00:01
あなたの耳と感性をラジオで鍛えるトレーニング アトリユエのラジトレ
音楽好きの皆さん、こんにちは。 現役ラジオパーソナリティでボイストレーナーのアトリユエです。
このラジオでは、言葉と声のプロである私が大好きな曲たちの歌詞の思いを翻訳しながら、心に刺さる歌い方の答えをゆるりとお届けしていきます。
第4回は、リスナーや生徒さんから本当によくいただく歌の表現についてのお悩みです。
皆さん、カラオケで音程もリズムもバッチリ、完璧に歌えているはずなのに、なぜか周りから歌の上手さを褒められなかったり、自分で録音を聞き返した時に、なんだか心に響かないなぁと感じることありませんか?
実は、ただ音程が合っているだけのカラオケが上手い人と、聞いた瞬間に涙をさそうような本当に歌が上手い人の間には、ある決定的な違いがあるんです。
今日は、聞く人の心を一瞬でつかむための感情の乗せ方のファーストステップをお届けします。
歌が上手いと言われる人が無意識にやっている決定的な違い。
それは、歌詞の言葉を自分の言葉として喋るように歌えているか、という点です。
音程は歌の基盤みたいなものですから、もちろん大切です。
ただそれだけだと、AIが歌っても同じようなものが出来上がります。
そこで大事なのが感情。
しかし感情を乗せようとすると、多くの人が声を大きくしてみようとか、ビブラートをかけようといったテクニックに頼ろうとしてしまいます。
でも本当に大切なのは、その手前にある歌詞の翻訳。
つまり、この主人公は今どんな表情で、どんな景色を見ながら、この言葉をつぶやいているんだろう、と深く観察することなんです。
今日は第一回で歌ったミセス・グリーン・アップル・ルルのワンフレーズで、感情の乗せ方による違いを実際に歌い比べてみますね。
歌詞はこの部分でいきます。
心の奥底に大事に君がいる。いつもずっとそう。
これ、大サビで壮大な歌い方に最後なるんですけど、それを開放する前の部分ですね。
まだちょっと心の部分が苦しいかなっていうところですね。
03:03
まず音程は合っているけれど、歌詞をただの文字としてなぞってしまっている平坦な歌い方です。
忘れないのになぜか遠くなる。
心の奥底に大事に君がいる。いつもずっとそう。
皆さんはこの忘れないのになぜか遠くなるっていう歌詞、どう考えますか?
私は少しの寂しさを感じました。
歌詞は深掘りしていけばしていくほど、もちろん解像度をアップするんですけど、時間は有限なので、
ここぞという時のフレーズ以外は、私は歌詞からざっくり感情を読み取っていきます。
今みたいにこの忘れないのになぜか遠くなるっていうところは少しの寂しさ。
そしてその次の心の奥底に大事に君がいる。心の奥底って自分の一番核となる部分じゃないですか。
その奥底に、しかも大事にっていう言葉を使って君がいる状態なんですよ。
なのでめちゃくちゃ大事なんですよね、その子のこと。その奥底の部分を歌いたい。
歌詞からポンポンと感情を読み取っていく練習っていうのは大事かなと思います。
ではアフターですね。
歌詞の背景にある主人公の切ない心の動きを想像して、言葉を紡ぎ出すように感情を乗せた歌い方です。
忘れないのになぜか遠くなる。
心の奥底に大事に君がいる。いつもずっとそう。
どうですか。言葉が立体的になって、まるで目の前でストーリーが再生されているかのように心に響いてきますよね。
このように曲を深く観察して、なぜこの歌詞なのかを紐解いていくと、あなたの声に自然と感情が宿り、歌い方の答えっていうのは芋づるしきに見えてきます。
私がお伝えするこの世界観を壊さずにあなたの声で感情を乗せる技術は、ラジオ型ボイトレ、通称ラジトレという形でココナラで展開しています。
06:02
あなたが歌いたい曲の歌詞を、私がプロの視点で一緒に翻訳し、あなた専用の個別ボイトレラジオとしてお届けします。
どうしても平坦な歌い方になってしまう、自分だけの感情の乗せ方を知りたいという方は、ぜひプロフィールのリンクから詳細を覗いてみてくださいね。
それでは、このラジオのお相手はアトリユエでした。また次回の配信でお会いしましょう。バイバイ。