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イリカミネ イリカミネ 抱きしめて 毎日だって イラレテ イラレテ イリカミネ
三菱電機 この時間はZoom Up、毎週水曜日は九州経済です。
先日、4月の貿易統計が発表されましたが、トランプ関税発動後、どうだったのか、Zoom Upしていきます。
エコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。
よろしくお願いします。
朝礼母会のトランプ関税ですから、何の関税率がどうなっているのか、さっぱり分かりにくくなっているんですけど、
今日現在だと、日本の場合は、鉄鋼、アルミ、自動車、自動車部品。
自動車部品も5月からかかるようになりましたので、25%の追加関税が課せられていて、
その他すべてアメリカ向け輸出品には10%の関税がかかっていると。
総合関税第1弾というやつですけども。
第2弾の方は、24%日本には課すぞとか言っていたのは、
アメリカのお国の事情で、90日間延期ということになっているという状況ですね。
財務省が発表した、全国ですけど、4月の貿易統計速報によると、
去年4月に比べて日本の輸出総額は2%増えているんだけど、
アメリカ向け輸出額は2%減っていると。
トランプ関税の直接的な影響だけじゃなくて、
2月、3月は駆け込み輸出があってましたから、
その反動でアメリカ向けの輸出って大幅に減少するんじゃないかと、
予想されていたのに、ちょっと片透かしを食らったような感じですね。
日本からアメリカ向けの自動車輸出だけを取り出してみると、
金額ベースでは5%減っただけっていうことで、
意外と大した落ち込みじゃないよねっていうことですね。
ところが、アメリカ向けの自動車の輸出大数、これ見たら驚いたんですけど、
12%、去年の4月より増えてるんですね。
減るんじゃなくて増えた?
すごいです。1月以降落ち込むことなく、4ヶ月連続で、
大数ベースでは前年同月を上回り続けてるんですね。
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へー、なんでですかね。
どう説明すればいいんでしょう?って。
アメリカ向け自動車輸出大数は2桁増えて、
輸出金額がわずかに減少していると。
プリウスなんかのファミリーカーっていうのは現地生産が多くて、
日本からの輸出っていうのはレクサスなんかの高級車ですよね。
多いはずので、この貿易データの意味わかんないので困ったと。
そこでアメリカ向けの自動車の輸出単価、
1台当たりいくらなのかっていうのを今年4月分出してみたら、
アメリカ向けは407万円なんですね。
全世界向けはもっと安いんです。
300万円いかなくて290万円、1台当たり。
アメリカってのは元々高級車を日本から輸出しているっていうことになるんですが、
この1台当たり4月407万円っていうのを去年の4月と比べると、
なんと15%も安くなってるんですよね。
リスカウント。
そうそう。
だからますますトランプ関税が発動されたからといって、
単価の安い日本車の大量輸出に切り替えたっていうのは到底思えないので、
考えられるのは日本の自動車メーカーが、
トランプ関税で輸出が急激に落ち込むと具合が悪い。
それを和らげるために、トランプ関税引上げによる値上がり分を輸出する時点で、
向こうに到着する前、輸出する時点で一定金額ディスカウントしたっていうふうに見るのが正しいっていうことですよね。
25%の追加関税を支払うのは誰かというと、
アメリカの輸入業者がアメリカ政府に対して払わなきゃいけないわけですけども、
自動車の場合は、アメリカでの輸入業者、販売業者も日系のアメリカ現地法人。
トヨタが輸出して、トヨタアメリカが輸入して販売していくわけですから。
自動車の場合っていうのは、アメリカのそういうことなどで連結決算すると、
追加関税を現地法人が負担しても東京本社が負担しても結果は同じことになるので、
輸出時点ですでに価格を大幅に引き下げてから輸出してたんだなっていうふうに考えると筋が通るっていう。
なるほど。
やっぱりそれがなんでできるのかっていうと、足元数年間っていうのは大幅な円安傾向が続いてきましたから、
実力以上に輸出額が増えていたわけですよね。
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余力があったというか。
だからちょっと最近の棚ぼた利益を吐き出すことで、トランプ関税の先行きを見てみようということですね。
今までのちょっとしたこの利益っていうのは、利益常用金っていう形で環状体系に入っているので、
利益常用金って資本金のすぐ下にあるわけなので、誰のお金かっていうと、投資家、株主のものなんですよね。
だから経営陣は本当は自由には動かない。
なるほど。
株主総会にかけるっていうのは、今度は株主総会に大変注目されて、
俺たちの配当をもっと増やせみたいなのを当然言ってくると思うんですけど、
そこはちょっと注目点かなっていう感じですね。
で、続いて文字税関が発表した九州の輸出について見てみました。
九州から世界に向けた輸出総額っていうのは1%マイナスなんですね。
全国は2%プラスなんですけど、ちょっと減ったと。
うちアメリカ向け輸出額っていうのは、17%大幅に減っていますと。
全国は2%しか減ってないので、九州は17%。
で、自動車輸出だけ取り出すと、28%の大幅減少になってるんです。
ああ、やっぱり。
だが予想された通り、九州からのアメリカ向け自動車輸出が大きく減少して、
それがアメリカ向けの輸出総額だとか、世界への輸出総額の足枷となっていると。
自動車のアメリカへの輸出っていうのは、アメリカ輸出額の九州は6割を占めていて、
全国は3割しか占めていませんので、
だからやっぱりこの自動車の影響っていうのは、九州の貿易にとても大きな影響を与えているっていうのが見えてきます。
で、自動車以外にアメリカ向けの輸出金額が減少した品目、どんなのがあるかっていうと、
新聞報道でなされてるんですが、半導体と電子部品が4月は85%減少してるんです。
ただですね、もともと半導体のアメリカ向け輸出っていうのは極めて少ないんですよ。
だから問題する必要はないんですけれども、
アジア向けに輸出された九州からの半導体が最終製品に加工されて、多くアメリカ向けに輸出されていますから、
これ7月上旬まで延期されている総合関税第2弾が発動されれば、
これはもう大打撃っていうことになってくるんじゃないかなっていう気がしますね。
で、10%の追加関税っていうのは4月5日以降全品もかかってるんですけれども、
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アメリカ向け輸出を大幅に増やした品目、他にないか見てみると、
10億円以上のアメリカ向け輸出品目で4月に2桁増えた品目っていくつかあるんですよ。
例えば二輪車、オートバイ。これね、23%増えていて、
二輪車の位置づけ、誰に聞いてもわからないんですけど、
トランプ関税25%、鉄鋼アルミ、自動車、自動車部品というふうになってるんですけれども、
オートバイ、二輪車っていうのは明確な記述がないんです。
玉虫色の状態で、5月の自動車部品25%からこれもかかってるんじゃないかと思うんですが、
4月のうちに駆け込み輸出しておこうという狙いが、
ホンダの大塚工事あたりにあったんじゃないかなっていう感じですね。
二輪車以外では自動車用の電気機器っていうのも倍増してるんですけれども、
パワーステアリング用のセンサーだとかスターターとかいうやつですけれども、
これも今月から25%追加関税かかっているので、
4月のうちはこれも駆け込み輸出だっただろうと思うんですね。
他に注目したいのは魚介類。アメリカ向け輸出が4月、さまり増えています。
これはですね、高価格でも耐えられるというふうに踏んだ養殖ブリ、
ブリですね。
あの寿司ネタとか刺身向け、こちらの生産輸出業者が強気で推していて、
地元、鹿児島県の近郊湾で養殖している業者さんがテレビで言ったんですけれども、
絶好のチャンスで値段を引き上げるいい言い訳になると、それだけ引き合いが強いっていうことですよね。
まあそういったのを見習いながらも、これから7月上旬に発動される高付加価値までに高付加価値関税の開発をしたり、
アメリカ以外の販路開拓、特にインドが注目ですけれども、
インドってだって今年日本をGDPで上回るんですよ。
もしかするとドイツも上回って3位になると、アメリカ、中国、インドのベスト3っていう体制になってくるかもしれない。
新しい販路開拓なんかに力を入れていかなきゃいけないんじゃないかなと思っています。
わかりました。鳥丸さんありがとうございました。
この時間はエコノミストの鳥丸さとしさんでした。
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