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日本の強みは「草の根の漫画文化」──国家資本はそれをどう活かせるか #113
2026-08-25 29:11

日本の強みは「草の根の漫画文化」──国家資本はそれをどう活かせるか #113

日本のコンテンツを、2033年までに海外売上20兆円へ——。壮大な数字が並ぶ新しい国家戦略。でも、「お金を注げば世界で勝てる」わけではない、というのが今回の一番のポイントです。今回は経済産業省が発表したばかりの「エンタメ・クリエイティブ産業戦略2026」を読み解きました(先週取り上げた戦略17分野ロードマップの、コンテンツ分野に特化した戦略です)。90ページ超の資料を要約して臨みました。累積34兆円の追加投資で326兆円の経済波及効果、IP360度展開、財政支援の桁上げ——一方で、実制作費は世界水準の約1割、海賊版被害は10兆円、海外での回収率は1〜2割という現実もあります。そして核心は、日本の強みが「草の根まで浸透した漫画文化」から生まれているという事実。そこに資本をそのまま注いでも、米中のようにはならないかもしれない。文化に根ざした強みと、米中をベンチマークしたブロックバスター型の産業づくりを、どう二手に分けて進めるかを語りました。【主なトピック】・2033年 海外売上20兆円目標(ゲーム12兆・アニメ6兆・漫画1兆ほか)・34兆円の追加投資で326兆円の波及効果——なぜ資本効率が高いのか・IP360度展開(漫画→アニメ→音楽→ゲーム→グッズ→実写)の循環・日本の課題:制作費は世界の約1割、海賊版被害10兆円、財政支援の桁差・強みの源泉は「草の根の漫画文化」——総合クリエイティブとしての漫画・据置は強いがモバイル/PCゲームはシェア2%、米中の制作体制との差・「文化型」と「資本主義的ブロックバスター型」を分けて考えるべき理由・アニメーターへの成果報酬——インセンティブ改革の可能性と拒否反応草の根の文化と、世界で戦う資本。この二つをどう両立させるか。日本のコンテンツの未来を、一歩踏み込んで考える回です。

▼今回取り上げた資料

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/entertainment_creative/20260820_report.html

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起業家大好き上原仁と、修行中ベンチャーキャピタリスト上原晶が、スタートアップに役立つ情報を柔らか~くお話しする番組です。「スタートアップファミリー / Startup Family」へのご意見・ご感想・ご質問等、チャンネルの公式Xアカウントにご気軽にお寄せください。


パーソナリティ:

〇上原 仁(Coalis ジェネラルパートナー / 神戸大学客員教授)

2006年株式会社マイネットを創業し代表就任。祖業のSMB向けSaaS事業を黒字化の後ヤフージャパンにM&A。その後スマートフォンゲームのロールアップM&A市場を開発し急成長を遂げ2015年東証マザーズ、2017年東証一部上場。2024年同社の全役職を退任し、スタートアップと大企業の戦略投資・M&Aを促進するプロジェクトCoalisを創業。経験したM&A・PMIの件数は50件を超える。


〇上原 晶(ジャフコ グループ株式会社 投資部 シニアアソシエイト)

2023年入社。慶應義塾大学商学部卒業。投資部所属。慶應義塾大学商学部国際教養プログラム(中国語)及び、中国・復旦大学にて中国経済商務コースを修了。投資部では、シード・アーリーステージのスタートアップ企業を中心に、投資先の発掘から投資実行、投資後の支援業務を担当。


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