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この時間はZoomUp、水曜日は九州経済です。 長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。 よろしくお願いします。 今朝はどんな話題でしょうか?
明日からしばらくというのは、WBCで、フライドポテトと言うことで、 ビール片手にフライドポテトを一生懸命食べているような感じになります。
それとは違う話題を2つなんですけれども、
一つは、九州新幹線の全線開業から12年。 もう一つは、東日本大震災から12年ということですね。
今週金曜日、3月10日というのは、 山陽新幹線が岡山から博多まで延伸されて48年目という。
それで福岡が新幹線の終着駅になって、 伸びる予定だったのがオイルショックのせいで、ずんどまりというふうになってですね。
九州における福岡一極集中が始まって、その3年後ですかね、 北九州市の人口を福岡が上回るというふうになっていった。
3月10日の翌々日の12日っていうのは、 九州新幹線全線開業から12年目っていうことで、
博多・鹿児島中央間が1時間16分で結ばれて、 南九州も福岡一極集中し始めたっていうですね。
その翌日の3月13日なんですけど、 これ何の日かというと2004年に九州新幹線の先っぽが部分開業したとき、
ちょうど今の西九州新幹線の武雄温泉から先の方ができたのと同じような感じですね。
八千代まででしたよね、鹿児島中央から。
八千代鹿児島中央間ですね。
ができて19年目っていうことになって、
福岡市民には九州新幹線開業から12年というのが一番ピンとくるんでしょうけれども、
南の鹿児島市民にとっては、駅名が西鹿児島駅から鹿児島中央駅に変わって、
駅ビルにアミプラザがオープンして、
それまでスタバがない、イオンがない、セブンイレブンがないって鹿児島市内だったんですけれども、
それが劇的に変化し始めた部分開業から19年、間もなく20歳なのねっていう方がピンとくるんじゃないかなと。
九州新幹線に関する足元の話題っていうのはどんなのがあるかっていうと、
新幹線を使った貨物輸送、もの運ぶっていうことなんですよね。
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九州新幹線の場合、新幹線の車内販売、あれをコロナ前の2019年3月に打ち切ってるんですね。
そうすると、車内の販売用のカートを積んでいたスペースが空きますので、そこを利用してもの運ぼうというのが、
21年コロナ禍で新幹線の利用客が激減した時ですけれども、2021年5月から荷物運ぶようになったと。
ただスペースが狭いので多くの荷物は運べないっていうので、先月下旬からちょっと規模を大きくして、
鹿児島中央駅で鮮魚、鰹なんかの鮮魚が入ったトロ箱、カップオシロール製の箱ですね。
あれを座席の間に積み込んで、博多まで運ぶと。
9時20分に出発すると、1時間26分後には10時46分に博多駅に着いて、それをトラックで福岡市内のスーパー10店舗に運ぶっていう実験を始めている。
これがうまくいくかどうかなんですけれども、輸送コストっていうのが通常のトラック輸送に比べて2倍かかるっていうんですよね。
2倍も?
うん。なんだけど、これなんでそこに挑戦するのか。JR東海とか東日本なんかもやってるんですけれども、2024年問題対策ですね。
2024年?
2024年問題。働き方改革で時間外労働なんかがかなり規制されてるんですけれども、トラックドライバーとお医者さんっていうのが延期されてるんですよ。
有余期間が持たれてる。
2024年4月から本格稼働っていうことになってきますので、そうなるとトラックドライバーの年間時間外労働の上限が960時間に制限されるっていうことなので、
完全な人手不足状況になってうまく物が運べなくなると。
だからトラックに変わるのは何かっていうと、もうフェリーだとか航空機なんかも実験がどんどん今始まってるんですけれども、
鉄道の場合、普通の貨物鉄道じゃなくて新幹線で物運んだらどうかっていうですね。こういった動きが活発化してきているっていう状況です。
ただ、今でも貨物を運ぶJRっていうのは、JR貨物っていう正式名称は日本貨物鉄道株式会社っていうところが東京日本社があって、それが全国の鉄道輸送になってるんですよね。
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新幹線の方だけ、JR西日本だ、東海だ、JR九州だって分かれていると、フェリーとか航空機に勝てなくなるんじゃないかっていう気もするんですよね。
だから、この辺りの貨物に新幹線を使うのであれば、ちょっと考え方変えて、例えばかつて国鉄っていうのは肥大化しすぎて分割民営化されたんですけれども、
今の時代っていうのはもう人流、人の流れが人口減少で伸び悩んでますから、その一方で物流は増え続けているっていうことですから。
何でもかんでも分割民営化するっていうのじゃなくて、ちょっと逆行するような動きみたいなのがこれからあってもいいんじゃないかなっていう気がするんですけれども、
そのあたり国がどう関与してくるのかっていうのが、今注目されているところですね。
それは国営化っていうものがあってもっていうことですか?
国営まで戻すっていうのは、やっぱりなんぼなんでもっていう感じですけれども。
全国をカバーするような。
そうそう。
JR貨物の上場の動きみたいなのも一部で見られているので、もしかするとそういうところに吸収されるかもしれないですけどね。
ちょっとここのところはまだ流動的です。
この鉄道が3月10日、12日、13日、新幹線で話題になるんですけれども、空白の3月11日っていうのが東日本大震災。
ですから新幹線開業と東日本大震災の混乱と復興に向けた取り組みっていうのは常にセットで語られるっていうことなんですけれども、
東日本大震災契機として、今では福岡が研究開発拠点となった新しいビジネス事例があります。
これは日曜日の午前中にですね、RKBのサンデーウォッチに先送されてやられたって思ったんですけども、
レッセンジャーアプリのLINEですね。
LINEっていうのは東日本大震災で被災者が連絡が取れなくて困っている映像を見て何とかせねばっていうので、
2011年6月、3ヶ月後に誕生したっていうんですね。
あの頃って福岡にLINEの視点があるみたいよみたいな話だったんですけど、今ではLINE福岡株式会社ってなって、
14,500人っていうですね。立派な会社に変貌を遂げて、今ではもうLINEアプリを積極的に活用する自治体だとか消防本部なんかも増えているっていう。
なんかこう震災をきっかけとして、そういった防災体制の整備に力を入れるようになったんですけれども、
一方では新しいそういったビジネスだとか地域間交流なんかも生まれているので、
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若い人たち、成人していない方々、東日本大震災を知らない世代っていうのもこれから増えてくると思うんですよね。
そういった世代にあの時お父さんお母さんはこうしていた時だったっていうのが、皆さん記憶にあると思いますので、そういったのを伝えていきたいって思いますね。
そうですね。
わかりました。鳥丸さんありがとうございました。
ありがとうございました。
長崎県立大学教授、鳥丸聡さんでした。
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ありがとうございました。