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2023-12-19 14:14

Level 23 N - "無心論"

タイトル: Level 23 N - "無心論"
作者: Hoojiro_san
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-23-n
作成年: 2023
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

#Backrooms #バックルーム #SF

サマリー

レベル23Nは、日本の葬儀場を模したと思われる空間が無限に広がる階層です。階層内は常に清潔で快適な環境であり、物資が比較的容易に確保でき、安全な空間に見えますが、放浪者が致命的な被害を被る危険性があるため、立ち入らないようにしてください。レベル23Nの特徴や移動方法、現実世界との関連性について解説いたします。

Level 23Nの概要
Level 23 N 危険度4 空間信頼性 安定 実体信頼性 中立
Level 23 Nとは、Backroomsにおける23N番目の階層である。
概要
Level 23 Nは、日本の葬儀場を模したと思われる空間が無限に広がる階層である。
階層内の通路から大小様々な斎場へ入室できるが、まれに葬儀場には似つかわしくない宴会場や火葬場が発見される場合もある。
口述
階層内は常に清潔で快適な環境であり、物資が比較的容易に確保でき、また各所の施設案内図により空間が把握しやすく、安全な空間に見える。
しかし、
口述する実体に干渉することで、放浪者が致命的な被害を被る危険性がある点、そして、出口も発見しにくく、空間が安定しているために外れ落ちることもできない点から、相対危険度評価は4と評価されている。
したがって、放浪者はこの階層にできるだけ立ち入らないようにして、この階層に到達してしまうような不審な行為は厳に慎んでもらいたい。
最上
国別式の看板が立てかけられた扉から進入可能である、最もレベル2・3・N内で確認されている部屋。
現実世界の最上とほとんど同じ空間に見えるが、僧侶がいないにもかかわらず、音源不明な大音量のお経を読む声と木魚の音が流れており、異影や棺桶が存在しないことなど、異様な雰囲気を漂わせている。
大音量のお経については、この階層は、この階層の中に入っている。
大音量のお経について注釈1。
ある法老者は、般若心経をベースに複数の宗派のお経を乱雑につなぎ合わせたようなものに感じた、と述べている。
その規模は、家族層と思われる小さな個室から、数千人が集まる著名人の葬儀のような広大なホールまで様々であるが、それらの入り口である扉には全く差異は見当たらない。
しかしながら、どの部屋も照明や空調が管理されている。
しかしながら、どの部屋も照明や空調が管理されている。
しかしながら、どの部屋も照明や空調が管理されている。
お経や木陸の音が響いている点は共通している。
これらの部屋のうち、口述する実態が存在しないものは安全な空間である。
法老者がその実態に干渉することによってに、致命的な被害が発生することを鑑見て、
致命的な被害が発生することを鑑みて、実態の存在する祭場には立ち入らないようにすべきである。
宴会場・精進落とし・仮想場
宴会場
通路で宴会場の看板が立てかけられた扉から侵入できる和室、四方を障子で区切られた部屋に畳が敷かれ、大人数用の机と座布団が整然と並べられた典型的な障子落としの会場と思われる。
精進落とし
祭場と同様に広さもまちまちで、余剰一間程度のものもあれば、旅館の大広間程度の時もある。
基本的に料理は置かれていないが、稀に会場で宴会をした後と思われる大量の飲み残しや食べ残しが発見される場合もある。
注釈2番目
宴会後らしき会場がどんな規模であっても、確認される飲み残しや食べ残しの量は会場の許容です。
要領を大幅に超過しているように散見される。
例として、手の付けられていない新品の料理の上に無造作に置かれた何枚もの皿、
倒れた十数本のビール瓶からこぼれたビールでズクズクに濡れた机、
机に置け切れずに畳の上に散乱する大量の箸などが挙げられる。
これらの料理は放浪者が発見した時点で冷え切っているが、接触する分には何ら問題ない。
脂っこく、味の濃い飲み残し、
味の濃い料理ばかりだが、非常に美味である。
宴会後らしき会場では、必ず球状の物体を引きずったと思わしき赤茶けた液体の跡が畳の上に染み込んだ状態で発見される。
会場を出て通路に繋がる赤茶けた跡を辿っていくと、
次第に周囲の照明が消えた薄暗い通路に移り変わり、最終的に階層移動が発生する。
これはレベル2、レベル2、3、Nで、
最も容易な階層からの脱出方法である。
前述の痕跡は、球状の実態が這いずって階層移動を試みた跡ではないか、という説もあるが、
現在まで該当する実態の確認例は存在しない。
なお、階状を区切る障子から別の部屋に侵入可能に見えるが、存在するのは単なる壁だけである。
仮想場
レベル2、3、Nの隠された場所に位置するエレベーターで地下に降りることで、
到達可能などこまでも広がる仮想場、隠された場所について注釈3。
宴会場の障子の奥、トイレの掃除用具入れの中、
斎場の祭壇の裏など、通常はエレベーターが設置されない場所にのみ存在している。
仮想路は数メートル間隔で規則的に配置されており、終端は確認されていない。
基本的に施錠された状態で仮想中だと思われるが、
あれに施錠されておらず、空の棺桶だけが中に置かれた状態の仮想路も発見される。
なお、仮想中の路からは燃焼音に混じって、棺桶の蓋を叩いて脱出しようとする存在の音が聞こえる。
階層移動に失敗した放浪者は仮想されてしまうのではないかと見る説もあるが、
助けを呼ぶ声や悲鳴が一切確認されていない点から、
棺桶の中にいるのは実態ではない。
この仮想路に侵入して、棺桶に身を滑り込ませて自力で蓋を閉じると階層移動が発生する。
しかしながら、放浪者が仮想される可能性を否定しきれない点から、この方法は非推奨である。
もし、前述の宴会後の会場を発見できなかったときの最終手段であることを覚えておいてほしい。
実態
三列車
レベル23Nで頻繁に遭遇する人型実態。
実態は一部の祭場で葬儀の三列車のように椅子に座って並んでいるが、
そもそもレベル23Nの祭場には個人の存在が欠如しているため、
本当に葬儀のために座っているか不明である。
実態の数は祭場によって0人の時もあれば100人以上の時もあるが、
祭場が実態で満員であった様子は現在まで確認されていない。
男性の実態はダークスーツ、女性はクロモ服、子供は制服を着用している。
特筆すべき点として、これらの実態は椅子に座って不動の状態を保っている。
実態に意思が存在しているか定かでないが、女性の実態は延々と泣きじゃくり、男性の実態は真顔で目を大きく開いたまま座っている。
実態を人間だと思って意思疎通を試みたり、
感傷したりすることは絶対にしてはならない。
複数人でレベル23Nの祭場に運悪く迷い込んでしまった放浪者のうちの一人が、
実態に話しかけてしまうという事例があった。
この時、話しかけた放浪者はそのまま無言で席に座り、
衣服が瞬時にスーツに変化するとともに、真顔で見開き始めたと報告されている。
放浪者は実態に取り込まれてしまったとみられるが、
この報告を受けた人は、
この報告を受けてレベル23Nの記事が大幅開講されてから、
レベル23Nでの失踪報告数は減り始めている。
備考
レベル23Nの至る所に貼られている施設案内図は、
祭場、宴会場、トイレ、倉庫、事務所、控室などの場所が詳細に記載されており、
レベル23Nの探索に役立つ。
しかしながら、
禅術の火葬場やそこに通じるエレベーターが一切記載されておらず、
地下界の存在自体が隠蔽されているようにも見える。
本来なら空いているはずの祭場の扉が厳重に施錠されている様子を目撃した報告例が存在する。
扉からは普段聞こえる女声、女性のおえつに混じって、
土星じみた男声の万歳三唱が聞こえてきた、という。
放浪者は身の危険を察知して逃走したが、
また数時間後に恐る恐る同じ祭場を訪れると、
祭場の扉は開いており、
レベル23Nの特徴と入り方
そこに多数存在したであろう実体は一体も存在していなかった、と報告している。
レベル23Nの壁掛け時計や、
放浪者が持ち込んだ時計の類は例外なく3時27分を指した状態で固定されている。
この現象が原因で、レベル23Nで時間を確認するのは不可能である。
時刻が困難で、
時刻が固定される理由は不明である。
入り口と出口
階層への入り方
レベル9Nで、仏壇の扉を開けると広がる内部の空間に足を踏み入れると、レベル23Nに到達する。
レベル420Nで、中央の神殿以外の宗教施設を見つけて、そこで神に祈ると、レベル23Nに到達する。
レベル906Nの電話ボックスで、
死者の電話番号に電話をかけたところ、電話が繋がった直後にレベル23Nに到達したという報告がある。
レベル966Nから飛び降りて失踪せずに、レベル23Nで目を覚ましたという報告がある。
葬儀場で迷って、道を訪ねるためにホールを覗いた。
そのホールでは、女性の参列者は延々と泣いていて、
男性の参列者は真顔でビローダにせず座っていた。
怖くて中に入らず逃げ出したら、みんなと合流できた。
という胸の都市伝説が現実世界に流布している。
現実世界の最上から、レベル23Nに到達する可能性がある。
レベル23Nからの出方
階層からの出方
レベル23Nで、宴会場の赤ちゃけた痕跡をたどり続けると、次第に照明が消えた薄暗い通路に迷い込み、
レベル240Nにいつの間にか移動している。
レベル23Nの下層路で棺桶に入ると、対下扉が閉まる音とともに意識を失い、レベル609Nで目を覚ます。
侵入可能性、危険度4、夜、宗教施設、実態中立、日本、死亡可能性、空間安定、補給可能、要検証、通常回送、首なしのタグがついています。
画像が3つ。
レベル23Nでよく見られる通路、案内看板はすべて無記名である。
あの、お葬式の時のやつですね。
何々様、葬儀、告別式、式場って書いてるのが、この個人名の名前のとこが空欄になってますね。
2枚目、レベル23Nに存在する最上の一例。
まあ、あれですね、個人の、本当であれば個人のお写真とご遺体が下に棺桶であって、という感じですかね。
3枚目、火葬場に存在する火葬炉の内部。
はい。
そのままですね、棺桶が入っています。
銀色の箱というか、部屋、長方形の部屋の中に。
入ってますね。
首なし?首なしいた?
いたか?本当?
レベル23Nの実体について
火葬中の炉から燃焼に混じって、女性の実体は泣きじゃくり、男性の実体は真顔で目を大きく開いたまま座っている。
これに話しかけると取り込まれてしまう。この実体になってしまう例はある。
うーん。
現実世界とも直接つながっている可能性がある。
首なしのタグがついているのはなんでだろうな。
その赤ちゃけた色?赤ちゃけたシミというか、どこでしたっけ。
宴会後らしき会場では、球状の物体を引きずったと思わしき赤ちゃけた液体の跡が畳の上に染み込んだ状態で発見される。
これかな。
首なしというよりは首だけ。
首が別の階層に行っているということですかね。
危険度4ですね。
では、また次回。お疲れ様です。
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