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2024-03-16 09:23

Level 99 N - "離想"

タイトル: Level 99 N - "離想"
作者: Ryu JP
ソース: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com/level-99-n
作成年: 2023
ライセンス: CC BY-SA 3.0

©️The Backrooms JP Wiki: http://japan-backrooms-wiki.wikidot.com

#Backrooms #バックルーム #podcast

サマリー

Level 99 Nの特徴や放浪者の経験について解説されています。放浪者が一度だけたどり着き、外れ落ちる場所であるLevel 99 Nに滞在したまま連絡が途絶えることはありません。実体との会話や現況、未来についても述べられています。

Level 99 Nの特徴と放浪者の経験
Level 99 N 危険度① 空間信頼性不明、実体信頼性有効
Level 99 N とは、バックルームにおける 99 N 番目の回想である。
概要
Level 99 N は現状では回想なのかどうかすら判明していない。
ただ一つだけ言えることとして、ある程度の長い時間をバックルームで生きた放浪者は、必ず Level 99 N に一度だけたどり着き、そして外れ落ちる。
Level 99 N に滞在したまま連絡が途絶した放浪者は存在しない。
状況についての報告は放浪者によって異なり、喫茶店のスタッフルームや高等学校の屋上、企業の会議室など多種多様である。
しかしすべての実例において放浪者が強く覚えている場所であること、そして口述の実態が存在すること、この二つだけは必ず共通しており、この性質から現在 Level 99 N は一つの回想として記録されている、登録されている。
Level 99 N は唯一の例外を除いて無人であり、小さな波無音が響き続けている空間である。
最も極端な例として、無人で飛行している航空機の内部であった事例がある。
大抵の放浪者は Level 99 N が持つ現実世界との共通点の多さにも関わらず、この性質により自身がバックルームから脱出できていないことを自覚する。
実態
禅術の例外であり、回想内に唯一かつ確実に存在している実態である。
放浪者の家族や恋人など縁が深い人物のようであり、姿をはじめとして声質や趣味・趣向すら完全に一致する。
実態は放浪者に対し有効的な態度であり、基本的に向こうから話しかけてくる。
応答するかについては放浪者自身で決めることができるが、会話の拒絶や無視を選ぶ放浪者は極めて少数である。
会話
実態との会話については、すべての放浪者が夏季のような変遷をたどることが報告によって判明している。
また、特筆すべき性質として書く話題は空と同期する、空と同期する。拒絶した場合は会話がされないままで夜となり、発生する結果に相違点は生じない。
挨拶
放浪者に対する声かけであるハグ、近況確認、キス、時効の挨拶、タバコの譲渡など。
実態は放浪者と出会えたことに著しく驚いている傾向があり、自身の夢と思い込んでいる場合も多い。
実態によっては放浪者の名前や過去の経験を執拗に聞く、いわゆる本人確認を始めることなども確認されている。太陽が出る話題である。
現況
放浪者が消えた後にどうなったかについて話されるが、前提として放浪者の失踪からすでに数年以上が経過しており、誰からもいない存在として扱われるようになっているとの内容が大半である。
財産分与、相続、両親の自殺、担当プロジェクト凍結、元恋人の新しいパートナー、世間の反応など。
現在まで現実世界との大きな矛盾を含んだ内容は確認されていない。大抵の実態は、世界に特筆するほどの変化はなかったが、自分にとっては全てが変わったと放浪者へ伝える。太陽が昇る話題である。
経緯
現況に至るまでの過程の時系列順に沿った話であり、実態の新しい環境や人間関係についての主観的な感想も頻繁に混ざる。
新しい従業員、失踪宣告の自理、サークルメンバーの変遷、話題性の風化、後継者など。
この時点で実態は、放浪者は過去の人物になってしまったと告げる場合もあるが、大抵は放浪者が欠けた環境に違和感を抱いたままであると話す。
発生する結果に差はないが、前者は天候が雨となる場合がある。太陽が最も高い話題である。
階層
今まで各階層を経験した放浪者に対し様々な反応を示す。
レベル0、レベル1N、レベル4N、レベル26N、レベル92Nなど。
生存の喚起、経験の専防、怪我の心配、期間の期待、善との応援など。
情報が存在しない階層について話した事例もあるが、反応そのものは実在する人物と同一であるとの報告が大半を占める。
太陽が傾く話題である。
未来
実体との会話
様々な将来を語るが、実態はそれらが叶わないことを示唆する。
子供の数、不動産購入、引越し、開業、結婚、進学、旅行、投資、貯金、バックルームからの脱出など。
実態が涙を流すこともある。
太陽が沈む話題である。
約束
最後に再会を必須とする約束をしようと実態から提案される。
二度目のデート、実家への挨拶、未返済である借金の生産、夏休みの家庭教師など。
夜となる瞬間であり、放浪者は返答する間もなく階層から外れ落ちる。
入り口と出口、階層への入り方、再現性のある入り方が未だに見つかっていない。
外れ落ちた者もいれば、睡眠時の夢として認識していた者もあり、階層の移動時に本来の行き先から逸脱して到達した者もいる。
このように到達報告は非常に多く確認されているが、現在までに報告された入り方は全て偶発的な現象のみである。
この報告の多様性とは対照的に、確立された入り口や二回目以降の到達は現在まで確認されていない。
階層からの出方。
レベル99Nで再会のための約束を聞いた瞬間、レベル0へ目覚めるようにたどり着く。
追記。
現状では、レベル99Nに到達した放浪者が現実世界に戻った事例がなく、
実在する人物と実態の同一性は依然として不明である。
現実世界では噂すら発生しておらず、同一性が存在する可能性は低いとされている。
なんかすごい悲しくなる階層ですね。
素敵だな。
画像が一つ。レベル99Nの最初に報告された画像。
概要にあった通り、企業の会議室の外というか、
うーん、何でしょうね。
オフィスビルのベランダ部分って感じですね。
木が植えてあって、で、その周りにベンチっぽい椅子囲いがあって、
テラスのような形になってますね。
実態。
太陽が出る話題。
現況と未来
太陽が昇る話題。
太陽が最も高い話題。
太陽が傾く話題。
太陽が沈む話題。
夜となる瞬間。
ということで、時間によって告げる話題が実態によって変わってくるんですね。
で、応答するかについてはフォロー者自身で決めることができる。
拒絶した場合は会話がされないまま夜となるが、発生する結果に相違点は生じない。
最後の最後に多分約束をするんでしょうね。
あまりこれはちょっと語らない方がいい気がしますね。
それぞれで思うところがあると思いますので、
一度ちょっとご自身で読んでいただけると思います。
他の今まで読んだバックルームの回想報告書と比べてすごいなんか感じるものがありますね、これは。
個人的に。
ではまた次回お会いしましょう。お疲れ様です。
09:23

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