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この時間はZoomUp、毎週水曜日は九州経済です。 長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。 おはようございます。 今日は日本の外資系のホテルをテーマにお話ししていただくということですが。
そうですね、先月末にG7農商会合、 宮崎で開催されましたけど、
あの会場っていうのがシーガイアコンベンションセンターなんですけれども、 そのすぐお隣に外資系のシェラトングランデオーシャンリゾートっていう。
これ30年近く前にできたホテルなんですけれども。
先日土日ですけれどもG7の保険証会合の会場になったのが出島メッセ長崎。 これのお隣には2年前の11月に開業した、これも外資系ホテルのヒルトン長崎が立地してるんですね。
大規模な国際会議場があって、外資系のホテルがあって、 これがセットになることでG7閣僚会合の開催が可能になったっていうことです。
このグローバル展開する外資系ホテルっていうのは、 都市のステータスアップにつながっていくわけですけれども、
今全国に78あるんだそうです。 かつては東京とか大阪といった大都市部に多くが立地するっていうことだったんですが、
足元では地方都市にも展開するようになっています。
コロナ前にインバウンドがものすごい勢いで増えてきましたので、 日本展開を検討しようかっていうので外資系ホテルが考えるようになったと。
そして国内外の富裕層をもっと呼び込みたいって思う地方都市の思惑もあって、 それがちょうどマッチして全国の地方都市で外資系ホテルの立地が進んでいるっていうことで、
席を切ったようにどんどん開業しているっていう感じですね。
福岡だとハイアットやヒルトンっていうのは今まであったわけですけれども、 今も話題は大名ガーデンシティでのザ・リツカールトン。
いよいよ来月ですね。 来月21日の開業っていうのも決まってますけれども、
それから長崎はですね、ヒルトンに次いでもう一つ、 新幹線終着駅の駅ビルの上の方に来年初めに長崎マリオットホテル。
これはJR九州が運営していくことになりますけれども、 マリオットも出てくるっていうのでヒルトンとの相乗効果っていうのが期待されているところなんですね。
それに先駆けて実は昨日なんですけど、福岡でほとんど話題になってないんですが、 鹿児島では大騒ぎ状態で、私も2つテレビ局から取材を受けたんですけれども、
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昨日鹿児島県では初めてとなる外資系ホテルシェラトン鹿児島が開業しています。
鹿児島はこれで大騒ぎ状態なんですけれども、 鹿児島の場合は福岡や長崎とちょっと開業する環境が異なっているんですね。
福岡の場合のザ・リッツカールトンっていうのは天津ビッグバンっていう大規模都市再開発があってその一環ですよね。
長崎マリオットっていうのもこれも西九州新幹線の終着駅の周辺再開発の一環として立地すると。
それに対して鹿児島の場合はこれは8年前に鹿児島市交通局、路面電車を引き込む送車場があったんですけれども、
そこが鹿児島大学の近くに移転していって跡地が空いていたと。
そこに複合商業施設だとかマンションだとかと合わせてこのホテルが今度立地するっていうことで、
福岡や長崎っていうのは都心なんですけれども繁華街なんですけれども、
鹿児島の場合は鹿児島中央駅からも1キロちょっと。繁華街の天文館っていうところからも1キロぐらい離れているっていうので、
ちょっと相乗効果がどの程度発揮できるか不透明っていうことですね。
それともう一つ鹿児島で何が話題になってるかっていうと、
やっぱり市場規模がそれほど富裕層市場って大きくないところに来て、
外資系ホテルが果たして成り立つのかっていうことで、
鹿児島の場合はこれも福岡の年配の方々は皆さんご存知なんですけれども、
城山観光ホテルっていう、今社名が変わって城山ホテル鹿児島ってなってるんですが、
60年の歴史があって広く知られてるんですよね。
インバウンドの富裕層を今まで呼び込んでいたんですけれども、
果たしてそこに外資系のホテルができて、住み分けがうまくいくんだろうかっていうことです。
だからパイを大きくしないと具合が悪いかなっていうのと、
もう一つ鹿児島の場合、大規模なコンベンション施設っていうのがないんですよね。
ホテルの中に会議場っていうのはあるにはあるんですけれども、
ちょっとそれだと手狭であるっていう。
福岡だったらマリンメッセがあって国際会議場があって、
場合によってはペイペイドームが野球やってないときに、
展示会だとか商談会だとか日本一だとか活用されてますよね。
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長崎の場合もこの外資系ホテルが出てくるのに備えて、
長崎駅の駅裏にコンベンション施設デジマメッセ長崎っていうのを作ったっていうことで、
鹿児島の場合そういった施設がないところで外資系のホテルが増えてくるっていうのがどうなんだろうかっていう。
もしかすると一歩間違うと競争を優先してしまうと消耗戦がまた始まってしまって、
失われた30年の延長戦が展開されるだけじゃないかみたいな声もちょっと聞かれるところですね。
あとこれからの外資系ホテルっていうので注目したいのが、
ハイアットがすでに2025年の参入を発表してるんですけれども、
日本の温泉観光地に進出すると。
ノウハウは当然外資系ホテル持っていませんから、
国内のいろんなデベロッパーさんとタイアップすることで進めていることになるかと思うんですけれども。
だから日本のホテル旅館って今行動制限がなくなってですね、
いろいろ自由に行き来できるようになってインバウンドも増えてくるぞって言ってるんだけど、
それを腰淡々と狙っているのはやっぱり外資系のホテルも一緒だっていうことになるんですよね。
そのあたりをどう受け止めていくのかっていうことが問題になるんですが、
一つ頭の中に入れておかなきゃいけないのが、
2004年の12月に日韓首脳会談っていうのが日本で開催されたんですよ。
小泉総理の時なんですけれども、
その時どこでどのホテルで日韓首脳会談が開かれたかっていうと、
鹿児島県の温泉観光地イブスキの白水館っていう、
それだけ高級ではあるんですけど、
私も泊まったことがあるくらいのグレードのホテルなんですけれども、
文字通り裸のお付き合いをするっていうですね。
そういったところで実は日韓首脳会談が開催されてるっていうことですから、
ローカル職を失わないようなホテル旅館の在り方みたいなのは、
やっぱり大切にしていきたいなっていうのを感じるんですよね。
安倍さんご存命の時もプーチンさんを山口に連れてきて、
そうですよね。
会いましたしね。
だから地方都市の良さみたいな、
ザリ使われると今度できますけど、
代名ガーデンシティに屋台が並んでもいいんじゃないかっていう気もしないでもないんですよ。
それは新しい発想かもしれない。
そういうのがとても地域の資源文化、歴史を大切にするっていうのがやっぱりこれからも大切じゃないかなと思いますね。
そうですね。その都市ならではの雰囲気っていうのも楽しみたい。
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では地元の人たちも改めて地元の魅力を見つめながら。
再発見っていうことになっていくんだと思うんですね。
必要かもしれませんね。
わかりました。
鳥村さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
長崎県立大学教授鳥村佐藤さんでした。
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