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2024-07-08 12:13

アクノレッジメント力(承認力)で人との関係を良くしよう

コーチングはもとより1on1や日々の生活においても、使えるアクノレッジメントのスキルについて、その種類や使い方のポイント等について解説をしています。
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皆さんこんにちは、コーチング中毒パーソナリティの梶です。
この番組では、ビジネスや生活にちょっと役立つコーチングやワンオンワンの話を緩く、時に深くお届けしている番組です。
今日のトピックは、アクノレッジメント、つまり承認についてお話をしたいと思います。
皆さん、日々の生活や仕事の中で他者からの承認を受けた時の気持ちをちょっと思い出してみてほしいんですね。
小さなことでも、ありがとうとか、よくやったねというふうに言われたりすると、心があったかくなってモチベーションが上がると、そういう経験をされたことがある方も多いんじゃないかなというふうに思います。
アクノレッジメントというのは、相手の存在とか行動を認めて、価値を感じさせる重要なコミュニケーションの一部ですし、
コーチング、ワンオンワン、そういったところでも非常に使えるスキルの一つになっています。
承認の力というのは絶大で、人は誰しも認められたい、価値を感じたいという、そういう欲求を持っています。
この欲求が満たされることで、自己肯定感が高まり、やる気やパフォーマンスというのが向上していくということになるんですね。
特にリーダーとかマネージャーと、そういう立場にある人にとって、部下というのは適切に承認を与えていくことでチーム全体の指揮を高めるという観点からも非常に効果的なものになっていきます。
では、具体的にどういうふうに承認を行っていくというのが効果的なんでしょうか。
以下のポイントを意識してもらえるといいかなというふうに思ってまして、4つ挙げさせていただきます。
1つは具体的な行動を認めるということ、もう1つはタイミング、そして3つ目に真摯な気持ちを持つというところ、そして4つ目に個別アプローチ、1つずつ説明をしていきます。
まず1つ目の具体的な行動を認めるというところですね。
これは承認するときにただ頑張っているねというふうに言うんじゃなくて、具体的にですね、このプロジェクトであなたのリーダーシップがこういうところで素晴らしかったとか、
顧客対応の際のあの細やかな聞くばりの一言が非常に助かったとかですね、そういう具体的な行動とか成果を認めるということが大切です。
具体性がなくですね、仲良かったねとか、そういう感じで褒めたり認めるというか、承認のような言葉をかけると、相手はいったい何が良かったのかというのが心にグッと刺さってこないというのがあるんですね。
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具体性があると相手は自分の何が評価されているのか、何を認めてもらったのかということをより理解しやすくなります。
そして2つ目、タイミングです。これはタイミングをよく伝えていきましょうということで、承認というのはなるべくリアルタイムで行うということが効果的です。
行動とか成果を目の当たりにしたその瞬間に承認することで、その行動というのはさらに強化されやすくなるというふうに言われているんですね。
何か良い行動をとっているなというところを見つけたときに、もうその場ですぐに今の何々すごく良かったねとか、何々がすごくこういうふうに効いたんじゃないみたいな形でフィードバックをしてあげると。
そういうことによって相手にとっては、すごくこの行動って良かったんだとか認められて嬉しいと、そういった気持ちになっていくということなんです。
これが少しタイミングが遅れてしまったりすると、相手にとってはその評価の価値が少しずつ薄れていってしまうというところがあるので、
決してゼロにはならないとは思うんですけれども、徐々にその効果が薄れちゃうというところの視点は持っていただけると良いかなと思います。
3番目に、気持ち、真摯な気持ちで承認をするというところですね。
これは形だけの承認ではなくてですね、心から感謝とか評価の気持ちを込めて伝えるっていうのはとても大切で、
相手はその真摯さみたいなものを敏感に感じ取ります。
自分がもし言われた側だとすると、本当に心から思って言ってくれてるのかなとか、薄いなみたいな風に感じてしまったりっていうケースと、
すごくこの人本当に認めてくれたんだな、ここのこととか、心から今言ってるなっていうことが分かったりすると思うんですね。
これはやはり相手の気持ちになって、自分も承認の言葉を投げかけてあげるということがとても大切かなというふうに思いますので、
3番目に真摯な気持ちというところを挙げさせてもらいました。
最後に個別のアプローチというところなんですけれども、承認と一言で言っても、人それぞれに承認の受け取り方とか好みっていうのはやっぱり違うんですね。
一人一人の性格とか状況に応じて最適な承認の方法を見つけるっていうことが非常に重要であり、肝と言ってもいいかもしれないですね。
ある人は直接的な褒め言葉っていうのがすごく効果的というか刺さるような人かもしれませんし、
また違うメンバーに関しては割と言葉で直接言うよりもスラックとかテキストコミュニケーションで小さな感謝を伝えるとか、
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ひっそりと言ってあげた方が心に刺さるといったような、
人によってそういう受け取り方の得手不得手というか、刺さり具合の濃淡の違いというのがやっぱりあるんですよね。
これはやはりどれだけ日々メンバーとかコーチングをするんであれば、クライアントの方がどういうタイプの人なのかといったところを見極めておくということが非常に重要ですし、
その人のタイプに合わせて受け取りやすい形で承認の言葉を何かけてあげる。
これができるかできないかっていうのは非常に大きなポイントかなというふうに思います。
そして承認というところも一言で言っても大きく4つのバリエーションというか承認というのが存在するんですね。
はい、その4つの承認の種類というのがそれぞれどういうものがあるかというと、1つは存在承認、もう1つが行動承認、そして3つ目に成果承認、そして最後4つ目成長承認、この4つがあります。
1つずつ説明しますが、まず存在承認、これはですね、その人がそこにいること、存在すること自体を認めるという承認です。
あなたがいるだけで安心するとか、あなたの存在がチームを明るくしてくれているよみたいな形で、その人の存在そのものに対して感謝とか評価を伝えるというものになります。
もっとすごくラフに言うと、声をかける、おはようとかお疲れ様とかそういった声をかけるだけでもそれは1つの存在承認であって、相手の方に少しだけポジティブな影響を与えているというところの視点を持つというのも大事かなというふうに思います。
2つ目の行動承認、これは具体的な行動とかに対する承認のことです。
例えばプレゼンテーションの準備にすごく時間をかけて作ってくれたメンバーがいたとすると、そうするとそれを受け取った上司として自分がですね、プレゼンテーションの資料がすごくよくできていたよと、準備にすごく時間かかったと思うけど大変だったと思うけどありがとうという形で承認をするとか、
困っている同僚を助けてくれたような、そういうメンバーがいたときにそのメンバーに対して困っているメンバーを助けたあの行動のここがすごくよかったよっていうそういう形で相手の行動を評価して承認するというようなものになります。
3つ目が成果の承認というところなんですけれども、これは非常にわかりやすく目標を達成したとか期待を上回る成果を上げたりしたときに行う承認のことです。
例えば営業の成績が今月はトップだったねおめでとうというような承認もあるでしょうし、プロジェクトが無事成功してリリースして本当にお疲れ様といったような形で具体的なアウトプット成果に対して評価をして認めてあげて承認のことを投げかけるというものですね。
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最後に4つ目は成長の承認というところで、ここはスキルとか能力が向上、その人の自身の成長を認めるという承認です。
具体的に言えば最近のプレゼンのスキル、それすごく進歩したよねっていうふうに、1年前に比べるとものすごくスラスラ喋るように相手に伝わるようにエモーショナルなところも含めて非常にプレゼンテーション上手くなって驚いたよみたいなふうに承認してあげるっていうのもあるでしょうし、
以前は非常に複雑な問題に対してなかなか解決策を導き出せない、そういうメンバーだったのが非常にストレートに問題を解決するような提案をしてきたという時には、
なんか以前だったらこの問題に対して簡単に解決策を導き出すのはすごく難しかったかもしれないけど、今日のミーティングでは初めて聞いた話だったのに、すぐに解決策をズバッと言っていて、すごく能力がアップしたっていうふうに感じたんだけど、それについて君はどう思ってるみたいなふうにフィードバックしながら承認も加えながら相手の考えていることを聞く、そういったテクニックなんかもあります。
そういう成長とか進歩みたいなところに着目して承認をしてあげる、それが成長承認というものになります。
最後に承認を日常的な習慣にするためのヒントというのを一つお話したいなと思います。
毎日の終わりにその日に誰かとの何かあった良いこと、いいところっていうのを見つけて、それを承認するっていうのをシミュレーションでも自分で寝る前に一回やってみてください。
最初は意識的に始めることが必要なんですけれども、自然に承認の目を向けながら日々を過ごしていくっていうことができるようになっていったりだとか、
あるいは夜思い出すときに一人のことだけではなくて、あの人のあれも良かった、これも良かったっていうふうに承認の目みたいなものを持っていくことができるので、
そうすると非常に自分自身もポジティブな気持ちになって夜寝れるっていうのもありますし、日々の生活の中においても良いところを探そうと思って承認するところを見つけようと思って生活していくことで、
非常に周りの人にも優しくなるという、そういう効果もあったりします。
ぜひやっていってもらいたいなというふうに思います。
はい、今日のテーマは悪のレッジメント、承認ということでしたがいかがだったでしょうか。
承認の力を活用して周りの人たちとのより良い関係を築いていってもらいたいなというふうに思います。
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それではまた次回お会いいたしましょう。
お相手はコーチング中毒のカジでした。
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