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サンデー・チェンジメーカーズ。これまでの常識を超えて、新しい時代を開くチェンジメーカーたち。 社会や地域を支えるスターたちの思いを届けます。
この番組は、スタービル博多祇園の提供でお送りします。 こんにちは、田中瑞希です。
RKBスタービル博多祇園スタジオからお送りします。 今日のチェンジメーカーは、九州大学大学院工学研究院環境社会部門準教授でいらっしゃいます、
瀬野里子さんです。 瀬野先生、今日はよろしくお願いいたします。 瀬野です。よろしくお願いいたします。
まず、この工学研究院環境社会部門で先生が専門になさっているのが、生態工学ということで、ちょっと難しくて、どういう研究なのかなというのを簡単にわかりやすく教えていただけますか。
生態工学という分野は、生態系と土木工学とどういうふうに学問の中で合わせるかということで、自然と共生していく町を作るとか、自然の力を借りて人間が無理せずに生きていくとか、そういうのを研究する分野です。
確かに自然と共存していかないと、どんどんコンクリートに変えていってた時代はもう。
そうですね。100年間くらい張り切って、自然を克服するとか、頑張ってきたんですが、やっぱり無理っていうことがわかってきて、ふと振り返ったら、自然に寄り添うとか、助けてもらいながら生きてるんだっていうのがわかってきたんですね。
100年間、ガンガン頑張ってきたからこそ、ありがたみもわかってきて、ふと見ると、特に九州は、自然と調和した構造物とか、人が関わることで作られてきた生態系とかがすごい残っていて。
例えば、今大学で設計するものって、1000年後も誰かが使ってくれてるかどうかわかんないじゃないですか。でも福岡にあるため池とか、ちょっとした包みとか、実は1000年前くらいに人が石を積んだり、ちょっと工事をしたりして、ずっと使ってくれて、皆さんが補修したりしてくれてるということで、
そういう名作が横にありながら、私たちは今、こんなガンガン自然を壊して大丈夫なのかっていうのも、そういう意味では、いろんなことを考えさせてくれるお手本とかライフスタイルが九州にはあるんですね。
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例えばですけど、この福岡の街があるのって、博多湾の海の中道っていう長い砂浜があって、あれの内側に博多湾があって、街があるんだよって、大体地理的にも知ってたり、釣りをする人とかレジャーの人って知ってますよね。
大有数の自然の砂浜が防波堤になって、内湾ができて、干潟ができてみたいのは、そういうのは本当に自然の仕組みをうまく使って、そこにどういう植物があるとかを見ながら住んできたっていうことですね。
やっぱり自然のことをちゃんと興味を持って。
そうなんですよ。その興味を持つ人たちがいるってすごい重要で、そのためにはやっぱりみんなで共同作業をするとか、体を動かすとか、身体制って言うんですけど、例えば草刈りとかシュウヒガリとか行動様式がですね。
それがやっぱり都市が自然と共存するためのすごい大事なとこなんですよね。言われてるんですけど、理論的にもいろいろ学問的にもあっても、本当に実践してる人が都会に大勢住んでるっていうのは、結構福岡の面白いっていうかすごいとこですよね。
何かそれ実感されたエピソードとかがあったんですか。
私2010年から福岡に住んでるんですけど、2009年の春に福岡に海岸の調査に来たんですね。その時に私海岸の漂着物の調査に来てたんですけど、
そうしたら市民の人が先の曲がった傘とか針金みたいなのを持って海岸に並んでわかめをとっていて、何事ですかって言ったらわかめはこの時期漂着するので、それでまたフレッシュなうちにとってマンションに持って帰って洗濯をして、
それで乾かしてとっておくのと、あとそのとったばかりのは湯がいてサラダ美味しいとかいろいろ教えてくれて、この大都市でこの人たちは何者っていうのがあったんですよ。
ここはもう自分の研究テーマ的にも済まなきゃいけないんじゃないかということで、九州大学の先生に仕事ないですかって聞いて、それでそういう動機で来てるんで、それをやっぱり自分が専門としてると、そういうところで暮らしたいなっていうか
日方が残ってるし、釣りにもすぐ行けるし、そういう海の環境を残している福岡が先生にとっては理想的にいったんですね。
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福岡の人はそういう小人気的だったのはウィークデーの昼間にビジネスマンが釣り座をそこらで垂れていたりとか、都市計画的には中州は長寿保護区になっていて、
それで結構珍しい魚とか鳥とかも来るんですよ。長寿保護区なんですよって言ったら、人間のカモもいるからとか、違う違うみたいな話で、そういうのでは結構面白いっていうか。
そうですか、今先生のお話を聞いてると福岡って理想的な海洋都市を地で言ってる感じの街なんだなって感じました。
私も国連海洋会議っていうのでフランスのニースっていうところに行って地中海の観光地とかだったんですけど、そういうところとかってやっぱり自分の街が海洋性の街で海に来て楽しめるようなことをどうあるよって発信してきて、ニースも100年間ぐらいかかってそういう今日があるらしいんですよね。
福岡とかはそんなに宣伝してないけど、事実上海洋都市なので、何より地元の人が楽しんでるってことが最大の財産だと思うんですよ。あんまり観光地になっちゃうと地元の人に会うのが難しくなっちゃうんですけど。
でも福岡ってそこらの人が魚とか、わかめ拾って、庭で放して、釣りに行ったり、この時期炙ってカモとか、あの社長は釣りが上手いの下手だのなんかいろいろそういう話題とか、それは福岡はやっぱりめちゃくちゃ上手くいってますね。
具体的にどういうふうに福岡がその海洋リテラシーというものをいかに自然と実践しているのかというのをまた次回伺いたいと思います。
はい、どうもありがとうございました。
今日のチェンジメーカーは九州大学大学院工学研究院環境社会部門準教授の瀬野里子さんでした。お相手は田中みずきでした。
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サンデー、チェンジメーカーズ。この番組はスタービル博多ギオンの提供でお送りしました。