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サンデー・チェンジメーカーズ。 これまでの常識を超えて新しい時代を開くチェンジメーカーたち。
社会や地域を支えるスターたちの思いを届けます。 この番組はスタービル博多祇園の提供でお送りします。
こんにちは、田中瑞樹です。 RKBスタービル博多祇園スタジオからお送りします。
さて、今日のチェンジメーカーは大里酒造株式会社、専務取締役の大里武さんです。
大里さん、よろしくお願いいたします。 190年の伝統歴史を持つ酒蔵大里酒造さんの、現在専務取締役ということなんですけれど、
すいません、今、おいくつでいらっしゃるんですか?とっても若くて。 今、28歳です。
ご実家なんですよね? どんな酒蔵なのか、ちょっと歴史も踏まえて教えていただけますか?
そうですね、弊社は1835年に鎌市というところで創業をしまして、今のメイン銘柄として黒田節という日本酒を作らせていただいている酒蔵でございます。
黒田節という銘柄の由来なんですけれども、森多平という部署ってご存知でしょうか?
森多平という部署が黒田勘兵衛に仕えた部署なんですけれども。 その方のお城がすぐうちの近くにありまして、
その城下町にあったということで、うちが黒田節という名前で日本酒を作らせていただいているという経緯がございます。
江戸時代から続くわけですよね。 そうですね、江戸の天保ですね。
190年の歴史。現在、今の社長さん、お父様ですか?
はい、そうですね。
何代目になるんですか?
今、父で8代目になりますね。
8代続く老舗。何か子供の頃の思い出って、その酒蔵で遊んだりとか、そういうこともあったんでしょうかね?
そうですね、うちの家の者から家を継いでとか、家具を継いでとか言われることは特になかったので、仕事を手伝ったりというのは基本なかったんですけれども、
子供の頃とか、作業場のほうに遊びに行ってですね、なら漬けという酒粕を使って売りをつける漬物があるんですけれども、そこの作業場に遊びに行って、酒粕を食べて。
え?
たというのはすごい。順番もほぼ記憶ないんですけど、2歳とか3歳の頃にそれをやってたというのは聞きましたね。
さすが酒蔵の息子って感じですね。そうなんですか。
でも今ね、小さい頃に継いで欲しいとかっていう話はなかったっておっしゃいましたけど。
自分が話聞いていたのは、やはり小さい会社なので、今年も3人で20トンぐらいのお酒を作った本当に小さい会社ではあるんですよ。
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なのでやっぱりすごい大変なんですよね。冬の時期、日本酒って冬の時期に作るんですけれども、すごい冬の時期も特に大変で、お酒も作らなきゃいけない、売らなきゃいけない、発送しなきゃいけないとか本当にいろんなことがあってですね。
なので本当に大変なのを両親も分かっていたので、それで無理に自分にこれを続けてとは言ったことはなかったですね。
じゃあ別の道を進むことも考えていたんですか?
そうですね。具体的に例えばこういう職業に就きたいとかいうことがあったわけではなかったんですけれども、何か人と付接することがすごい好きだったので、何かそちら系のそういう職業に就ければいいなというのは何となく思っておりました。
それでサービス業で何か就職がしたいなと思って、その中で葬儀者ですね。お葬式の会社と出会いまして、そこに就職をしました。
そうですね、なかなか珍しいかなと思います。
そこではどうだったですか?
葬儀業というのは人生に一度しかない最高のサービス業だよと言われて、亡くなる方にとってはもう本当に人生一度じゃないですか。
なのでそれを聞いてやっぱちょっと惹かれてですね、やってみたいなと思って入社しましたね。
そこから家業に移るきっかけ、その変化のきっかけというのは何だったんですか?
そうですね、やはりもともと入った当初はですね、本当にいろんな経験をさせていただけたので、自分も満たされながらやりがいを持ってやらせていただいたんですけれども、だんだんとですね、自分が仕事を作業的に捉えてしまうようになってしまっていたんですよね。
ちょっと疲れてしまった部分があったのかもしれませんね。
はい、というのもあるかなと思います。
で、自分はこれはちょっと続けられない、続けてはいけないなというふうに自分は思ってしまいまして、そこで葬儀社の方にちょっと辞めさせてくださいというふうに話をしました。
で、そこでその後ですね、具体的にこのお仕事に就きたいとかいうのはまだなかったんですけれども、両親と相談をしまして、ちょっとこういうことになって辞めることになりましたと。
どうしたらいいかなという話をしたときに、一度うちの会社で働いてみて、家を潰すのか潰さないのかという話をしてから、決めてから次に行ってもいいんじゃないのっていう。
なんとなくで働き始めたというのが正直なところなんですよね。
お試し期間のような感じで。
そうですね、最初ははい。
で、始めてみてどうでしたか。
そうですね、やはり歴史の長い蔵なので、すごい昔から飲んでくださっている方がいらっしゃってですね。
なので、実際に作ったお酒を売りながら、ありがとうとか、このお酒じゃないとダメなんだよとか、帰ってきてくれたんやなとか、そういう話をされているうちに、やっぱなくしちゃいけないなというふうに思ってですね。
ですよね。
続けていくのは自分しかできないなというふうに思ったので、そこからですね、自分なりにこういうお酒を作ってみようとか、会社が続いていくにはどういうことをしたらいいんだろうとか、いろんなアイディアを盛りつけながらやり始めたのはそこからですね。
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いろいろとね、別の世界も見てきて、その若い感性を生かして、今までの歴史にないような新しいこともどんどんやっていらっしゃるんですね、きっと。
そうですね。固定観念を持っちゃいけないというふうには思っているので、多行詞から来たっていうのもありますし。
なので、自分が今やってる、例えば甘酒をベースにして甘酒のスムージーを作って、直売上でテイクアウトドリンクとして提供したりですとか、あと日本酒をベースにしたチョコレートのリキュールを作ったり、マンゴーのリキュールを作ったりですとか、
あとワインのような日本酒を作ったりとか、そういういろんな新しいチャレンジは常にしていきたいなというふうに思ってますね。
そういうチャレンジの中、昨年福岡県酒類鑑評会、こちらでお作りになっているお酒が金賞を受賞されたということですね。
そうですね。
ちょっとそのあたりも教えてください。どういうお酒が金賞を受賞したのか。
そうですね。今回金賞を受賞させていただいたのは2種類のお酒でして、黒田節の大吟浄酒というお酒と、あとK-NEXTという名前のお酒だしですね。
K-NEXT、ちょっと斬新な日本酒の名前としては、しかも江戸から続くそこぐらいとしては。
そうですね、なかなか全部横文字なんで。
どうしてそういう名前になったんですか。
こちらはですね、K-NEXTのKは黒田節のKの頭文字を取っておりまして、今まで日本酒が日本酒好きな人に向けたお酒、どっしりとした辛口のお酒というのが多かったんですけれども。
今まで日本酒を飲んでなかったそうですとか、あと女性の方とか普段日本酒を飲まない方にも美味しいと思っていただけるお酒を作ろうというふうになりまして。
それで作り始めたのがそのK-NEXTという新しいブランドでございますね。
これからの展望やこだわりっていうのもきっと終わりだと思いますので、また来週もぜひこのお話の続き深掘りさせてくださいね。
ありがとうございます。
今日のチェンジメーカーは大里周葬株式会社専務取締役の大里武さんでした。
お相手は田中瑞樹でした。
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