1. SCP話
  2. #531⑰ SCP-6500 - 避けえない..
2026-10-25 30:43

#531⑰ SCP-6500 - 避けえないもの

紹介SCP/Tale


タイトル: SCP-6500 - 避けえないもの

原語版タイトル: SCP-6500 - Inevitable

訳者: YS_GPCR

原語版作者: Aethris, Anonymous, DarkStuff, Grigori Karpin, HarryBlank, Placeholder McD, S D Locke

ソース: http://scp-jp.wikidot.com/scp-6500

原語版ソース: http://scp-wiki.wikidot.com/scp-6500

ライセンス: CC BY-SA 3.0

作成年: 2022

原語版作成年: 2021


SCP財団とは: https://ja.wikipedia.org/wiki/SCP%E8%B2%A1%E5%9B%A3


©️SCP財団 http://ja.scp-wiki.net/


BGMタイトル: Farewell

作者: H.Lang

作者ページ: https://dova-s.jp/_mobile/_contents/author/profile459.html

DOVA - SYNDROME楽曲リンク: https://dova-s.jp/_mobile/bgm/play19024.html


1・5・9・13・

17・21・25・29日更新予定


#SCP #SCP財団 #podcast


【活動まとめ】 https://lit.link/azekura

感想

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00:06
カイトは、使い古しの札を尺錠から剥がした。 ここ何年か、札の力は弱まっていた。
彼は尺錠をついて、フミコの方を振り返った。 彼女は背中を壁につけ、左手で槍の柄で撃たれたところを覆っていた。
大丈夫か、田中さん?
彼は英語で呼びかけた。
どこも折れてはいないみたい。
あの鳥が話していた、魔法が消える、とは何のことかわかるか。
彼女は一瞬の間戸惑い、それから首を振った。
何も。
あなたが言ったように、私の日本語はそれほど上手くない。
全部は聞き取れなかった。
カイトは彼女を睨んだが、彼女は目をそらさなかった。
彼女は戸惑いなく目を合わせてきた。
魔法が消えていくことについて、何も知らない、というか。
今使ったゴフは、昔よりも力が減っている。
神社の時もそうだった。
数回の打撃で、ただの紙になってしまう。
ゴフ?杖の方が…。
いや、私の釈情はただの鋼鉄だ。
旅する僧侶には伝統的なものだ。
杖に張るゴフと言霊が妖怪を倒すのだ。
それはつまり、呪文ということかしら。
呪文ではない。
菩薩やアラカンたちの賜物で、知恵ある者に特定の力を与えるものだ。
これらは道具であり、呪文ではない。
フミコはかぶりを振った。
私には呪文に聞こえるわ。
カイトは短く、鋭く鼻で笑った。
じゃあ、杖は何もしていないの?
振り回しているところを見ると、効果がありそうに見えるけど…。
誰かを打てば痛い。
試してみるか。
フミコはぎこちなく笑った。
言いたいことはわかったわ。
それを下ろして。
03:02
カイトは息をついた。
釈情に力がある、という伝説はあまりないな。
どういうものがあるの?
何年も前、高知県の縁公寺に有名な僧侶が訪れた話を読んだことがある。
近くの村が干ばつで苦しんでいたので、その僧は釈情を使い、地面を割り、井戸を掘るべき場所を指し示した。
その井戸はまだあり。
その地の人々に目洗いの井戸と呼ばれている。
わかりやすい話だけど、現状に役立ちそうにはないわね。
彼女は彼に微笑んだ。
カイトも笑ったが、アスファルトにぶつかった頭が痛んだ。
天狗が言った男は誰だ?
知っているか?
彼は問いかけた。
聞き取れたと思うけど、おもぐちだったわよね。
そうだ。そして妖怪は様をつけて呼んだ。
敬意を込めていたということだ。
重要な人物なのだろう。
問い合わせてみるわ。
大丈夫?
カイトは水筒から水を含み、口をゆすいで即行に血を吐き出した。
私は大丈夫だ。
ふみこは彼から顔をそらし、指を耳に当てて無線で話し始めた。
カイトは山父の覆われた体を見た。
彼はふみこが上官と話す音に耳を閉ざし、心を無にして山父の死の責任を受け入れようと努めた。
彼女が肩を叩くまで、彼はそれを見続けていた。
京都にオモグチケンタという人物がいるわ。
なぜ天狗が話していた男だと言える?
あまり一般的な名字ではないわ。
それとこのオモグチはトランスターエナジーズのCEOよ。
本社が京都にある。
カイトは痛む頭を撫でた。
そうだな。
それじゃあオモグチさんと話しに行くことにしよう。
ここで区切りです。
次のチャプターというか魔性で京都に向かってますね。
06:03
続きをこのまま読んでいきたいんですがその前に
オモグチさん
前回面白い口かなーって言ってましたけど
主ですね主人の主で
顔のパーツの口
オモグチケンタさんトランスターエナジーズ
でカイトさんの力についてちょっと話がありましたね。
尺上杖の方には力はない。
あくまでお札とことだま
ことだまは呪文ではないと
知恵ある者に特定の力を与える
菩薩アラカンたちの賜物
道具であり呪文ではない
何かしらの精神力を消費するとか
空気中の魔力を使うとかそういうものではないということですかね
だから前回天狗とか鬼とかが
魔法が消えていっているっていうものに
カイトさんのこの力
聖なる力と便宜を呼びますが
関係がないとカイトさんは思っているのかな
ただ妖怪たちの話ぶりからすると
お前の力が働かなくなるまで云々前回言っているので
同じカテゴリーっぽい気はするんですけどね
悟風に込められた力が
魔法の一部でカイトさんはそれを知らない
だけとかかな
っていうのが今しっくりきそうな解釈ではありますが
じゃあ次を読んで
最後結構長めのものがあるので
それを次回読んで
僧侶の項目が終わりとなります
京都に向かいます
京都 カイトは色付きガラスの走行SUVの後席に座り
車が丘を走る間
京都の街が視界に入るのを見ていた
彼は釈情を両手で握った
一人の男が妖怪と鬼を物資使いに呼び込んだ
カイトにはその情報が何を意味するのかわからなかった
彼に何を突きつければいいのだろうか
文子は助手席に座り
控えたトーンで電話していた
制服を着た運転手は何も知らされておらず
09:01
黙って車を運転していた
カイトは彼女の肩を叩いた
ちょうど電話を終えた彼女は
彼を振り返った
私たちは今何をしているんだ
最初の工作チームが建物を確保し
ミスターオモグチ以外を避難させたわ
イネのテロリストの攻撃と関連した
保安上の懸念というカバーストーリーでね
私たちが話す時間を作るために
彼だけ遅れて誘導されている
少し無縁ではないか
ええ
私ならもう少しちゃんとやるだろうけど
これは私の決定じゃないわ
状況をできるだけ早く収容する必要がある
妖怪の事案が増えていることに
誰かが関係あるのならば
それを止めなくてはならない
ということは
通常よりも事件は増えているということか
彼は問いかけた
私たちが知る限り
イエスネ
財団が掴んでいる限り
普段からあなたは比較的活動的だけど
1日に3体
人を殺した妖怪に対処するのは
そうはないことでしょう
彼は目を閉じて問んだ
イネで打撃を受けた頭がまだいたんだ
一度もないな
彼らは普段は単独で
離れて隠れている
そうね
だからもしこれが何かの兆候なら
正常性への大きな脅威だわ
カイトはあざけった
正常性
ああいうものは日本ができる前から
人が住む前からいる
何が正常だ
お前たちのような愚か者はいつも世界がどうあるべきか
お前たちの狭い観点を押し付けてくる
これが現実だ
彼女はシートの中で姿勢を変えて
彼から目をそらし前を見つめた
あなたの意見はわかったわ
だけど今重要なことは
この状況はあなたや私が単独で取り組むには危険すぎるということよ
二つの事件だけで何人が死んだのかしら
8人
多すぎるわ
人々も気づき始める
パニックになるわよ
12:03
彼はやる気なくうなずいた
彼女が自分から視線をそらしているのにも
気づいていなかった
OK
そうだな
パニックは困る
だが
そろそろ彼らが存在することを
人々に明かすべき時かもしれんぞ
文子は肩をすくめた
私の給料の分を超えているわ
江口さん
彼は窓の外を見た
次第に都市内に近づいており
京都だけが持つ古い寺院と
現代的なビジネス街が混在した様子が現れていた
もし彼が鬼と交流を持っていたら
どこに住むのが良いだろうか
過去と現在が
ことの骨そのものの中まで絡み合っていた
あなたが消し去る前に
天宮は何か言ってたわね
文子が言った
色々なことを言っていた田中さん
そうね
でも私が聞き取れたのは
彼が人々を穢れと言っていたことよ
その単語は知らないわ
文字通りの意味は
穢れていること
正常でないことだが
心動では別の意味がある
それは何
魂の堕落
沈退
魂のレベルにおいて
病んだ者を荒廃すること
これは倫理的な堕落という意味ではなく
罪や行動によって
精神に汚点がついたという意味でもない
これは不道徳や不自然な力に対する
自然な反応である
よって
人が過ちへの許しを求めたとしても
未だ穢れは残る
そのものは行動により
汚点がついたままである
理解できたか
あの鳥が言ったみたいな
すべての人間についての文脈では
どういう意味になるのかわからないわね
穢れは清めの儀式を通じ
それを引き起こした人々によって
払われなくてはならない
神道でよく言われるたとえだが
静かな溜水は淀む
感染源となり
疫病を運ぶ虫が繁殖する
15:03
だが流れる水は清浄で純粋である
天狗は人の社会を
淀んだ溜水と呼んだのだ
文子はしばしの間黙っていた
顔が見えなかったので
彼には彼女の気持ちはわからなかった
突然彼女は再び話し始めた
社会全体の潤化とは
どのようなものなのかしらね
天狗の考えでは
おそらく津波などが
適当と考えていたのではないかな
彼は言った
かすかに息を呑む音が
エージェントの口から漏れた
彼女は振り返り
彼の目を見た
妖怪がそんなことできるのかしら
文字通りにか
私はそうは思えない
海はどんな妖怪よりも強大だ
だがたとえだとしたら
人々を一掃する
あり得ることだ
この世界の他に
多くの領域がある
そこには多くの妖怪が満ちている
文子は下を見て再び黙った
そして言った
虐殺ってこと
今度はカイトが肩をすくめる番だった
息山の鬼も天狗も
領域は消えつつあると言っていた
彼らが言うには
魔法がうまく働かなくなったからだと
彼らが何を言いたかったのか
正確にはわからないが
すべての妖怪や鬼が故郷を失い
どこか新しい場所が必要ならば
今のままの日本には
そんな飽きはない
文子は震えた
私もそう思う
愉快な考えではないな
彼は言った
そして
お前は魔法が消えていくことについて
何も知らないと言い張ったな
監修よ
彼は心の中で思った
運転手が初めて口を開いた
目的地はもうすぐです
戦犬隊から連絡はあった?
18:01
文子が問いかけた
ありませんね
彼らはビルからの避難は完了し
POIを確保すると連絡をよこしました
しかしそれ以上のアップデートは来ていません
何ですって
それは良くないわね
どういう意味だ文子
カイトが問いかけた
彼女はファーストネームを呼ばれたことに
少し目を見開きながら振り返り
彼を見た
トラブルよ
数分後
彼らは10階建てのオフィスビルの前に立っていた
その透明なガラスのドアを通して
無人の清潔なロビーが見えた
財団の活動の形跡は見えなかった
そうです
建物を確保して以降
彼らからの連絡はありません
文子は携帯電話に言った
いえ
完全な戦術チームが必要だと思います
任務部隊を起用し
我々の位置によこしてください
ありがとうございます管理官
彼女は通話を終えた
カイトは彼女を見た
彼女はすまなそうに目を合わせた
増援を待たなくてはならないわ
いや
今その男と話しに行くぞ
彼はガラスドアに向けて歩き出した
彼女は両手を広げて彼の前に立ちふさがった
待たなきゃダメよ
何が起きているのかもわからないのよ
私はお前の兵士の部隊を背後に引き連れて行くつもりはないぞ
文子
私は今行く
彼は彼女を優しく
しかし断固として脇によけ
ガラスドアに向けて階段を登り始めた
ああ
文子はまだ席についたままの運転手に振り向いた
ここにいて
チームが到着したら状況を教えてあげて
私は位置がわかるようにトランスポンダーをオンにしておくから
それは命令とは違います
彼はカイトを追ってビルに入る彼女の背中に呼びかけた
21:00
というところで一旦区切りでございます
次がかなり長いもので終わり
ログ終了メイン文書に戻りってなってますので
次回でこのページ終わりとなります
あんまり
そうですねストーリー的には進みはなかったかな
移動中の2人の会話って感じでした
画像が1枚夜の京都を山の上の方かな
左下に鳥居があるんでどこかの神社なのかもしれません
そこから夜の街並みを
ちょっと下に向けて撮ってるっていうような感じですかね
ミスターオモグチさん以外を
会社って言ってましたよね
トランスターエナジーズの社員さんとかを避難させた
どかしてる
1人だけ残ってるから話できるよう
事件は増えている
1日に3体
人を殺した妖怪に対処するのは初めてだ
これが何かの兆候なら正常性への大きな脅威
SCP財団的にですね
回答さん的には
妖怪は人間がいる
もっともっと前からいると
それを異常
妖怪が出てくることを異常っていうのは
あんたらの尺度でしょ
って言ってます
パニックは困る
人々も気づき始める
だがそろそろ彼らが存在することを明かすべきかもよ
妖怪がいるってことを言うかも
言うたほうがいいかもしれんぞ
あなたが消し去る前に天狗は何か言ってたわね
汚れ
汚れの説明
これ汚れの説明はちょっと大事そうですね
倫理的な堕落という意味ではない
罪や行動によって汚点がついたという意味でもない
不道徳や不自然な力に対する自然な反応である
天狗が汚れって言ってたとこちょっと遡りますか
天狗天狗
尾間口様の言った通りだ
人間たちの流す汚泥に浸かるがよい
汚れ
どこだ
道を失った坊主よ
倫理を信じなくなったのか
24:03
あったあった
彼らは生きているんだ坊主
彼らは触るものすべてを汚す
我々の生きる場所は模範やなく
我々の力の物語は語られず
我々の獲物は森にはない
テレビや車を持ち
大地を汚す人間たちが限りなくいるだけだ
彼らこそ汚れだ
さっきの汚れの説明が
不道徳や不自然な力に対する自然な反応
不道徳かどうかちょっと分かんないですけど
不自然ではありますよね
現状の我々は
自然に反してこう
プラスチック作ったりとか電気を開発したりとか
ある意味自然の流れに反して
便利を享受しているというところで
人間そのテクノロジーに
依存しているまでは言い過ぎかもしれませんが
いや依存しているのは人間
テクノロジーによって生活しているもの
テクノロジーを増やし続けているもの
人間は
皆等しく汚れている
っていうイメージかな
自然な反応である
現在みたいな感覚なんだろうか
よって人が過ちへの許しを求めたとしても
未だ汚れは残る
そもそも許しを求める
環境汚染してごめんなさいみたいな感覚なのか
誰に何を許してもらおうとしてるんだ
神そのものは行動により汚点がついたままである
さらに文脈が広がってるんですよね
全ての人類についての文脈では
どういう意味になるのかわからない
汚れは清めの儀式を通じ
それを引き起こした人々によって
払われなくてはならない
静かなたまり水は淀む
疫病を運ぶ虫が繁殖する
流れる水は清浄で純粋だ
人間社会を淀んだたまり水と呼んだ
社会全体の潤化
海はどんな妖怪よりも凶大だ
たとえとしての津波
人々を一掃する
この世界には多くの領域がある
この世界の他に多くの領域がある
多くの妖怪が満ちている
こっちに来たみたいなこと言ってましたよね
オモグチ様のおかげでこっちに来れたみたいなこと言ってたんで
うーん
呪術改善味が出てきましたね
あの初期初期っていうとあれだけど
呪霊が本当の人間だみたいなこと言ってましたけど情報が
27:01
あれに近いのかな
人間が生まれる前から我々妖怪はいて
人間がその世界を怪我したから
妖怪がいっぱい来て
人間を一掃して妖怪が
本当の住人として
確保できるようにしたい
虐殺ってこと?
伊吹山の鬼も天狗も領域は消えつつあると言っていた
魔法がうまく働かなくなったからだ
すべての妖怪や鬼が故郷
故郷を失いどこか新しい場所が必要ならば
今のままの日本にはそんな飽きはない
うーん
一つ分の火だまりに二つはちょっと入れないですね
で心の中でカイトさんが思っていることですね
魔法が消えていくことについて何も知らないと言い張ったのは監修用
SCP財団側は何か掴んでるっていうのを悟ってるんですね
かもともと知ってたか
あとは彼らはビルからの避難は完了し
POIおもぐちさんですね
を確保すると連絡をよこしましたが
それ以上のアップデートそれ以降の連絡は来ていません
トラブル
おもぐちさんなんかやったなこれ
彼からの連絡彼らからの連絡はありません
チームが必要です
ありがとうございます管理官
これ管理官って違うかな
6500の一番最初の時になんかいろんな呼び方で
6500に対処しようとした人がいてみたいなの中に
管理官ポジションの人っていませんでしたっけ
気のせいかな
ちょっと増援待とうねって言ってたのに
カイトくんが先走っちゃって
私は今行くけんって言って行って
ふみこさんも追いかけてですね
次からおそらくおもぐちさんと対面して
妖怪が何で出てきてるのかどうやって呼び寄せてるのか
とかの話が来ると思います
読む前にちょっと私の予想を言っておくと
あれだねもちろんでしょうが
オリカルコスコデックスが関わってるはずなので
あれでやっぱりなんか異界の窓みたいなの作ってんじゃないかな
って思うんですよね
それかなんか座標を
いやでも結局ドアかゲート的な
妖怪を呼び寄せる餌とか
でも様付けするぐらいだから
おもぐちさんが自発的に
妖怪たちと交渉できる手段
があるはずなんですよね
30:02
おもぐちさん自身も妖怪とかそういうあれなのかな
かコデックスの力で妖怪化した
あるいは逆に妖怪が人間化
受肉体受体したとか
その辺がちょっと熱いですかね
個人的には当たってたら
ということで
次回結構ねパッと見文章量長そうなんで
40分50分いくかもしれませんが
頑張りたいと思います
ではまた次回お疲れ様です
30:43

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