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今日は土用丑の日
2024-07-24 10:54

今日は土用丑の日

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡
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00:28
この時間は、Zoom Up毎週水曜日は九州経済です。
長崎県立大学教授の鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
今日はどんなテーマでしょうか。
土用丑の日ですね。
そうですね。
今年は土用丑の日が7月24日、今日と8月5日の2日あるというのが話題になっているんですけど、
実は9年前、2015年も7月24日と8月5日の2回あったんですね。
まったく同じ暦ですね。
一緒です。
9年前っていうのは、うなぎの稚魚、シラスうなぎって言いますけど、
1匹あたり5センチ程度で、重さ0.2グラムって言うんですね。
これが前の年に久々の放漁だったんですね。
卸値が下がっていたので、店頭価格をやや低めに設定するお店が増えていたっていうのが2015年なんですよ。
それでも今とは真逆のデフレ社会にあってですから、うなぎは高くてですね。
近畿大学がうなぎの代替品として、うなぎ風味の生酢も開発をしているとかですね。
ありました。
あと茄子のかば焼き丼がなかなかうなどにいてうまいぞっていう話題で。
それ知らなかった。そんなのあったんだ。
なかなかうまいです。当時食べましたけど。
そうですか。
今年の土曜牛の日を取り巻く環境はどんなものかっていうことなんですが、
うなぎの国内生産量は1位鹿児島県、2位愛知県、3位宮崎県、4位静岡県と。
これら4つの県で全国の94%を占めているっていうことで、
これはもう9年前も今も変わらない。これからも多分変わらないと思います。
白酢うなぎを養殖池に入れる量っていうのが、
資源保護のために各県に割当て量が決まってるんですよね。
なるほど。じゃあもう変動もしにくいですね。
割当て量も満たせないぐらいしか入れてないので、
どこも頑張るのでこのランキングに変化はないだろうと思います。
うなぎの稚魚、白酢うなぎの漁獲量ですけど、
これはその年々によってまた地域によって違いはあるんですけれども、
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長期的にはもう完全に減少傾向が続いているっていうことなんですね。
なんでこの白酢うなぎが不良通期になっているのかっていう理由なんですけど、
卵殻と気候変動で資源量自体が激減しているっていう説だったり、
産卵場所が難化して黒潮に乗れなくなって、
日本までたどり着けなくなっているんじゃないかとかですね。
あるいは大規模地震の影響説なんかも諸説あるんですけど、
実態がよくわからない、うなぎの問題だけにつかみどころがなくてよくわからないっていう、
それの状態がずっと続いています。
農林水産省の統計データを遡っていくと、
白酢うなぎの漁獲量って60年前は230トンあったんですね。
それが70年代に入ると100トン下回って、
80年代50トン下回って、
90年代以降は20トン下回るようになって、
足元2年間、昨年が5.6トン、
今年が7トン、一桁に落ち込んでいるということです。
9年前の2015年の白酢うなぎの漁獲量は、
9年前ですけど15トンありましたので、
今年はその半分以下。
半分以下になるということは、
白酢うなぎ1匹のお値段は2倍以上になっているということになります。
なんとか安定供給しなきゃいけないっていう研究開発が
いろんなところで進められていて、大学だと近畿大学、
医療だと医薬品の臨床実験をしている鹿児島市に、
新日本科学っていうところがあるんですけど、
そこが技術的な面では確立した。
あと国立研究機関だと水産研究教育機構っていうところも、
技術を確立しているんですが、
いずれも量産化に向けたハードルは極めて高いっていうことですから、
お安くなるまでにはまだまだ相当時間がかかりそうだと。
ここまで少なくなった国産の白酢うなぎを養殖するだけだと、
当然国内のかば焼き需要を満たせませんから、
うなぎは輸入で賄うっていうことになるわけですよね。
今現在でうなぎの国内供給量の3分の2が輸入物になっています。
その輸入物のうなぎっていうのは、
生きたうなぎと加工されたうなぎの調製品に分けられるんですが、
有料ベースでいうと生きたうなぎが3分の1、
調製品が3分の2っていう感じです。
保存可能なのは調製品になるんですけど、
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これは土曜・牛の日の数ヶ月前から冷凍コンテナで輸入されてて、
毎年4月か5月あたりがピークになります。
輸入している港っていうのは、これはもう大消費地に近いところで、
1位東京港、大阪港、川崎港、神戸港と続いて、
5位に博多港がランクイン。
博多港の輸入シェアは4.5%。
全国と同様に中国からの輸入がほぼ100%っていうことですね。
一方、生きたうなぎっていうのは、
鮮度が求められますから飛行機で、
土曜・牛の日に合わせて供与されます。
ですから輸入のピークっていうのは、
毎年7月にドカーンと伸びるっていうことですね。
輸入の1位は成田空港で全国の8割占めてて、
関空が2位なんですけど、なんと3位に福岡空港。
輸入シェア3%程度なんですけれども、
羽田や中部国際空港なんかは上回っているっていうことですね。
それとこの生きたうなぎの場合、
中国産の割合が9割で台湾産は1割なんですけれども、
福岡空港の場合ですね、生きたうなぎの輸入は台湾産が8割、
中国産2割っていうので、
全国とは全然違った真逆の方向に向いているってことですね。
近いっていうことと、1日6億ぐらい飛んでますかね。
そこに乗っけて持ってくるんだと思います。
養殖物っていうのは半年から1年で大きくなるんですけど、
じゃあ天然物どうなるのかっていうことですよね。
5年から10年かけて成熟するんですけど、
国内供給量のたった0.1%程度と。
少なくて価格も高いので、高給料低向けがほとんどです。
なんですけど、この四国川ってかつては日本一だったんですよ。
最新のデータ見たら茨城県の九字川にちょっと負けてるんですけど、
他でも九州は大野川とか大分川、菊池川っていうところがベスト10に入っていて、
北部九州は天然物が強くて、
南九州は養殖物っていう九州うなぎ地図っていうのが描ける。
だから、白州うなぎの人工種苗の生産にものすごい投資して、
量産化を務めるっていうのも大切だし、
輸入で足りない分を補うっていうのも必要ですけど、
川にいるうなぎを増やす工夫っていうのも、
一方では九州人やっていかなきゃいけないんじゃないかと思うんですよ。
水産庁が言う分には赤手、川にちょっとした1メートルぐらい段差がありますよね。
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あそこには芝のマットだとか金網を設置するだけで、
実はうなぎって蘇生していくんだそうです。
それをやるだけでもかなり天然うなぎ取れるようになるんじゃないかって言ってて、
そういったローテクで天然うなぎを増やすっていう発想も、
同様牛の日ですけれども、大切にしたいなっていうふうに思いますね。
そうですね。
今日は召し上がるんですか?
いや、今日はもうちょっとお安くなったこと。
できれば天然食べたいですけどね。
食べたいですけどね。
鳥丸さんありがとうございました。
この時間はズームアップ、長崎県立大学教授の鳥丸さとしさんでした。
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