AI出力の現状と課題
皆さんこんにちは、AIエヴァンジェリストの菊川と申します。 本日はですね、AIの出力フォーマット、つまりAIから返ってくる答えをどういう見え方で受け取るのが効果的か、というお話をさせていただければと思っております。
皆さんも実感されていると思うんですけれども、AIを業務で使われる際にですね、出てくる回答というのは、ほとんどが今マークダウンという形式になっているかなと思います。
これはAIが読む分には非常に便利でして、構造がシンプルで編集もしやすいというところで、エンジニアの方やAIに流れた方にとってはある種の表情になっているわけでございます。
アンソロピックのクロードコードチームの方が最近結構ショッキングな指摘をされていまして、100行を超えるマークダウンは組織の中でほぼ誰も読まないというふうにおっしゃっているんですね。
私自身もですね、AX支援の現場でクライアントさんに分厚いレポートをお渡しすると、確かにほとんど減らかれずに終わるケースというのが少なくないかなというところを実感しております。
HTML出力の利点と効果
そしてここで重要になってくるのがHTMLという選択肢でして、HTMLで出力をすると何が変わるかと言いますと、表ですとか、素ですとか、色付け、それからモバイル対応、こういったものが人のファイルにすべて入ってくるんですね。
ですので情報の密度というものがマークダウンに比べて桁違いに高くなるというところでございます。
あとはですね、ブラウザで開くだけで誰でも見られますし、URLにして共有することもできますので、社内で実際に流通する量、つまり読まれる確率が劇的に変わってくるというところなんですね。
AIの本当の価値というのは答えそのものよりもその答えが実際に組織の中で伝わるかどうかというところで最終的には決まってくるかなというふうに思っております。
経営層への効果的な伝達方法
ですので、ここの本質は適材適所だというところでして、AIが理解するためにはマークダウンがベストなんですけれども、他社へ説明するとき、特に経営者の方ですとか、AXがまだ進んでいないという企業さんに対しては、HTML出力の方が圧倒的に効くというときとこなんですね。
なぜかと言いますと、経営層の方は長い文字の羅列を読み込む時間というものをなかなか取れないわけでございます。
ただ、視覚的に整理された1枚もののレポートであればパッと見で意思決定の材料を拾えるというところで、ここ合いそうが非常にいいかなと思っております。
本日はですね、AIの出力フォーマットをマークダウンからHTMLに切り替えるだけで組織への伝わり方が一変するというお話をさせていただきました。
明日からですね、AIに何かをお願いする際には、これはHTMLで出してくださいという一言をぜひプロンプトに加えてみていただければなと思っております。
まとめと実践への呼びかけ
本日はお聞きいただきまして、誠に有難うございまして、AIエヴァンジェリストの菊川でございました。