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鳥丸聡のZoom Up
2023-10-11 12:45

鳥丸聡のZoom Up

長崎県立大学教授エコノミスト 鳥丸聡
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この時間はZoom Up、毎週水曜日は九州経済です。
長崎県立大学教授でエコノミストの鳥丸聡さんです。
鳥丸さん、おはようございます。
おはようございます。よろしくお願いします。
今日のテーマは何でしょうか。
昨日発表された、景気ウォーチャー調査についてなんですけれども、
先週は、市販機に一度発表される日銀単価の結果で、
九州の景気って、これでも実感はなくとも、
全国で一番良いということを確認したわけですけれども、
景気がざっくりと良いか悪いかっていうのを見る統計って、
4つぐらいあってですね、
1つは日銀単価で、
2つ目は市販機GDPっていうのが、
前期より何パーセント増えて、年率何パーセントの成長ですね、
っていうのがあって、
あともう1つは景気動向指数っていうのが、
いくつもの指標を1つにまとめて、
それが前の月に比べて、
右肩上がりなのか下がってるのかっていうので判断していくっていうのがあって、
そしてもう1つ、4つ目がこの景気ウォーチャー調査っていうものなんですね。
ただちょっと世の中の扱いはちょっと小さくてですね、
昨日発表されたんですけど、
今朝の長官なんかでも小さくちょこっと載ってるっていうぐらい。
そうでしたね。
これ結構面白いんですよ。
一番最初にこの統計を始めたのは、
坂井家太一さん作家の、
段階の世代っていう言葉を発表されましたけれども、
経済企画庁長官を民間人としてですね、
勤めておられた時にスタートして、
2000年の1月ですね、
立ち上がり段階は私も九州でこれを立ち上げろっていうご命令だったので、
何度も当時の内閣府の前の経済企画庁には1週間に1回ぐらい行って、
制度設計したりとかですね、
予算取りに行ったりとかしなきゃいけないので、
最初からちょっと関わってきた調査です。
どんな調査かっていうとですね、
全国でタクシードライバーだとか、
コンビニの店長だとか、
ホテル旅館の接客担当者だとか、
ゴルフ場のキャディさんだとか、
スナックの経営者、あるいは美容院の経営者、
いろんなお客さんと直接接する、
全国で2050人、九州7県では210人ですね。
ウォッチャーさんにお願いをして、
毎月答えてねって言うので、
月末の25日から30日か31日までの間に、
専用のウェブサイトか、メールか、あるいは電話か、
03:06
今の景気は3ヶ月前に比べて良くなっている、
変わらない、悪くなっている、5段階評価なんですけど、
それを答えてもらって、
さらに特徴があるのが、そのように評価した理由を、
電話だったら1分以内でお話しくださいっていうのがあって、
そのコメントが大変興味深いものがあります。
しかも25日から月末までに答えてもらったのが、
翌月の6営業日に全部発表になるっていうので、
ある意味世界最速の景気動向調査って言われたりしてるんですけども、
例えばですね、ウォッチャーさんのコメントで以前面白かったのが、
戦後最長の景気回復局面っていうのが小泉構造改革のときなんですけど、
そのとき旅館の接客担当者の方が、
戦後最長の景気回復局面だから、
いろんな統計なんかも右肩上がりで良くなってるんですが、
景気はやや悪くなっているって答えてるんですよ。
なんでだろうと思ってコメントを見たら、
宴会の件数は増えていると。
ところが多くはリストラになった社員さんの送別会なので、
景気はやや悪くなっているっていうそういうコメントだったり、
あと美容院の経営者の方がですね、
去年までは毎月カラーに染めるのに来ておられたお客さんが、
今年に入ってから2ヶ月に1回になって、
先日は3ヶ月ぶりに来られたので景気は悪くなっている。
より実態にそうした。
面白くてですね、面白いだけじゃなくて、
洒落にならなかったのが3年ちょっと前ですけれども、
2020年の4月、コロナ禍に入って景気がドツオですよね。
もうお茶屋さんは皆さんやや悪くなっているか悪くなっている一辺倒っていう時に、
誰かを一人ぐらい良くなっているって答えてる人は、
日本中の2050人の中で一人ぐらいいないかなと思って、
北海道から順番にコメントずっと見ていたことがあるんですよ。
そしたら一人だけですね、景気は良いと答えられた方がおられて、
洒落にならないんですけれども、甲信越地方のお茶屋さんで、
仕事がとても増えていると。
今月は葬儀依頼件数が過去最高であるっていうんですね。
06:01
葬儀屋さんだったっていうのがあって、
ご自身のお仕事を通して上向いているかどうなのかっていうのを答えてくださいっていうことなので、
正直といえば正直なんですけれども、
世の中の実態ってこんなふうに今なってるんだなっていうのがわかった。
景気お茶調査っていうのが昨日の午後2時ですけれども、
9月の結果が発表になりました。
結果を見ると日銀単価結果とは異なっていてですね、
多くの九州人がそんなもんでしょうと頷くような結果になっています。
悪くはないんだけど、大してよくもないっていう結果なんですよ。
景気お茶調査はプラス50っていうのより上にあるときは景気良くて、下にあるときが悪いんですけれども、
日銀単価ってプラマイゼロより上か下かで見るんですが、
物差しがちょっと違うんですが、全国のDEIは49.9ということで、
法教の分かれ目の50を8ヶ月ぶりに下回ったっていうことですね。
じゃあ九州はっていうとですね、全国は上回ってるんですよ。51.1。
上回ってるんだけど2ヶ月連続低下してるんですね。
昨年9月、ちょうど1年前に50を上回って以来、1年間1位沖縄、2位九州っていうパターン続けてたんですけれども、
7月が57、8月53、9月51と急ブレーキがちょっとかかったかなっていうような感じなんですね。
7月に何があったかっていうと、豪雨があった。自然災害が多かったっていうことなんですよね。
今回の9月の結果では全国1位は沖縄県のままなんですけど、2位は東海地方。
自動車産業が今復活してきて、部品が足りるようになっているんですね。
3位に近畿地方と北海道が来てて、北海道に負けたっていうのが悔しいんですが、
さらに中国地方が続いて、その次が九州ですね。
平均をやや上回る程度の水準ということで、九州人の肌感覚にはこっちのほうが近いんじゃないかなっていう感じがします。
コメント読んでいると、日銀単管や統計で現れないところがよくわかります。
例えば、このコーナーでも物流施設、倉庫が建設ラッシュだっていうのを何度も取り上げたんですけども、
運送業の社員さんが、景気は回復貴重と言われているが、倉庫には入動きの悪い製品が滞留しているとかですね。
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あるいは物流施設が不足していて、2024年問題対策で倉庫の建設ラッシュとなっているんだけれども、
立地条件や賃貸料が要因で、満床にならない倉庫もあります。
空きがある。
空きがあるっていうことですね。舞台裏が見えてきますよね。
他にもインバウンドだとか、国内旅行の回復でホテル旅館人手不足がピークにあるわけですけれども、
求人情報誌の製作会社の編集長が、宿泊施設からの求人依頼はさほど多くありませんって答えてるんですね。
意外だなと思ったんですけど、ページめくっていって、観光型ホテルの社員さんのコメントを見ると、
人手不足で営業を未だに制限しているっていうコメントがあるんですね。
つまり、人手不足を求人で乗り越えるっていうのじゃなくて、むしろ人件費が高くなるくらいだったら、
営業を制限して人件費を抑えて乗り切ろうとしている姿っていうのが見えてくるっていうところですね。
ほとんどスーパー、コンビニ、ドラッグストアの店員さんのコメントは、来店客数や買い上げ店数は減ってるんだけれども、
値上げによって単価が上昇しちゃってるので、何とか売り上げ高は増えていますっていう。
これが今の世の中の実態を表してるんじゃないかなっていう感じがしますね。
この景況庁調査っていうので、実態が見えてくるっていう統計なんかじゃつかめないところが、とても面白い統計だ。
コメントは全部、内閣府のホームページに載ってますので、毎月ざっと。
政府はちゃんと把握できるってことなんですね。
把握してるってことなんですね。
ちゃんと読んでますよね。
把握した上での経済対策だったら、ちょっと我々も見方が変わってきますね。
制作に活かしてないってことですもんね。
ちゃんとやれって。
鳥丸さんありがとうございました。
ありがとうございました。
長崎県立大学教授、鳥丸さとしさんでした。
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