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鳥丸聡のZoom Up
2023-08-23 10:37

鳥丸聡のZoom Up

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡
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00:01
毎週水曜日は九州経済です。
長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。よろしくお願いします。
今日の話題は何でしょうか。
先週、福岡県内での設備投資の主役が、10年前は店舗とかオフィスが中心だったんですけど、
それが今すっかり倉庫に対する投資に変わりました。物流を制するものが強い時代っていうことですけれども。
じゃあ、それ以外に設備投資で増えているのはないかっていうことなんですが、
日銀単管で、前回は福岡を見たのは非製造業の中で投資を増やしているっていうのが運輸業だとか、
対事業所サービス業が増やしているから、これはもしかすると倉庫じゃないかっていうので調べたらその通りだったっていうことなんですね。
実は製造業の中にも一つの業種が、2年連続2桁設備投資を増やす計画で、しかも今年度は4割以上も増やすんだって答えてる業種があるんですね。
電気機械。すなわち半導体関連。
じゃあその半導体関連工場への設備投資を大幅に増やすぞって言っている地域はどこなんだろうって考えると、
考えるまでもないのかもしれませんが、TSMC寝室で湧く熊本県っていうことになります。
昨年1年間のこの熊本県内の工場への投資っていうのを10年前と比較してみました。
投資の件数は実は減ってるんですね。
10年前熊本県内では142件の投資があって、昨年は137件、5件ちょっとだけ減ってるんですね。
ところがこの投資する工場の面積、10年前は10万平米弱だったんですけれども、
昨年は34万平米、3.5倍に増えていると。
TSMCの工場だけ取り上げても建築面積っていうのが7万平米以上あるんですね。
7万平米以上ってどんな広さなのっていうと、
ぺいぺいドームの建築面積、フィールド面積じゃなくて、
私たちが普段見るのはフィールドばっかり見てるんですけど、
建築面積全体よりもやや広い。
そういった工場が、半導体工場がTSMCの工場なんですね。
03:05
TSMCの敷地面積っていうのはどの程度かっていうと、
ぺいぺいドームの3個分、21万平米っていう。
だからやっぱりでかいんですよね。
熊本県内での工場への投資額っていうのを、10年前91億円。
これ少ないんじゃなくて、他の県もだいたいこんな感じなんですよね、10年前。
それが昨年は1840億円ってですね。
工場建設投資額だけで20倍に増えている。
当然工場の中にはハイテクの生産設備が入ってきますので、
TSMCだけで1兆円の投資額っていうふうにはなるわけですが。
なんか巨大かつハイテクな工場建設で、
つまりかつては量を目指してたのが、
最近は質を充実する方向で設備投資が進んでいるっていうことになるかと思います。
昨年九州7県合計での工場への投資額っていうのは3600億円ですから、
熊本県だけで九州全体の工場投資額の過半数を達成していると。
熊本県内だけでこれだけ投資が増えると、
その周辺への影響っていうのも爆発的なものになって、
九州経済産業局が九州における半導体関連の設備投資計画を調査してます。
TSMCが進出を発表したのがおとどしの11月なんですけれども、
それから今年の3月までにカウントしたら57県、
1兆8400億円の投資が見られるっていうことですね。
ここまで巨大ハイテク工場が相次いで立地すると、
当然周辺の道路整備だとか、
いろんなもののインフラの拡充っていうのが必須になってきて、
この放送終わったらすぐ私は熊本市内に行かなきゃいけなくて、
月火水って熊本学園大学で夏の集中光季やってて、
昨日も一昨日も熊本インターに降りて、
従来はすぐバイパスに合流するんですけれども、
バイパスに合流してスーッと1キロ2キロ3キロ進んだところで、
渋滞になったなっていう感じなんです。
今は降りるところで、すでに合流するところで、
渋滞の中に突入していくっていう。
そんな状況ですか。
06:00
ウインカーつけてどうもすいませんって言って、
割り込んでいくっていう。
しかも降りて、そこからの5、6キロ先に大学あるんですけれども、
昨日も一昨日も降りてから40分かかるっていう。
今日はもう学生にも大学にも30分遅刻しますっていうのは言ってありますので、
朝から夕方まで喋らなきゃいけないんですけど、
ちょっとこれがこの後どうなるのかって考えたらゾッとするんですが、
熊本県自身もそのあたり分かっててですね、
渋滞解消のためのインフラ整備費っていうのを試算しています。
道路の四車線化だとか、
あと鉄道もJRの法資線と熊本空港を結ぶ空港アクセス道路ですね。
あとそれ以外には工業用水を供給するための浄水場を整備したり、
浄水道を整備すると当然下水処理場も新設しなきゃいけないとかですね。
10年間で1000億円以上必要になるっていうので、
単独でもできないですよ。
だって西九州新幹線が佐賀県内走るのが六百数十億円で、
そんなのなんで負担しなきゃいけないんだって。
大騒ぎになってるぐらいですから、
1000億円を超えるのを熊本県だけでやり移されてもできませんので、
かばしま知事は総理官邸とか関係省庁、おとといですかね、
ぐるっと回って財政支援をお願いして回っていると。
その熊本県では今、新大空港構想っていう構想を掲げてですね。
大空港?
新大空港構想。
ほとんど昭和の高度経済成長期にタイムスリップしたかのようなレトロなタイトルです。
今の場所でそれとも別の場所で?
今の場所で大空港構想っていうのは、
2016年の地震からの復興をするために、
空港周辺を一体的に開発していきましょう。
別にもう一本滑走路作りましょうとか、そういったのじゃない。
そういったのを掲げて周辺整備をやっていきましょうと言ってたのを、
これを新大空港構想っていうのに変えて、
周辺のインフラ整備もどんどん進めていきましょうっていうふうに変わっていっているっていうことですね。
いかにも熊本らしいっていうか、
福岡は非製造業をサポートする総工の投資が活発で、
熊本は製造業の工場の設備投資が活発で、
このツートップが九州の設備投資を今どんどん牽引していっているっていう、
いい状況にあっているなっていう感じですね。
楽しみです。
じゃあこの後の授業、頑張ってください。
気を付けていってくださいね。
09:01
ありがとうございました。
長崎県立大学教授の鳥丸さとしさんでした。
ガールズパンチ!バッテン少女隊のバッテンラジオ隊。
バッテン少女隊の春野木稲と青井梨奈です。
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