00:05
スピーカー 2
アイテム番号 SCP-972 オブジェクトクラス ユークリッド
スピーカー 1
特別収容プロトコル SCP-972は、標準的な人型生物収容チャンバーに居住させます。
追加の家具や設備の要請は、ルフ博士に提出され、財団の法案プロトコルに違反しない限度で許可されます。
SCP-972と身体的に交流するすべての職員は、SCP-972担当に配属される前に、感染症プロトコル
財団SOP-89Bに合格しなければいけません。 SCP-972とのあらゆる接触は、
SCP-972-1の疾患電波の潜在的媒介を制限する形式で行われるべきです。
身体的接触が必要であると判断された場合、 SCP-972-1が電波する可能性を制限するために、
スピーカー 2
すべての職員は、クラス5感染ハザード防護服を着用すべきです。
スピーカー 1
説明 SCP-972は、以前はアフメット・オスマンとして知られていたトルコ系の人の男性で、
年齢はおよそ23歳、身長は立位状態で1.75メートル、体重はおよそ130キログラムです。
130キログラム!? ほとんどの点で、SCP-972は一般的な人の資質を示しますが、
スピーカー 2
SCP-972-1との相利共生関係はその注目すべき例外です。
スピーカー 1
SCP-972-1はヘパドナウイルス化に最も強く類似する異常な日本鎖
DNA逆転者酵素DSDNA RTウイルスです。
SCP-972-1の自然触手範囲は他に類を見ないほど限定的であり、 SCP-972のみが対象だと考えられています。
SCP-972-1はSCP-972の宿主細胞内で長期間ヌクレオカプシドの形態に留まれる独特の複製ライフサイクルを有し、
スピーカー 2
本質的に宿主から分解されることなく、長期にわたって休眠状態を維持できます。
スピーカー 1
SCP-972-1の存在は生殖細胞、すなわち生子を唯一の例外として、 SCP-972の身体を構成するほぼすべての細胞で確認されており、
SCP-972-1がSCP-972内のほぼすべての体細胞形態を宿主として利用できることを示唆しています。
宿主細胞がまだ感染していない体細胞と接触すると、 SCP-972-1はさらなる複製を行います。
03:06
スピーカー 1
すなわち、SCP-972-1はオリジナルの宿主細胞の中で増殖した後、 新しい細胞に移動して感染を引き起こします。
SCP-972の主要な異常効果は、 SCP-972が外来のウイルスや細菌に感染すると発現します。
どちらの場合でも、SCP-972-1は敵対的な外来感染症を排除し、 問題の宿主細胞を保護する役目を果たすと考えられます。
感染中に細菌と接触すると、 SCP-972-1は宿主細胞のリソソームを過剰に刺激して活性化させ、
あらゆる鈍食かな、これ。 単食、鈍食ですね。 鈍欲の毒に、鈍欲の鈍に食べる。
あらゆる鈍食された細菌を急速に破壊する、 過水分解酵素を生成します。
同様の作用起床がウイルス感染中にも発生し、 感染性ウイルス粒子を破壊する様子が確認されます。
SCP-972-1が敵対的な活動を認識する手段は不明です。
スピーカー 1
SCP-972-1は、 SCP-1242が生成したものなどの異常なウイルスを認識破壊する能力を実証しており、
スピーカー 2
その認識手段が非凡であることが示唆されています。 まあこいつもウイルス系のSCPなんでしょうね、1242。
スピーカー 1
SCP-972-1の異常活動の結果、 SCP-972は基地のすべての感染症に対して事実上の免疫を有しています。
感染症がSCP-972に導入されると、病原体の自己複製能力に応じて24時間から1週間以内に完全に破壊されます。
この間、SCP-972は体温上昇、食欲不振、全身の倦怠感などの一般的疾患にみられる軽い体調不良を経験しますが、
感染中の疾患に関連するそれ以外の症状は示しません。
SCP-972取得報告書。 SCP-972は2016年5月6日、対象と他多数の人型異常存在が居住していた
マーシャル・カーター&ダーク社の施設を襲撃したUIUとの共同作戦に続いて、財団に拘留されました。
この作戦中、SCP-972に関する数多くのファイルが回収されました。 関連ファイルは内容を刈り込んだ上で以下に掲載されています。
スピーカー 2
初期報告書。 筆者 ジョナサン・バーカー 日付 6月5日 2008年 重量度 高
スピーカー 1
識別子・万能薬 他の商品を詳しく調べていた時、偶然この得意な倦怠に巡り合ったが、もしかしたら彼は金の卵を産む鶏かもしれない。
06:05
スピーカー 1
我々が押し付けるどんな種類の病気にも免疫があり、今のところ副作用も発見されていない。 生物学部門が調査を進めていて、血中に存在するウイルスが病気の影響を防いでいると判明した。
我々は現在、このウイルスが彼の血液を輸血した人物にも感染するか否かを研究中だ。 初期の結果はかなり有望で、生物学部門が試験をスピードアップしているから、すぐ完全な結論が得られるだろう。
我々にとってさらに重要なのは、こんな上手い話は信じられないかもしれないが、 この青年の血液型が大型RHマイナスだということだ。
この金の成る木を正しく栽培すれば、今後数十年はがっぽり収益が得られるだろう。 あらゆる病気に効く血液の小瓶に金を出す人間がどれだけいると思う。
スピーカー 2
そうとも、我が社には自分たちの最悪の習慣から逃れるために大金を払いそうな顧客が相当いる。 私が言いたいことはわかるな。
スピーカー 1
以下のファイルが開かれている。 PNCEA-8MER1Z62FT
マーシャル・カーター&ダーク有限責任事業組合 研究アップデート1
スピーカー 2
先ほどのファイルの中ですね。 創新者 ジョナサン・バーカー 受信者 マルコム・ジョーンズ
スピーカー 1
初期試験で大量生産への豪災因が出た。 最初の回手、特権を得るために大喜びで権利法基礎に署名した。 は、10年ほど前からHIVの抗ウイルス治療を受けていた。
万能薬の血液を1回輸血すると、1週間でHIVは根絶された。 生物学部門はすでに各患者に必要な最小輸血量と、検体に対して実行できる最も効率的な抽出スケジュールを探り出そうと
スピーカー 2
24時間耐性で取り組んでいる。 ところで、君は何色の新車が欲しいのかな? 私はもう買い物を始めているよ。
スピーカー 1
研究アップデート2 創新者 ジョナサン・バーカー 受信者 マルコム・ジョーンズ
製造スケジュールを最適化する手順と最小抽出量を考案した。 生物学部門は検体をあまり消耗させずに実行できる血液抽出は
隔月で… 隔月で合ってるのかなこの読み方
隔月で合ってるわ。一月おっきりですね。 隔月で1週間のインターバルを挟みながらの週3回程度が限界だと考えている。
たった1週間の間に我々はすでに約100件の注文を受けている。 PS 君の言う通り、エリザベスはエレクトリックグリーンを気に入ってくれた。
素晴らしいチョイスだ。 研究アップデート3
09:02
スピーカー 1
送信者 フリシケシュシャルマ博士 受信者マルコムジョーンズ
万能薬の販売を打ち切る。バーカーの野郎は少しばかり熱心になりすぎて、俺たち生物学部門の好みよりも早々と計画を押し進めたが、きっと予想収益の桁がでかすぎて抵抗できなかったんだろうな。
万能薬は敵対的な感染症の排除という観点では見事な仕事ぶりを発揮するが、ウイルスの量が新しい宿主の体で転換点に至ると問題が起こる。
ウイルスは数年前オリジナルの倦怠から見たように、最終的には体内のほぼすべての細胞に拡散するのは知っての通りだが、問題はオリジナルじゃないすべての宿主で発生する。
ウイルスが複製をやめないんだ。原因はよくわからないが、ウイルスは新しい宿主のすべての細胞内で制御不能に増え続け、やがて宿主細胞はウイルス粒子型で破裂する。
こいつは時間とともにゆっくり起こることもあれば、すべての細胞で一気に発生することもあるし、言わせてもらうが結果はあまりよろしくない。
最初の回転は遺体・安置所に運ぶ前に床からすくって瓶詰めにしなきゃならなかった。これの発生速度は宿主・宿主ごとにまちまちだ。
一部の宿主は何の問題もなく数十年生きられるが、それ以外の奴らは数年以内に兆候を示し始める。しかもこいつの感染経路は血液だけじゃない。
オリジナル検体の唾液と接触した疑いがある作業員数名に初期症状が確認された。つまりこれから従業員を大勢検査する必要がある。
こんな話がよそに漏れたが最後、もう誰もうちの商品を信頼しなくなるだろう。今すぐ販売を中止してこの問題が本格的にケツに食らいついてくる前に証拠を隠滅しなきゃまずい。
スピーカー 2
オリジナル検体には処分用のタブをつけた。もう陶器場に移送中だ。 ウイルス・人間型・微死敵・有機体生命・生物災害・異常事件化・知性・自我・適応いっぱいタグがついてます。
で、1個だけ注釈があるのはどこだ? どれだ?
スピーカー 1
どれについてだ?
B型肝炎を代表とするウイルスの一家。だから多分他のウイルスに感染させてもヘパドナウイルス化に最も強く類似する。
B型肝炎によく似たDNA配列のウイルスSCPだよってことだな。
12:08
スピーカー 1
でも、この人型のSCPのDNAがウイルス型ってことか。
SCP-972は以前はアフメット・オースマンとして知られていた人の男性で、一般的な人の資質を示しますが、SCP-972-1との創離強制関係はその注目すべき例外です。
スピーカー 2
体内にウイルスを飼っているというイメージでいいのかな。
で、種類を見ないほど限定的であり、この人の実が対象だと考えられています。
スピーカー 1
これが複生ライフサイクルを有し、本質的に宿主から分解されることなく長期に渡って休眠状態を維持できます。
スピーカー 2
生死以外の身体構成で全ての細胞内で確認されており、オリジナルの宿主細胞の中で複生した後、新しい細胞に移動した後も複生を始めます。
スピーカー 1
主要内状効果は、外来のウイルスや細菌に感染すると、体内のウイルスSCPは敵対的な外来感染症を排除し、問題の宿主細胞を保護する役目を果たすと考えられています。
感染中に細菌と接触すると、リソソームを過剰に刺激して活性化され、あらゆる鈍色された細菌を急速に破壊する過水分解酵素を生成します。
感染症ウイルス粒子を破壊する様子が観察されます。
なぜ敵対的な活動をとるのか、どうやって敵対的な活動を認識しているのかは不明です。
SCP-1242が生成したものなどの異常なウイルスを認識破壊する能力を実施。
上位互換というか天敵に対抗するSCP。
基地の全ての感染症に対して事実上の免疫を有しています。
感染症が導入されると、病原体の自己複製能力に応じて24時間から1週間以内に完全に破壊されます。
スピーカー 2
今のご時世にめちゃくちゃいいじゃんって思いながら読んでたけど一番最後だな。
15:05
スピーカー 1
ウイルスは最終的には体内のほぼ全ての細胞に拡散するのは知っての通り。問題はオリジナルじゃない全ての宿主で発生する。
スピーカー 2
やがて宿主細胞はウイルス粒子型で破裂すると。
ウイルス粒子型で破裂する。
スピーカー 1
どんな死に方なのかという。
知性がついているのは何でだろうな。人型だからかな一応。
人が宿主になっているからかな。この人に対してのインタビューとかはないんですね特に。
というSCPでした。
ではまた次回お疲れ様です。さようなら。