特集のスタート
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カタラジオ
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はい、始まりました。
医師と企画者が緩く語らうエセインテリジェントな実験型ラジオ番組。
カタラジオの時間がやってまいりました。
医療振興担当のミントと
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レシャリ担当の山上です。
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はい、よろしくお願いします。
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はい、お願いします。
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ということでね、今回は久々の特集スタートでございます。
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いよいよ始まりましたね、特集。
3度目の特集になりますかね。
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そうなんですよ、3度目の特集。
反共感論の紹介
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ちょうど1回目というか最初ですよね。
最初がラジオ進化論ということで
趣味期限読んできて
2つ目がジュリオとのおにさんのね
意識はいつ生まれるのかか。
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そうだね。
意識の情報統合理論に関して
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IITとかですね。
それぞれね、だいたい
6回?5、6回ずつやってるのかな?
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そうだね、毎回なんかね、3回4回で終わらそうつって
結局長くなって6回とかになっちゃうんで
特集って、特集の沼だよね。
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ということでね、ちょうどね特集
これ始めたきっかけでもないですけどね
前回の脱再生論とかね
ポッドキャストの記憶がないあたりがね
まさに今回の伏線になってきてるんじゃないかな。
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そうだね。
いろいろあったよね。
脱再生の
あれは結局
YouTubeのコンテンツとポッドキャストのコンテンツの
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分けようぜって話すやつじゃん。
ポッドキャストの
記憶がないあたりもここから伏線となってる。
そうだね。
確かに脱再生はちょっと違ったかもしれない。
特集の目的と背景
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記憶がないとこはちゃんと比較しないから
記憶が定着しないんだみたいなね。
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そのショートで思いつきで
やってる収録はなかなか記憶に残りませんよ
っていうくだりとかが
最近よくね。
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ラジオっぽさってなんだろうみたいな。
それもあったね。
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なぜ俺たちがラジオやるのかみたいなところで
結局
あれはでもショーツの良さとかも結構上げてた回では
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あったけど。
ということで
オリジナルってこっちだったよね
オリジナルがあると思うんでね
特集入っていきたいなと思います。
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俗に言う本編ってやつだよね。
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本編はマジで
誰にとっての本編だって感じだよね。
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いわゆる
昔からやってる我々にとっての業界用語的な
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とこあるよね本編ってのは。
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ローカルな本編。
特集ですね。
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特集いきますかね。
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語らずよ
あなたも
私もサイコパス
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めちゃめちゃ
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サイコパス感あるじゃないですか。
サイコパス的なとこがあるのかもしれないね
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みたいな。
あなたも私もサイコパスなんですか
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山上さん。
サイコパスかもしれないね。
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マジですか。
ということでっていう話なんですけど
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一旦ね
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本編入っていきたいと思いますけれどもね。
久々の特集でテーマは
あなたも私もサイコパス
というタイトルでやってますけれどもね
反共感論
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ドドンって感じですね。
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これ反共感論
っていうのはね
実は今回読もうとしている本のタイトルなんですけど
だいぶこう味ってきてますよね
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反共感論。
すごいよねなんか共感っていう
感情に関して
真っ向から反共を翻す感じの
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どうですかまず
反共感っていうタイトルを聞いて
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いやなんか
共感っていう感情が
そもそもポジティブイメージしかないわけ
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俺にとって。
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それに対して反っていうのは
例えばこの三国志でいう
黄巾の乱みたいな
なんかすごいでかい何かに対して
正しいとされているものに対して
反旗を翻すイメージだよね
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はいはいそういうことですよね
なんかだから
それこそ今さ共感の嵐じゃないですか
世の中
いいねリツイート
共感します
共感しますっていう
そういうコメントが非常に
つきやすいご時世において
反共感論っていう
このやばいですよね真っ向から
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まあ確かに特にこの令和のね
このいいねリツイート時代に
こそ読まれるべき本なのかもしれないね
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そうそうそう
っていうそういうタイトル持ってるんですけど
まあねその反共感論
これからちょっと内容紹介しますけど
この特集のコーナーでは
カタラジオではねもはやおなじみになってますけどね
この本を僕と山上くんで
読みながら驚いたこととか
気づいたこととか
考えたことみたいなのをちょっとシェアしていこう
ということですね
今日は特集の第一回目紹介ということなので
何読むのか
っていう本の紹介だったりとか
そもそもなんで読もうと思ってんの
っていうところだったりとか
そしてねもう例のごとくになってますけれども
はじめにをどっぷり読む
っていうカタラジオ
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恒例のね紹介の
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入り口をやっていきたいと思いますけれども
よろしいでしょうかね
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はいお願いします
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はいということでまずはじめに
何を読むのということですけれど
山上くんこれ手元に本持ってんすか?
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今持ってますよ
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いいですね
今回反共感論
ということで
これ書いたのがポールブルームさんっていう
イエル大の心理学教授の方ですね
イエル大学
この人が書いた
2006年に原著が出てるのかな
反共感論
現代で言うとAgainst Empathyですね
という本でございまして
日本では博様社さんから2018年に出た
訳本がございますよと
僕らはねそれをもとに
今読んでいくよというところですね
さっき話題になった
反共感論がこのタイトルなんですけど
タイトルもだいぶエッジ効いてるけれど
副題もね読んでみると
社会はいかに
判断を誤るかと
いうことで
そこにつながるかという
という話なんですけれども
ここまでの情報で
どうですヤマガミさん
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とりあえず書いてる人間の性格が
尖った人間なんじゃないかという予想が立つ
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非常にパンクですよね
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そうそうパンクしかもこの今
副題言ったけどさミントコのさっき外したって言ってたけど
俺帯までついてるんだけど帯に書いてある言葉がさ
共感not equal 善
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ああありましたね
これ帯もちょっとなんか補助性
何か読んでおきますか帯共感
not equal 善って書いてあるんですけど帯の言葉を
読んでみましょうか無条件に
肯定されている共感に
基づく考え方が
実は公正を欠く政策から人種差別
社会の様々な問題を
乱している心理学農科学
哲学の視点から
危険な本性に迫る
全米で物議をかむした衝撃の
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論考と
煽りますね
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量々しいね 煽りますね
いやいや
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すごいね
今までね進化
意識死といろいろ取り扱って
次は共感という感情と戦う方
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ラジオにやって参りましたね
いよいよ切り込んできちゃいました
面白そうだ
じゃあちょっと何で読むの
っていうところを少し話を進めていきたい
というところですけどこれね
実は出会ったきっかけ
多分山上くんにも紹介しなかったと思うんだけど
聞いてない聞いてない そうこうやってたまたま
半月くらい前かな
東京都現代美術館っていう
とある現代アートの美術館があるんですよ
牙公園っていうところの
すごい横にあって素敵な建物があるんですけど
そこの展示を見に行ったときに
たまたまねミュージアムショップに
そのなんか
半巨ひるがえしてる系の本が固まってる
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コーナーがある
それは何その現代美術の展示として
なんかそういう共感に対して
アンツテーゼをひるがえしてるような作品が
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あったってことそういうわけである
うんその具体的な展示動向っていうよりは
やっぱそのなんかアートの役割みたいな
話を説明するような文脈の中で
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なるほどね
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そうそうそうまあなんというのかな
ちょっと気持ち悪いものだったりとか
一般的には考えないものみたいなものを
作品にしてこう展示するようなことが多い
現代美術みたいな文脈の中で
まあちょっとそういう文脈をねサポートするような書籍が
ギュッとこうまとまってる場所があって
一般的には考えない
その中でこうひと際
この反共感論と
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確かにこれぼっと終わったら目につくよね
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これ反共感論って
そうなんだこのねどう考えても
ポジティブにしか受け取るようのない
共感というワードに対して反をくっつけてくる
そうだね というところなんでね
っていうのがまあそもそも
僕が手に取ったきっかけだったんで
でよくよく考えてみると
あの直近ね
いじわら日本人とか
タイパーの話とか
それからあの漫画編でね
僕たちがどう生きるかで
3人でやってたやつあるじゃないですか
あのテーマとかも比較的そうだと思うんですけど
社会を問う系のテーマといいますか
今の世の中どうなってんだ的な
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まさにこの反共感論的というか
いじわら日本人だって
この日本人が同じ方向に
向いてしまうスパイとみたいなのが
もしかしたら共感で説明できるかもみたいな
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くだりだったりとか
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あったよね
そうそう野田コラボでも
針に流されるな
共感の波に飲まれるなみたいな
こういうふうに言い換えることができるのかな
という考えでこの反共感論と民との出会いは
偶然じゃなくて出前だったんじゃないか
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って俺今思ってるんだよね
その可能性は確かにありますね
なんかね僕がその反共感論
手に取った理由が
もう1個あるとすると
そういうテーマに興味を持ちつつ
なんかねそのテーマを
個人的にただ喋っていくことに
危うさも同時に感じたっていう話をね
どっかでしてた気がするんだよね山上くんに対して
なるほど
っていうのはさこれ好きかって喋ったら
それあなたの感想ですよね
を垂れ流すワイドショーになるな
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みたいな
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気持ちがすごくあって
そうなってはいかん
と思った時にちゃんと新しい
視点を獲得しつつ
なんか語るために立てるような
なんかこう足場が欲しいなっていう
気持ちがすごいあったんですよ
っていう中でねこの反共感論は
ちょうどここにバチとはまる
一冊なんではないかと
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いうことでね
危うい武器をこうね
反共感論っていうこの危ういテーマを2人で
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うまいことうまいこと扱っていきましょうっていう
まさにまさにおっしゃる通りですね
尖りすぎず
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ここ最近ちょっとね
俺自分でも収録聞いて思ってたけどなんか
いじわる日本人ぐらいが尖り始めたなと思うんですよ
社会に対する
アンチテーズみたいなさ
マスクの話やれマスクの話だったりやれ日本人の批判だったりさ
ちょっとやりすぎてる考えが
ちょっとね穏やかにこの本を一緒に
読み進めたらいいなって俺も思っております
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そうだねそうだね
でもなんかこの著者が取っているスタンスはすごく
僕は共感論に共感するって
言っていいのかどうかわかんないですけど
確かにその観点は大事だな
と思うところがすごくあるんじゃないかな
と思ったので
最初に言っとくとね僕ら別にこの領域の
専門家ではないんですよね
まあまあ毎回そうだよね
毎回そうで全然専門家じゃないんだけど
僕らがこの領域をね
初めて触れたりとか知ることによって
これまでなかったね
こんな考え方あんのかみたいな
なんかそれを獲得していくね
様をなんていうんですか
聞いてる皆さんに観察していただく
リアリティ番組っていうこと

概念獲得リアリティショーみたいな
概念獲得リアリティショー

新しいジャンルですね
別に僕ら正しいこと言うはずがないので
本当に正しいこと知りたい

たまに私に触れるかもしれない

まあねそうだね
その可能性はありますけれども
本当に知りたかったら本を読むのが
たぶん一番正確なんでね
読んでる様をみんなで
長持ちいただくというリアリティ番組ですね

リアリティ番組だったらね
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必ずやったと思う
これ完全脱線ですけど
ポッドキャストのジャンルはドキュメンタリーになってますよ

確か
これドキュメンタリー
じゃあもうポッドキャストはいって早く
我々のこのドキュメンタリー制度が
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生きてくださったってこと?
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それは僕が選んだんですけど
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サイエンスとか社会とかあって
どれに入れても嘘だなと思って
これ僕らのドキュメンタリーだと思って

ドキュメンタリーしたという
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そっちが本質な可能性はありますよね
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例えばラジオで遊ぶっていうのが
元々我々のスタンスだから
ラジオ使って楽しいことしようぜみたいな
だからドキュメンタリーだね確かに

おっしゃる通りです
ということでちょっと我々の立場も
頑張ったということで
ちょっと本の内容に入る前に
このポールブルームさんの
話というか
誰が書いたのって話をちょっと触れておけると
面白いかなと
言うところなんですけどさっきねイエル大の
心理学の教授だよって話をしたんですけど
もうちょっと具体的に言うと
道徳心理学というジャンルの
世界的権威なんだそうですけど

道徳心理学って

知ってます?

直訳するとモラルサイコロジーってこと?
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モラルサイコロジーなのかな
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モラルサイコロジーなのかな
全然知らないけど
そんなジャンルがあるの
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そうそういうジャンルがあるらしい
でこのねそれっぽい名前だから
アフーンソンなもんかって気もするんだけど
全然知らないじゃん学問力の定義
でこれ調べてみたらこれ初めて知ったんですけど
これまで倫理学
道徳だよねエティックスの領域で
考えられてきたこと
だからそれこそカントさんとかが言ってたの
たぶん倫理学とかだよね
倫理の教科書に出てきてるような人たちも
みんな倫理のことについて考えてきてると思うんだけど
そういう文脈で考えられてきたことを
実験心理学とか
認知科学とか
実証できる系の学問の検知から
批判的に再検討
してやろうっていう学問領域なんだそうですよ

今までの

カントとかそういう人たちが
そうそういわゆる倫理学文脈で考えられてきた
っていうのを批判的に検討しようと
で場合によっては
その主張の誤りを暴露しようとする
領域が道徳心理学

難しすぎるな
誤りを捨てき捨て
それを世の中に知らせめるところまでが
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学問になってるってこと
だから倫理学ではこれまで
こういうことがいいとされてきたよねってやつを
たとえば実験したりとか
認知の領域で実証
裏取りをして
いやいや違いましたけどっていう
そういうそもそもが
反っていうスタンスの
学問だっていうことがわかった
倫理学問だね

なんか批評家みたいな
職業批評家ですみたいな感じってことか
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そうそう
道徳心理学ってことがまさにそうかもしれないけど
道徳みたいなところに生じている
心理現象っていうのを
要は解剖して解体しちゃうわけだよね

なるほど

だから道徳心から動いてるんだ
みたいなメカニズムを掘っていくことによって
いやいやそれは嘘だったよとか
実はこういうメカニズムなんだよ
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ってことを暴露していくと
人の良心を解剖するわけか

良心でもない
そうだよねそういうことだよね
何が良くて何が悪いのかとか
そういうことについてアプローチしていくよっていうところで
たぶんこの人が他に書いてる本も
結構面白そうだったんだよね
赤ちゃんが善悪の基準を獲得するまでの
についての本を
書いてたりとかさ
そういう発達心理学の中でも
道徳の獲得みたいなことを
専門にされている
ちょっと論文とかもちゃんと終えてないんですけど
なるほどね
そういうことに強い
道徳心理学の権威と

いや気になる確かに
ちょっと脱線するけど気になるね
道徳心理学でこの反共感論
共感という感情以外他何を掘ってるのか
すごい気になるところではあるね

そうなんだよ
この人が他にやってること自体にも
興味があるところなんですけど
まずは反共感論から
入っていくぞということで
入っていきましょう
入っていきたいと思います
ちょっと何が書いてあるの
っていうところで
いつもだとはじめにを読むんですけど
その前に
ちょっと目次もさらっと見ておきますかね
目次開けますか本だと
ページ番号振ってないですけど
冒頭に3ページめくったところ
ありますね6章まであるやつね
今日読むのははじめにで
これもういつものごとく
何をこの人が言おうとしてるのかを先に
というのなんでいつもの通りやりましょう
という感じですけれど
全体ざっと見ておくと全部6章
6つの章と
2つの幕間
コラムみたいなやつで構成されてるよ
ということですと
最初が第1章
他者の立場に身を置くっていう

まず他者の話から入る

道徳の教科書みたいな
まさに道徳心理学だったね
第2章が
共感を解剖する

共感を解剖するということで
さっきも言った通りのことですね
解剖していくと
第3章が良きことをなす
道徳の教科書に戻って
仏教本みたいなやつですね
何を言われるんだろうかみたいな感じ
ですけどこの1,2,3章が
セットになっててその次に
幕間で共感に
基づく公共政策ってことで
ちょっとねリアル問題みたいな
ところに到着するのかなみたいな
ニュアンスの感じがすると
暴力と残虐性、理性の時代

第4章がこれに続いて
リベートな領域ってことで
これは何なのかな公共とちょっと
対なすのかなみたいな感じがしますよね
その後にすぐにまた幕間が
もう一つ入っていまして
道徳基盤としての共感と
いう話があって
最後の2章がまたちょっと癖強系のね
本当だね やつがありますけれど
第5章最後から2つ目が
暴力と残虐
第6章が理性の時代と
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だんだんねこうちょっと
何と言いますかシビアな

テーマに移行していくような
流れになっているんですけれども
最初はなんかこう理論を説明して
後日社会の方に還元していく

みたいな流れなのかねこの目図だけでいうと
どうなんでしょうかねそんな印象も
ありますが後半はどちらかというと
ちょっと暗い側面がこう見えてくるのかな

そうだね
なんかちょっと
これだけじゃ全然著者が何を
言いたいかも全く伝わってこない

この段階では
それぞれのテーマについてはね
興味を惹かれるようなところで
この繋がりを紐解いていきたいなという
ところでございまして
共感というキーワードから入るには結構
物々しい感じというかね
そこまでいくんかという感じもあるので
暴力と残虐性

普通の人がさ
共感というテーマから
暴力と残虐性に繋がるかって思うかって話だよね

いや本当そうなんですよ
全然関係なくないってなり
むしろね相反するものであるかのように
進めてしまうところもあるよね

共感と一緒にある感情って
愛とかさ暴力ではないじゃん

優しさに近いものをね
取ることが
多いと思うんだけどね
かすぎだよね
ということで全体像がなんとなく
ちょっとね言葉だけですけど
あったところで始める中身に入っていきましょうかね
はいお願いします
ではいきたいと思います
ちなみにまんがみくんは
どこまで読んでるんですか今の時点で

俺は一応パラパラッと
3章の途中まで読んだ
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3章までも言ってるんだ
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良きことをなすくらいまでパラパラッと読んで
結構読みやすい
これ聞いてくれてる
方ちょっともしよかったら手に取って
一応これほら
普段聞いてない人向けに説明すると山上は
あんまり本読まないという人間なので
ミントさんはすごい普段から
本読まれてむしろ
同時に何冊も本読む特殊能力者ではあるんだけど

ただゆっくり読んでるだけ
山上は
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普段から全然本読まないという人間で
むしろこのカタラジオで
ミントがいろいろ本を
おすすめしてくれてそれをちょっと一緒に読んでいく
みたいなテーマで
特集がないしばらくの間
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全然本読んでなかったんだけど
山上と一緒に本読むためだけにカタラジオやってるようなもんですからね
ありがとうございます
特集やらなかったらやっぱね
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半減しちゃうよね
そんな山上でも3章までパラパラッと読めちゃうぐらいの
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読みやすさではある
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読みやすい的にはあれと似てる
前回の意識の本とすごい似てる
なんかパパパッと読めちゃうような
語り口で内容もすごい
理系的というか
理論だって説明してくれてるから
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結構頭に入ってきます
共感っぽいテーマに
何というか相反してないけど
ロジカルに書いてあるってこと

感情で書いてない全然
感情に関して科学してるんだなみたいなことを
面白いですね

僕は一方の私はというところで
本を進めておきながら
僕まだはじめにしか読んでないです
なんでこの
読んでいくこのリアルな驚きだったり
とかをみたいな感じを
普通にリアルタイムにシェアしていきたいなという
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そういうスタンスで
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いければいいかなと思ってますんで
やっていきましょうかね
はじめになんですけど
もしかして山上読んでからしばらく時間経ってる
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結構経っちゃった
読むのいつだ?
届いた日くらいに読んだから
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一週間前くらいかもしれない
そうだよね一週間前なら
なんとなく覚えてるかもしれない
はじめにこれ一番最初
アメリカの縦乱射事件
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結構センセーショナルな事件の話から始まるんですよね
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覚えてます?
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アメリカの縦乱射事件だっけ
コネチカット州で起きた縦乱射事件の件から
入るんですよね
でなんか
著者のそもそも住んでる家の近くで
起きたこともあって
センセーショナルでしたよっていうとこなんだけど
これなんかどういう話だったか覚えてる?

この実験の下り
確か20人くらいの子供が亡くなったと
それがすげえ
全米でニュースになって
オバマ大統領がさ
全米自由ライフル協会に
感情的な説教はいらないって
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叱られてるYouTube見たことある?
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ない
オバマ大統領が多分この事件に関してだと思うんだけど
子供たちのことを思うと
私は心がどうにかなってしまいそうだという風に
言って
全米自由ライフル協会が
感情的な説教はいらないとコメントしてる
そういうYouTube結構つめたと思うんだけど
そういう
ネタ画像みたいになっちゃってるけど
あるんだけど
多分それのことで
この事件自体は米国で銃乱射が起きて
子供20人亡くなりましたと
子供が亡くなったってこともあって
すごい注目を浴びて
義援金とかもすごい届いて
世界中でニュースになるとすごい注目されたわけよ
あのニュースが
銃乱射事件と共感の問題
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ただアメリカで見ると
銃乱射事件なんてめちゃくちゃ沢山起きてて
何なら殺人事件なんて
日常三半数
例えばスカゴとか行くと
殺人事件とかめちゃくちゃ起きてて
こんなのは統計学的に見ると
本当に統計学の
銃乱射による死者を
揺るがさないくらい統計的に見ると
ゼロになるくらいの死者しかいない
なのになんでこの20人死んだことに
世界中揺るがされてるんだって
その
スカゴで起きた殺人事件とかさ
そんなことに何も世界中の人は見ないのに
この事件なんでこんなに
世界の人が注目するのっていう

反映義援ね
そうそうそうそう
これ結構面白いのは
この人は銃乱射事件そのもので
何か言ってるわけじゃないんだよね
この銃乱射事件に対して人々が起こした反応
それこそ
自分の妻だったりとか
それから同じ年代の子供を持っている
家族の反応だったりとか
それからさっき話題にあった大統領の
言葉に詰まってるような演説だったりとか
そういう反応が
なんで起きたのかってことにこの人は
疑問を持つんだよね
そこがこの本の入り口になっていて
だからこそ
僕らサイコパスなのかっていう
テーマにもなってるわけですけど
ここが非常に面白いところだな
と思っていて
その直後にこの人が言うのは
すごい面白いこと
この話題の後にそれ振るって話なんだけど
この人はね
教官は道徳的信としては不適切である
っていうことをこの話題の後に
いきなりぶっこむんですよね

ヤベーやつだなって

この方もサイコパスでいらっしゃる可能性が
そうそうそう
っていうことを思うくらい面白い
この切り返しが入ってくるんだけど
でこれね言ってるの面白いんですよね
私は教官に反対する
本書の目的の一つは
読者も教官に反対するように説得することだ
このくだりで

書者が伝えたいことなんですよ
そうだね確かに身を
包まされたというか自分もああと思ったのが
言う通りで20人が死ぬ
なんなら世界で疫病とかでたくさん
人死んでるけどなんなら自分の
病院の持ってる患者さんが
一人亡くなるほうがよっぽど心痛むし
なんでだ
確かに言われてみれば
なんでって感じ一人の死なんてものは
統計学的にとっては無視できるけど
それより自分の身の回りの
人の死に焦点が当ててしまうのはなんでだって
確かにこれを聞いて思った

確かにね確かにね
この人が問題を投げかけようとしているのは
その教官してしまうことそのもの
っていうのも当然あるけれど
それ以上に教官
している対象ってすっげえ限定的じゃね
みたいなそういう段階でもあるわけだよね

確かに確かに

っていう話があって
これ実は初めに書かれてる主張って
ずっと一貫してるんですよね
何かっていうとさっきも言ったけど
歴史心としては不適切だとか
あともうちょっと具体的にこの人が
この本を通じて検証していきたい
問題提起と言いますか
命題みたいなのが明確に書かれて
それ何かっていうと他者が
感じていることを自分で感じる行為
これがつまり教官なわけですけど
この行為は思いやりがあることや
親切であること
とりわけ善であることとは異なるよと
むしろ道徳的な
観点からは教官は
何に越したことはない

とまで言ってるわけですよ

これはかなり
センセーショナルな宣言

なんじゃないかと
いう気がするわけですけど
教官がないからこういった事件が起こるんだって言うわけじゃん
たくさんの人々がさ
それに対して教官があるから起きるんだ
っていうのは真っ向からぶつかる意見

伸びてるわけで面白いよね
論類的にこれはどう整列させられるのか
っていうところがこの入りのめちゃくちゃ面白い
問題提起だなと思うんだよね
教官と共感の関係

確かに確かに
これさっきも今今上ちゃんと触れてくれたけど
こういう問題が起きる時に
その原因って実は
例えば銃乱射した人の
共感力が欠如してるからじゃないかとか
そういう言われ方が
するわけだよね世の中はもっと人のこと
考えるように人の気持ちを
押し量るようにしないとこういう問題
もっと起きるじゃないかって大半の人は考えてるんだけど
この人は実は全く逆のこと
言ってるんですよねむしろ過剰な
共感が問題なんじゃないか

っていうことをね

これどうすかこう言われて
スッて入ってきた
いや入ってこないよ全然

なんでって感じで
それはまあ
私も曲がり投げにも30年間来てれば
人の立場に立って
考えなさいとかさ
人の気持ちに考えなさいとかさ
何々ちゃんの気持ちになったらどう思うって
親とか先生に言われてきた世代
世代じゃんというかそういう

人種じゃんだから

なんで共感しちゃダメなのっていうのは

自然な感想だよね
確かにね確かにね
これなんかよくよく読んでみると実は
その共感がちょっと大げさ
共感に反対とか若干大げさな言い方だった可能性もあるんだ
みたいなところも実は出てきてて
少しそのまま読んでいくとさ
共感っていう言葉が
なんかいろんな意味で使われすぎてないですか
みたいな言葉の問題だ説みたいなのも
一部に触れてるんだよね
これ何かで言うとさ例えばさ
道徳だったりとか親切とかさ
思いやりとかさそういう言葉の
使い事してまあいろんな
意味をこうなんていうの内包して
良いことであることの
裏返しとして共感があるんだ
みたいな裏返しじゃないか良いことであると
共感があることだみたいなさ
そういうよしよしの判断軸に
共感を持ってくるっていう
なんかそういう使い方もまあまああるよね
っていうことをね言うわけで
でもこれってちょっと
言葉の使い方としてどうなんみたいな話もあって
なんか実はそういう問題提起も一部ではあったりするんだよね

この人の共感は
言っての立場に完全になってしまうことが
この人の共感で
思いやりとかとは分けて考えてるんだよね

そうそうそうもうちょっとね正確に言うと
あれなんだよね
他者が感じているとおぼしきことを
自分でも感じること
だから他者の経験を経験するという意味の
共感っていうところにこの人は一番
ビビッと反応してるっていうなんかねそんな感じ
なんですよねそれで
これ今共感じゃないとしたら
合理的思考と共感の対立

じゃあ何用いるのって話をさ
初めにで実はちょこっと言ってたんだけどさ
それ気づきました?

共感じゃないとしたら
何に対して何を用いるってこと?

そうそう例えば今みたいな問題が
起きましたとかさ社会に対して
何かアクションしなきゃいけないときに
共感を使ってはいけないって言うわけじゃんこの人
何を用いろって言ってる

あれじゃないこのズバリこの
目次を読むにさ最後は

理性の時代になってるってことだよね

さすがにこの5章の暴力を用いるとか
言いたくないからさ
理性なんじゃないな
暴力と戦略性だったら嫌だけど

多分理性だよね
そうだよねこれ実はもうすでに
初めにに実はちゃんと書いてあってですね
そっかそっか
これ単なる共感に対する攻撃だっていう風に
捉えられたくないんだよっていう話をこの人は言ってて
日常生活において
共感じゃなくて用いるべきは
合理的な思考力であると
理性であるということを
ほんの毎回知ってるんですよね
これどう思った?そういう風に言われた時にさ

いや
そんなことをみんな思ってるけど
戦争は起きないだろうけど
そうできないからみんな共感するんでしょうかっていう

確かにね確かにそういう話もあるよね
なんか僕がちょっと別の
側面で思ったのはさ
最近のそれこそ認知科学とか
行動経済学みたいな
ジャンルも多分最近結構
ホットだったり
あるんですけどなんかね
多分古いんだよね10年くらい前なんだろうな
10年前とかに
ヤバイ経済学とかさ予想通りに不合理
みたいな本の
これも行動経済学の本が当時すごい流行ってて
なんか人間ってもともと
ずっと合理的に行動してると思われてたけど
不合理じゃないみたいな
全然非合理的に

動くじゃんみたいな
それはあれか
我らが前の収録で話したタイパーのお話に

タイパーの話にも繋がるのかな

要はその不合が結構
服とかにお金使ったりとか
自分の価値の
価値の価値のところにお金とか時間を割くみたいな

確かにその文脈でも確かに
関係ないとは言えないけど
なんか僕が今言いたかったところ
どっちかというと人間の意思決定って
意外と合理的じゃなくて
もうちょっとなんていうの
非合理なものだったりとかあと認知バイアスとか結構あるからさ
そういうことね
そもそも先入観があるような状態で物事があるんだから
案外合理的な意思決定ってしてないっすよ
みたいなことが
この10年間くらい
少なくとも一般の人が読むようなさ
一般書だったりとか専門家の人は書いた
一般向けのサイエンス本とかでは
結構暴露されてきてたな
っていう印象が勝手に持ってて
だからそうするとこのタイミングで
この2010年代とかを経て
出てきたこのタイミングの本が
いやむしろ
合理的に行動した方が
いいぜって言ってくんのは
結構ね僕は新鮮に
移ったんすよ
これまでだから人がさ
いかに合理的に判断できないかっていうのをさ
見せつけられてきてた
世代だなと思ってて
そこに対して合理的に考えるんだ
理性を用いるんだっていう主張はすごい
なんていうか新鮮だなっていう

この10年間だからこの道徳心理学が
ずっとこうなんか
熟成されてきてこれがそれの
シメ本になる可能性があるってことか

なるほどね道徳心理学がどう
進んできたか実はあんまりよくわかってないんですけど
確かに道徳心理学
っていう分野がもしかしたら
これまでのね認知科学の人たちが
培ってきた分野の中で
そういうものに対する向き合い方に対しては
ズバッとこの方が
結論を出している可能性もあるよね

ここは倫理とかさ
道徳に関して解剖する
ネガティブって言ってあれかもしれないけど
いろいろ解剖を掘ってくるのが
道徳心理学ってさっき言ってたけど
だとしたらこの10年間いろいろ
人間って意外と合理的に判断できないとか
人間の心の
働きに関していろいろ掘り続けて
今この一つ

答えがポンと提出されたじゃない
共感のね
確かに確かにだから今
僕はちょっと新鮮に移るって言い方をしたけれど
逆に言うと普通に行動しようと思ったら
合理的に行動できないから
もっと意識して合理的に
理性を働かせないとは勘で
っていう言い方もできるかもしれない
それ確かにそうかもしれない
そうだそうだだからその
著者の指摘はね実はその共感を
漕ぎ下ろすことではなくて実は共感の中で
その情動が重視されすぎてんじゃないか
っていうことを実は少し
見せてる部分があってなんかそのあたりが
今回の本の中でのテーマになってきそうだなと
そうだね
そんな感じなんですよね
でなんかそれを踏まえるとあれなんだよね
この初めにの
終盤後半のあたりで
実はもうテーマがはっきり3つあります
って書かれてて
見えますかね16ページにテーマが
もう実は書いてあるんですよね
これちょっと読んでもいいですか
もちろん
道徳的判断と共感

一つ目が私たちの道徳的な判断は
共感の強い力によって
形作られるところが
大きいと
まあ確かにって感じがするよね
で二つ目
これがそのアンチテーゼみたいなやつで
そのせいで社会的状況が
悪化することがまあまあある
これがその謝りみたいなところだよね
知見っての
で最後に言ってんのは私たちはもっと
適切に行動する能力を持っている

人間見捨ててないのがいいねこれね

この最後のやつがさっき言ってた
社会とか理性持ち入れよって話だと思うし
二番目がこの本の副題にもなっているね
共感の欠如による悪化

いかに社会は判断を謝るのか
というところにつながっている
というところなんですが
この直後に実はね
その謝った判断の方向ってどういうことな
みたいな話が少し触れられてるんで
ちょっとここに触れておくのが最後ね
この本の面白いとっかかりとしては
いいんじゃないかな
というところで触れてみたいなと思うわけですけれど
これいかに共感は謝るのか
というところで
さっき実はね冒頭の
銃乱射事件に対する人々の反応について
山上くんがちらっと触れてくれた
ところもあるんだけど
実はねこの共感とは
スポットライトのごとくあるっていう指摘をね
してるんですよね

ポールブルームさんは
照らすところが限られてる

もうちょっと具体的に言うと
今ここにいる特定の人に
焦点を絞るっていう特性があるのが
共感だよと

まあ確かに

言われてみたら
なるほどね
例えばさっきの銃乱射事件というと
自分の子供と同じ年代の子供たちが
被害に遭ってしまった
ということに対して
その子たちに対する
強い共感を持つみたいな
ことが例えばあったりとか
逆に言うとさっき山上くんが
正しく指摘してくれてた通り
それ以外で起きてる銃乱射事件に対しては
別にスポットライトを当てるきっかけに

なんないんだよね

自覚の数字に共感はできないからね
そうそうそう
それ以外に対しては盲目になっちゃうみたいな
そういう特徴もあるでって言ってる
これを総化すると
つまり共感は偏っていて
長期的目線に欠けている
つまり近視眼的で
かつ差別をもたらす可能性があるものなんだ
っていうことを言うんだよね
変更してる
それってどうなるかっていうと
多数じゃなくて一人を優先することになるんだ
これつまり
暴力の引き金になる
暴力を正当化する
暴力もって言うと戦争みたいな大規模の
多数を損ねるような
行動を
肯定するような
材料にもなってしまう可能性があるんだ
ってことまで実ははじめに出てるんですよね

若干俺今これ聞いて
理性の働き

理論の飛躍があるなと思ってて
確かに一人のところにスポットライト当てるのはわかるし
確かにそういう
間違った判断するのもわかるけど
それがどう戦争とか暴力につながるかっていう
はちょっとまだわからない
読み進めてみないとわからないなってとこあるよね

ここはどちらかというとテーマの紹介になっている
そのあたりがどう間が埋まっていく
っていうところがまさにこの本の
真髄なんだろうと思うんですけど
確かにそこのギャップが
どう埋まっていくのかはすごい気になるよね

気になる、読みたくなるよね

そうだね
さっき目次に触れたんですけど改めて
後世の話が最後
本人の言葉からも触れられてるんで
そこをちょっと見ておきましょう
6つの章と2つの幕間から構成されます
というところでありまして
彼自身はね
順番好きに読んでいいよという風に言ってるんですけど
面白いですね
第1章では教官に対して
包括的な攻撃を仕掛けるって書いてある

表現がね
めちゃくちゃ面白い
完全に教官のテキストに

いらっしゃるねこの方ね
教官法異謀をここで仕掛けるということですね
なるほど
そこでも読んでいいよって言ったんだけど
どれか1章のみを読むならこの章を読むべきであると
わかりました
2章と3章が1章の深掘りだね
教官のメカニズムに関して
心理学だったりとか神経科学の知見を
提示するよというところですね

この神経科学を
使うっていうのは若干この前の
意識に関して神経科学する感じができる
ちょっとなんか
教官じゃないけど

シンパシーを感じる

今のとこはエンパシー
今回はエンパシーだけど

その結果として
道徳的指針に教官って
ふさわしくない可能性があるよねっていうところを
少しねいろんな知見を
用いながら探求していくというのが
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この1,2,3章というところ
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多分次回ここまで読む形が
いいんじゃないかなと思う
そこに続く幕間の
ところでは教官と政治の
交差するよということでこの人だからね
社会を良くするというところに対して
教官を用いるその姿勢に対して
厳しいまなざしを向けてる方なんで
例えばリベラルは保守主義者よりも
共感的であるみたいな
言説がこれあんま日本で聞くのか
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どうかわからないですけど
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この逃避を検討しますよ
とかそういう話を言ってますと
第4章が
親密な関係における共感
これをなんか考えやすそうなテーマだよね
ここを考えようと
続く幕間2幕間2つ目ですね
では乳児や子供との
道徳について触れますよということで
この人実はねさっきチラッと触れましたけど
発達心理学系の
でなのかな
実は赤ちゃんがどうやって
善悪の判断を獲得していくのか
とかそういうプロセスにも明るいよ
ということでちょっとこのあたりはね
興味深いところです
で最後2章
5章なんですけどこれ5章ね
僕すごい興味あるんですよ
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早く読みたいんですけど
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悪について論事って書いてある
5章は悪について論事
共感の欠如が人を邪悪にする
という見方に疑問符を突きつけると
さっきはね
包括的な攻撃でしたけど
今回は共感の欠如が人に
邪悪するという言説に対して
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徹底的に疑問符を突きつけると
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いいですね
なんかこう
ほとばしってますね
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もうなんかそうだね
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溢れてるね主張が
溢れてますね
で最後締めくくるのが
理性の働きであるということで
理性の働きを擁護したいんだってこの人が言うんですよね
面白いなと思っていて
要はさっき言ってたみたいに
行動経済学とかね
認知の文脈で
理性的じゃねえじゃん合理的じゃないじゃん
みたいなことを言ってきてるんだけど
ちゃんと理性を用いなさいよって話を最後
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したいって言ってるんだよねこの人
いい締めじゃん
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だからその上でやっぱりこの五章のね
締め直前のひねりが結構でかいですから
ここがどう
ひねられるのかっていうのはねやっぱり
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非常に興味深いところだよね
まあ確かにどう人を邪悪にするのか
気になるよね いやそうなんだよ
さっき俺が理論の飛躍があるって言ったら
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それがたぶんここで埋まるんだよね
だからやっぱね僕らにとってのホットは
確かに五章かもしれないね
なんとなく今はじめにで読んだようなことは
おおと思いつつ
確かにそうなのかもしれないなって思わせる
なんかあるじゃないですか
そうなったら一章二章三章でぐっと掘り下げられるんだと思うんで
そこに対する五章が
何を解いてくるのかと
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そうね
一章から三章は確かにパッと見た感じで
なんとなくもうすでに共感できる
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うんうん
この共感を何の共感だというのか
非常に悩ましいですけれどもね
五章はちょっとわからんね
どうくるか ブラックボックス
そうですねということで
これね
最後に書いてるのが面白いのがさ
この本は反共感論じゃなくて
反共感誤用論とか
共感は全てではないみたいなタイトルでもよかった
とかって言ってるのがかわいいなと思って
どこで言ったっけ
そうそう反共感論って言っちゃってちょっと躊躇してるみたいな
そういう
全方位的な攻撃とは相反する
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かわいらしいとこ
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ダーウィンみを感じるね
そうダーウィンみを感じるんですよ
でもう反共感論ってタイトルにしないとみんな読んでくれなかっただろう
みたいな感じで書いてあるんで
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この人がさダーウィンみを感じるのはさ
この人1章の最後に
想定される質問に対する問答集を
Q&Aをこの人つけてる
すげえダーウィンみを感じてる
ダーウィンじゃん
ダーウィンさんが6章くらいでやったやつを
すでに1章の最後にやってるっていう
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なるほどだってね1章だけ読んでいいよって書いてあるから
1章で回収しとかなきゃいけないもんね
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だからもうそういう
この本のサマライズみたいなのを
1章でやっちゃってる感じがある
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いいですね
だから反共感論っていうだけあって
その人がどういう言葉に
反応するのかとかさ
こういうタイトルにしたらみんな読んでくれるだろうな
とかさ逆に1章で
こういう反論に回収しとかなきゃいけないなとかさ
やっぱそのなんていうの人がインスタントに
反応しやすいようなことに対しての
先手の打ち方はやっぱりプロフェッショナルだなって
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うまいねだからこの人が
本当に今のツイッターだったり
インスタとかの共感社会に出ていったら
すごいバズらせれる可能性があるってことね
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まあそれをハックする方に
使いたいのかどうなのかはちょっとわかんないですけど
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それをハックする方に使っちゃうとサイコパスって言われちゃうのかね
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ああ確かにね
そういうことなんだね
まあまあまあサイコパスでもいいのかもしれないですね
そうだね
まあということでちょっとねサイコパスタイトルは
だいぶヤグも含んでいるところでございますけれどもね
そうね
本編の方では反共感論を読んでいくよというところで
はい
今日の内容はだいたいこんなところかなと思いますがね
いや面白いね
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楽しみですね
本編もそういう本だからね
皆さんぜひ我々と一緒に読みましょうよ
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そうですね一緒に読むのがいいかもしれないですね
そうかつね正しい情報はね
多分本の方が正しいんで
僕らは楽しんでいる様子をひたすら
垂れ流していくということなんでね
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本読むと我々のこの収録も
2倍楽しめるかもしれないね
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そうですねそれは間違いないですね
どこでどこでね
僕らが突っかかっているのかぜひ読んでいただきたいですね
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そういうことですね
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語らずよ
はいということでどうしたか
判教官の初回でありましたけれども
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ただいま
不尊と王兵についての考察
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語らずよは
本編じゃなくてなんだっけ
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特集に書いてみます
大事なところ
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楽しいねやっぱこう
一つの抽象的なテーマに関して
みんなとこうあるもないこうでもないと語る
これが楽しいんだなっていうので
今久々に3回目にして
3つ目のテーマにしてやっぱこう
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感じている所存でございますよ
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そうそうそう
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かつなんか山上くんがさ
最近のそれこそ
いじわるなんちゃらとかさ
反省みたいなさっき冒頭言ってましたけど
なんかちょっと攻撃的だった
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みたいな話してたじゃないですか
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そうそうそう
その話を聞いて思ったのは
やっぱ本読むと
謙虚になるよね
僕らが知らないことが
書いてるわけじゃん基本的には
だから
お前ら王兵と
不尊と王兵でやってるんだろ
っていうのはあるんですけど
とはいえって話でいくと
なんていうか
そうか僕らよりも
これに詳しい人はこういう風に考えてるのか
っていうまずそれが一個挟まるから
圧倒的になんか
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あった方がいいっすね
地の巨人の前では不尊と王兵にはなれないね
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そうですね地の巨人を不尊と王兵に
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咀嚼していくっていう意味もあるんですよね
でも確かにテーマなしみんなをバランスにすると
不尊と王兵がね普通にこう
やっちゃう立つの悪いワイドショーになっちゃうっていう
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そうなんですよでも確かに
不尊と王兵の方が
なんかスカッとするし
あの共感
しやすい共感しやすいってと
ちょっと違うのかもしれない
謙虚な姿勢での本の読み方
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分かりやすい意見とかは
不尊な人とかの方が言いやすいじゃない
そうやって共感をすげえ巻き起こすんだけど
その態度自体が
つまりワイドショー的態度自体が
実はこのポールブルームさんがさ
反、あげんそしようとしている
対象なんじゃないかとさえ僕は
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思えてしまっている われわれに
突きつけられてる本ってことこれもしかしてこれ
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そうですなんでその安易に共感
をされようとすんなと
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いうことじゃないですかね
すげえいいテーマだね
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なのでちょっと兜の
尾を占め直すじゃないですけど
まあまだ勝ってないけど
そうだね
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大事なとこになるから そうそう尾だけ占めても
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どうしようもないっていう
石橋を叩いて渡ればいいと思うので
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そうだねそうしましょう
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というところでございますね
ということで次回はですねさっきちらっと
構成の話のところでも触れましたけど
1章から3章かな
ここをまとめて読むという回に
したいなと思ってます
これね冒頭から言っている通り僕らも
読み終わってから振り上げているわけじゃないんで
リアルタイムでねなんか
つまずいたりとか掘り下げたりとか
横見逸れたりとかするかもしれないので
この通り行くかどうかはまたわからないですけどね
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今までのパターンでいくとうまく
この通りは行ってないんだよね
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だいたい2,3話伸びている
というところでございますので
次回も楽しみにしていただければと思います
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よろしくお願いします

そしてねこの特集なので
多分皆さんもコメントしやすいんじゃないかと
思いますのでねカザラジオでは
お便りをお待ちしておりますということで
各界の疑問質問感想
どしどしお待ちしております
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ぜひ我々の考え方に共感したことを
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教えてください
そっか
そんなんじゃアカンという
ダメ出しもお待ちしております
それでは本日はこの辺で
失礼いたします
おやすみなさい