栃木、新潟、沖縄という離れたところでたまたま同じような仕事をしている同世代のおっさんたちの場末の会話。今回はジョンスカリーが提唱した「PDA(個人秘書)」という概念と、その具現化である「ニュートン」を深掘りします。アニメ『シンプソンズ』でネタにされるほど低かった文字認識精度の実態や、復帰したジョブズによる「神は我々に10本のスタイラス(指)をくれた」という痛烈な批判により不遇の結末を迎えた「ニュートン」。しかし、その失敗が現在世界を席巻する技術へと繋がっていく系譜に、おっさんたちは歴史の妙を感じるのでした。
※うろ覚えで徒然なるままに話しています。不正確な情報も多々ありますが、場末のおっさんの話としてご容赦ください。
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
サマリー
今回の「場末のラジオ」では、Appleのジョン・スカリーが提唱した「PDA(個人秘書)」という概念と、その具現化である「ニュートン」について掘り下げます。文字認識精度の低さからアニメ『シンプソンズ』のネタにされるなど、商業的には失敗に終わったニュートンですが、その開発で培われた省電力CPU「ARM」は現在のMacにも採用されるなど、現代の技術に繋がる重要な系譜を持っています。また、スタイラスペンを嫌ったスティーブ・ジョブズによる批判や、ニュートンの開発者が後のiPhone開発に携わったことなど、Appleの歴史における興味深いエピソードが語られます。
オープニングとAppleの歴史的背景
時間や社会にとらわれず、雑談をするとき、 つかのま、おっさんたちは自分勝手になり、自由になる。
誰にも邪魔されず、気を遣わず物を語るという行為。 この行為こそが、現代人に平等に与えられた最高の癒しと言えるのである。
場末のラジオ シーズン4
はい、場末のラジオでございます。 今回もこの3人でお送りいたします。 はっしーです。
はい、佐藤さんです。 小蔵さんです。みんなよろしくね。
はい、よろしくお願いしまーす。
はい、今回はまたですね、Appleについて話をしています。
前半はですね、ジャン・ルイ合成という人がですね、Appleをひっかき回した話をですね、
はい、ダクオイのような名前。 そうなんですねー。
まあそうですね、ダクオイですね。
で、あの、まあCEOの
ジョン・スカリーというね、あのジョブズがペプシコーラから引っ張ってきた社長ですけども、
この人もですね、まあジョブズを追い出して、まあ合成も辞めちゃって、 まあそのまま
ね、じゃあちょっといけない気がすると、
いう感じではあったんですよね。 ってことで、まあ何かちょっとやらなきゃいけないなっていうことを考えていた時に、
まあMacに代わる新しい未来のコンピューターとはどんなものだろうかみたいな。
そういうことをちょっとね考えるようになったんですね。
PDAとニュートンの誕生
そこで、まあいろいろナレッジナビゲーターという、ちょっとまあスティーブほどのビジョンは持てたない人だけども、
一応こう、彼なりに未来のコンピューターと考えています。
そこでですね、
生まれてきたのがですね、 パーソナルデジタルアシスタントという考え方ですね。
これは略してPDAですね。
個人秘書、デジタル個人秘書という感じで、 パーソナルデジタルアシスタント。
PDAというのをですね、作ったのです。
ジョン・スカリーなんですね。
ジョン・スカリーがこのPDAという概念を考えて、
この考えの下に生まれた端末がニュートンという端末だったんですね。
やっぱりアップルっていう名前からしてニュートンとかね、そういうリンゴ関係のね、名前がついてるんですけども。
ニュートン。
ニュートンというのはコンセプトなので、 OSがニュートンOSというOSだったんですけども、
マシンとしてはメッセージパッドというマシンだったんですかね。
で、まずはですね、
ニュートンの特徴と文字認識の課題
手書き、これが結構大きなポイントなんですね。 やっぱりキーボードを持ち運ぶわけにはいかないですから。
手書きで出てくるのがスタイラス。
スタイラスペン。 ペンを使うやつ。
これをですね、使って手書き認識、文字を書くとそれを認識してカツ字にしてくれるみたいな。
そういう機能があって。 じゃあ、あって書いたら、あが出てくるみたいな感じですかね。
日本語には対応してなかったんで英語だったんですけども。
で、アルファベットを入れるとそれが引きたいでサササッと書くとそれが入力されるっていう感じですね。
ただね、これがね、とんでもなく低かったんですね。 精度が。
精度がね。 そう。
あんまり酷くてね、あのシンプソンズってアニメがあるじゃないですか。 あれでもねネタにされるぐらいね。
へぇー。
例えば、ビートアップマーティンっていうことを、アニメの中にニュートンが出てきて。
そのニュートンにビートアップマーティンって書くんですけど、それがイートアップマーサっていう風になっちゃうんですよ。
マーサを食べ尽くせみたいな感じになって。
そんなぐらい馬鹿にされてたんですよ。 なるほどね。全然違うじゃないか。
全米で公主勝利とな番組ですよ。
シンプソンズそんなに昔からあったんだね。 シンプソンズ結構昔からありましたね。
これがね、一応それで刺激を受けてもっと開発上手くしようということでニュートンOS2.0では結構精度が上がったんですけども。
ニュートンのサイズとスティーブ・ジョブズの批判
日本では公式には確か発売にならなかったのかな。
ただ、有志によって日本語化されたりとか日本語に対応するアプリがついたりとかってのもやった気もするんですが。
メッセージパッドも結構デカかったんですよね。
そうなの?コンパクトなイメージがあるけど。
コンパクトっちゃ…コンパクトな…
脇としぽダブルに比べれば…
膝は砕かないような。
なんですけども、やっぱりちょっと大きかったりね。
A4サイズぐらいなの?
いや、A4までは行かないですけど。
なんだろう…英語ぐらいなのかな。
英語ぐらい?
微妙…
微妙なんですよね。
微妙だね、英語って言ったらね。
そう。
でもね、結構長いこと…
スティーブが戻ってくるまではあったんですよ。
へぇー。
そうなんだ。
だけど、スティーブ・ジョークズがね、スタイラスが大嫌いなんだね。
当たるものな気がする。
スタイラス…
そもそもジョン・スカリーにクビにされたわけだから、
ジョン・スカリーが考えたってこと自体も気に入らなかったんだけど、
スタイラスが本当に嫌だよ。
最初のiPhoneが発売される時も…
有名なフレーズがありましたもんね。
有名な…
スタイラス、NO!
あんなもんどこにやっちゃうかわかんねーみたいなね。
だから、ニュートンを辞める時の言葉としても、それにつながるんですけど、
神は我々に10本のスタイラスをくれた。もう1本作る必要なんてない。
なるほど。
言って、こんなもんクソだって言って、辞めさせた。
iPhoneの最初のプレゼンでも言ってましたけど、
生まれながらに持つポインティングデバイス。
特許も必要ないみたいな。
そう言ってたマルチたちですよね。
そうだね。
ハン・スタイラスっていうところでは、これ対応してるってことですね。
ニュートンの技術的遺産
アップルページってあるじゃないですか。
知るからね。
あるじゃない、こういうの。
そうだって、スタイラスを搭載したマシンが出たらそれは終わりだって言ってましたからね。
それが、パイナップルポッペみたいなね。
ペッポーパイナップルポッペー。
指先で使う用途と、そうじゃない用途が出てきたってことだったよね。
時代が変わりましたからね。
ちっちゃいやつじゃなくて、基本的にiPad用ですからね。
iPad用だから。
iPhone用じゃないけどね。
だからそうだよなとも思える。
じゃあ、このニュートンって何の役にも立たなかったかっていうと、
実はそうではなくて、今に結構つながってることがありました。
へー、なんだろうね。
例えば、もちろん大きく考えればiPhoneのご先祖ってことですよね。
そうだね。
これはニュートンの開発者の中に、iPhoneの開発者に立たされた人っていうのは何人かいますね。
あとは、ニュートン向けのグラフィティっていうのを入力する方法があったんですけど、
それはパームとかにも秘訣があって。
そうそう、使ってましたね。パームOSで。
なんか特殊な記号を入れるみたいな感じ?
筆記体をちょっと簡単にした感じのお文字の書き方なんですよ。
あー、なるほど。
それでローマ字入力ができたりもしましたもんね。
あ、なるほどね。筆記体の崩しみたいなイメージ。
そうそう、そんなイメージ。
特徴を持ったような感じが書きやすいってわけね。
だからパームにも秘訣があるっていうところがあります。
それと一番大きいのは、やっぱり省電力が結構大事だったんですよね。携帯端末だから。
だからCPUはかなり省電力のCPUを開発する必要がありました。
そのために開発されたCPUがARMというCPUなんですよ。
つまりニュートン用に開発されたARMというCPUが今世界を席巻していて、現在Macにも使われているっていう。
なるほど。
ということで、このニュートンですね。
商業的には完全に失敗だったんですけども、あらかじめ無駄なことにはなっていない。
ニュートンの失敗とAppleの経営
結構この世の中には。
PDA自体もね、ザウルスとかね、いろいろ出てきましたよね。パームとかザウルスとか。
なるほどね。もうその時代から始まってたんだ。低消費電力のCPUと長持ちするバッテリーとかみたいなやつがね。
そうですね。93年くらいですね。
バッテリーは確かにすごいよね。よく考えたらね。
携帯電話の歴史とともにって感じもするけど。
バッテリーもそうですけど、やっぱCPUは省電力化ですよね。
これがないとやっぱり落ち着かないですからね。
ニュートンは結構、ジョブズに切られた後でも結構細々とみんなユーザーがファンがいてね。
いろいろやったりもしてたんですけども。
一応ジョン・スカリーはニュートンとかね、いろいろ頑張ってはいたんだけど。
結局業績はあまり思ったように改善せず、ちょっともう変わった方がいいんじゃないかということで。
事実上の首ですね。鋼鉄ですね。になってしまったということで。
スティーブに呼ばれてスティーブを追い出したんだけど、自分も結局追い出されちゃったと。
いい感じなんですね。
ジャン・ルイ・ガッセイとAppleの売却危機
前半でちょっと抜けてた、例のジャン・ルイ・ガッセイという人なんですけども。
マッキン・トッシュポータブルの話をしましたよね。
ポータブル。7キロだっつって。
彼が辞めるときに、エヴァンジーレストというのをやったガイ・カワサキという人がいたんですけど。
その人が巨大なラジカセをプレゼントして、最新のウォークマンだよって言ってね。
プレゼントしたっていう逸話があります。
それをちょっと忘れていたんで、ここで付け足したいと思います。
いいなあ、そのセンス。
だから結構この人事がね、色々変わってて面白いんですよね。
面白いよね。
ということで、今回はこの辺って感じなんですけども。
そのジョン・スカリが追い出されたマイケル・スピンドラーという人が今度CEOにまた来るんですけど。
この人の使命は、いかにアップルを高く売るか。
使命を帯びてくる人なんですよ。
だからもう、アップル売却ありきでっていう感じ。
そんな時代ですよ。
すごいね、今のこと考えると。
ということで、またこれは別のお話ということで。
ということで、今回もまたアップルのお話をしてまいりました。
エンディング
今回はこの辺で。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
最新エピソードはポッドキャストで毎週木曜日配信しています。
また、YouTubeでもこれまでのエピソードと切り抜きを配信しています。
チャンネル登録よろしくお願いします。
バス英語ラジオ
シーズン4
16:45
コメント
スクロール