そもそもなんですけれども、実際に参加者に問題を作ってもらうというセッションがあったとはいえ、基本的にはWACATEというのは他のイベントとは多分違うところとして、そもそも宿泊型であるとかグループワークを行うというところもそうなんですけれども、
基本的にWACATEの実行委員がほぼ全てのセッションの企画とかどういう問題にしようかとか、そういうのを半年間かけて作り上げているというところが特徴的かなと思います。
よくあるイベントとかだと場は提供するけれども、それぞれのセッションっていうのは外部の方に話に来てもらうみたいな、そういう形が多いとは思うんですけれども、WACATEにおいてはどういうことかっていう説明もそうですし、じゃあどういう問題でグループワークをやってもらうかとかも全部実行委員が考えていることをしています。
一部ですね、2つセッションだけ外部というかWACATEの実行委員が関わっていない招待講演とかそういうのもあるんですけれども、2日間のうちのほとんどは実行委員が企画とかワークショップの設計とかを行っているという感じになります。
今回はですね、自分はあんまり持っていなくてですね、っていうのもこの後後半話すJUST関西の方のメインの講師をやるっていうところもあったので、このWACATEの方にはあまり持たずに行っていました。
その中でも思ったのがですね、総合問題のところですね。総合問題は全部で3つかな問題を用意したんですけれども、実はその中の1つでですね、参加者の方わかると思うんですけれども、炊飯器に関する問題を作成しました。
この炊飯器の問題はですね、どうして作ったかっていうところの話から言うとですね、結構テスト設計技法の問題を各セッションで実行委員が手分けして問題を作っているとですね、どうしてもWebに偏ってしまうっていうところがありますと、
Webアプリとかのテストに偏ってしまうっていう傾向にどうしてもなっちゃうんですね。ただこれはやっぱり組み込み系の問題もあった方がいいよねっていう話が準備段階でですね、実行委員の中からも出てきてですね。
普段の業務で自分は組み込み系ではないものの、日々の生活でテスト設計技法を使える、そういうのになりそうなものを探していったんですね。
そうすると意外といっぱいあってですね、今回ではないですけれども以前に出したお題とかだと洗濯機の問題を出したりとかそういうのもあったりしたんですけれども、今回はそんな中でも炊飯器をベースに問題を作成をしましたと。
この組み込み系っていうのは多分Web系と違う部分として、どのタイミングでもボタンを押せてしまう、特に物理的なボタンがあるとですね、ボタンを押せてしまうという、そういう話があるかなと思います。
Web系の場合ですと、例えばすべて回答しないと次に進めないみたいなものがあったら、すべて回答したときに初めて次へのボタンが活性化されるとか、ボタンの活性・非活性っていうのがちゃんとソフトウェアとして制御していたりとかっていうのがあるわけですけれども、もしくはWebの画面として制御しているっていう部分があったりするわけですけれども、
組み込み系の場合は、そもそもそういうこのタイミングでこのボタンを押すっていうのが決まってはいるんですけれども、意図しないタイミングでボタンを押してしまうっていうのは容易に考えられるわけですね。
さらに言ってしまうと、なんか操作をしているときに電源をオフにしてしまったとか、あとは電源オフは押してないんだけれどもコンセントが抜けてしまったみたいな、そういうふうな意図しないタイミングでイベントが発生するみたいなことが多いにあると思っているんですね。
つまり、これって状態遷移のテストにも役立つところかなと思っています。
このbtesting.fmの中だと、まだ状態遷移テストについては話していないというか、次回かその次ぐらいから話し始めようかなと思っているところなんですけれども、
この状態遷移テストっていうのもやっぱり重要なテスト設計技法の一つだと思っていて、それを大いに考えてもらいたいなっていうところがありましたと。
ただそれ以外にも、そもそも条件のパターンがいろいろあるとかっていうのはディシニオンテーブルを使えたりとか、
あとはこの炊飯器の問題を自分が作って回答例を作ったときには、強化位置分析的なものももちろんあったりはしたので、そういう意味でも総合問題としてはちょうどいい難易度になったかなと思っています。
実際にその若手の内容はですね、動地分割、境界地分析、ディシジョンテーブルについてのグループワークを行いました。
そういうふうに話を聞くと、普段も使ってる業務で使ってるからあんまり得られるもの少ないんじゃないかって思うかもしれませんが、
たぶんグループワーク、このワークやった方はすごい理解してもらえると思うんですけど、すごい奥が深いところでしてね、どのテスト設計技法も。
それをいろいろと体験してもらえたのかなと思っています。
内容はですね、今回が初めてこのセッションをやるのではなくて、実はこれ2025年ですね。
去年のジャスト東京でやったワークショップの再現的なものになります。
ただ自分で言うのもなんですが、あのセッションの構成自体自分が作って、主に作ってやってはいるんですけれども、結構出来の良いものかなと思っていて、
普段なんとなくで同地分割境界地別的ディシジョンテーブルをやってる人にとっては響く内容かなと思っています。
あとは、じゃあどんなセッションだったのっていうところ。
グループワークの内容についてはもちろん参加者の、これも特権というか、参加者にぜひやってほしいっていうところで公開はしないんですけれども、
それ以外の内容についてはセッションのスライド、説明のスライドは公開していますし、
何ならこのbtesting.fm で話している同地分割境界地分析ディシジョンテーブルの内容が、
多分そのセッション2時間弱の中でワークも含めてなので、すごい説明時間が短いわけですけれども、
btesting.fm の中で今までの放送エピソードの中ですごく詳しく説明しているので、
気になる方は同地分割境界地分析ディシジョンテーブルの過去のエピソードをもう1回聞き直してもらえると、
ああ、こういう話をしてたんだっていうのがわかるかなと思っています。
あと、このジャスト関西行ってよかったなって思ったのが、若手の存在を知らなかった人っていうのもすごい多かったなと思いました。
去年、あと今年ジャスト東京でワークショップをやった時は、みんな若手の存在を知っている、参加している人はまばらだけれども、
若手っていうこと、存在自体は知っているっていう人が多かったんですけれども、やっぱり若手自身が関東でやってるっていうところもあって、
関西で実際に今回ワークショップやって、若手って知ってますかって聞いたら、
多分3分の1ぐらいは知らなかった人が手を挙げていたので、そういう若手の存在を知らない人、
もしくは知っていたけれどもどういうふうにやっているのかっていう人たちにも若手のやっていることっていうのを伝えてきて、
個人的にはすごい嬉しかったなと思います。