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2023-02-22 11:29

鳥丸聡のZoomUp

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡

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この時間はZoomUp、毎週水曜日は九州経済です。 長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。おはようございます。さて、今朝はどんなテーマでしょうか? ニャンニャンの日に恐縮ですけど、先週のバレンタインデーについてです。
バレンタイン? 最近は、自分用にお高いチョコを買うっていう風に変わってるんですけれども、 世界では花を贈る日っていう風になってるんですね。
日本だと、全国の柿業界関係者で作る協議会が、 いろんな愛の形をお花で伝えようっていうので、2011年からフラワーバレンタインのキャンペーンを展開してるんですね。
業界団体が切り花の販売促進に努めるっていうのは当たり前なんですけれども、農林水産省も後押ししてるっていうことなんですよね。
これ理由は何かっていうと、花の販売がですね、1年間通してかなりデコボコがあるので、これを平準化したいと。
総務省の家計調査で月ごとの花の消費金額っていうのを見てみると、3月4月っていうのは卒業入学シーズンで、花の需要が増えて5月は母の日があって、
夏から秋っていうのはお盆とかお彼岸とかで需要が増えて、年末はクリスマスということで需要が増えると。
つまり1月、2月っていうのが年間の消費額が一番落ち込むんですよね。
ここをなんとか盛り上げて、業界全体の安定生産、出荷、販売に結びつけたいっていうことなんですね。
なるほど、そういうことか。それでフラワーバレンタインも盛り上げようと。
バレンタインっていうのがあるってことですね。
キリバナっていうと福岡県が県別の生産額全国3位っていうのがよく知られてるんですけれども、花の種類によっては九州他県も上位に位置していて、
菊田と福岡3位、鹿児島4位、長崎5位とかですね。
かすみ草は熊本が1位だとか、ガーベラは福岡が2位で長崎5位とかですね。
いろんな所がいろんな種類で上位に食い込んでいると。だから九州はちょっとしたフラワーアイランドでもあると。
ところがですね、これ1世帯あたりキリバナをどの程度買っているのかっていうのを見ると、福岡市は毎年開位に定名してて、
令和3年のデータだと47都道府県庁所在都市で最下位。
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最下位?
最下位。
えー。
全国1位は東北仙台市。1年間に1世帯あたり14,000円花を買ってるんですけれども、福岡市は1年間で4,600円しか買ってない。
えー。3分の1ぐらい?
3分の1です。
えー。
えー。
そうなんですか。
これ理由から何なのかっていうのがよく話題になるところなんですけれども、
一つは福岡市の年齢構成って若い世帯が多いんですよね。
家計調査で世帯主の年齢別の年間購入額っていうのを調べると、60歳以上ってものすごく買ってるんですよ。
なるほど。
年間1万円以上買ってるんですけど、50代が6,000円代、40代は3,000円代、30歳代は2,000円代で、20代は1,800円っていうんですよね。
若くなるほど切り花買わないっていうことになってて、年齢構成上若い世帯が多いっていうのがそうなってるんじゃないかなっていうのと、
もしかすると福岡市民っていうのは花より団子なのかもしれないなっていう。
おいしいものいっぱいありますからね。
そうですね。
原因がよくわかんないところなんです。
九州で切り花一番たくさん買ってるのはもう伝統的に鹿児島市でですね。
なんでそんな伝統的に花が買われるんですか。
これはもうお墓参りをするときにっていうので、
鹿児島のお墓に行くとほとんどフラワーパーク状態になっている。
本当に鹿児島にフラワーパークありますけどね。
その切り花を生産する農家さんの経営が近年非常に厳しくなっているっていうことなんですよね。
国内最大の切り花の流通拠点っていうのは東京の大田市場っていうことになってますけど、
平均価格が卸値がコロナ前を大きく上回る高騰ぶりで、
値段高くなるのはいいことなんですけど、生産コストが上がって値段が上がってるっていうことなんですよね。
サイズや色によっても異なるんですけれども、
薔薇の花1本、これ価格が高いものになると卸値が1本500円以上するっていう。
だから文字通り高値の花、高い値段の花。
年同時が違いますけど。
このあたりは消費再度だとコロナ系で需要が徐々に回復してきていると。
結婚式なんかのイベントも復活してきてるんですよね。
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それに対して生産再度っていうのは高熱費、肥料代、運送費、これがもう重くのしかかってきているっていうことです。
ですから受給バランスが崩れて、価格が高騰しているっていうことですね。
このフラワー市場の注目点、他に2つあって、1つは貿易構造が激変しているっていうことと、
人気のある花の色が変化しているっていうことです。
1つ目の貿易構造なんですけど、
昔、花を輸入するって言ったら、ヨーロッパ、オランダさんが多いのねっていうことだったんですけど、
今はアフリカさんとか南米さんが増えていて、
昨年日本が輸入したバラの輸入金額20億円、輸入してるんですけど、
ケニアさんが半分以上。
それに次ぐのがエクアドル、エチオピア、ウガンダっていう風に続いてて。
財務省の貿易統計で検索したんですけど、
もしかすると間違ってコーヒー豆か何かの金目番号を入力してるんじゃないかっていうのを何度も確認したほどです。
オランダさんってもう0.1%ぐらい。
オランダが昨年激減した理由っていうのは、ロシアから天然ガスのパイプライン供給を受けてたのが、
それがなくなってしまって、燃料代が異次元の水準まで高騰したことも影響しているっていうことですね。
一方絶対額は小さいんですけど、日本からの輸出っていうのもコロナ禍で実は増えてます。
どこ向けが増えたのかっていうと中国向け。
ゼロコロナ政策で自宅にすごもりしなきゃいけないんですけれども、
家の中でせめて花を楽しみたいと。
中国の方々っていうのは日本産の切り花って日持ちが良い、形が良いっていうので絶大な人気があるっていうので、
輸出がものすごく増えているっていうことですね。
残念なのはちょっと、文字制観からの切り花の輸出っていうのがあんまり伸び悩んでいてですね、
この辺りもうちょっと頑張る必要があると。
もう一つが、実は花の色なんですけど、白い花が大変人気になっていると。
白いバラとか白いストックがとても人気になっていて、値段高いんですけれども、
かなり流通するようになってきているっていうことですから、
白が今テーマで、やっぱり節奏が暗い感じですから、
白い花を贈り物にしたり、ビジネスの面でも手土産として持っていくっていう方々が増えているっていうらしいですね。
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そうなんですね。
だからなんか今、農家さんっていうのは、生産コストをどう抑えようかっていう工夫をしながらも、
今のトレンドっていうのをきちんとウォッチしておかなきゃいけないっていう、大変な時代を迎えているなっていうことです。
だから福岡市民の皆さん、どうか切り花を買いましょうっていう。
そうですね。せっかく生産は盛んなのに。
そう。地産地消ができてませんので、この分野だけは。
そうですね。まもなく卒業シーズンにも突入しますが。
福岡市でいうと一人ひと花運動っていうのもやっておりますけれども、
花のある心を豊かにしてくれるようなね。
5年配の方は買っていると思うんですけど、若い方々にもっと買ってほしいですね。
若い人、映えますよ。花のある生活。
鳥丸さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
長崎県立大学教授鳥丸佐藤さんでした。
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