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#7 英米文学のわからない言葉
2026-04-04 24:22

#7 英米文学のわからない言葉

この番組は、書籍編集者が読んで良かったノンフィクション書籍について語るPodcastです。

隔週での更新を予定しています。


⭐今回紹介した本

英米文学のわからない言葉

https://sayusha.com/books/-/isbn9784865285055


文学フリマで頒布する本の詳細↓

https://note.com/genmaitea/n/nc810c1c54a18


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サマリー

このエピソードでは、書籍編集者が金原瑞人氏の著書「英米文学のわからない言葉」を紹介しています。本書は、40年以上にわたり650冊以上の英米文学作品を翻訳してきた金原氏が、翻訳作業中に遭遇した「わからない言葉」についてのエッセイ集です。翻訳の仕事の大部分は調べ物であり、単語の意味だけでなく、固有名詞の表記、文化的な背景、単位、飲み物、食べ物、さらにはタバコの種類や歴史まで、多岐にわたる知識が必要とされることが語られています。 特に、ニックネームの表記(ロブとロバート)、日本語の愛称のニュアンス、アブサンのような特定のお酒とその飲み方、マイルやガロンといった単位、ターキッシュデライトのような異国の菓子、そしてシュークリームが「軽焼きまんじゅう」と訳された例などが具体的に挙げられています。また、トランプという言葉が本来の意味からどのように誤解されて広まったのか、ペチカというロシアの暖房器具の翻訳の難しさなど、言葉の背景にある文化や歴史、時代による意味合いの変化が翻訳にどう影響するかについても考察されています。 さらに、本のタイトル決定のプロセスについても触れられており、直訳が良い場合と、続編であることを示すために意訳が必要な場合、あるいは時代に合わせてタイトルが変更される例などが紹介されています。本書は、翻訳の裏側を知るだけでなく、紹介されている様々な英米文学作品への興味を掻き立てるブックガイドとしても機能する点が強調されています。最後に、著者は文学フリマへの出展と新刊の告知を行っています。

「英米文学のわからない言葉」紹介と翻訳の難しさ
こんにちは、こんばんは、shikadaと申します。 このチャンネルでは、普段実用書を作っている編集者が、読んでよかったノンフィクションを紹介していきます。
ノンフィクションの隣で第7回です。 今回ご紹介する本は、
金原瑞人さんの 英米文学のわからない言葉
左右者さんですね。 この本どういう本かというと、
この著者の金原瑞人さんは、英米文学の翻訳を長らく40年ぐらいやられた方で、
延べ650冊ぐらい、すごい数の文学作品の翻訳をされている方なんですけれども、
翻訳をたくさんやっていく中で、わからない言葉というのがたくさん出てくると。
その度に、この言葉は一体何だろうとか、どういう文脈で使われてるんだろうとか、
そういうことを調べていったと。 そのわからない言葉に関するエッセイ、翻訳エッセイとでも言うんですかね。
そういった本になっています。 冒頭で、
金原さんが書かれているんですけれど、翻訳という仕事の半分とまでは言わないが、4分の1ぐらいは調べ物だと言っていい。
知らない単語や意味が曖昧な熟語を調べるのは言うまでもないが、それ以外にも調べ物は山ほどある。
異色情について、日本であまり目にしない、耳にしない、口にしない、手にしないものは調べる。
じゃあ、具体的にわからない言葉ってなんだっていう話なんですけれど、
ちょっといくつかご紹介していきますね。 まず、あだ名ですね。
例えば、ロバートっていう男の子がいて、ずっとロバートロバートって翻訳してきたところに、
いきなり友達がロブってちょっとダサくない?って言われたとする。
これをこのまま訳すと、ロブとロバートが同一人物なのか別の人なのかが、ちょっとわからなかったりする。
言葉を防具にしている英語圏の人たちなら、ロバートってのはロバートがロブって呼ばれてるんだなっていうのがすぐわかると思うんですけれども、
日本人とそうじゃなかったりする。
これがわからない言葉の一つの例ですね。
じゃあどう訳すのかっていう話で、そこは翻訳家の中でもやり方が置かれるそうなんですけれど、
これは読者もわかるだろうということで、そのままロバート、ロブっていうふうにそのまま訳す人もいれば、
ロブかっこロバートの別称とか、こう注意書きを入れるっていう人もいるし、
もしくはもうややこしいのでどちらかに統一してしまうという人もいるっていうことなんですね。
逆に日本語の文学を英語に訳すときとかも同じ種類の苦労があるそうで、
例えばふみこさんっていう人、文章の文に子供の子でふみこさん、
これがふみだったりふみちゃんであったら伝わるだろうっていうことはわかるんですけど、
最初の文章の文を取ってぶんちゃんっていう読み方をしていたりすると、
ぶんちゃんとふみこさんが果たして同一人物なのか、海外の人にはちょっと謎なんじゃないかっていうことを金原さんがおっしゃっていて、
なるほどと思いましたね。
働ってるのは結構その裏側にどう略すかとか、どういう言葉をくっつけるか、
何々さん何々ちゃんとかももちろんそうですけど、
そういうベースがあるので、そこの感覚がないとなかなか難しいのかもしれないなって思いましたね。
この金原さんが英語で別の例を出していて、
エリザベスっていう人がいたときに、その人につくアンダーだなって結構いろんなパターンがあって、
そのぐらいバリエーションがあるらしくて、
これはなかなかわからないなと確かに思いましたね。
それから別の例で、アブサン。
アブサンってイントネーションがあっているのかわからないんですけれど、
アブサンっていうものが小説に登場することがあって、
何かっていうとお酒なんだそうなんですね。
文学作品に登場するときは、貧乏人が安く酔っ払うために作られたお酒で、
アブサンなんて飲んでるの?みたいなニュアンスで登場することが多いそうなんですけれど、
これもなかなかわからないなと思いました。
お酒が出てくると、お酒の飲み方もちょっとわからない、調べないといけないっていうものが出てきたりするんだそうなんですね。
例えばこのアブサンっていうお酒でいうと、
小説の中で、ヘミングウェアの小説で、
アブサンの飲み方、バーのウェイターがフラッペになさいますか、
それともドリップでできるシーンがあるんですけれど、
これもどちらも僕はわかんないですね。
おそらくロックにするかストレートにするかみたいなお酒の飲み方だと思うんですけれど、
金原さんの解説でいうと、
フラッペっていうのは細かく砕いた氷にアブサンを注いで飲むっていうやり方。
ドリップでっていうと、アブサンを入れたグラスの上に穴の開いた小さなソーサーを置いて、
その上に砕いた氷を乗せて、その上から少しずつ水を注ぐと。
こういうやり方なんだそうで、
お酒がわかんないし、飲み方もわかんないっていうので、
一つ一つこれも調べないといけない、まさにわからない言葉ですよね。
それから、もういくつか紹介するんですけど、単位ですね。
特にアメリカの小説だと、マイルっていう距離が出てきたり、
ガロンっていう単位が出てきたりして、
日本人からするとあんまりピンとこないということで、
例えば、この自動車はガソリン1ガロンで50マイル走るって言われても、
燃費がいいのか悪いのか、なかなか日本人にはピンとこないっていう話があるんですね。
これは確かにそうだなって思って、
海外の小説を読むときに、その知らない単位が出てくると、
これってどのくらいなんだろうって思うんですよね。
あとは普通に小説ではないビジネス書とかを読んでいても、
他の国の通貨が出てくると、何円くらいなのか結構ピンとこないことが多いですね。
もちろんドルとか、ある程度メジャーな通貨なら、
大体そのどのくらいかなってわかるんですけど、
そうじゃないものだと、すぐ感覚的に高いのか安いのか掴むことが難しかったりしますね。
そうはいっても、何ドルっていうのを何円っていうのに訳してしまって、
それを本に印刷するとなると、
ちょうど今のように印刷がめちゃくちゃ進んだりしたときに、
ちょっと内容がずれてしまうっていうこともあると思うので、
そのあたりは翻訳家の方の悩みどころなのかなと思ったりしますね。
それからお菓子の例ですね。
ターキッシュデライトっていうものが例に出てきます。
ターキッシュデライトって言われてピンとくる方いますかね?
この中では例として、
ナルニア国物語で出てくるお菓子のシーンが出てくるんですけど、
これ僕も食べたことがない、
すごく雑に言うとめちゃくちゃ甘いゼリーみたいなものらしいんですけれど、
このターキッシュデライト、
昔の翻訳だと、翻訳家の方の判断で、
ターキッシュデライトではなくて、
単純にプリンと訳されていたそうなんですね。
ターキッシュデライトって言っても何のことやら、
ちんぷんかんぷんだろうという判断だったのかもしれないんですけれど、
それが最近になってくると、
普通にターキッシュデライトと訳されるようになったということで、
これは金原さんよく国際的な交流も増えてきたし、
他の国の文化を検索してすぐ調べられるようになったり、
いろんな国の料理を日本で食べられるようになったりしてきているので、
ある程度読者を信用するというか、
読者が分かってくれるだろうと思って、
翻訳したんじゃないかという話が出てきますね。
逆の例も出てきて、これが面白かったですね。
昔の翻訳もので、
今よりカタカナ語が一般的じゃなかったり、
海外の文化が日本に入ってきていなかったりして、
これは通じないだろうと思って、
訳された言葉がいくつか例が出てくるんですけれど、
庵野娘リラっていう文学作品で、
軽焼きまんじゅうって訳されたお菓子があるんですね。
軽く焼かれたまんじゅうで軽焼きまんじゅう。
これ今読むと何のこっちゃって思うんですけれど、
軽焼きまんじゅうはシュークリームのことらしいんですね。
シュークリームなんですけれど、
シュークリームとそのまま訳すと伝わりにくいかということで、
同時軽焼きまんじゅうって訳された。
ほんまかいなって思うんですけど。
それから別の例で、
今日は誕生日だから料理は焼き鳥よっていう訳があるんですけれど、
原文を見てみると、
焼き鳥っていうのがローストチキンだっていうことがわかるんですね。
これもローストチキンが当時伝わらない、
もしくは伝わりにくそうだからっていう判断で、
日本人にとって想像がしやすい焼き鳥っていうふうに
訳したんだろうっていう話なんですけれど、
結構翻訳家の方は、
その言葉をダイレクトに訳すのがいいのか悪いのか、
その読者に通じるものなのかっていうのを
結構その時代時代であったりとか、
読者の知識レベル、大人向けの本と
児童文学だとまた違ってくると思うんですけれど、
そういうのを頭の中で考えながら、
どれが一番通じやすいかつ、
原文のニュアンスを損なわないかなっていうのを
考えながら訳されてるんだなって思いましたね。
文化・歴史的背景と翻訳の変遷
それからタバコの話。
タバコの話が結構いろんなエピソードが出てきて、
こんなタバコあるんだって知らないものが多かったですね。
例えば、パイプのタバコとか、
紙巻きのタバコ、歯巻きとか、
この辺は知識として知っているところで、
あと水パイプですね、死者みたいなやつ。
この辺も知ってたんですけれど、
非喫煙型のタバコ、
例えば噛みタバコ、噛む、
歯で噛むタバコで噛みタバコっていうのが
あるそうなんですけれど、
噛みタバコと、それから嗅ぎタバコ、
匂いを嗅ぐの嗅ぎタバコですね。
これがヨーロッパの小説によく出てくると、
現代で吸ってる人はどのくらいいるかわからないんですけれど、
粉末、粉状にしたタバコの粉を手に少し乗せて、
鼻を近づけて吸い込んだり、
指の先につけて鼻に近づけたりして、
匂いを楽しんだというのが出てきて、
そもそも文化的に存在しない、
身近に存在しないからわからないようなっていうのは
ありましたね。
嗅ぎタバコ、今思うと、
子供の頃に読んだ
大泥棒ホッツェンポッツっていう
児童文学があったんですけれど、
その作品の中で泥棒役が
嗅ぎタバコを嗅いでるシーンがありましたね。
今これ読んでて思い出しました。
当時僕は小学生くらいだったので、
それを読んで、嗅ぎタバコってなんだって
調べることはしなかったですね。
嗅ぎタバコを嗅ぐシーンの描写があるので、
何か食べ物でもないけれど、
何かご思考品のようなものを、
匂いを嗅いで楽しむものを扱っているんだなと。
タバコのアシュみたいなもんだろうなって。
そのくらいの理解で読み飛ばしていた
ように思いますね。
もちろん翻訳家の方はそういうわけにはいかないので、
嗅ぎタバコって何なんだっていう話から、
どうやって嗅ぐのかっていうところまで
調べないと訳せないっていうことなんですよね。
それから逆に、
一見知っている、よくわかっている言葉だけれど、
ちゃんと訳そうとすると、
実は別の耳ですみたいなパターンもあるらしくて、
例えば、トランプっていう単語。
この言葉がですね、
英語でトランプって言うと、
いわゆる切り札っていう意味になって、
そのゲーム中で強いカードっていうのが
刺すんだそうなんですね。
これ私知らなかったんですけど。
日本人が思うトランプ、50何枚あるやつは、
英語で言うとカードになるんだそうなんです。
で、なんでそんな風になったのかっていう、
歴史の説明もされていて、
英語ではトランプのことを単純にカードと呼ぶが、
明治の初期に来日した西洋人たちが、
カードでゲームを行っているとき、
このトランプ、その切り札っていう意味のトランプっていう言葉を
しばしば使ったので、
日本人側が思い違えて、
トランプっていう言葉を使うようになったというような話があったりして、
勘違いから始まる言葉の使い方があるんだなって思ったりしますね。
で、それから、
ペチカっていう言葉が例で出てきますね。
ペチカって言われてピンとくる方いますかね。
僕は分からなかったんですけれど。
ペチカっていうのがロシアの暖房装置で、
かもどとかと一体になっていて、
火を焚いた場所からお家全体に
暖かさが伝わっていくような、
そういう装置なんだそうなんですけれど、
この時にペチカを暖炉って訳すのかとか、
ストーブって訳すのかとか、
それはちょっと違うんじゃないかとか、
そういう発動が生じるらしくて、
この金原さんも、
翻訳家の方が集まる飲み会で、
ペチカって言ってもよく分からないよね、
日本で見たことがないよねっていう話を
言ったそうなんですけれど、
そしたらそこで別の翻訳家さんが、
北海道で扱ってましたよっていう話が出たりして、
暖房はペチカを使っていたと。
こういう話ができるのが、
すごいいいなと思いましたね。
同業者、金原さんの場合は翻訳家の仲間が
周りにたくさんいて、
この言葉どうしてるみたいな相談をメールで
投げたり、飲み会で話したりっていう話が
すごい出てくるんですよね。
こういう信頼できる同業者がたくさんいるっていう
関係は最強だなって思いますね。
これ今思い出したことですけれど、
金原さんの場合は英語を翻訳されているので、
英語はすごい和社も多いし、文学作品も
すごい多い言葉だと思うので、
それだけ翻訳家の方も多いのかなと思って、
要はマジョリティだっていうことですよね。
前読んだ別の本を今思い出して、
白水社の
その他の外国文学の翻訳者っていう本なんですけれど、
その他の外国文学っていうのが
何かというと、
日本で学んでる人が少なくて、
本屋さんとかで英語文学、フランス語文学とか、
そういうジャンルが定まっていなくて、
書店でその他の外国文学っていうジャンルの棚に置かれるような
外国文学があるんですけど、
チベット語とか、ノルウェー語とか、
その他の外国文学の翻訳者っていう本は、
そういうマイナー寄りの
翻訳をしている翻訳者さんたちに
スポットは大切だったんですよね。
そのマイナーさゆえに、
その語学の教材とか、
辞書も満足になかったりする言語も多かったりして、
結構翻訳者の方の苦労話が
切実だった記憶がありますね。
だからそこではなかなか
同業者の方の数も多くはなくて、
英語とかそういうメジャーな言語で
こういう同じ仕事、
同じ言葉の翻訳に立てたっていう人のネットワークがあると、
そういうのがちょっと羨ましくなったりするのかなって
想像したりしましたね。
タイトル決定のプロセスと翻訳の奥深さ
この本最後の方に、
20〜30ページくらい、分からない言葉ではないんだけれど、
翻訳に関して印象に残っているエピソードとか、
ご紹介するところがあって、
そこも非常に面白かったんですね。
印象に残っているところは1個ご紹介すると、
英語の本、英米文学の本を翻訳するときの
タイトルの決め方。
英語のタイトルをそのまま日本語を直訳するっていうことも
もちろんあるんですけれど、
そうじゃないようにするっていうこともいっぱいあって、
この金原さんの場合は基本的には
英語のタイトル通りに直訳をして、
もし出版社とかから他のタイトルの提案があったら
そちらに従うようにしているっていう
そういうお話をされていて、
1個出てくる例が
豚の死なない日
A Day No Pigs Would Dieという
タイトルをそのまま直訳して
豚の死なない日というタイトルにしたそうなんですけど、
金原さん自身はそのまま過ぎてあまり面白くないかなと
このタイトルで大丈夫かなって
心配していたんだけれど、
出版社から何の反応もなくそのままのタイトルで出たと。
編集者にこれ大丈夫ですかねって電話したら
逆に印象的でいいタイトルじゃないですかって言われて
なんだそうかって
おざまったなんて話もあるんですね。
この話の続きが
その本は結構日本でも評判が良くて
何度も重版する頃になりそうなんですけど
この本の続編が出ましたと。
続編のタイトルが直訳すると
この空のどこかにっていうタイトルだったそうなんですけど
豚の死なない日の続編だっていうことが
分からないよねっていう話になって
ここは直訳ではなくて
続豚の死なない日にっていうタイトルになった
っていう話があったりして
この辺は多分その読者の方から
続編かどうか分からないんじゃないかという心配とか
あとは作品の内容に合ってるかどうかとか
その辺を総合的に判断して決めるらしいんですね。
この辺の事情は全く知らなかったので
なるほどそうなんだと
勉強になりましたね。
あとは時代を得ると
長く読み継がれる作品はどんどん
役が変わっていったりするパターンもあって
サインジャーの
The Catcher in the Rye
これ最初に
危険な年齢っていうタイトルで日本で出たそうで
だいぶ離れたタイトルだなと思うんですけれど
それが1964年
ライムギ畑で捕まえてっていう
これは僕も知ってるようなタイトルで出て
これがすごく定番になって
長く読み継がれたと。
2003年になって村上春樹が役した
Catcher in the Rye
これが出て
同じタイトルにした方が読者から分かりやすいだろうという
判断と
このタイトルは本来
著者の考えるところでなかったんじゃないかとか
このタイトルの方が響きがいいんじゃないかとか
そういういろんな判断があるんだなと思いましたね。
これ映画の洋画が日本で
攻撃されるときにも同じような攻撃があるんだろうな
って思いますね。それから逆に
日本語の小説を外国語に訳されるとき
このときってタイトルはほとんど日本語の元のタイトル通りに
直訳されるらしいんですけれど
一個例に出てくるのが
金原ひとみの蛇にピアスのタイトルの役
これはほとんど外国語で
このまま直訳されるとそうなんですけど
中国語の役だと
ちょっと発音わからないんですが
割けた舌。割けるってのはこの
紙を割くとか二つ三つに割くの割くですね。
舌はベロですね。割ける舌っていうタイトルに
訳されたそうで
どうも中国語圏だと小説のタイトルにあんまり
動物を入れないというのと
特に蛇があまり好ましく思われないっていう
お国事情があるらしくて
そういうタイトルになったんだそうなんですね。
これはへーって思いましたね。
というところでいろいろ断片的にご紹介してきたんですけれど
翻訳っていう仕事の裏事情は知れたりだったりとか
あとは言葉っていうのが
単なるデータではなくて
裏に膨大な文化であったり
その言葉がどう使われているかであったり
時代によって言葉が与える印象が違ったりっていう
そういう背景事情
その辺も全部紙して言葉を訳しているのが
翻訳家だなっていうお仕事なんだなっていうのが
分かったり
この本の中で
例えばこのように訳されていますみたいな感じで
かなりいろんな本が紹介されるんですね。
結構印象的なワンシーンだったりして
すごく読みたくなる本が多かったですね。
なので翻訳家の仕事あるある本
みたいな様子も持ちつつ
いろんな英米文学を読みたくなる
ブックガイドにもなっているなと感じましたね。
というので海外文学
よく読まれる方
翻訳っていうものに興味がある方
言葉全般に興味がある方
すごいお勧めできる本かなと思います。
文学フリマ出展と番組からのお知らせ
というところで本の紹介は
今日はこれぐらいで最後お知らせです。
来月5月4日に
東京ビッグサイトでよくなれる
文学フリマ東京に出展する予定です。
私が普段お世話になっている
移動読書会っていう読書会の有志で
出展させてもらって新刊を2冊出す予定です。
読書会主催者の頭の中っていう
読書会を主催している方にいろいろ聞いたインタビュー本と
ミーツザ金原ひとみっていう
金原ひとみさっきもちょっと話題に出ましたけど
金原ひとみをずっと読んでいるファンの方に
読書歴、金原ひとみ作品を読んできた
編歴みたいなものを大きくした本を出す予定です。
もし文学フリマにいらっしゃる方がいたら
覗いていただけると嬉しいです。
どの本作るのかっていうのは
詳細概要欄に貼っておくのと
前回ヨヨさんの
雨の日に本をさせてというポッドキャストにお邪魔してお話ししたので
そちらもよければ合わせて聞いていただけると嬉しいです。
ということで文学フリマでるよという
お知らせでした。
今回はこの辺で締めたいと思います。
番組やの感想やお便りその他質問や雑談など
お待ちしてますので概要欄のフォームまたは
ハッシュタグのどなからお送りいただければと思います。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。
ここまで聞いていただきありがとうございました。
24:22

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