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2022-12-21 10:59

鳥丸聡のZoomUp

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡

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毎週水曜日のこの時間は、ZoomUp 九州経済をテーマにお送りします。
長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。 鳥丸さん、おはようございます。
おはようございます。
さあ、今朝は鳥丸さん、どんな話題でしょうか?
先週発表されたですね、ちょっと出来過ぎ感のある九州の12月の単管の結果についてです。
出来過ぎなくらい好調ってことですか?
ありますね。各市、業況判断4年ぶりの高さとかですね。
3期連続改善っていう記事が並んでて、
日銀の福岡支店長さんのコメントも、 景気の持ち直しが一段と鮮明になってきたっていう。
だから10年ぶりに利上げするのねっていう感じなんですけども。
明るさが伺える理由なんですが、
今年振り返ると、DIっていうのは景気が良いと答えた企業割合から、
悪いと答えた企業割合を引いたもので、
ゼロより上にあるときは景気が良いと答える企業数の方が多いっていうことになるんですね。
3月がマイナス5水面下だったんですが、
6月はプラス5、
9月がプラス8、
今回12月プラス15っていう。
右肩上がり?
綺麗なまでの右肩上がりで改善している。
全国と比較しても、3月までは全国を下回っていたんですね。
負け続けてたんですけど、
6月に全国を逆転して、
今月は全国がプラス6ですから、
九州プラス15。差が開く一方なんですね。
そうですね。
なんか明るさが伺えてきてて。
さらに、コロナ禍で水面下に沈んでいたのが製造業の食料品製造業。
それと非製造業の中では、
観光関連産業ですけど、宿泊・飲食・サービス業っていうのがずっと水面下だったんですね。
ところが、今回は食料品製造業の景況感がプラスになってて、
2019年12月以来、
つまり消費税率が8%から10%に引き上げられた直後に落ち込んで、
その後ずっと水面下だったのが今回プラスになったと。
ですから、自動車産業のカーアイランドと、電子部品のシリコンアイランドと、
食料品のフードアイランド九州っていう、
九州の中心になっている3大産業が今回揃ってプラスになってるんですけど、
これはトランプ政権下で、
03:01
米中貿易戦争が激化し始める直前の2018年6月以来。
久々に3業種揃ったっていうような感じになっています。
さらに、最近消費者物価っていうのは上昇一遍倒で、
どこまで上がるんだ、この物価みたいな形なんですけど、
消費者物価に降りてくる前の段階の製造業の仕入れと販売。
ここを見てみると、製造業の仕入れ価格判断DIっていうのがあって、
メーカーさんが仕入れ価格が上昇したと答えた企業割合から、
下落したと答えた企業割合を引いたもの。
これは本格的にコロナ禍入りした2年前の6月以降、
一本調子でものすごい勢いで上昇してきたんですね。
それが今年9月時点ではついに第2次オイルショックの頃の水準にまで上昇してたんですけど、
前回9月がプラス71っていうとんでもない数字になってたのが、
今回実はプラス68。高い水準ではあるんですけれども、
前期を3ポイントだけ下回ったんですね。
前期を下回るのはほぼ3年ぶりっていうことになります。
またメーカーさんの販売価格DIっていうのは、
これはもうオイルショックの時期を超えて過去最悪っていうか最大だったんですけれども、
こちらのほうは前期プラス41だったんですけど、
同じプラス41で、一本調子で上昇し続けるっていうのにも歯止めがかかったっていうことですね。
ですから末端で私たちが購入する消費者物価っていうのは、
年を超えてもまだこれから値上げしますよって言ってるところありますので、
しばらくは上昇し続けるんでしょうけれども、
その革紙に位置するメーカーさんの仕入れ販売の物価っていうのは頭打ちになりつつあるので、
どこまでも消費者物価が上がり続けるっていう感じではなくなってきている。
なんか兆しが見えてきましたか?
見えてきてるんですよね。
もう一つですね。他人様の様子を横目で睨んで買ったことを喜ぶっていうのは精神論的にあまりよろしくないことなんですけれども、
九州のプラス15、他の全国のブロックと比較してみたんですね。
北海道プラス5、東北プラス1、北陸プラス4、東海地方ゼロ、近畿地方プラス5、中国地方プラス8、四国地方プラス2。
ですから九州のプラス15ってこれ出来すぎなんですよ。
06:04
何でしょう。ちょっとした優越感に今来たと思います。
独り勝ちですね。
あんまりよろしくないことなんですけれども。
全体で押し上げないといけない。
ただ、どなたも分かっているように手放しで喜ぶわけにはいかなくて、九州内での地域間隔差っていうのはやっぱり大きいままだっていうことですね。
九州、沖縄8県で今最も景況感がいいのは、日本一景気のいい沖縄プラス22。
これは移動制限の緩和効果が出ていて、まだ中国からのインバウンドが出てきてないゼロコロナ政策がまだ残っているのですね。
これ本格的になったらどうなるんだろう。
沖縄ってもともと極端なんですよ。悪い時は全国で一番悪くて、いい時は全国で一番いいっていうのを繰り返してきてるっていうところです。
九州、沖縄で沖縄の次にいいのが熊本県プラス20ですね。
おーすごい。
これは?
TSMCから。
やっぱり。
それに加えて先週、ソニーが画像センサーの大規模工場を、
菊葉町のお隣の甲志市に新しく工業団地を造成して、そこに数千億円投じて工場を作るっていうのが発表されて、
今、熊本のあのあたりっていうのは高度経済成長期を彷彿とさせる状況ですね。
すごいですね。
それに次ぐのが北九州の輸出主導製造業が集積している北九州プラス16っていうことなんですけど、
九州の中でも長崎県と鹿児島県っていうのはプラス9。
共に新幹線の終着駅なんですけれども、
移動制限緩和だとか全国旅行支援効果があるとはいえ、
やっぱり先っぽの隅々にまで政策効果が広がるっていうところにまではまだ至っていないかなっていうことですね。
あといいところでも、やっぱり人手不足っていうのがもしかすると上限制約になって、
思うように受け入れられないとか生産できないとか、
そういうのがこれから年明けちょっと懸念されるところですけど、
なんかこう、ちょっと明るさが見えてきたかなみたいな。
そうですね。
10年ぶりの利上げがこの時期かよみたいな、もっと早くやっとけみたいな感じなんです。
黒田さんどうしたんですかね。急になんか展開しましたね。
そうですよね。次に4月に交代されますから、
それに向けた布石っていうことだと思うんですけれども、
あとFRPの出方を見て、今しかないなっていう判断されたんだと思うんですけどね。
09:00
もうちょっと前にやったんじゃないかって思ったんですけどね。
もうちょっとおそっきに失策感って感じですよね。
わかりました。なんか2022年の最後に、なんかちょっと兆しが見えて終われるっていうのがいい感じですね。
来年につなげたいですね、これね。
鳥丸さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
長崎県立大学教授鳥丸さとしさんでした。
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