「徳がある人」と聞いて、
私たちはどんな人を思い浮かべるでしょうか。
早起きは三文の徳。
徳あるものは必ず言あり。
徳をもって怨みに報ず。
ことわざに触れながら、今回の配信では
仏教における「徳」という言葉を、
行い・結果・性質という三つの視点から考えていきます。
徳とは、何かを頑張って集める“ポイント”のようなものではなく、
日々の行動と、その積み重ねの先で、
その人自身に備わっていく「性質」なのかもしれません。
辞書には、徳は「卓越性」とも記されています。
それは能力の高さや強さだけではなく、
喪失や痛みを通して育まれる
やさしさや思いやりも含めた、その人らしさ。
金継ぎの器のように、
欠けたところを抱えながら、
以前とは違う深みをもって生きていくこと。
そんな「徳」のあり方を、
味わう時間になれば幸いです。
どうぞ、無理のないひとときにお聴きください。
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