「書店がなくなる?」(後)
2025-10-26 08:47

「書店がなくなる?」(後)

OA日時:2025年10月26日

出演: 本間 悠さん(佐賀之書店 店長)

聞き手 田中 みずき(RKB)

日本の書店数は、現在約1万店。10年前と比べて、約3割減少しています。少子高齢化や活字離れが原因と言われています。一方で個性あふれる書店が、近年増えています。本間さんが店長をされている、JR佐賀駅ナカの「佐賀之書店」もそのうちのひとつです。本間さんの書店員としてのこだわりと、書店員による「本屋大賞」よりも話題になる「ホンマ大賞」について、お話を伺います。

https://www.instagram.com/sagano_book

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サンデー・チェンジメーカーズ。
これまでの常識を超えて新しい時代を開くチェンジメーカーたち。
社会や地域を支えるスターたちの思いを届けます。
この番組は、スタービル博多祇園の提供でお送りします。
本間さん、よろしくお願いいたします。
本間さんといえば、本間さんが選ぶ本間大賞。
年間これが一番だというのを、本間さんが選ぶんですよね。
そうなんです。毎年苦戦しているんですけど、
今年2冊選んで、異例の本間大賞を選びました。
決めきれず2冊。
2冊とも選んでしまったという。
まず1冊は、「予備とは旅をする」という自動書なんですよ。
自動書?
出版社のホームページを見ると、小学校5年生からと書いています。
これ大人が読んだら、痺れますよ。
のたうち回りたくなる本です。
ちょっと待ってください。のたうち回る本。
どこにその感銘がありますか?
まず予備とは旅をする、呼ぶ人って書いて、これ予備とって読むんですけど、
予備とっていうのが、まずこの人たちは得意体質を持つ人たちを、
なんですけど、読んで字のごとく何かを呼び寄せてしまう人なんですよ。
表紙はここに、たんぽぽ一面に先乱れている女の子がいますけど、
この女の子は、たんぽぽを呼び寄せてしまう子なんですよ。
その子がそこで暮らし始めると、周囲全部たんぽぽになっていくんですよ。
どこかで突然発症してしまう、
得意体質になるんですよね。
雨の予備ととか、鳥の予備ととか、この中に出てくる鹿の予備ととか、
この子はたんぽぽですけど、いろんな種類の予備とがいて、
第1話に出てくる雨の予備となんですけど、
雨の予備となので学校に来れないんですよ。
もうその子が来るとずっと雨だし、
だって運動会の日に雨が詰まるし、来ないでくれって感じ。
ずっと来れないんですよ。
でも最後にみんなと一日だけ思い出を作りたいということで、
最後のお別れ遠足に来たがるんですよ。
でもお別れ遠足は、野外なんですよ。
ああ、雨降らせちゃう。
そこで学級会が開かれて、この子は来た方がいいと思う人、
03:04
この子は来ない方がいいと思う人っていう風に、
先生もクラスメイトにみんなに問うわけですね。
じゃあなんでこの子は来ていけないんだろうって、
同じクラスメイトなのにっていうところから考えさせられません?
考えさせられません。
まずどういう結論になったかもう気になりますし。
気になるし、それぐらい深い内容なので、たくさんの人に。
でも自動書なので、そのまま置いてたら大人の人大多数手に取らないと思ったので、
本間大賞にすることで、読んでみようかなって思うきっかけになってくれたらと思って、
本間大賞にしました。
これちょっと読んでみたいですね。
読んでみたいと思ったでしょ。読んでくださいよ。
私それが仕事なんだよ。読んでみたいと思ったでしょ。
はい。そしてじゃあ、もう一冊。
もう一冊が月下美人です。滝沢志郎さん。
これもですね、時代小説なんですよ。
時代小説って聞いた時点で、ちょっとやっぱりノットフォーミーと思ってしまう人もいると思うんですけど、
だから読んでもらいたいから本間大賞にしてるんですよ。
これはですね、江戸時代、剣鬼と剣の鬼と恐れられる武士が生理用品を作るっていう話なんですよ。
江戸時代は?
江戸時代は、女の人は汚れなんです。血は汚れなんです。
生理が来た女の人たちは浮上小屋という小屋に閉じ込められて、そこから出てくんなって言われた時代です。
ありえない。
女は女のままじゃ極楽にいけないんです。一回男に生まれ変わらないと天国に行けないんです。
なぜなら女は汚れているからっていう時代において、なんで俺がそんなことをせにいかのやと。
俺は武士だぞと。誇り高き武士だ。女の汚れて食っていけるかってやるんですけど。
でも、この迷子が生理を迎えるんですよ。
生理って全然僕知らなかったけどこんなのなの?女の人って生理になったらこんな目に合わされてるの?
どんどん知っていって、またこの人がもうちょっと物作り好きすぎるんですよ。
いろいろ作っちゃう。
作っていくのが好きな人なので、そことそこの気持ちが合致した時にやってみようかなってなって、仲間たちの協力を得ながらですよ。
まるで下町ロケットでネジを作るかのようにですね、みんなでそこに乗り出していく、その一大プロジェクトに。
乗り出していくわけですよ。
まずその発想というか着想が面白いですし。
着想も本当に面白いし、私この本を知ったきっかけって、作者の滝沢志郎さんがこれを書くにあたって自分で実際生理用品つけてみましたっていうツイートをずっとされてたんですよ、Xで。
それで気になって手に取って、この人本書くために生理用品つけてると思って。
06:03
で、世直しだっていう言葉がこの中でも何度も使われるんですけど。
世直し。
世直しだったら武士なんですよね。
そうなんですよ。
そこで使い上げましたね。
そうなんですよ。
うわーこれちょっと展開が読めないというか、さっきどうなるのどうなるの。
成功するの?成功しないの?みたいな。
これを、例えば生理用品について勉強する本読んでくださいって、男性にぶつけたら多分誰も読まないと思うんですよ。
いやいやいいですいいです、僕関係ないんでってなると思うんですけど、本のいいところって、本読んでみようから入って、全く期待していなかった知識がつくとか、
こういう物語だと思ってなかったけど、これについてすごく勉強になったっていう、副産物的に勉強になるっていうことって本ってすごくいいなって、小説ってすごくいい形だなと思っていて。
この2冊は2025年の本間大賞です。
いやー本間大賞すごく気になりますね、次がね。
いやもう熱いプレゼンをありがとうございました。
本当に無限に喋るので注意してください。
さて、この番組ではゲストの皆さんが大切にしている言葉を最後に伺っています。
本間さんの大切な言葉は何ですか?
本を読むことはあなたの心に引き出しを作ることです。
引き出しはいつ役に立つものが入っているかもわからないですけど、引き出しは作っておくと絶対どっかで飽きます。
絶対どっかで、あこれこの前本で読んだやつって、この間真剣ゼミでやったとこみたいなことが絶対起こるので、それがすごく楽しいと思います。
あなたの人生に伏線たくさん作ってください。
私も引き出しをひとつでも多くしていきたいなって思いますね。
たくさん作ってください。
ありがとうございました。
今日のチェンジメーカーは、佐賀の書店、店長の本間遥香さんでした。
お相手は田中美月でした。
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サンデー、チェンジメーカーズ。この番組はスタービル博多祇園の提供でお送りしました。
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