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BBCワールドサービスのビジネス開発マネージャーであるアダム・ボウイ氏が運営する個人ブログ「adambowie.com」にて「YouTubeとポッドキャスト」と題したコラムが掲載されました。今、ポッドキャスト業界にとって旬なテーマをかなり深掘りしており、興味深く感心しました。ということで本日はそのコラムの一部を紹介したいと思います。
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Audiostart Newsへようこそ。ロボットスタートによる音声業界の最新情報をお伝えする番組です。
BBCワールドサービスのビジネス開発マネージャーであるアダム・ボウイ氏が運営する個人ブログにて、YouTubeとポッドキャストと題したコラムが掲載されました。
今、ポッドキャスト業界にとって旬なテーマをかなり深掘りしており、興味深く感心しました。
ということで、本日はそのコラムの一部を紹介したいと思います。
原文ではポッドキャストの定義から始まり、複数の統計からプラットフォームごとのリスナー数やダウンロード数などを分析しつつ、様々な考察がなされています。
しかし、あまりにも長文なので今回は要点をかいつまんで紹介します。
YouTube、YouTubeミュージックでポッドキャストが聞けるようになると、まだポッドキャストを聞いたことがない人が聞くようになる可能性がある。
iPhoneユーザーよりも多く存在するAndroidユーザーの利用が増える可能性がある。
YouTube、YouTubeミュージックという巨大なプラットフォームで、さらにAndroidユーザーがポッドキャスト番組に興味を持つようになれば、リスナーの拡大はますます確実になると考えられます。
YouTubeがオーディオの観点からポッドキャストを適切に理解しているかどうかはわからない。
一方、筆者はYouTubeがビデオポッドキャストではなく、音声だけのポッドキャストコンテンツに特化した仕組みをきちんと確立できるかについて懸念を持っています。
収益化がどうなるか、RSSフィードがパススルーベースで機能するのか、まだ不明な点も多く、またそもそも、映像なしでローコストで制作でき、画面なしでも楽しめるポッドキャストの特性が活かされないようであれば確かに大きな問題になりそうです。
この辺りは実際にGoogleポッドキャストアプリ廃止後、YouTubeミュージックに誘導されてからその真偽はわかるのだと思います。
さて、どうなることやら、また続報あればお伝えしていきます。
ではまた。
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