ハイテク農業で、東北の再創造(後)
2025-03-30 08:33

ハイテク農業で、東北の再創造(後)

OA日時:2025年3月30日(日)
出演:ゲスト 岩佐大輝さん(株式会社GRA 代表取締役)
聞き手 田中 みずき(RKB)
説明:学生時代に東京でITコンサル業を起業。東日本大震災で大きな被害を受けた地元・宮城県山元町の復興を、これまで培ったIT技術をフル活用し、農業の仕組み化とブランド化を実現。ひと粒1000円する「ミガキイチゴ」を生み出した岩佐さんに、東北と農業のこれからについて伺います 
https://migaki-ichigo.jp/

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サンデー・チェンジメーカーズ。これまでの常識を超えて、新しい時代を開くチェンジメーカーたち。 社会や地域を支えるスターたちの思いを届けます。
この番組は、スタービル博多祇園の提供でお送りします。 こんにちは、田中瑞希です。
RKBスタービル博多祇園スタジオからお送りします。 今日のチェンジメーカーは、先週に引き続き株式会社GRA代表取締役CEOの岩澤裕樹さんです。
今日もリモートでお話を伺います。岩澤さん、よろしくお願いいたします。 よろしくお願いいたします。
学生時代に立ち上げたITの会社、その技術を生かして、地元宮城県山本町でいちごづくりにチャレンジを。
ただそこにはIT技術をうまく生かして、従来の農業とは違うやり方を確立していったというお話を、先週伺いましたけれども。
最初、GRAを立ち上げた時は、東日本大震災がきっかけというお話でした。
当時は農業ができるような状況だったんですか? これが本当にひどい状況になってしまって、いちご農家さんが130件ぐらいあったんですが、
125件ぐらいが津波で流されちゃったんですよ。
人口の5%ぐらいが死んじゃってますから、津波で。
それどころじゃないというのは現実的な話なんですけど、復興ののろしみたいなのをあげないと、なかなか下ばっかり向いててもしょうがないと思ったんですよね。
とにかく、いろんな環境が厳しいけれども、もうへこたれずに立ち上げることが意義があるんじゃないかということで、思い切って立ち上げたんですよね。
でも最初は、本当にがれきだらけのところからのスタートということで、波痛いではないご苦労もあったんじゃないでしょうか。
そうですね、そういう意味で言うと、当時は必死でしたから、あまり苦労とも思わなかったんですが、本当に多くの昔の経営者の仲間のサポートを得たりだとか、地元の方の本当に多大なご協力を得たりとか、あるいはもう他のいちご産地ですよね。
それこそもう福岡の皆さんやあるいは栃木の皆さんなんかの指導も仰ぎながらスタートしたんですよ。
その結果、数年間、いわゆるアグリテックの領域に本当に張り込んでいったんですよね。
たくさんお金も投資をして、ベンジャーキャピタルから集めて、銀行から借りまくって、オールインした感じですよね、全部、人生かけて。
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そしたら3年ぐらいで、いわゆる普通の日本の平均的農家さんの倍ぐらいの収穫量が同じ面積から取れるようになったんですよ。
で、非常に品質も良くなって、きちっと形式地下をするっていうね、テックを入れることで安定して良いものが出来上がるっていうことが分かってきたと思って。
寒冬大事ですけどね、寒冬経験もね。
寒冬経験っていうのは、リスペクトされ続けるべきであると今でも思っていて、要は農業だけじゃなくて、自然科学全般において人間が理屈として理解してることっていうのはほんのわずかだから、やっぱりリスペクトって大事だなと思うんですよね、経験がある人の。
とはいえ、マニュアル化をしてきっちり作っていくと。良いものが出来たら、今度は高く売らないと品質が良いって言ってるだけじゃ高く売れないので、磨きいちごというブランドを作ったんですよ。
磨きいちご。
人間が磨く、学び磨くようにいちごも磨いて、そしてどんどん技術やテクノロジーを進化させることでいちごの味も進化するっていう意味を込めて磨きいちごという風になってきました。
分かりやすく言うとどんないちごですか?
分かりやすく言うとですね、それは岩田屋さんにたくさん売ってると思うんで、すぐ行ってくださいっていう。そういうことなんですけど、それは半分冗談で。
本当にピカピカしていて糖度酸味のバランスが良く形も綺麗で見た目も美しいし美味しいっていうね。糖と酸の糖酸比っていう比率も非常に良いというね。ちょっと理屈っぽく言うとそういう美味しいいちごなんですね。
ほぼ完璧に近いいちご。
食べる宝石という風に言われて売られています。
それは高く売れそうですね。
そうですね。本当に高いものだと一粒1000円以上で販売されていると思います。
一粒で1000円ですか。
はい、そうですね。
だけどそれだけ納得できる、消費者もこれならって思ってもらえるようないちご、磨きいちごが誕生したと。
そうですね。もうあれから十数年続いてますので、少しずつマーケットにも浸透していき、知名度が高まってきつつあるというのがこの十数年目ということ。
岩瀬さん、これからは磨きいちごできました。これからはどういう展開を目指しているんですか。
世界中の人々が素敵な気持ちになれるような産業であり地域であり作物を作っていくという大きなビジョンを持ちながらコツコツといちごの農業の技術を高めていくというのがこれからやること。
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もう一つはやっぱり食のサステナビリティがかなり際どいところに来ていて、米も大変な状況になっている、野菜も大変な状況になっていると。
そういう状況ってもう待ったなしの状況になっていき、これはもういちごだけじゃなくて食全体に私たちがこれまでやってきたことで貢献できないかということを常に考えているというのがこれからやることですかね。
では最後に、岩瀬さんが大切にされている言葉を教えてください。
そうですね。やっぱりこう、私は震災で多くの人々を失って、1日1日の大事さっていうことを本当に考えるようになったんですよね。だから1日1日満善と生きるっていうことではなくて、言葉で言うと日々に誇りを刻むっていうことですね。
私が好きな言葉は、毎日毎日どうやって今日生きていったのか、自分が誇らしい誇れる生き方が今日1日できたのかっていうことを問いながら毎日生きていきたいなっていう、そういう言葉ですね。
いやー本当、これからの農業が楽しみになっていきますね。
そうですね。もうますます若いプレイヤーもどんどん出てきてくるので、盛り上がっていくと思います。
はい、ありがとうございました。
今日のチェンジメーカーは株式会社GRA代表取締役CEOの岩澤寛さんでした。2週にわたってありがとうございました。
こちらこそありがとうございました。
お相手は田中瑞樹でした。
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サンデー、チェンジメーカーズ。この番組はスタービル博多ギオンの提供でお送りしました。
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