
他の人の優しさを感じるエピソードがあったりね、
そういうことが増えてるんですよね。
いい店っていうのは美味しいチンジャーロスを出す店なんだけど、
それは間違いないんですけど、もしかしたらね、
最高の店っていうのは、いつの間にか自分が誰かと一緒にね、
何か夢中になって取り組んでしまう店なのかもしれないって思ったりするんですよね。
だから最近はね、この店いいなって思って、
チンジャーロスも美味しいし、あんまりね、もったいないんでね、
聞かれてもね、その店のことはちょっと教えないことにしてるんですよね。
行こうと思えばね、誰でもいつでもね、行けるチンジャーロスの美味しい店なんですけどね。
やっぱり今後もね、聞かれてもね、絶対教えないようにしましょうかね。
実はね、私ケチん坊なんですよね。
なんかもったいないかな。
エンディングと新刊紹介
今日はね、こんなところですね。
またね、機会があったらチンジャーロスの店ね、行ってみたいと思います。
今日も晩ご飯チンジャーロスにしましょうかね。
はい、こんなところです。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
ヘルディオオープンマイク企画ということで、
今日はアリさんにお話いただきました。
こんなチンジャーロスの美味しい店、皆さん入りたいですよね。
こんな店本当にないですからね。
この店にはですね、オープンマイクも置かれているので、
ますます皆さん楽しめると思います。
さあ、絶賛発売中の新刊書なぜ三単元と関連しまして、
なぜ三単元目撃マップ企画を展開中です。
全国のリアル書店でなぜ三単元、この本を見つけましたら、
ぜひですね、置いてありましたよと一言お知らせください。
町と書店の名前を添えていただきますと、
私がGoogleマップにピンを立てていきます。
日本地図をなぜ三単元で埋め尽くす、
英語紙をお茶の間に広めていくというのが企画の趣旨です。
毎日コメント欄より皆さんのご報告をお待ちしています。
週末に書店目撃情報が寄せられてくることが多いということで、
大いに期待しております。
また本書を独立された方はAmazonレビューなど、
各種のプラットフォームで本書のレビューやご感想もお寄せいただければと思います。
それでは今日も皆さんにとって良い一日になりますように、
英語史研究者の堀田隆一がお届けしました。
また明日。
16:40

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