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長谷川リョーです。高宮慎一です。ぼくらの戦略論です。ベンチャーキャピタリストで戦略プロの高宮さんと、週一でココイチを食べる長谷川リョーで、戦略の話をしていく番組です。
ココイチ唐突ですね。さっきも食べたんですよ。マジで週一は食べてますね。そして一生痩せれないっていう。
言い切りましたね。一生痩せれないんですよね。
というわけで、今日は戦略的思考の身につけ方とか、勉強法とか、習慣と言ってもいいのかな、インプット法みたいなところの話をしていけばと思うんですけど。
そうですね。例えば戦略的思考というときに、高宮さんって戦略コンサルティングファームにいたじゃないですか。
それの以前からそういった考え方のフレームワークとかって勉強してたのか、実践で実地で身につけたのかみたいな感じで言うと、何かありますか?
結構いろんな記事の取材とかでも、思考方法をどうやってるんですかとか、情報収集どうやってるんですかみたいな。
ありがちですよね。
ありがちなフォーマットなんですけど、結構困っちゃうやつなんですよ。
多分それ系って即物的な答えを欲しがっていて、この本読んどけ、このデータベースを定点観測しとけとか、多分そういうのを求めてるのかなと思ってるんですけど、そこのルーチン化して圧倒的な正解があって、
その公式通りにやったらいいよっていうこと自体、結構戦略性がないと思っていて。
なるほど。
っていうのが、結構それこそ戦略って大冗談のハウだみたいな話を第1回でしたじゃないですか。
そうすると、戦略的な思考とか戦略的に動く、戦略的に情報を取るみたいな話って、全部目的次第だと思うんですよ。
なんなんすかね、カレーが食べたいからココイチ食べます、その戦略はみたいな話になったときに、
なんすかね、じゃあ毎回ココイチのサイトをクロールするボット作って、新商品とクーポンを全部チェックしといて、
効率的にココイチ食べられるような仕組み化しましょうみたいな話はできる一方で、
多分戦略性そのものってどっちかっていうと、何だろう、ゼロベースで考えて、
ワイ、ワットに対して最適なハウを導き出すっていう話だと思っているんですね。
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だから、定型化した攻略法というよりも、ゼロベースで柔軟な思考をしましょうみたいな話を多分したいんだと思っていて、
特にスタートアップの世界の戦略論みたいな話で言うと、市場がまだ立ち上がってませんとか、ユーザーに刺さるプロダクターとどうかもわかりませんみたいな、
すごくアンノーンがいっぱいあるじゃないですか、答えがない中どう答えを見つけますかとか、答えを見つけるためのプロセスをどう設計しますかみたいな話が戦略だと思ってたりするので、
正解ってないからゼロベースで考えてみたときに、最も合理的に正解を導き出せそうなやり方をやってみましょう。
やってみて、そのやり方が合理的じゃなかったらやり方を見直してみましょうみたいな、すごいふわっとした話で返しちゃいたくなっちゃうっていう、そんな感じなんですよね。
とはいえシュハリみたいなのがあるときに、僕が思うシュってまさにワットとかワイとかハウに分けて考えるみたいなのって、いつ頃から?
でもシュみたいな話で言うと、戦略のうちでのハウの引き出しの数の多さみたいなのがすごい大事で、状況環境目的に鑑みて適切な引き出しを空ける力が戦略思考のような気はしているんですよね。
例えばスウォット分析みたいなやつとかですか?
いや、もっと具体的になんだろうな。
例えば、効率よくココイチのカレーがなかったら、RSSをまずココイチのホームページから引っ張っておきましょうとか、ココイチのXをフォローしておきましょうとか、ココイチ好きのオープンチャットに入っておきましょうとか、
なんかそのセオリー的なものはいっぱいあるじゃないですか。やりがちなんだけど、その時々で、最近ココイチがX更新しなくなって、むしろTikTok更新するようになったから、Xという打ち手じゃなくて、TikTokをフォローっていう打ち手だみたいなのって変わるじゃないですか。
だから、シュハリのシュとしていろいろなやり方があり得るよね。別にどこから情報を入手するかって、別にカレーココイチじゃなくて、世の中の情報ソースのパターンってだいたいこのパターンあるよねっていう。
ココイチの事例で面白くしようとしたら滑ったわけが分かりにくくなったけど、多分、企業の戦略論とかで言うと、普通マーケをするとしたらこういうやり方があるよねと、ソーシャルメディアマーケティングをして、インフルエンサーマーケをして、
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ウェブ広告をやって、マス広告を出してみたいな、戦略オプションっていう選択肢自体は多分、わりと世の中の一般論でオプション出しはできると思うんですよ。
それに対して、今自分たちが目的はこうだから、こういう状況だから、市場環境はこうだからっていうところからどの引き出しを開けるかっていうところが多分大事。
クリエイティビティーが要求されるところだと思うんですよね。
PMF前の、めっちゃPOCをやっているところだったら、一旦無料のインフルエンサーマーケでいいじゃん、周りのインフルエンサーにちょっと声をかけてもらって、実験するに至る母数のユーザーだけまず集めてきて、そこにぶつけてみりゃいいじゃんって話になるかもしれないし、
デジマでも100万ダウンロードいってるんだったら、そろそろCMだよねみたいな話になるかもしれないし、そこのジャッジをすることが戦略性であって、ゼロベースでクリエイティブな打ち手を打ち出すっていう話、あんまないような気がするんですよね。
もしくは世の中にある選択肢、他の業界、他の事業のアナロジーでこういうやり方があるみたいなのの、アナロジーと組み合わせの中で、その業界では見たことがないっていう話はあるかもしれないけど、発明ってあんまりできるものでもないと思うんですね。
戦略とはまた別のクリエイティビティのマネジメント、クリエイティブ思考みたいな話の中で発明はまた別途あって、そこはそこで結構僕興味関心があるところなんで、それで白米3倍くらいお借りできると思うんですけど、戦略性って僕どっちかっていうと合理性詰め商議みたいな世界だと思ってるんですよね。
そこの精度を上げていくのは、実際のケーススタディというか、実例を重ね、経験値を重ねていくっていう感じなんですか。
組み合わせじゃないですかね。経験値で世の中事例こうあるよ、他の業界こうあるよっていうのと、ものすごい考えた時に合理的に考えるとこうだよねみたいな。
でも結果的に世の中他の業界ではもうやってましたみたいな話があるかもしれなくて、どうだろうな。
例えば、医療系のサービスのマーケをしようとした時に、CM系のアプリ、普通のアプリと違って広告打てばゲームをしたくなるみたいなのと違って、別に広告打ったとこで人は病気にならないじゃないですか。
だから、病気になった時に第一早期で思い出してもらえるかみたいなマーケをしなきゃいけないっていう話。
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そのレイヤーまで抽象化すれば、じゃあアナロジーとして何の業界当てはめるのが適正だっけみたいな話の時に、例えば暮らし安心暮らし安みたいな、水道壊れたらトイレが詰まったみたいなのあるじゃないですか。
あれと一緒で別にCM売ってもトイレ詰まらないし、でもトイレが詰まった時にCMやってるから思い出すとか、冷蔵庫にマグネット貼ってあるから思い出すとか、あれと同じマーケだよねみたいな話で言うと、構造的に捉えて抽象化して何と類似性がある。
キーサクセスファクターってよく戦略用語で言っている成功の秘訣が構造的にどこにあるのかを正しく把握する力。
で、同じKSFを持っている領域ってどこなのかっていうとこからアナロジーを引っ張ってくるっていうとこなのかなっていう気はしますけどね。
なので、すごいふわっとしちゃうし、植物的な解はないんですけど、こうやればいいとかってあんまりなくて、やっぱり抽象的な理解、構造的な理解っていうのがすごい大事なんじゃないかなっていう気がしますけどね。
ピンときますかね。上手く伝えられてる自信がいまいちないんですけど。
めっちゃわかるんですけど、あえてもうちょっと植物的な読者目線の質問をすると、引き出しというかアナロジー思考を適用するためのケースのインプットみたいな。
ネタ帳自体は多分もう世の中を知るみたいな話で、ケーススタディいっぱい取り上げている本を読みましょうとか、日経ビジネス読みましょう、ハーバードビジネス読みましょう。
知識として知らないことにはどういう打ち手を先人たちが発明しているのかわかんなくて、大概発明されてると思っていて、その中から組み合わせもしくは選択をしていくっていうので、8割、9割済むと思っていいと思うんですね。
という意味で言うと、好奇心旺盛に世の中事例をいっぱい集めましょうっていう話と、それだけだと割と本当にビジネス界で知られてるセオリーに終わっちゃうから、さらに広げていくと、ビジネス関係ないところ、アートでうまくいった人がどうやるのかみたいな。
それこそ、何だっけ、村上隆さんのアート資本論、芸術資本論だっけ。
企業論。
そうそう、みたいな、アートというものをビジネスって捉えたらどうなるんだろうみたいな、違うものに対して違う領域の思考を当てはめるとどうなるんだろうとか。
なるほど。
だから、意外と僕結構スタートアップ業界の中だけに留まってると、まあまあネタ調のネタが増えていかないぐらいまでは来てると思うんですよ、17年とかスタートアップ業界の中で。
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そうすると、世の中のビジネス一般論みたいな話、全然セブンイレブンの話が多残の意思だと思わないで、何が起こっておくのか把握しとくとか、日本だけじゃなくてアメリカで何が起こっているのか把握しとく、中国で何が起こっているのか把握しとく。
さらには多分あんまり一見ビジネスと関係なさそうなカルチャーで何が起こっているのかとかも把握しとくみたいなのは結構やって、ただそこも修行苦行ハウだと思うとしんどいので、わりと好きだからYがあるところに対していろいろ好奇心の赴くままにわりと雑といくっていう。
リベラルアーツ的、かっこよく言っちゃうとリベラルアーツ的な話でベースを広げて、その上に専門性を高く積んでいくみたいな感覚はありますね。
なので、あんまり自分たちがやっているのは福祉業界のスタートアップだからスタートアップ業界のこと福祉業界のことだけを見ているとなかなか新しい打ち手が生まれないで結局競合と同じ打ち手の選択肢の中だけでしか戦わないから戦略的な優位ってあんまなくなっちゃうかもしれないっていうのはありますね。
そこを広げるためにできることって何かあるんですかね。全く違う業界の人とも関わるようにするとか、プロフェッショナルを見続けるとか。
そうですね、それはありますね。目先の業務じゃないところで興味関心があるところに広げていく。
特にもちろん本とかテレビとかメディアもあるんですけど、特になんかおもろいなって人の話を聞くとみんなおもろいなりに面白い切り口を持っていたりとかパンチ効いてたりするとかすごい変態的にやりきってたりするんで、
その人たちの何が自分としておもろいと感じているのか、おもろい要素どこから来てるのかっていうのをクリスタライズしていってビジネスに活用できるようにしていくみたいな。
それこそ最近やってたベネッセのナオシマのプロジェクトXとかってあって、別にあれってミュージアムがアートになるホテルの立ち上げの話なんだけど、別に周りの村民も巻き込んでいてみたいな話とかって、
スタートアップ全然関係ない領域のデジタルのスタートアップがステークホルダーを巻き込んでいて、外に助けてもらって外のリソースを借りながらリソースがない時代をカバーして大きくなっていくみたいな話にも共通項はあるわけじゃないですか。
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なるほど。
あとなんかシュハリーで言うとハート狩りの話かもしれないんですけど、このポッドキャストで確か雑談の話をした時に出てきたかもしれないですけど、国光さんとかいらっしゃるじゃないですか、グミの。
あと僕が思いつくのは小原さんとかIT秘匠課の小原さんとか、いわゆるオピニオンリーダーみたいなポジションにいる人たちで、国光さんとか高谷さんも仲いいと思うんですけど、どういう行動原理というか情報収集してそうとか、あの人たちはどういう感じですか。
地道さんも小原さんもめっちゃ仲いいんですけど、あの人たちめちゃくちゃインプットしてるんですよ。すごく面白いことを言うアウトプットの人と思われがちなんですけど、それを支えてるのはめちゃめちゃインプットしてて、めちゃめちゃ本も読んでるし、めちゃめちゃ一時情報を集めに行ってるんですよ。
で、発言で示唆力が高いんじゃなくて、質問力めっちゃ高いんですよ。切り口をクリエイティブに出す企画力みたいなのがめっちゃ高いと思うんですよね。
なるほど。
一時情報に当たるっていうと、自分がやるとか、最前線の人の話聞くとか。
そう。国見さんとかもう分け隔てなくめっちゃ有名な企業家でも、あの若いスタートアップでもめっちゃフラットに接して、めっちゃなんか飲みながら質問責めにするんですよね。
偉い人でも有名じゃない人でも。で、小原さんとかリンクトインで東南アジアの企業が声かけてすぐヒアリングとかしてるし。
なるほど。
なんかね、答えというか面白い示唆が出ないときって、僕2パターンしかないと思っていて、考え切ってないかインプットが足りないかで、めっちゃ考えてるのに答えが出ないもしくは面白い切り口が出ないみたいなときってインプットが足りないと思うんですよ。
インプットって、即時に答えを出したい、即時に切り口を出したいっていうときに、じゃあこれからインプットしますかって言っても結構しんどいと思うんで、結構走り込み的な足腰が効いてきちゃうと思うんで、
普段から好奇心に駆動されていろんな話をどんだけインプットしてストックしてるかみたいなのって決まるような気がするので、そこは普段から心得とくといいんじゃないかなみたいな。
さっきの戦略思考のフレームワークに戻すと、戦略思考どうしたらいいんですか?内手の選択肢の中でネタ帳から選んでくる作業ですよねみたいな話で、選んでくる作業ってアナロジーでKCFの類似性を出すって言ったんですけど、
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その類似性を出すとか選択肢から選ぶって瞬発力その場でなんですけど、ストックするネタ帳のネタの数はその場でできないんで、普段からどうそこをストックしとくかが実は戦略思考に効いてくる。間接的だけど実は差がついちゃうとこでそこなんじゃないかなって思いますけど。
それってもしかして前回Yの深掘りみたいな話で、僕自身は結構Yがうまく言語化できてないなって話があったときに、今の考えが足りてないもしくはインプットが足りてないっていうのを、この僕のYが浅いにも結構つながるのかなってちょっと思ったっていうか。
確かにね。少ない材料、めっちゃ考える、内向的に考えるタイプじゃないですか。
リスナーが知ってるかどうかは知らないですけど。
なんか決して何も考えずにボケーッと生きてる感じでもなく、むしろ考えすぎて悩んじゃうみたいなタイプのような気がしていて。
悩んで悩んで答えが出なくてもっと悩んじゃうぐらいだったら、今は答えが出ないと割り切って実験をするとか福祉やってみるとか、いろんな人の話聞くとかでインプット増やして増えた段階でどう変わるのかっていうのをやってみるみたいなのはあるかもしれないですね。
むしろ国道さんは分かんないですけど、連続企業化の人とかって今おっしゃってたようなフレームワークというか行動規範みたいなのがあるから、インプット仮説検証とかが早いから事業が成功しやすいっていうのもあるのかな。
ただあとはもう1個あって、よくスタートアップで100%情報を集めきって意思決定できないみたいな話があるじゃないですか。100%って無理だよね案の多すぎて。8割の情報で8割の精度で意思決定すればいいんだよっていうのを走りながらもう1回意思決定を入れてチューニングすればいいっていう話もあるじゃないですか。
一方で8割で意思決定をすることにカンフタブルな人と6割でカンフタブルな人と4割でカンフタブルな人っていうのはそこはその人のどれぐらい腹落ちしないと動けないのかとかリスク体制みたいなところで変わってくるとは思うんですよね。
そこもでも結構訓練できるような気がするんですけども、すごい成熟化しきってる業界だとまあまあ95%情報を集めてその上で正しかろう、意思決定をするっていうのをやりやすい一方で市場もできてないユーザーもいません。
新しいカテゴリーを切り開くスタートアップでいうと2,3割集められてみたいな話になるんで、そこはどの業界どういうことをやってきたかどういう生き方をしてきたかみたいな話で染み付いた行動特性みたいなのもあると思います。
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それでいうとアフリカに飛び込んでるから情報量少なくて意思決定できそうですけどね。
あとはリスク許容度みたいなところでいうと、うつとかって結構花粉症と同じかなと思っててとか、大学入学した時って自分無限に酒飲めると思ってて限界知らないから一回死ぬみたいなのって人間めちゃくちゃあるなと思ってて、そのうちの一個がうつとかもあるのかなと思ってるんで、
確かにそこは自分で自分を知っておくっていうのは一つ重要かなって思いますね。
というわけで、この辺で今回は終わりたいと思います。
毎回のお願いなんですけど、スポーティファイやAppleボッドキャストなどお聞きのアプリ内でフォローと高評価ができるので、それをぜひお願いいたします。
そろそろ7,8回やってるのにここだけ毎回棒読みですよね。
逆にどうなんだろう、楽しい感じの。
気持ち悪くないですか、僕がいきなりここで楽しい感じになったら。
はい、というわけでありがとうございました。
ありがとうございます。