ボンボンドロップシールの流行とその背景
最近、街のあちこちで、ボンボンドロップシールっていう言葉を耳にしますよね。 なぜこれほどまでに流行したのか、その背景には極めて巧妙な戦略が隠されているようで、
かつて、平成仮面ライダーがイケメン俳優を起用することで母親世代の心をつかんで、親子セットでヒットを飛ばしたように、このシールもまた親子をターゲットにして成功を収めたようなんですね。
大人は過去のシール経験っていうアドバンテージを武器に、最先端の流行に涼しい顔で乗ることができて、デジタルネイティブ世代の子どもたちは物理的なものを集めるっていうね、
物をコレクションするっていう斬新な体験を得つつ、フリーマーケットさながらの好感を楽しめる、この世代間の絶妙な絡み合いが大ヒットにつながったんじゃないかって、よく考察されているんですよ。
ただ、僕はこの文、名称も大きな影響を与えているんじゃないかなって考えていまして、もしこれがね、令和ふくらみシールとか、キラキラつやみきシールっていう名前だったら、ここまでの爆発力はなかったんじゃないですか。
ブリンバンボンとかね、ダンダダン、ビャンビャンメン、あるいは最近流行っているパペットスンスン、現代のヒットコンテンツは、共通して繰り返しの言葉による親しみやすさとリズム感があるんですよ。
そういうリズムを持っているボンボンドロップっていう象徴的なブランド名が大きく注目を浴びたからこそ、世間っていうのは、親しみやすい令和版のシールブームが来てるらしいぞっていうことを直感的に察知できてね。
その熱狂が普通のぷっくりシールとかフェルトシールまでを巻き込んで、新しい文化として市民権を得ることができたんじゃないかなって、そう思うんです。
ですから今日は、このボンボンドロップシールっていうものの名称にまつわる部分で、これからどんな変化が起きていくのか、そのことについてね、ちょっと話したいんですけども。
「ボンボン」という名称の持つ力
これ、シール帳ブームみたいな、シール交換ブームのリバイバルみたいな感じでよく語られますよね。
昔懐かしかったあのブームが帰ってきたみたいな感じで、そういうふうに話されますけども、これ全く新しいシール文化が到来したって言ってもいいぐらい異常な状況なわけです。
で、その一番大きな要因っていうのが、僕はこのボンボンという言葉だと思ってるんですね。
だからこれ、ボンボンがやがて平成レトロを象徴する形容詞にすらなるんじゃないかって予想しているんです。
かつてね、ワインの収穫年を指したヴィンテージっていう言葉、これ今はね古くていいものっていうものの代名詞じゃないですか。
あとはギャルっていう言葉だって、女性全体を表す言葉だったにもかかわらず、特定のこういう気質を持った人たちみたいな意味でギャルって言葉が使われるようになったと。
だったらこのボンボンっていうのも、本来はシールを指し示す言葉かもしれないけれども、これから本来の意味を離れて、平成の空気感をキャッチーに表す窃盗語になりうるんですね。
ボンボンスニーカーとか、ボンボンミュージック、ボンボンカー。
ファッション界だとこういう平成レトロ風のことをY2Kとかって言うらしいんですけど、これね、解きにくいし覚えにくいし、少しわかりにくいなって感じる方多いと思うんですよ。
だからこれからはボンボンファッションと呼んでみてはいかがでしょうか。
平成特有の可愛らしさとお坊ちゃんとかお嬢様みたいなのが想像される響き、これ驚くほど平成レトロっていうイメージとピッタリ合致しますよね。
そうなればあらゆる平成文化にボンボンをつけるだけで再流行が始まるわけですよ。
当時のね、いろんなトレーディングカードゲームのレアカードだけが排出されるボンボンカード出すとか、最新技術を使用した折れにくいシーンのボンボンバトル鉛筆、ボンボンミニ四駆、ボンボンたまごっち、そして万を辞してコミックボンボン復刊。
「ボンボン」から生まれる次なるブームと多様化
サイボーグクロちゃんがね、よう石鹸する日も遠くはないわけです。そして物語はここでは終わらなくて、ブームが飽和してきたら必ずアシュが生まれてきますよね。
タピオカの後のバナナジュースとかマリトッツのように大きなうねりは次なる波を呼び寄せます。次に現れるのは多分ですけど、ボンボンボンボンドロップシールだと思うんですよね。
これどういうことかっていうと、ボンボンドロップシールっていう親しみやすさから、次第にボンっていうものがクオリティやステータスを表現する単位になってくんじゃないかなって思うんです。優れた表現者にはね、グッドボンボンボンボンデザイン賞が授与されたりとか、年末には紅白ボンボン歌合戦が日本中を湧き立たせて、
そしてね、ボンボンボンボンアイドルとか、ボンボン座がボンボンエイトが誕生して、ボンボンメディアクリエイターの大統。やがてボンボン党が与党となり、ボンボンボボンボンボン内閣が発足する。
日本はニボンになって、挨拶はボンボンボンジュール、おボンボン休みにボンボン帰省をするのが通称になる。こんな世界がね、今まさにこう近づいてきているわけです。
そしてここまできて、ここまできて、さらに回帰して、登場するのがボンボンならざるシールたち。
アシュとしてのシールがここで出てくるはずなんです。
冷蔵庫で冷え冷えに冷やして進化を発揮するキンキンドロップシールとか、ノックをしないと剥がすことができないコンコンドロップシール、夏の風物詩ミンミンドロップシール、ボンボンドロップのガラパゴスカがここで始まるわけです。
誰もがときめきを止めることができないキュンキュンドロップシール、ゆっくりゆっくりと膨らんでくるダンダンドロップシール、その進化の果てに進化が激しすぎてもはやそれはシールとは呼べない全然ドロップシール、こういうのがね、どんどんどんどん出てくるわけですね。
これからもね、ボンボンドロップシールの動向から目が離せませんね。めぐるめく時代に先手を打つために、皆さんもまるまるドロップシール、ちょっと心の内に胸の内にね、備えておいて目をつけておいてください。はい、今回も変な話でした。ご静聴ありがとうございました。