社会や国家の制度に「おかしいな」と感じた経験を持つ方は、決して少なくないのではないでしょうか。
けれど、その違和感を行動に変えようとする人は絞られ、さらに裁判という選択肢をとる人、ましてや「これは自分だけの問題ではなく、みんなの問題だ」と公共訴訟の形で声を上げる人は、ごくわずかです。
本シリーズでは、そうした「特別な存在」に見えがちな原告の方を、私たちと同じように迷い、悩み、時には幸せを感じながら生活をしている一人の人として迎え、「公共訴訟の原告や申立人になるとはどういう経験なのか」を、丁寧に聴いていきます。
シリーズ第二弾のゲストは、フランスで結婚したパートナーと共に、尼崎市に対して婚姻の平等を求めて申立てを行った「日本でもマリアージュしたいねん」の申立人、渡邊・プロスペル礼さん。
→日本でもマリアージュしたいねん~海外で成立した同性婚の受理を求める裁判~
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000159
この「日本でもマリアージュしたいねん」訴訟は、実は正確には「訴訟」ではなく「家事審判の申立て」です。訴訟とは異なり、非公開の、簡易・迅速な手続となっています。お二人が申立てを行ったのは2023年10月。2025年12月には、より多くの方へ思いを伝えるため記者会見を開きましたが、申立て開始から2年以上が経過した今もまだ、家庭裁判所からの結果を待っている状況です。
本日は、パンセクシュアルの礼さんとノンバイナリーのコガリさんのイギリスでの出会いやフランス移住の経緯、日本とフランスの法制度の違い、同性婚が認められないことで生じる将来の子どもに関する切実な壁について、フランスからじっくりとお伺いしました。
【目次(チャプター)】
() オープニング〜ゲスト紹介
() 申立てから2年。長い戦いと記者会見前日の裏側(避難の不安)
( )「レズビアンカップル」という括りへの違和感とアイデンティティ
() 法制度が常識を変える。フランスでの変化と家族への影響
() イギリスでの出会いと、日本ではなくフランス移住を選択した理由
() 尼崎市への婚姻届の提出と「不受理」の壁、弁護士との出会い
( )発信することの懸念と、届いた励ましの声
() 「陳述書」にわざわざ日常生活を書かなければならない違和感
() 同性婚がないことで生じる将来の「子ども」と「親権」の壁
() 支援の輪の広がりと、当事者カップルから直接届いたエネルギー
() ゲストからのお知らせ
() エンディング〜リスナーへのメッセージ
【ゲストプロフィール】
渡邊プロスペル礼 さん
「日本でもマリアージュしたいねん」家事審判申立人。俳優。イギリスの演劇学校で出会ったパートナーのコガリさんと2018年にフランスで結婚。現在はフランスを拠点に活動中。
🎧 ポッドキャスト番組『パンセクシュアル・レイのフランスよりボンジュール』
https://open.spotify.com/show/4nv05p4vncpBry2VQ1ekSO
【番組内で紹介した関連コンテンツ】
🎬 短編映画『断り』
お二人の実体験をもとに制作された、在留カードをめぐる物語。(SAMANSAにて配信中)
https://www.samansa.com/videos/2276/play
【訴訟の詳細・支援はこちら】
⚖️ CALL4 ケースページ:「日本でもマリアージュしたいねん〜同性婚カップルの婚姻関係の承認を求める家事審判申立〜」
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000159
【CALL4について】
社会課題の解決を目指す“公共訴訟”プラットフォーム「CALL4」
公式ウェブサイト: https://www.call4.jp/
Twitter: https://twitter.com/call4_jp
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