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はい、始まりました。【ケアラジ】です。【ケアラジ】は、仕事・家事・育児・勉強など、日々忙しい現代社会のスピードを少し緩め、
ケアの視点から様々な論点を考察するラジオとなっております。
ということで、ちょっと今、【若者支援の日英比較】という本をですね、ちょうど読んでいるところでして、
自分の整理も兼ねて、ちょっと【若者支援】をね、最近テーマにお話しすることが多いですが、
ちょっとね、やっていこうと思いますよ。
【若者支援】ってでも難しいんですけど、
ちょっとまだ僕もこの本全部読み切れてるわけではないんですが、
多分イギリスとかから割と考えを輸入しているというか、そういう側面があって、
僕もですね、サポステの事業を関わり始めて、もうそれこそ5年ぐらい経つとは思うんですけど、
どういう歴史を組んでいるかっていうのは、日本の歴史はだいぶ前にですね、
若者支援のレビューみたいなものをケアラジの中でお話ししてですね、
若者支援施策、政策を概観するみたいな形で、
2000年代からの、正確に言うと1980年代ぐらいの勤労青少年支援から始まったのが日本の若者支援と言われてるんですけど、
本当にだいたい3、40年ぐらいやっぱりイギリスであるとか、欧米各国から遅れて議論が進んでいくっていうのは、
例えば、僕の関心、興味関心ある自閉症支援、自閉症の方の支援の世界であっても、
自閉症児ですかね、自閉症児の方の支援、子たちの支援であっても、
やっぱり何かこう、3、40年本当に遅れてるなっていうのが、いろんな文献とか見るとやっぱりですね、感じるところはあって、
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なんですけど、今三角車と一緒にやってる調査の中で、結構文献に当たる機会も多くてですね。
で、そのたまたま見つけたというか、チラッと名前は聞いてたんですけど、
井上絵馬さんという、今はどこにいらっしゃるかちょっとわからないですけど、京都大学なのかな、ちょっと正確なところは存じ上げないんですが、
若者支援の日英比較ですね。日英というのは日本とイギリスの比較っていう意味で、若者支援の日英比較、社会関係資本の観点からという書籍がありましてですね、めちゃくちゃ高かったんですけど、
金ドルは半額だということで、それでも4000円ぐらいしたんで、とはいえ、非常にこれが今まだ2章ぐらいまでしか読んでないんですけど、すごいしさ的というか、結局3,40年ぐらい遅れてキャッチアップしてるのはあるんですけど、
現場まで降りてこないんですよね、そういう情報ってね、現場のお仕事だけやってると、もう既に精度化された状態の、例えばサポステとか、目の前の業務がたくさんあったりとか、日々こう新しいクライアントさんに出会って、そこの課題解決をしてということで、日々いっぱいいっぱいなんでね、
なかなか目を向けることもないんですけど、僕もこうしてサポステ、一応総括コーディネーターっていう管理職的な立場にいつつもそんなに変わらずというか、現場には立ち続けているので、なかなか時間はないんですけど、
とはいえ、じゃあこのままでいいのかっていうとそうではないだろうと思っているので、調査をきっかけに本当に若者新作研究みたいなところの本もちょっと読んでいててですね。
で、結局やっぱり、この本にも書いてあったんですけど、若者の在り方とか、若者を大人になったり成人になるっていうこと、まあ意向とかって呼ぶんですけど、成人期への意向を考えるということは、結局じゃあ大人って何なんだろうとか、自立するって何なんでしょうっていうことを問い直す、
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っていう可能性を大いに含んでいるので、なんか若者支援って本当に何て言うんですかね、その困窮状態であるとか、無業であったりとか、そういう若者自身をサポートするっていう仕事でもあるんですけど、
同時に僕らワーカー、現場のワーカーっていうのは結構葛藤を抱えながら若者支援っていうのを行っていくんですね。
本当に、例えばサポートしてたら就労支援機関なので、就職につけるようなトレーニングを当然するんですけど、でもやっぱり本当にこれでいいのかなとか、
今結構厳しい労働環境があったりとか、働いてもしんどいとか、低賃金だったりとか、万物価も上がってますし、あとはすごい残業ばっかりで大変だとか、そういう労働市場の中に若者を送り込んでいくっていうことが果たして本当にいいんだろうかとか、
いろいろ葛藤しながら支援をしていっているので、なんか単純にこういうサポート使いましょうとか、こういうお金をもらいましょうとか、そういう単純な仕事ではなくて、
一緒に葛藤しながら、僕たちも成人するって何だろうとか、よりよく生きていくって本当に何なんだろうなとかっていうのを一緒に考えていくっていうのが、こういう数世代の支援をする人にとっては本当に大事なことだなと思いますね。
ともすれば、教授的になっちゃうというか、この若者支援の日英比較の中でも、やっぱりユースワークのことが語られていて、ユースワークっていうのはいろんな定義があるんですけど、
やっぱりイギリスの中でも経済的にだったりとか、自立して暮らしていける、生きていけるっていうところが施行されているということは言えるのかなと思います。
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経済的に自立すること、すなわち収入を持ち、家族に頼らないことが成人期の意向だとしてユースワークは起こっていったということなんだと思います。
イギリスもそうですね、60年代、1940年代か、戦争とかもいろいろあったりして、高度経済成長みたいなものもイギリスでは産業が起こっていったりとかね。
いろいろ流れの中で、そういう若者の新しいあり方みたいなものが発見されてきたっていうのはイギリスでも同じくあったのかなと思います。
伝統的な階級図式というか、労働者階級みたいなものがあって、それはもう多分何百年か前の産業革命が起こった頃ですよね。
その時にも新しい労働者みたいなものをどうケアするかみたいな話が起きてきたと思うんですけど、やっぱり今だとグローバル化に伴って労働市場が変化が激しい時代ですよね。
なので、日本でもこれは一緒ですけど、そういう変化の激しい労働市場に対して、じゃあどう働いていったらいいか、今言ったような成人期というものをどう支えるかっていうのって、またちょっとあり方が変わってくるわけですよね。
安定した社会の中で就労支援することと、これだけいろんな働き方とかが割とメジャーになってきたというか、メディアとか普通に多分人たちが話してる話題の中にもそういう新しい働き方だったり自由な働き方っていうのが
普通に話されるような時代背景の中で、じゃあその中で自立するっていうことっていうのは多分、50年前にその青年を、有数世代を支援するっていうのとまた全然違うと思うので、若者支援っていうのはそういう新しい社会課題とも接続しているっていう
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ことが言えるのかなというのがこの本にも書いてありました。
それは僕も納得できるところというか、むしろそこがないと若者を通じてだったりとか、このワーカー自身もいろんなアンテナを張って社会の変化にもしっかり捉えていくっていうことをしないと有数枠っていうのは成り立たないんじゃないかなというのは
本を読みながら改めて再確認できたところではあったんですが、長々話しましたけど、若者の意向気を支えるとか意向気の問題っていうのは目の前のクライアントさん一人一人を支えていくっていう側面はもちろんありつつも
成人期自体の問い直しにもつながる可能性を持った存在であるということが言えるかなと思います。
僕も確かにそうだなと、この本を読みながら改めて認識したっていうところですね。
で、まあその意向の危機っていう言い方をされてましたけど、これは僕が三角車と一緒にやってる調査の中でも宮本美智子先生とかがね、ライフチャンスが剥奪されているっていうような言い方もされてますけど
本当にそういうグローバリゼーションとか、日本だとね、本当に非正規雇用が進んでいるとか、そういった中で本当に不安定化しているキャリアっていうものが
で、この本の中でも語られて、ちょっと調べたんですけど、その二重労働市場っていう言われ方をしてて、っていうのはこれもなんか批判がある論立てというかね、みたいなんですけど
要はそのすごい富裕層というかね、安定したキャリアを築ける人たちと、マックジョブとかって言われたりしますけど、その低賃金で不安定な労働に就くっていう、結局労働市場ってその2つに実は分かれちゃってるんだみたいな、二重労働市場の問題とかって言ったりするらしいんですが
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なのでね、やっぱりそういう社会的に不利な背景を持つ人ほど、この移行の危機、ライフチャンスがないっていうのは顕著にある
で、日本は相対的貧困率も高かったりとか、特にケアリーバーの方とか、社会的養護、児童養護施設出身の方とか、あとシングルマザーの方って本当に年収、平均年収って200万切っちゃうぐらいの環境で育つとしたら
本当にそういう安定した仕事に就きにくいということが言えると思うんで、そういった方々をいかに支えていけるかっていうのが、僕ら有数世代を支えるワーカーの課題領域になってきてる
そこが課題領域なのかなと思います。日本においては特にそういう部分がボリュームゾーンになってきてて、そこに加えてやっぱり肌障害であるとかっていうものも入ってきてて
これも肌障害っていうのも、簡単に言うと脳の特性の話ではあるんですけど、やっぱり労働市場が本当に高度化してるっていうことが、特に成人期の肌障害の方の支援の中では言えるかなと思ってて
難しいですよね。日本は失業率は低くて、若者はある程度労働市場の中で包摂できているという見方もできるんですけど、失業率って確か母数が求人してる人だったような気がしてて
だから肌障害であったりとか、あとはこの辺の調査があればぜひ確認したいと思うんですけど、肌障害であるとそういう診断はないけれども、やっぱり特性上学校生活であったりとか、それこそ働き出してから1年2年とか本当に辛い思いをしてしまう
これは自分自身で理解できる機会もなかなか意識しない限りはとか、親御さんが気づいてなかったりとか、そういう場合はやっぱり辛い目に遭うこともたくさんあっただろうし、そういう方々とも僕は普段本当にたくさん出会ってきてるっていうところなので
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昔だとなんとなく働ける場があったんですけど、本当に仕事が高度化してしまっているがゆえに、あとはなかなか働けないっていうことと、この本の中にも書かれていたんですが、経験の分断っていうことが言われていて
本当に意向期っていうのが、さっきは雇用が不安定化しているっていうことも一つですし、本当に多様化しているので価値観とかも
さっきの経済的に苦しい人たち、そういう社会的不平等っていうものは、意向期にはとっても持続するっていう話が一つと、成人系の意向っていうのは個人化と非専系化しているっていうことをイギリスの研究者とかは言っていて
経験の分断っていうのはどういうことかっていうと、自ら自分と同時期に類似した問題を抱えた人を見つけるのは難しいっていうことなんですね
日本っていうのは年齢主義で、同年代の人たちが30人40人と同じクラスになって、同じペースで進んでいくっていう、あんまり意味があるんだかないんだかわからない学校システムっていう中で育っていくんですけど
ことキャリアってなったときには、本当に人様々、いろんな興味関心によってキャリアを進んでいくわけですし、この辺がね難しいとこですよねっていうのと
あと、学校に行っているけども話さなかったりとかね、その辺って、特に生涯の特性を持っていると、本当はね、各地に同じような特性を持っていて働いているっていう人はいるんですけど
今本当に当事者の方たちが自助会を中心にネットワークを作ってて、当事者運動がかなり日本では盛り上がっていると思うんですけど、なかなかにそうした多様化だったりとか非専系化っていうのはね
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普通に大学出て企業で働いてみたいなことじゃなくて、いろんなライフイベントに出会って、辞めちゃう人もいれば転職する人もいるし、起業する人もいるだろうし、起業失敗してまた普通に働いている人とか
あとはフリーランスの人とか、正社員じゃなくて非正規でずっと働いてきてる人とか、様々いるので、じゃあこうどうしたらいいんだっていうところを
自分と同じように類似した問題を抱えているっていう人がいるっていうことを見つけるのは難しいっていうのを経験の分断と呼んでいて
なので本当に僕もこの前、公開講座みたいな感じで3回連続でハッター障害の当事者の人と対談したりとか、あとは村中直人さんですね、臨床心理師であって
ニューロダイバーシティアットワークの代表で、僕もハッター障害のことを含めいろいろ学ばせてもらって、村中さんともお話ししましたけど
その時にやっぱりキャリア、アンケートを取ってキャリアに関する講座とかっていうものに対するニーズがすごい高いなっていうのを感じてて
どうしていいかわかんないんですよね、みんなね、その類似する課題がないっていう、これはリベラルな社会ゆえの問題っていうのがあるなと思いますね
で、ちょっとぼちぼちこの辺で終わろうと思うんですけど
ユースワークのこともいろいろ書かれてて、ちょっとね、この本面白くて、ちょっと全然まとまりもなく話してるんですが、本当にちょっとね、お会いしたいと思うんですね
この日絵比較、若者シーンの日絵比較を書かれた井上絵馬さんは、なんと豊中出身の方みたいで、ぜひね、ちょっとお話ししてみたいと思う方だなと思って
非常にこうなんか、丁寧に積み上げられてる本だなっていう印象があって、これは若者シーンやってる人読んだほうがいいですね
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で、前半戦はそういうユースワークの起こりとか、ユースワーカーに結構着目してる本なんですよね
制度的な話とかっていうのを結構着目された書籍とかもあったりとかして、で、ユースワーカーをどう育成するかみたいな話とかあるんですけど
後半はね、結構、僕まだ読んでないですけど、サポステのことであるとか、立戦者に結構フォーカスした本なので、これはちょっと面白そうだなと思いますね
で、1個、今前半戦読んだ中で印象に残ってることとしたら、支援の中身とかね、この前三角車の調査の中で聞いたデタッチドワークって言って
ユースワーカーが施設で待ってるんじゃなくて、若者がいるところに直接絵向いていくっていうデタッチドワークとかはもうね
1970年ぐらいの、70年ぐらいなのかな、ユースワークの拡大期に既にイギリスとかではもう全然一般化してるんですよね
っていうことも何か書いてて、デタッチドワーク出てきたとか思って、いろいろ本当に勉強にはなってるんですけど
で、そうそう印象に残ったこととして、ユースワークをフルタイムとして位置づけるのは果たしてどうなのかみたいな議論があったときに
やっぱり根拠がいるわけですよね。その根拠として3つ挙げたらしいんですよ
その第一に、青少年の実態を研究するものとして、第二に新しい手段や方法を開発する人として
第三に各種の環境要因を持つ可能性を浮き出す人として、そのリーダーは、ユースワーカーは
自分のクラブ以外にも大きな影響を及ぼすことになるだろう、というふうにそのユースワーカーを根拠付けたわけですね
っていうことがもうすでに何十年か前に、もうイギリスでは議論されてるんですよね、っていう
日本はまだユースセンターを建てましょうという、まあ天ヶ崎とかは本当に先進的にいろんなことやられてて
めっちゃいいなと思って見てはいて、この前も天ヶ崎のユース交流センターの方ともお話しさせていただいて
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やっぱいいなと思ってるところなんですが、とはいえ海外はユースワークを建てるというところの課題感からすでに
ディタッチドワークといって、ワーカーが外に出るということも何十年か前にもやっていて
っていう感じだし、今僕も三角車と一緒に調査やってる中で
レポートとして普段現場で感じてることとか発信する機会を持ててるんですけど
持ててるというか今頑張ってレポート書いてるんですけど
やっぱりユース世代のワーカーのやることってそういう若者から見える社会みたいなものだったりを
発信することに価値を持たないと本当にダメだなというか
ダメではないんですけど、何をもって制度の中に根拠づけるかっていう根拠を持たないと
またユースワークっていうのもどんどん今盛り上がってるように見えて
シリンクしていっちゃうと思うんで
なんかこの本は非常にヒントが詰まってるなと思うので
ちょっとまた読み進めていって、整理のためにこうやってケアラジの中でも話ししていけたらいいなと思ってますので
イギリスと似たようなところもあるのかなと思うんですよね
サッチャー政権になって、すごい新自由主義的な政策になって
若者がどう雇用されやすいようにするかみたいなエンプロイアビリティに着目した政策が作られていくと
それはブレア政権にも引き継がれていったみたいなことも書いてあったりとか
で、コネクションズサービスっていうものがブレア政権では作られていて
ちょっとサポステっぽいんですよね、これが
多分サポステの前身じゃないかなと思うんですけど
前身というか参考にした制度なんじゃないかなと思うんですけど
その辺ちょっとまた後半戦読みといて、読みといてというかね、読んでいって
ちょっと2回ぐらいはしっかり読み直したい本だなと思っているので
そんなこと、興味ない人は全く興味ないかもしれないんですけど
ちょっと整理のためにお話ししてみましたので
また多分次回はこの本の後半戦ですね、についてお話ししようと思います
それでは