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サンデー・チェンジメーカーズ。これまでの常識を超えて、新しい時代を開くチェンジメーカーたち。 社会や地域を支えるスターたちの思いを届けます。
この番組は、スタービル博多祇園の提供でお送りします。
こんにちは、田中美月です。 RKBスタービル博多祇園スタジオからお送りします。
今日のチェンジメーカーは、先週に引き続き、NKCナーシング・コア・コーポレーション代表の、かんべたかこさんです。
かんべさん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
ご自身の介護経験から、ニーズに応えられる介護サービスというのをスタートさせられたかんべさんですけれども、
また別の大きな問題、ヤングケアラーの問題解決にも取り組んでいらっしゃるということですね。
そうです。今一生懸命やっております。
具体的には、どういうふうに取り組んでいらっしゃるんですか。
今やっているのが、実は自治体と一緒にヤングケアラーのLINE相談窓口ですね。
LINE相談窓口。
介護って、ご経験された方はお分かりだと思うんですが、365日、24時間、ずっと頭の中にくるくる悩みがつきまとうわけです。
でも同じように子どもたちも、その悩みを抱えながら学校に行くわけなんですね。
学校が終わって、帰ってきたらすぐ家族のために生活する。ようやく落ち着くのが夜になるわけです。
ですから私たちのLINE相談窓口は、夕方の6時から夜中の11時まで365日オープンしています。
選択肢としましては、やはり子どもたち、ヤングケアラーがイコール貧困ではないんですが、そうなっているご家庭もあるわけなんですね。
だからこそ学校に行けないって話があるんですが。
でも、では学校に行くために進学するためにどうしたらいいかというところで、奨学金制度もありますよとか、そういう情報であったり、
直接信頼できるような大人と会話をしたいという声がありましたら、これを児童相談所におつなぎしたりとか、
もちろん24時間対応できる電話相談窓口、こちらにおつなぎしたり、そういうことをやっております。
ケアのために、介護のために、学校に行けなくなってしまっているというお子さんもいるんじゃないでしょうか。
そうなんです。それがすごく課題でして、私実はここに来る前に沖縄出張もございましたけども、沖縄とか、お子さんがたくさん、兄弟がたくさんいて、
年の離れた兄弟にお世話をしているとか、体調の悪いお父さんお母さんにお世話をしている子どもたちがたくさんあって、地域差はすごくあるんですが、やはり課題になっていますね。
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本当にここ4,5年ですかね、ヤングケアラーという言葉が取り上げられるようになって、そういう困っている人たちがいるんだねっていうふうに、多くの方が問題だと気づいたと思うんですけれども、
いろんな捉え方があるんじゃないかなと思うんですよね。ヤングケアラーに対して、世間の目といいますか、どういうことが一番課題だなというふうに感じていらっしゃいます。
そうですね。まず大人たちですね。大人たちで、まだヤングケアラーという言葉がご存知の方々、初めて聞いたときに、それは甘やかしとるという感じでおっしゃる方もいらっしゃるわけですよ。
例えば、よく私は講演活動をするんですが、背中に年の離れた妹をおんぶして、畑に手伝いに行ったわとか、昔々という戦後の話をされるわけですよね。でも、そのときと今は全然違うやろうもんって私も言うわけです。
何が違うかというと、まず兄弟の数がぐんと減ってきたので、子供合計特殊収支率1.2しかいないですね。1人のお子さんが何人もの大人のケアをしなくちゃいけないという状況ということと、隣近所に安心できる大人、親戚がもういなくなってしまっている。
だからこそ大人たちが、「大丈夫?」って声をかけてくれる人はいない。そこが問題だと思っているんですね。それが昔と今が違う。
当事者も誰にも助けを求めることもできず、自分たちがやることなんだって、ヤングキャラの人たちも思ってしまっているところもあるかもしれませんよね。
そうなんです。国の統計によりますと、家族のケアに対してどう思ってますか?という問いに対すると、家族のことだからと言っているわけですね。じゃあ誰に相談するの?と言ったら、ほとんどの人は家族に相談する。
結局家族の価値観がすべてそこに決まってくるから、だからこそ他人に相談しても仕方がない。これは自分がやるべきことなんだと、何十年もケアがスタートする人たちがいるわけです。
そうなると、ヤングキャラの子どもたち、将来どうなってしまいますか?
よくある相談窓口で悩み、相談窓口で出てくるのは、将来、例えば保母さんになりたい。本当は大学受験をしないと保母さんになれないというのはわかっている。
だけども、おじいちゃんのケア、おじいちゃんの見守りをしていると、受験勉強のところではないし、介護にお金がかかっているのがよくわかっているので、自分の大学費を両親が払ってくれないかもしれないという悩みから、
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私、高卒でもいいや。なんなら高校も途中で辞めていいや。夢や希望を諦める子どもたちがたくさんいるわけですね。ですから、やはり子どもたちに伝えたいのは、学校通じてしかないかもしれませんけれども、選択肢が他にあるというところで、私たち大人に関わっていきたいなと思っています。
本当に一度しかない人生ですからね。夢を諦めることのないような、そんな世の中にしていかないといけませんよね。
そうですね。これはヤングケアだけではなくて、私たち現役世代だって、親の介護のため、もちろんやるのはいいんですけども、でもそれで就職、諦めるとか、介護を履職してしまうとか、これも一緒なんですね。子どもが抱えている課題と、私たちが抱えている課題、同じだと思ってほしいと思っています。
これはもう本当、どの問題をとっても人事ではない、本当に自分に関わってくる問題なんだっていう自覚のもと、どうしたらもっとそういう困っている人たちを助けていけるのか、これはもうみんなの課題ですね。
そうですね。そしてこの番組、皆さんに大事にしている言葉というのを教えていただいています。かんべさんの大事にしている言葉は何ですか。
自由です。
自由。それはなぜ。
私、介護にまつわる話なんですが、私も20代の時に初めて介護を経験して、仕事も子育ても諦めた部分があったんですね。
なので、自由という言葉を選んだのは、やはり夢や希望を諦めない、皆さんに自由という選択肢もあるんだよということを伝えたくて、自由という言葉を選びました。
ありがとうございました。
今日のチェンジメーカーは、ナーシングコアコーポレーション代表、かんべたかこさんでした。お相手は、田中みずきでした。
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サンデー、チェンジメーカーズ。この番組は、スタービル博多ギオンの提供でお送りしました。