【テーマ】
効率を上げるためには、どのような組織作りをすればよいのだろうか?
“効率”に焦点を当てて解説します。
【内容】
・おさらい「組織とは?」→能率を上げるために意図的に仕組まれたもの。
組織を作る時の工夫→専門化の原則、命令一元化の原則。
・ライン部門とスタッフ部門。
・過程的分化(第一次的分化)、要素的分化(第二次的分化)、部面的分化。
→組織が大きくなると要素的分化が起きる(人をバックアップする部門)。
→さらに大きくなると部面的分化が起き、マネジメントを専門的に行う(経営者がやるべき仕事を一部担う)部署が必要になる。
・組織が大きくなるほど色々な役割分担ができる→効率アップ。
・現代の組織の多くが、ラインアンドスタッフ組織。
【深堀り】
・効率の高い組織を追求することは重要だが、突き詰めると何が起こるか?
→今回のテーマは“効率を上げることが経営の全て”と思われていた時代の話。
→「管理」と「マネジメント」の話と関連。
→現代組織でも効率が落ちている場面は見受けられるので、管理の知識を活用することも重要。
・現場(ライン)の前線の人から「上司は現場のことをやらない」「あの部署は現場のことを知らない」という不満が聞こえる…。
→とても日本的な指摘。アメリカ経営学の輸入のため、感覚的に日本には当てはまらない部分はあるかも。
→管理者(上司)の仕事について理解をしてもらうこともひとつの方法。
→現場を手伝うのが本来の管理者の仕事ではない。現場と管理者としての仕事の両方が中途半端になる危険性。
→部下の側も管理者の仕事について理解する姿勢が必要。
【出演】
佐藤大輔(北海学園大学 経営学部・教授)
いまがわ・くにえだ(佐藤ゼミOB)
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