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この時間はZoom Up、毎週水曜日は九州経済です。昨夜、ノルウェーで日本原子爆被害者団体協議会の皆さん、ノーベル平和賞を受賞しまして、その受賞式が行われました。
今日は、そのノーベル平和賞、そして被団協にZoom Upしていきます。 長崎県立大学教授の鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。
よろしくお願いします。
先週は、伝統的酒造りというのが、ユネスコ無形文化遺産の正式登録で、
昨日は、ノルウェーの首都オスロで、日本被団協にノーベル平和賞というのが、すごい年末になったなという感じなんですけども、
過去のノーベル平和賞受賞者は、さかのぼってみるとキング・ボクシとかですね。
マザー・テレサという名を連ねていますので、栄誉ある式典ということになって、
日本では1974年の佐藤栄作元首相以来、50年ぶり2例目ということですね。
50年前も、非核三原則というので、ノーベル平和賞というのですが、
この日本被団協は、発祥の地が長崎です。
1956年に被爆者の全国組織として結成されて、核兵器廃絶を訴える活動を続けてこられたわけですけど、
昨晩は、長崎原爆の被爆者である代表委員の田中照美さん。
13歳のときの被爆体験とともに、核兵器廃絶を求めるスピーチをされたんですけど、
驚くのが、92歳っていうですね、ご高齢を感じさせないような。
本当に力強いスピーチでしたよね。
被爆直後の生々しい参上を世界に知ってもらいたいという信念みたいなのを、
強く感じるスピーチだったと思います。
このノーベル平和賞なんですけど、6つノーベル賞っていうのがあるんですが、
そのうちこの平和賞だけがスウェーデンじゃなくて、ノルウェーで選ばれるっていうことですね。
主催者側から理由は明らかにされてないんですけれども、
賞の創設時にノルウェーっていうのは、スウェーデン国王を君主とする連合王国だったのが、
平和理のうちに独立していって、極めて民主的だったので、
平和賞だけはスウェーデンよりもノルウェーがふさわしいんじゃないかって、
ノーベルが考えたって言われています。
ノルウェーの面積ってですね、日本とほぼ同じですね、調べてみたら。
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おー、ノルウェーの方が広いのかなと思ってたんですよね、イメージはね。
人口を見てみると、525万人ですから福岡県とほぼ同じっていう。
決定的に異なるのは何かっていうと、一人当たりのGDPっていうので、ノルウェー世界第2位なんですよ。
日本は30位台っていうので、バブルのピーク時期は日本が世界2位だったんですけども、
失われた30年大きいかなっていう感じで。
ノルウェーと日本の共通点っていうのは、よく言われるところなんですけれども、
ノルウェーって日本と似ててですね。
え、どこがですか?
汚芸船があって、クジラを食べるんですよね。
それと生卵を食べるっていう。
あ、そうなんですか。
サルモネラキンの管理が徹底されているので、生卵を食べて、
それとあと、ノルウェーはヨーロッパの中でも難水なんですね。
他は香水なんですけど、水が。
だから水道水が飲めるっていうのと、
あともう一つは、床暖房が普及しているので、家の中で靴を脱いでいるっていうんですね。
なんかね、日本と似てるってところがあるんですね。
そうですね。
で、ノルウェーっていうのはEUにも加盟してないんですね。
EUに加盟してないので有名なのが、スイスとノルウェーとアイスランドなんですけど、
スイスとノルウェーっていうのはEUからラブコールがずっとかかってるんですけれども、お断りしていると。
一つは北海原油で潤っているっていうのと、もう一つは水産大国だっていうことですね。
今の日本でノルウェーって聞くと、水産物、とりわけサーモンですね。
日本にとっても九州にとっても貿易額ってどのくらいかっていうと、
貿易総額の0.1%程度、千分の1くらいっていうので、あんまりウェイトは大きくなくて、
ヨーロッパ経由で入ったり出たりっていうのが多いみたいで、九州からの輸出を見たら、過半数はタイヤでした。
輸入の過半数はもちろん水産物っていうですね、そういう繋がりがあるということです。
昨日のノルウェーでの受賞式風景、ライブ映像で見ていたんですけれども、
気づいた点をちょっと指摘すると、高校生平和大使です。
高校生平和大使っていうのも実は長崎で26年前に始まって、
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コロナ禍の4年間以外は、毎年核兵器廃絶を求める署名を集めて、
それを国連に届けるっていう活動を続けてきたのが、高校生平和大使なんですね。
今回の飛壇橋のノーベル平和賞受賞式にも、高校生2年生4人が参加しているんですが、
実はノルウェーの高校でも核兵器廃絶に向けた高校生が、
高校生に出前授業をしていたっていう、そういう姿が報じられています。
この高校生平和大使自体も、実は6年前から毎年、
ノーベル平和賞候補にノミネートされ続けているんですよね。
昨日の田中さんのスピーチもあったように、
10年先に直接の被爆体験を語れる人は数人になっているかもしれないっていうことですから、
こういう若い高校生が核兵器廃絶の必要性を、
被爆者とともに世界に情報を発信し続けるっていうことも大切だと思うんですよね。
ただちょっと残念だったのが、昨日の受賞式っていうのは、
長崎や広島でもパブリックビューイングが行われてるんですが、
会場の様子を見ていると、ほとんどが中高年層の方々で、
小中高生、大学生、もっとたくさん出席してほしかったなっていう感じですね。
私事なんですけど、コロナ前の2018年に長崎市のお隣の長居町っていうところに、
長崎北洋大高校っていうところがあって、
そこには私は出前授業っていうのをしに行ったことがあるんですけど、
最近の若い人たちは海外に出ようとしないのがよくないっていう話から、
海外旅行の経験のある人を求めたら、
一人、男子高校生が手を挙げて、
先月ジュネーブの国連ヨーロッパ本部に行ってきました。
驚いた。
君何者だって聞いたら、高校生平和大使だって。
その彼の名前実は私は覚えていて、
その後大学にどっか行かれてどうなったのかなっていうのを、
うちの大学に来た学生から聞いたら、
関東の大学に進学してからは、
原爆や平和に関する活動に関わる機会は少なくなったって、
おっしゃってましたっていう話。
周りに平和学習の機運がないところで、
古文奮闘っていうのは厳しいんですよね。
高校生平和大使OBも一緒に、
世代を超えたネットワークっていうのを作って、
平和の語り辺っていうのを継承していかなきゃいけないんじゃないかなっていうのを、
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強く感じた昨日の高校生平和大使の姿だったですね。
本当そうやって未来に繋いでいかなければいけませんからね。
経験された方がどんどん少なくなっていっているっていうことですからね。
語り辺をどう育てるかっていうところに、
知恵を絞らなきゃいけないと思います。
そうですね。わかりました。
鳥村さんありがとうございました。
ありがとうございました。