00:09
(ジングル)
中川:お疲れ様です。第1回生き延びラジオです。 この番組は「生き延びるためのラプソディ」がお届けしています。
汲川:制作は生活を延命している。生活は制作を延命している。「 生き延びるためのラプソディ」は、生活と制作を結びつけたり、結びつけざるを得ない状況で活動する美術作家の集まりです。このラジオでは、制作と生活に関わったり関わらなかったりすることについて、時に緩やかに、時に真剣に、気の向くままに話していきます。パーソナリティは、おうちシェフ、汲川洋平です。
中川:お相手は、中川晶子です。
汲川:はい。第1回生き延びラジオ始まりました。第1回生き延びラジオ始まりました。
中川:第0回どうでした? 汲川さんは。
汲川: 第0回は、YouTubeとかSpotifyとか各媒体で自分の名前を入れて検索して出てきてしまうことに若干の恐怖を覚えておりますが、概ね好評というか、もっとこうしたらいいよっていうアドバイスもいただいたり、今のところはやってよかったなっていう感じですね。
中川: 思ったより聴かれてるじゃないですか。再生回数とか登録者数とか。
汲川: そうですよね。私、がっかりしないためにできるだけ少ない再生数で想像してたっていうか。「このくらいかな。これ超えたらいいよね」ぐらい思ってた数字の3倍くらい聴かれてるんで。思ったより聴いてくださってありがたい限りですね。普通に100回どころかもっと超えてるんで、変な自信を持って変なことになります。
中川: 調子に乗っていきますか?
汲川:いや、自省心っていうか、技術一般と同じなんですけどやっぱりバランスって大事だと思うので、本当に安心しないでやっていかないとなっていうので今日も気を引き締めております。
03:06
中川:聴いてくださった方、ありがとうございますっていうことをこの場を借りてお伝えしておきましょう。
汲川: そうですね。ありがたいの一言に尽きますね。
中川: 私はラジオを聴くシチュエーションって、自分が家事してる時なんですよ。
汲川: ああ、そうなんですね。でもそういう方は結構いらっしゃるかなとは思いますね。
中川: 今回のテーマが制作と家事だから、そういう導入にしていきたいなと思って。
汲川: 導入していただいてありがとうございます(笑)。そうなんです。今回のテーマは制作と家事ということになっております。 私は制作と家事って共通点いっぱいあると思ってるんですけど、色々異論もあると思うし、人によっては「そんなことないです」と言われちゃうかもしれないんですけど、「めんどくさいな」っていうところは結構似てるのかなと思いますね。
中川: 制作もめんどくさい、家事もめんどくさい作業っていうことですよね。
汲川: そうですね。疲れてたりとかすると特にそうじゃないですか? やらなきゃいけないことだし、やりたくないなと思ってる時間が無駄だから、動いた方がいいんですけど、ちょっと考えちゃうんですよね。 私は洗濯物とか食器洗ったりとか制作する時もあるんですけど、「このくらい時間かかって、このくらい疲れるのかな」と考えちゃうんで。
中川: でもそれはやっぱり汲川さんの体のこともあるから、そういう計算ありきになりますよね。これぐらいの力を使わないとっていう。
汲川: あ、そうかもしれないですね。元気だった時はこんなこと考えてたのかなっていうのはありますね。
06:07
中川: 時間が人より短い感覚になっちゃうのは、家事をするっていう割合がまた少なくなっちゃいますよね、その中で。
汲川: そうですね。毎食後食器を洗うってことはなくなりましたね。
中川: え、毎食後食器を洗う人っているんですか?!
汲川: (笑)いや、私は前そうだったんですが。
中川: あ、そうなんですね。すごい。それって綺麗好きですよね。
汲川: 綺麗好きなのかもしれないですね。飲食店でのアルバイトを10年以上お店でやってたんで。
中川: へえ。調理側ですか? 洗い場も?
汲川: 調理側ですね。一貫して調理側でやってましたね。
中川: ええ、そうなんですね。すごい。それは何系なんですか? イタリアンとか?
汲川: 飽きたら変わるみたいな感じで。最初はビュッフェレストランで働いてて、そこは予備校に通っていた時に働いていて。その後にファミリーレストラン、その後に居酒屋、最後にはおしゃれな喫茶店をやってましたね。
中川: じゃあもう調理歴が長いですね。
汲川: 一応美術作家っていう括りでラジオやっててあれなんですけど、多分料理の方が得意です。
中川: あ、そうなんですか。素晴らしい。お料理得意なんですね。
汲川: そうですね。冷蔵庫のあり物・余り物で作ったことのないものを作れるぐらいにはなりましたね。 全然制作と関係ない料理の話で盛り上がっちゃってあれなんですけど、最後に働いてた喫茶店が日替わりを出してたんですよ。「ランチのメニュー考えてほしいんですけどできますか?」と言われて、「できるでしょう」と思って「できます」って答えたら採用になったんですけど。自分の能力上げるのに役に立った、1番大変だったのがワンプレートランチ。1つのお皿にライス盛って、お肉、お魚1種類ずつみたいな感じでやってたんですけど。 お肉は自分で決めて「鶏肉にしとこう、明日は豚肉かな」みたいな感じで発注したんですけど、お魚は魚屋さんが30人前ぐらいでちょっと余ってる魚を安く持ってきてくれるっていうスタイルだったんですよ。前日のお昼過ぎぐらいまで何持ってくるかわかんなくて。 大変なのはアンコウとか。
10:03
中川: アンコウ…。アンコウ鍋くらいしか思い浮かばない。
汲川: ですよね。ただそのお店が、文化施設に入ってるおしゃれなカフェってことになってるんですよ。カフェで「アンコウ鍋ランチ」は出せないんで。
中川: 鍋はちょっと出せないですね、なかなか(笑)。
汲川: アンコウの唐揚げ的な、フリッターっていうことにして、おしゃれなソースをかけて出したんですけど。
中川: えー!じゃあ結構臨機応変にできるというか。
汲川: そうですね。なので最終的には「何でも作れます」みたいな変なことになってました。
中川:今も毎日されてるんですか? お家で。
汲川: 全然しなくなりましたね、体力的な面で。しっかり作るのは外食に行くのとほとんど同じ頻度ですね。
中川: ふーん。外食どれぐらいで行ってるんです?
汲川: 週1か2です。
中川: 同じぐらいの頻度で、週に2回ぐらいは作るっていうことですね。
汲川: 2回ぐらいは作ってるかな。
中川: そのベースの料理能力があるっていうことが素晴らしいですよね。
汲川: まあそうですね。素晴らしいはずなんですけどね。
中川:毎日毎日はね、なかなかできないですよ、健康でも。
12:06
汲川:具合悪くなってから、まだ頑張ってた時はちょっと頑張ってたんですけど、だんだん冷蔵庫に入ってる食材に主体性を奪われてきてる感じになっちゃって。
中川: なるほど。
汲川: そんなに足早くない野菜とかを見ても、「ああ、何かやらなきゃな」みたいな感じになってきちゃって。
中川: 食材に追い立てられるみたいな感覚ですね。
汲川: そうですね。すごい雑に言うと「賞味期限早そうなやつから食べないと」みたいな。
中川: そうそうそう、分かりますよ。
汲川:「全然今日納豆食べたくないんだけど納豆明日までだから」みたいな。だったんで、作る時に買ってきて作るって感じになりましたね。
中川: その日使う材料を。
汲川: やる気と体力とが揃ってて、家に食べ物があんまりないという時に買いに行って、作りたいもの作って食べるみたいな。 本当に本職の人が持ってる中華鍋とか持ってるんですけど、例えばチャーハンとか作るじゃないですか、中華鍋で。作るたびに、中華鍋に力を吸い取られてるみたいになるんですよ。
中川: どういうことですか(笑)?
汲川: 炒め物に対して体がついてこれなくなってきてるっていうか。
中川: ああ、振るのがもう難しいみたいな。
汲川: こう振って、振り回されちゃダメじゃないですか。
中川:重たいですよね、ああいう本格的な中華鍋。
汲川:足腰結構大事なんですよね、多分。それでちょっと大変になってきちゃって。 でも長年愛用した中華鍋とかは捨てられないから、台所をかっこよく見せるアイテムになっちゃってますね、今は。
中川: そんな~、めちゃくちゃ本格派じゃないですか。
汲川: そうですね。めちゃくちゃ本格派ですね。もう食材の面取り、隠し包丁は全部きっちりやるんで。
中川: うわあ~~~~!!!
15:00
汲川: やっぱり嫌がられる(笑)。
中川:今、料理の話で真逆なことが判明してしまいました。
汲川:細かいこと気にするのと、あと同じことやるんだったら前回よりは改善できるとこ改善したいみたいな気持ちあるんで、ハードルが普通に上がってる。
中川: すいません。私怒られてる気分ですけど(笑)。
汲川: 私は自分に対してはそのぐらい求めるんですけど、別に自分以外に同じことを求めたりはしてないんですよ。
中川: 自分の中のこだわりみたいな。
汲川:自分の中のこだわり。ただ、作品作る時には役に立ってるんですけどね、そういうの大分。
中川: それはいいことですよね。長所ですよね。
汲川: あとは料理を作るアルバイトをしてたのが、今も制作してるっていうことにかなり影響してるっていうか、良かったんだろうなって思ってますね。
中川: お会いしたことないじゃないですか、まだ。声の存在でしかお互い知らないんですけど、私、汲川さんのことだんだん見えてきてますよ。 構造を愛するっていうことが。
汲川: 多分ミニマリストの一種だと思うんですよね。
中川:作品もそんなイメージですよね。ミニマリストっぽさありますもんね。
汲川:そうですね。それこそ彫刻作品って、裏側、心棒とか立たせるための見えないところの努力みたいなのをめっちゃやってて。
中川: ああ、そうなんですね。
汲川: 私も成立させるためにすごい工夫した上で「これで立つんだすごいね」みたいな作品作ったことあるんですけど、同じアトリエで作ってた友達に「工夫の方が面白いよ。できたものより、工夫してたり成立させる仕組みの方が面白い」って言われて。 私はもう「じゃあ仕組み出していけばいいか」みたいな感じで、針金曲げて立たせるとかくっつけただけとか、もろバレっていうか、何も隠してない状態丸出しみたいな作品に作るようになってるんですけど……すみません。これ何の話でしたっけ(笑)?
18:36
中川: ミニマリスト的な。
汲川: あ、そうそうそうですよね。
中川:構造を愛してるんじゃないかっていうのは分かってきましたっていう話です。
(チンという音)
汲川: 私は料理と作品制作が結構似てるんじゃないかなって思うんですけど、中川さんはどう思いますか?
中川: 私は家庭の主婦として毎日料理担当でいるんですが、汲川さんとは全く真逆なタイプで……。全く神経質さはなく、とにかくコストと今あるものの中で最大限の満足度みたいなことに頭を絞るのがすごく好きというか、大切にしてて。
汲川:うまくいった時とかすごい楽しいですよね。
中川:予算とかをもうすでに決めて、世間の平均とかより結構低めに設定してて、その中でパズルみたいに考えるのが好きです。
汲川: なるほど。はい。
中川: その中ではもう神経質さとか言ってられないっていうか、賞味期限とか「少々過ぎてても全然いけるでしょ」ぐらいの感覚なので。家族が食べて「美味しい」って笑顔ならそれでいっかみたいなところもあって。
汲川: いや、もう1番大事なところだと思います。
中川: そうなんですよね。だからその~厳密なことは全く考えられないタイプで、すごく雑な人なんで。
21:02
汲川: でも予算を守るっていうところは厳密なんですよね。
中川: そうですね。そこをクリアするためのゲームみたいな感じですね、目標があって。一応毎日一汁三菜くらいとか、4品5品作るんですけど。
汲川: めちゃくちゃすごいじゃないですか。
中川: それはでも簡単なものですよ、1品ずつは。ですけど、いろんなお皿が並ぶことが好みっていうか、自分が食べたいんですよね。だからそれを低予算でどうクリアしていくかみたいなゲームですね。
汲川: 月の初めの余裕がある時より、後半のよりやりくりが求められる状況の方が楽しいっていう感じなんですかね。
中川: そう。だんだんシビアになってきて、後半になると冷凍食材を駆使したり、日持ちする食材をメインにしたりとか、野菜でも根菜だったりとか。
汲川:根菜いいですよね。日持ちして。
中川: そうそう。だからあんま傷まないようなものとか安く手に入るものとかがやっぱりメインになってきて、厚揚げだったり豆腐だったりそういうのがレギュラーメンバーみたいになっちゃいますね、後半は。あと色彩、色取りは結構大事ですよね。
汲川:盛り付けのためにすごい労力使うってわけじゃないけど、ちょっとしたことでよく見えますよみたいな工夫、そういうの結構やりますね。
中川: やりますね。ちょっとパセリ散らしたりとか。
汲川:お味噌汁の具でナス裏返した方かっこいいなっていう理由で裏返しにすることあります。
中川: 断面がよく見えるようにしたりとかそういうことですか?
汲川: そうですね。皮しか見えてないと色が暗くなっちゃうから、白いところも見えてないとせっかくのナスの素敵な個性が活かされていない。
24:10
中川: 分かる。めっちゃ分かりますそれ。やりたくなりますよね。
汲川: 中川さんは自分が制作する上で、「これは譲れないな」みたいなこだわりってありますか?
中川: 私はライブ感っていうか、ほぼ一発の出力に結構かけるところがあって。何回もやり直しをしてるとどんどん遠ざかってしまうんですよね、アクションが。 基本的に声を使って作品を作ってますし、自分の声だけが会場で鳴ってるスタイルの展示が多いんですけど。録音する時に何回も何回もやって、その中からいいものを使うとかはあんまりしたくないんですね。 基本的には一発撮りぐらいの気持ちでやってて、そこに出てくる切実さを大切にしてます。回数を重ねると演技になってきちゃうんで。
汲川: なるほど。はい。
中川: 何回も重ねていくとなんでも上手になっていっちゃうじゃないですか。私、上手になることを避けたくて。そこがこだわりです。
汲川: 可能な限り一発で決めるってことですよね。
中川: そうですね。しかも別に上手にならない方向で決めたい。上手じゃないまんまで作品にしたいっていうイメージです。
汲川: 一発で決める的なものを私も取り入れてみようかなってちょっと思いました。
中川: 結構真逆だなと思って、汲川さんと。普段考えてることの方がすごいフル回転というか、いっぱいいっぱい考えて頭の中でシミュレーションいっぱいして、「こうなったらいいな」みたいなことをたくさん考えてるんですけど、それの出力自体は一発でするみたいな。そこがマジック的なものに繋がればいいなって思ってるんで。便利な世の中ですからね、基本的に取り直しできちゃうじゃないですか。
27:31
汲川: 便利すぎますね。
中川: やり直したりできるんだけど、私はしない。それがこだわりかもしれないです。でもそれが「技術の向上を怠ってる」って言われたらすみませんって言うしかないですね。
汲川: いや、技術の向上って、別により上手くなろうと思って好きでやってるんですねぐらいの感じですね。自分も結構前より良くしようとか思うんですけど、良くなったからそれがいいよねっていう感じではなくて、個人的な趣味でそういう姿勢でやってるんですっていうぐらい。
中川: そうですね。それを人に求めちゃいけないっていうのは、料理の話もそうですけど、家事とかもそうかもですね。人に求めた瞬間になんか違うものになってしまうというか。
汲川: そうですね。
(チンという音)
中川:ここからは「たすけてくみちゃん」コーナーです。悩みなくして健やかさなし。マッチョがやめられない強がり人間、不完全相談家・汲川洋平がお悩みについて考えるコーナーです。今日は広島県にお住まいのにこごり水族館さんからお便りをいただいています。
「こんにちは。しばしば目にする機会のある事象についてご相談です。 車を運転していると、前方の車の運転席の窓から運転者の右腕がブランと放り出されていることがありませんか?車が止まっていようが動いていようが、右腕の肘から先があられもなく窓の外に出ている。それを維持しながら運転を続けているのです。 あれはどういう気持ちで窓の外に右手を出しているのでしょうか?そもそも運転者が右腕を窓の外に出している以上、左手だけで運転しているということです。車の片手運転、これがもう堂々と必要以上に社会を他人を舐めていませんか? より最悪なのは、窓の外に出された右手の先にタバコが握られている時です。この運転者がこの後タバコをどうするか、想像に難くありません。組川さん、この一連の行為を見かけた時の私の感情を助けてもらえませんか? PS. こういった窓の外に右手ブランさんが、モナリザくらい美しい右手をしていたとしても、私の感情はダメージを受けてしまいます」汲川さん、いかがでしょう?
31:06
汲川: はい。まずありがとうございます。確かにたまに目にしますね。車から腕が出てるみたいな。 この問題は私の中では一応解決してはいるんですよ。なので私がそういう場面を見かけた時は、感情が乱されない術を身につけてるっていうか。
中川: どういう術ですかそれ? というか、そもそもそんなに感情って乱されます? そういうことで。
汲川: 人によるんじゃないですかね。気になる行為は。
中川:そういう世の中のマナー違反みたいなこと、 私は全然気にしないんですけど。
汲川: 運転してる時とかって前方見続けてなきゃいけないじゃないですか。視線に入ってると見ないっていう選択肢ができないんで、見せられてるっていう意識が。マナー違反を見せられ続けているっていう逃げ場のない状況なので、私はその逃げ場がない時に嫌だなと思いますね。電車とかバスに乗ってて逃げ場がないんで言っちゃいますね、私は。
中川: あ、言っちゃうんですか?
汲川: 言いますね(笑)。
中川: どのような感じですか?
33:02
汲川: まず、見てるぞっていう感じで、向こうが私の視線を感じるまで見ます。で、私に気づいた上でまだしてた場合に、「おいおいこいつマジか~」って聞こえるか聞こえないぐらいの大きさで言ったり。
中川: (笑)それ、1人では言えないですよね。
汲川: えっと、1人でしたね(笑)。これは私の悪い癖なので絶対に真似しないで欲しいんですけど。私が強そうだから今までトラブル起きてないってだけの話なんで。
中川:確かに。
汲川: 相談に戻りますね。最初にこのお悩み聞いた時に、まずタバコバージョンの感情乱されない解釈が思いついたんで、そっちから行きますね。 実はタバコを持った手を外に出して運転してる方っていうのは、優しいんですよ。
中川: なんで? 副流煙とか。
汲川: そうなんです。同乗者に配慮してるつもりなんですよ、彼らは。
中川: え、そうなのかな?そう…なのかな…???!
汲川: 普通にタバコ入ってきて臭いし、受動喫煙になってますけどっていうので、全然誰のためにもなってないんですけど、配慮してる雰囲気は出るんですね。「空気を外に逃してるよ」みたいな。もしかするとその優しさで外に出してる可能性があって。 これ私の持論なんですけど、優しさって結構知識が前提だったりするんですよ。知らないと配慮できないんですよ、こういうことで困った人がいるとか。
中川: それは本当にそうですよ。
汲川: 別にその煙の問題は解決してないからダメだよっていうのを知らないだけで。で、この後ポイ捨てするかどうかは、多分データ取らないとわかんないと思うんですよ。実はポイ捨てしないかもしれないんで、そういう人たちが。そういう解釈をするっていうのが解決ってことですね、タバコバージョンを見た時は。 あと、片手運転に対する懸念ですよね。これは片手運転してる時って、実は両手で運転してる時より気をつけてるんですよね。
36:19
中川: 本当ですか?
汲川:難しくなってるんで操作とか
中川:それ嘘でしょ。
汲川: いやいや、私の経験で言うと、私自動車の免許ないんですけど。
中川: ないんじゃないですか(笑)!
汲川: 自転車でですね、片手運転や両手離し運転をするんですよ。してたんですけど、今、自転車乗れないんですけど。昔、片手運転・両手離しの時に事故るかって言うと、事故らないんですよ。普通に運転してる時なんですよ。転んだりぶつかりそうになったりとかは、普通に運転してる時なんです、大体。っていうのは、片手運転・両手離し運転が、できそうな状況でしかしないんですよ。高速道路で運転中に片手出してる人とかいないんですよ、多分。緊張感がないタイミングでやってるっていうか、許される状態の時しかやってないと思うんですよね。
中川: 許されないですけどね。
汲川:ダメなんでしたっけ、両手で持つことって感じなんでしたっけ?
中川:基本的には両手で運転しないとダメですよね。
汲川:ただ、おそらくデータを取ると、普通に運転してる時の方が事故率高いと思うんですよね。
中川:データって何なんですか?
汲川: 基本的には両手で運転しないとダメですけどね(笑)。ただ、おそらくデータを取ると、普通に運転してる時の方が事故率高いと思うんですよね。事故を起こした時に「片手運転してましたか?」っていうアンケートを取ると、片手運転する余裕なさそうな時はやんないんじゃないかなっていう。 ま、でもやっぱりタバコの時と一緒で、自分ができてるみたいな、運転うまいから片手でもいけるみたいな意識に、解釈次第で見え方が変わるはずなので。 言ったら天気と一緒ですね。雨降ってて嫌だなと思っても、雨降ってて嫌だなって思わないことが大事、みたいな。
39:05
中川:そういう考え方もありですよね。
汲川:だって知らなかったって理由で至らないことしてしまうことってみんなあるじゃないですか。
中川:それはもう自分もありますからね。
汲川:私ショックだったことがあって、昔1年だけゲームセンターでアルバイトしたことあるんですよ。UFOキャッチャーの、クレーンゲームのぬいぐるみを置いたりとか大体仕事してたんですけど。で、慣れてきた頃に先輩に言われたんですよ、先輩のアルバイトの人に。「汲川君、歩いてる時姿勢悪いからさ、もうちょっとちゃんとした姿勢で歩いて」と言われたんですよ。私、ちゃんとした姿勢で歩いてるつもりだったんですよ。なので、態度が悪い店員がいるって思われてた可能性がかなり高くて、かつ、自分では態度悪いつもりはなかったんですよ。 で、教えていただいたので、ゲームセンターって鏡が結構あるじゃないですか。機械の中とか、筐体のガラスの部分に自分が映るんで。それからはちょっと、変な歩き方してないかなってチェックするようになって。知らなくて配慮できなかったとかね、やっちゃってたっていうのがあると思うんで。言われて初めて認識するというか。言ったら直る人もいるので。 「モナリザくらい美しい右手をしていたとしても私の感情はダメージを受けてしまいます」っていうのは、ちょっと面白いなと思いました。これ逆に、このPSの部分を聞いて、モナリザがタバコ吸ってるとこ想像して、ちょっと楽しくなっちゃいましたね。
中川:美しい手であればいいのかっていう話ですよね。
汲川:にこごりさんの中では美しさの問題なのかもしれないですね、実は。
中川: 色々な問題がこう混じっちゃってて、その中にマナー違反だから許せないのか、危険な運転だから許せないもあるし、自分はちゃんと守ってるのに守ってない人が許せないとか、なんだか色々なことがそこに集まってきてるようなイメージあります。 私からの解決としては、ですけど、「みんな平等な命」ぐらいに思うのはダメかな。
42:11
汲川:事情があるかもしれないっていう風に考えた方が辛くないと思うので。嫌な気持ちになった時は、そうしなければならなかった理由とか思いを馳せていただいて、前向きな解釈が大事みたいなことですね。
中川:(笑)大丈夫ですか?これ?最後締めていいですか?私が最後。
汲川:お願いします。
中川:締めるけど、嫌な人っているよねっていうのはもちろん分かりますよっていうことと、でも事情があるかもねという想像と両立させるように、自分が生きていくしかないよねっていうことなんですけど。
汲川: そうですね。
中川: それが難しいって話だとは思いますが。私の中では「珍しいなあ、そういう季節か」ぐらいの感じです。色々な条件が揃って出現する生き物みたいな風に思ってます。
汲川:偶然生まれる?
中川:偶然というか、気候とかそういう環境が揃った時に現れる存在。「あ、この湿度の時に出てくるんだ」みたいな統計の1つとして捉えると楽かなって思いました。風物詩みたいな。
汲川:大丈夫だと思います、それで。
中川:前向きでも何でもないんですけど自然現象として捉える。
汲川:自分に都合の悪い問題が発生しない限りは、自分に都合よく解釈すれば良いと思うので、何でも。「お、いるなー」みたいに。っていうのもかなり有効な解決策だと思います。
中川: 家の中に入ってこない限りは「お、いるなー」と思う方向でチューニングしていくのが、お互いのためにもいいのではっていう提案です。お悩み相談は終わりで。
45:10
汲川:終わりですね。
中川:最後に何か言わなきゃいけない。言いますね。「助けてくみちゃんコーナー」では、引き続き皆様からのお便りをお待ちしております。名回答は保証できません。共感より先に解決策を探してしまうかもしれませんが、真面目に考えます。こんなことで悩むのは自分だけかもと思うことも歓迎です。助けて欲しいこと、困っていること、考えて欲しいことをお送りください。詳細は概要欄をご覧ください。
汲川:ありがとうございます。深刻なお悩みというよりは、気軽に「これについてどう思いますか?」みたいな。
中川: 深刻なのは困っちゃいますね。
汲川:深刻なのは、ま、深刻さによりますけども。すっごい調べて回答するかもしれないんですけど、気軽にお願いいたします。
中川: なるべくその汲川さんの独断と偏見な感じの方が面白いと思いますよ。
汲川: はい。大丈夫です。一生懸命考えます。よろしくお願いします。