田辺哲郎さんが家業を継いだ経緯
サンデーチェンジメーカーズ。 これまでの常識を超えて新しい時代を開くチェンジメーカーたち。
社会や地域を支えるスターたちの思いを届けます。 この番組はスタービル博多祇園の提供でお送りします。
こんにちは、田中瑞希です。 この番組はスタービル博多祇園スタジオからお送りします。
さて本日のチェンジメーカーは福岡県築地の市に拠点を置く、ものづくりのプロフェッショナル株式会社
三松代表取締役社長の田辺哲郎さんです。よろしくお願いいたします。 田辺さん、ちょっと経歴を拝見いたしますと、
元々は三菱重工業が有名で、銀行マンに転身されて、その後金融界でお仕事をされ、
そして家業を継がれて現在に至るということのようですね。 元々その家業というのはいわゆる工場と言いますか、
ものづくりの工場ですけれども、そういう別の華やかなキャリア。 別のところでご活躍されていたけれども、
いつかはそうやって家業を継がなきゃな、とか継ぐつもりというところで働いていらっしゃったんですか。
たまたま中学のときに手伝いにその仕事をちょっとさせてもらったときに、非常に退屈極まりないという。
退屈!?
何の仕事をしているかというところの、あまりにもそういった意識が希薄で、
そういった人たちが働いている会社に、ろくな会社はないよというところで、僕的には全く続きはなかったというところです。
そういうふうな意識でお仕事をされている社員の方を見て、もっとこれじゃいけないんじゃないというふうな気持ちをそのとき感じたというか。
中学生、かなり生意気な話と思いますけれども。
そしてやっぱり三菱重工業ですとか、その後のキャリアで、その現場ではもっと競争意識が高いような、そういうところにいらっしゃったでしょうから、
その後を継ぐことになって、やっぱりこの会社をもっと競争力もつけるような、そういうふうに変えていかなきゃいけないと思っていたんですが。
自分たちのやっている仕事に物語を語れるような仕事をやるような、そんな会社にしたかったというところが一番ですね。
ここのこんなことをやっているから、我々がやったことがこれだけ世の中に役に立っていくとか、
そういうふうなことをしっかり一人一人が語って、それを誇りにもってやれるような人たちが集まっている会社。
そんなところになればなと思ったのが一番ですね。
町工場の経営改革と人材の棚卸し
社長として、家業というか戻ってきました。職人さんたちにそれを伝えて理解してもらうのって、少し時間がかかりますか。
ギャップはありですよね。先ほど言ったように、中学のところでアルバイトもしていますし、
お子さんの社員さんというところは、創業前から僕も知っている人たちばかりですから、
そういう意味では入りやすさというところは、そんなに圧力等でもなかったんですけど、
やはり仕事の進め方とか、どういったところをやっていくんだというところの目標とか目的というところをきちっと定めて、
それに対してちゃんと計画立てながらやっていくというところはほぼゼロでしたので、
それを僕があんまりやんやか言うとあったというかですね。
そこはたまたま息子というようなことは、そこまでひどく言われたことはなかったですけども、
実際、気持ち的にはそんなことを言ってみたいなところでした。
部品の一つも作れるわけじゃないのにっていうような。
僕の大事なところは、うちの会社でやれる仕事ってほとんどないんですよ。
溶接とかもできませんし、機械を使うというところも実際できないので、
逆に言うと最初の頃って覚えよかった話もあったんですけど、
うちの父の方から生実家30席くらい入ってますんで、
中途半端に仕事をして、できて当たり前なんで、
仮にできなかったらみんなからバカに当たるぞということで、
だからもうやらなくていいよみたいなところで全くできなかった。
逆にそれがあるがゆえに言いたい放題じゃないかと言っているようなところはあったんだろうとは当時思いましたね。
でもやっぱりどんどん会社の中を変えていって、
そのためにもいろんなことをされてきたでしょうね、改革。
改革というか、たまたま当時の労働省のプロジェクトというのに
少し参画させていただく機会があって、人材の棚卸しをしましょうと。
大手企業さんから中小企業に人材を、当時リストラとか結構あったんで、
大手さんの人を中小企業にスムースに回していこうやって、
それをやるためには受入れ側の中小企業が自社の人材の棚卸し、
これが当たりにありがたになって、
ちゃんと大手さんだったら何でもできるわけじゃないよということで、
そういったものを明確にしなさいということで、
そういった人たちを雇うための人材の棚卸し。
人材の棚卸しするためには、まず自分たちの会社が何をしていく会社にならなきゃならないかというところを、
経営計画というか、それを立てていって、
その中でこういったことをやるにあたって、自社の中で足りない人材がどうか、
それを自分たちが欲する人材としてやっていこうということで。
生産管理の数字化と三松大学
実際何をやったかというと、生産の管理システムになるものを取り込んでいこうと。
工場の中で少しでも数字というところでお話ができるということをやる。
そうすると、自分たちが今どんな状態にあるかということでもありますし、
こういったお仕事がうちにとってはプラスというか、
単純に収益が高いとか、こういったのが将来的にいいんじゃないかとか、
何でここ悪いんだというところで改善しようとか、
そんな様々なものが数字という形で把握することで客観的に判断できる。
そういったことをまずやるというところから始めるのが一番かなというところでやり始めたのが最初です。
そうやって工場の雰囲気もどんどん変わっていって、
効率感も図られたり、そしてビジョンを持ってというふうに変わっていったんでしょうね。
そうするとそれぞれが今度はどれだけ自分を伸ばしていけばいいかというところの指標を作るということで、
その中から先ほど言った三松大学とか、
三松大学。
というような教育制度というところ。
評価もするけど、それを評価するに当たっての教育というところもちゃんと支援していって、
ちゃんと伸びる場というようなところは設定するけど、
あとは本人の努力はもちろんなんですけれども、
そういった場を提供していくので、それが上がっていくと今度は評価、
効果というようなところで、自分たちがどれだけ伸びたかというようなところも明確に表すことができるので、
そういったのがとてもうちの中では効果的であった。
目標があってここに進んでいきましょうというようなところ、
ちゃんと道標というようなことを作っていける。
そのために筋のあるものをしっかり定めていこうというか、
把握していこうというようなことで、データの活用という言い方になるんでしょうけれども、
それを最初に、それを収集する仕組みというようなところを作ろうというところからスタートしますね。
ものづくりと人づくりの続きへ
まだまだその先どうなったのかというのをお伺いしたいので、
また次週この続きを伺いたいと思います。
本当にものを作るだけではなく、人も育てるということを同時に実行されたということなんですね。
今日はどうもありがとうございました。
今日のチェンジメーカーは、福岡県築市の市に拠点を置くものづくりのプロフェッショナル、
株式会社三松代表取締役社長の田辺哲郎さんでした。
お相手は田中瑞樹でした。
上質なおもてなしは、ビジネスを強くし、人を笑顔にします。
スタービル博多ギヨンは、プロのコンシェルジュチームが接客サービスをご提供するおもてなしオフィスビルです。
詳しくは、スタービル博多ギヨンで検索。
サンデー、チェンジメーカーズ。
この番組は、スタービル博多ギヨンの提供でお送りしました。