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みなさんこんにちは、Gallup認定ストレングスコーチの梶です。 このポッドキャストは、ビジネスや生活にちょっと役立つ
コーチングやワンオンの話など、緩く時に深くお届けしている番組です。 今日のトピックは、ストレングス・ファインダーの資質解説シリーズということで、個別化という資質について取り上げていきたいなというふうに思います。
はい、ということで今日は個別化という資質なんですけれども、これはですね、ストレングス・ファインダーにおける4つの領域に対してですと、人間関係構築力という領域に属する資質なんですね。
この個別化という資質は一言で言うと、人の違いを見抜く力がある資質というのはそんな感じなんです。
みんな同じじゃなくていいと、それぞれの個性を大事にしたい、そんなふうに考えるのが個別化の人の大きな特徴です。
例えばチームメンバーが10人いたとすると、全員に対して同じ指示を出すんじゃなくて、Aさんにはこう伝えようとか、Bさんにはこういうふうに伝えようとか、Cさんにはこういうアプローチでとかですね。
そんなふうに一人一人に合わせたコミュニケーションを自然に考えちゃうし、やっちゃうんですね。
これは周りの人の強みとからしさみたいなところを勝手に見ている、見抜いている、そういう才能だったりします。
ではですね、この個別化という資質を持つ人が自然にやっちゃう、ついやっちゃう行動っていうのはどんなのがあるのかなというところをご紹介したいんですけれども、
まず一つはですね、人の個性とか違いに非常に敏感なんで、あれ、この人なんか他の人とちょっと違うなっていうところをすごく細かい違いにもすぐ気づく、人のこともよく見てるっていうところがあるんですね。
もう一つ、その人くくりにされるっていうことを嫌うので、みんな一緒でいいよねとか、みんな一緒の何かアプローチみたいなのを見たり直面したりすると、
心の中で、いや、ちょっとそれ違うんじゃないの?みたいなモヤモヤが生まれるみたいなところがあったりだとか、あとは適材適所を意識するというかですね、一人一人やっぱり違うから、その人たちの良さだったりを生かしていくな、こういう適材適所でやったほうがいいんじゃないか、なんかそんなふうに考えます。
この人にはこの役割があるなとか、この伝え方なら響くかなとか、個別で最適化していくというところを自然に考えていくっていう、そんな資質の特徴があったりします。
個別化を持っている人が好きなこと嫌いなことっていうところも考えてみたいんですけれども、好きなことはですね、人のストーリーを聞くっていうのを結構好きだったりします。
これはその人なりをより深く知れるという意味で人の話を聞くというのが好きだったりですね、一人一人の強みを見つけるっていうところも好きだったり、違いを生かしてチームを正解に導くっていうところも好きなんで、あの人の良いところをここを生かして、もう一人の良いところをここを生かしてやるとチームとしてこうなるな、みたいなふうに考えて適材適所で配置していくみたいなことが好きだったり、そんなことがあったりしますね。
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逆に嫌いなことというところで言うと、みんなでみんな同じでいいよねっていう考え方とか、類型化みたいなことですかね、型にはまったマニュアルとか指導とかこれの通り全員同じようにやってくださいみたいな話とか、そういう個性とか違いみたいなものが無視されるようなアプローチみたいなのを嫌うというところがありますね。
で、その個別化を持つ人がですね、よく言いそうなセリフとしては、例えばAさんにはこのやり方がいいけどBさんにはこういう違うアプローチのほうがいいかなとかですね。
この人らしさが行かせる場所ってどこだろうとか、なんかこっちのほうがいいんじゃないかなみたいなふうに言ったりだとか、みんな同じことする必要ないよねみたいなそういうことを言ったりだとかですね。
そういうセリフを思わず口にしちゃう、感じちゃう、考えちゃうっていう人は個別化が出ているというふうに言えるかもしれません。
今度は逆にネガティブに個別化という資質が発揮されちゃうケースというところを見たいんですけれども、これはですね、時に誤解を生んだりもするんですけれども、個別化っていうのは人一人違っていいじゃんっていう考え方が根底にあるので、
個別化が逆にあまりない人から見ると平等性に欠けて見えるっていうのがあったりしますね。
なんであの人だけ特別なのと、なんであの人にはこういうふうに言ってたのにこの人にはこういうんですかみたいな、
なんかそういうふうに思われちゃうリスクがあるんですね。
これはあくまで個別化が強く持っている人からすると、あくまで適材適所でやってるだけっていうふうに思うと思うんですけれども、そう思わない人もいるというところを理解しておく必要があるかなと。
もう1個ネガティブに発揮されちゃうケースとしては、個別最適にこだわりすぎちゃうということですね。
一人一人に合わせるというところを逆に集中しすぎてしまうがゆえに、全体とかグループとかの方向性とかを見失っちゃうというか、
グループの利益を削いでしまう。個別最適に走りすぎて。そういうところがあったりするかもしれないです。
あとはネガティブに発揮されちゃうケースというと、一人とか例えば一部の人に偏って個別化を発揮しちゃうみたいなのがあったりするケースがあります。
例えば目立つ個性がすごくある人がいたとして、その人ばっかり集中してしまって、静かにしている人を見落としちゃうとか、大人しい人を見落としちゃう。
そういうことがあったりしますね。そういう静かな人とか大人しい人にも良いところ、何か才能があったりするので、そういう目を向ける必要があるという意識を持つのがいいかなと思います。
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個別化の生かし方というところについても考えたいんですが、これは大きく3つですね。ポイントは3つで、
適材適所を意識して、自分は個別化という強みを持っているというところを踏まえて、適材適所でそれぞれが輝ける役割とかタスクのありふりとか、そういったことをやってみるといいでしょうというのが1つ。
もう1つはコミュニケーションをパーソナライズしてやっていきましょうと、相手に合わせた伝え方みたいなところを心がけて意識的にやっていくことで信頼関係というのはすごく深まりやすくなります。
もう1つ、3つ目には、多様性を尊重する文化を作るというか、あなたの個別化の視点にそれを周りに広げていくことで違いを認め合う、そういう素敵な環境が生まれやすくなると思うので、みんなそれぞれ違っていいじゃんと、それぞれの良さを生かしていこうぜというような空気とか文化づくりみたいなところもできるかもしれませんし、そういうのをリードしていくというのも良いと思います。
以上、今日は個別化という資質を取り上げてきました。
ストリングスファインダーの資質は、1人1人の強みを理解するためのヒントなんですね。
でも、それだけでは当然十分ではなくて、個別化という資質1つとっても、他の資質との組み合わせとか、その発揮のされ方みたいなのは人それぞれ全然違うというのがあったりします。
例えば、戦略性と個別化みたいなのを2つ組み合わせると、適所を戦略的にデザインするリーダーみたいなところで、より力が発揮されている可能性もありますし、共感性みたいなところと個別化、これを組み合わせると、人に寄り添いながら力を引き出すカウンセラー的な感じで活躍されているというケースもあるかもしれませんし、
こういうふうに、1人1人が持っている資質の中に眠る真の強みみたいなところを見つけていくことで、仕事とか人生、そういったところにもっと活かせるようになります。もっと自分の強みを知りたいとか、自分らしく成果を出したい、そういうふうに感じたら、ストレングスコーチングを受けてみるのも1つの手かなというふうに思います。
私は、ギャラップ認定のストレングスコーチなので、資質の組み合わせとか、そういうのを読み解きながら、あなただけの強み、そこを一緒に発見するお手伝いをすることができます。ぜひ、ご興味ある方は概要欄からココナラをご覧いただければというふうに思います。
それでは、次回もまたお会いしましょう。コーチング中毒のカジでした。